幸せな時間

日曜日の、グラウンドワーククラス(野原組) の集合写真です。
左から3番目のワン (エパニュール・ブルトン) と 右から2番目のクリーム色のワン(和犬)を除くと、全てイングリッシュセッター ・・・ それも、元保護犬です。
日曜日の練習メニューは、大別すると 二つ。
一つは 飼い主さんが歩いている方向に走る こと。
例えば 「あの赤い葉っぱの木の処まで行って戻ってきましょう」 などと課題を設定します。
ノーリードの脚側歩行練習ではないので、飼い主さんを追い越して走っていくことは、大いに結構!
ただし、飼い主さんが、赤い葉っぱの木を目指して歩いているのに、飼い主さんの位置を確認せずに、好き勝手に走り回るのはNG!
「飼い主さんが歩いている方向に向かって走ること」 が目標です。
もう一つは、 飼い主さんが右に左に歩く方向を変えたら、飼い主さんが歩く方向を変えたことを愛犬が、きちんと確認しながら走る練習。
これは 「飼い主に対する意識の育成」 とも言えます。
そして、飼い主さんが歩みを止めたら(立ち止まったら) 呼ばれなくても足元まで戻ってくることを目標としています。
「名前を呼ばれたから」 とか 「呼び戻しの笛が鳴ったから」 ではなく、 常に飼い主の歩いている位置の確認(走り回りながら、チラッと飼い主を確認する意識) と、 飼い主が立ち止まったら 「あれ パパ(ママ)、どうしたぁ?」 と足元まで戻ってくる意識の育成です。
鳥猟をしたり、あるいは野外実地訓練に出場するための練習ではなく、あくまでも 「野原を走り回ることもある家庭犬ガンドッグ」 にとって大切なのは 「呼ばれたら戻る」を基本として、 「飼い主の位置や動きを自主的に確認する意識付け」、 そして 「飼い主の足元へ戻ることが好きな犬」 に育て上げることだと考えています。
そして、「足元へ戻ることが好き」 である為には、飼い主の足元が犬にとって誉められたり撫でられたり、優しく声をかけてもらえる ”快適な場所” であることが必要かと・・・
叱られたり、叩かれたりばかりしていたら、飼い主の足元は快適な場所では、ありませんよね!
この集合写真は、レッスンの合間に撮影したのですが、 ワンズは みんなニコニコ顔ですよね!
そして、お見せできないのが残念ですが、飼い主さんたちも、とても素敵な笑顔でした。
飼い主さんたちは 「セッターに生まれたからには、野原を自由に走らせて上げたい!」 と、お考えの飼い主さんたちです。
自分の愛犬が、ものすごいスピードで走り回り、草むらを飛び越え、鳥の匂いで瞬時に停止してセットする素敵な姿に飼い主さんは満足。
愛犬も、野原を走り回り、匂いをとり、鳥を見つけてセットしたりで大満足!
飼い主さんにとっても、愛犬にとっても 笑顔一杯の幸せな時間でした。

にほんブログ村
↑ ブログランキングに参加しました。
ポチッと

お願いします
■
[PR]
by gundogclub
| 2013-05-20 18:17
| MY TALK