変則ダブル・レトリーブ
ソロモン君と、ダブル・レトリーブの練習をしました。
『ダブル・レトリーブ』 と言っても、ちょっと変則的な練習を・・・
ソロモンは、「ダミーを2個」 とか 「ボールを2個」 とか、同じツール(回収対象物)を用いた練習では 「パパが腕で指し示した方から回収する」 という約束事は、比較的早く 習得できました。
と言うより、最初から ダミーやボールを複数個 回収させる練習を始めた時点で 「指示を伴う回収」 で練習をしたソロモン君。
「どちらでも、好きな方から回収していいよ!」 という方法で練習(遊び)を、したことは、ありません。
ところで、ソロモンはパピー ~ 生後2歳くらい までは、ボールよりダミーが好きな 奇特な犬(笑)だったのですが、フラウ姐さんやクワン、エステルとのボール遊び (レトリーブ競争) を通して、ボールも大好きになってしまい、最近では以前とは真逆で ボール > ダミー になってきました。
で・・・
今日は、あえて ボールとダミーを用いた ダブル・レトリーブの練習。
ボールとダミーを投げ、指示でボールから先に回収させたり、ダミーから先に回収させたり・・・
最初は、何度かボールの方へ行きたがる素振りを見せましたが、すぐに練習の意図を理解したようで、指示どおりの回収ができました。
今度は、 ソロモンを停座させ 左前方に匂いの強いレバーなどを煮たものをお皿に入れて 右前方にダミーを置いて、ダミーの方を指し示して ソロモンがどんな動きをするか、試してみたいと思っています。
「誘惑物」 とか 「犬自身の意志」 よりも、指示(腕で指し示した方向に直進し、回収する)を優先する練習・・・ 怖い声で叱ったり、威圧したりして馴致するのではなく 『さしあって、指示された回収作業を優先しよう』 という心を育てながら訓練をしていきたいと思っています。
ここからは、オマケ
今日の野原には、フラウ姐さんも一緒でしたので、ちょっと 「おさらい」 をしてみました。
紐付きボールを投げ、回収に向わせます ➡ ボールを咥えて戻る途中でストップホイッスル ➡ 咥えたままの即時停座
しばらく、練習しておりませんでしたが、フラウ姐さんは忘れてはおりませんでした。
ついでに、ソロモン君も、同じ練習。
「ダミーを咥えて戻る途中に、ダミーを咥えたまま停座」 とか 「ダミーを咥えて戻る途中に、ダミーを咥えたまま伏臥」 などはGRT競技会では用いませんし、そのような競技種目もありません。
ただ、自分なりに 「競技には無用だけれど、出来る様になって欲しい回収作業」 が、いくつかあって、その練習は競技の種目に関係なく、我が家のガンドッグたちには見につけさせたいと思っています。
例えば、今はフラウ姐さんしか出来ませんが
1本目のダミーを咥えて駆け戻る ➡ 咥えたまま停止(停座)のホイッスル ➡ 咥えていたダミーを口から離す ➡ 2本目のダミー(ブラインド)に向う ➡ 2本目のダミーを回収して戻る ➡ 口から離した1本目のダミーを回収に向う などの連続作業を、ソロモンにも出来るようになって欲しいと思っています。
思いっきり画質悪いですが、咥えて戻る途中、停止してダミーを口から離し、別方向のダミーに向うフラウの姿だけは、ご確認できると思います。 かなり以前の動画なのですが・・・
受験勉強をする時に 「試験では出題されない範囲だから勉強を省く」 のは効率的かもしれませんが、出題されない範囲であっても 「知ることが不必要」な訳ではない・・・ というのと、同じ事だと私は考えています。
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by gundogclub
| 2014-10-27 16:47
| レトリーブ (GRT)