陽気なのはいいけれど・・・
ソロモン君、1歳3ヶ月を過ぎ スクールの各クラスのデモンストレーションを、こなくしてくれる様になりました。
例えば、レッスン時に野原で 「ここから、左前方にある背の高いススキが2本生えている所まではリード付で歩いてださい。 ススキが2本 生えている所まできたらリードを外して、そこから右前方にある赤い葉っぱの木の所まで歩いてください。 そこで停座をさせて、飼い主さんは そこから右側にある こんもりとススキが生い茂っている場所まで歩いて、その場所で愛犬を呼び戻してください。 次に・・・」 なぁ~んて説明するより、ソロモンでデモ(ンストレーション)をして、生徒さんたちに見て頂いた方が判りやすい。。。
最近、フラウ姐さんは 簡単なデモをさせようとすると 「あ~ら ワタシに、そんな小娘が やる様なこと、させたい訳ぇ~?」 みたいな感じで(苦笑)、動きが悪い・・・
レトリーブ系のデモなら、喜んでやってくれるのですが。。。
その点、ソロモンは ”サニーコッカー” と称されるほど陽気なコッカースパニエルですので、ニコニコ ニパニパ 尻尾ブンブンでデモをしてくれるので本当に助かります。
フラウちゃんなんか、若い頃は 人見知り・犬見知りが酷くて 「陽気」ではなく 『妖気』 が漂っていましたから・・・(苦笑)
ただし・・・ 過ぎたるのは及ばざるが如し の例えもありますが 陽気で人も犬も大好きなソロモン君は 「他の人や犬が間近にいると作業の精度が落ちるのではないか?」 という懸念が頭をよぎったため、本日のレッスン時に実験をしてみました。
生徒さん(飼い主さん&ワン) が並んで待機している、ごく近くで スリップリードをつけて脚側歩行で25m歩く → 停座 → 私だけ元の場所に戻る → 呼び戻し ・・・ GRT競技会のエントリーテスト(入会審査)で行われる方法と、ほぼ一緒。
で・・・ 予想通りと言うか、予想以上と言うか 真っ直ぐに私の足元まで駆け戻らずに、生徒さん(飼い主さん)が野原に置いておいたバッグの中に顔を突っ込んだり、生徒さんに抱きついたり・・・ なんじゃこりゃ?(苦笑)
ダミーレトリーブでも 得意そうにダミーを咥えて、生徒さんに見せびらかしに行ったり・・・
ところが、生徒さん(飼い主さん&ワン)が並んで待機している場所から15m程、離れると 私と1対1で練習している時の精度と集中力を取り戻しました。
「マテ!」 の指示で 私から30m程 離れて野原で停座継続をさせた時も、私が生徒さんたちと話をしたり、他のワンを撫でたりしても、微動だにせず、呼び戻すまでの間、停座継続が出来ていましたから・・・
「ごくごく近くに他の人やワンが居る」 という状況下では精度が落ちるソロモン君!
「あまり近くに人や犬が居なければ、出来るのですが・・・」 というエクスキューズは、「いつもの公園なら、出来るのですが・・・」 とか 「四方がフェンスで囲まれている場所なら、出来るのですが・・・」 などという言い訳と一緒だよね!
この点に関しては、見知らぬ人や犬が大嫌いだったフラウ姐さんは 「他の人の所へ駆け寄る」 とか 「ダミーを咥えて他の人に見せびらかしに行く」 なんて決してしなかったから、楽といえば楽でした。
ただし、見知らぬ人や犬が沢山いる競技会で、ドヨ~ンとているフラウ姐さんを、テンションアップさせることは、また別の苦労がありましたが・・・
もっとも、フラウ姐さんは ドヨ~ンと低いテンションのままでも(苦笑)、それなりのパフォーマンスを見せてくれるのですが。
実際の競技会では レトリーブトライアルにしろフリスビーにしろ 今日のように至近距離にギャラリーや待機ペアが、ずらりと並んでいることはありません。
ですから、今日の様なことは競技会では起こらないかもしれませんが、それでも 「どんなにギャラリーが間近に居ても、気にせず集中して指示に従える」 ようになって欲しいものです。
陽気で、人好き&犬好きなのは良いですが、そのことに起因して作業の精度が落ちるようでは、まだまだ半人前もいいところ・・・・!!
「陽気で、人も犬も大好きで、でも作業の時は、きっちり集中できる男」 を目標に、ソロモン君頑張っていこう!!
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by gundogclub
| 2013-03-10 14:15
| ソロモン (WC)