良い家庭犬でした
ソロモンはもうすぐ、1歳3ヶ月になります。
我が家の最先住犬であり、ソロモンと同じく男の子だったシャドーが 「1歳3ヶ月の頃って、どんな感じだったのだろう?」 と思い出してみました。
シャドーが1歳3ヶ月の頃 は、ちょうど我が家に次男が生まれて一緒に暮らし始めて1ヶ月余の頃です。
シャドーが生後60日で我が家に来た頃は長男が3歳半でした。
長男とシャドーは、ママ(家内)の寵愛をめぐって小競り合いを繰り返しました。
互いにママの膝に抱っこしてもらう順番を争ったり、遊んでもらう順番を争ったり・・・
長男が大切にしている玩具を選ぶかのようにシャドーが悪戯して噛み壊したり、長男がシャドーを叩いたり シャドーが長男に体当たりをして吹っ飛ばしたり・・・
それが、1歳を過ぎた頃からシャドーは、 「遊ぶときは、ハチャハチャするけれど、空気を読んで自制することもできる男」 に、成長しました。
生後1~2ヶ月の次男を、クーファン(持ち手のついた幼児を寝かせておく籠)に入れて、居間の床の上に置いていても、シャドーは決して悪戯はしませんでした。
大抵は、クーファンの近くに横になって次男を見守っていました。
まあ、たまにはペロペロと次男の顔を舐めていたようですが・・・(笑)
ですので、生後1~2ヶ月の次男の近くにシャドーが居ても、何の心配もありませんでした。
もし今、同じような状況でソロモンなら、どうか? と考えると、あまり自信がありません。
クーファンの中にダイブして飛び込んだり、クーファンの持ち手を咥えて引っ張ったりするのではないか??? と・・・
少なくとも、見守るかのようにクーファンの近くで静かに横たわっているソロモンの姿は想像できない(苦笑)
シャドーは私にとって最初の愛犬でした。
「犬と共に暮らせること」が嬉しくて、可能な限り、どこにでもシャドーを連れて行きました。
公園、海、観光牧場、キャンプ場、スキー場、犬の入場可の商業施設 ・・・ etc
「子供が楽しめる場所にシャドーも連れて行く」 のではなく、 「シャドーが入場可能な場所に子供たちを連れて行く」 という感じ(笑)
ですから、実に様々な環境を子犬の頃からシャドーは経験していました。
観光牧場で、お弁当を食べる家族を見守るシャドー
「いろいろな場所を経験している」 「様々な人から声をかけられたり、撫でられたりしている」「常に、家族と共に居る」 という経験の積み重ねは、家庭犬としてのシャドーの性格形成のうえで、きっとプラスになったことと思います。
ソロモンなんか、我が家に来てからの約1年1ヶ月、千葉県外に出たことも、子供たちやママと どこかに遊びに行った経験も皆無ですから・・・
私と野原で遊んでいるか、そうでなければ家の庭で私や3姉妹と遊んでいるか・・・
ソロモンは、「競技に必要な知識や経験値」 は、どんどん積み重なっていますが、「家族と共に暮らす家庭犬」 としての経験値は、ほとんど上昇していないかも。。。
シャドーは先天的な 左後肢の膝蓋骨形成不全があり、左後肢が膝の部分から、やや内側に「く」の字に曲がっていました。
ですから、歴代の我が家の犬たちの中では走るのも遅く、ドッグスポーツも ちょこっと参加しただけ・・・
それでも、海で泳がせれば姿が見えなくなるほど沖の方まで泳いでいく河童犬でしたし、ウォーターレトリーブも大好きでした。
湖で泳ぐシャドー
観光牧場で、飼い主さんを引っ張りながらワンワン吠えながら近づいてくる犬がいると すっと次男が乗っている乳母車の前に立ちふさがって、次男を守護していたシャドー・・・
カミサンは 「大きくって優しくって勇気があって、シャドーが一番好き!!」 と言います。
「シャドー」 は ディズニー映画 「奇跡の旅」 で、主人公一家の子供たち(特に長男)を優しく見守ったゴールデンレトリバー、シャドゥから名前を貰って命名しました。
家族を愛し、子供を愛し 自らも家族の一員としての生涯であって欲しいとの願いを込めた名前でした。
命名に込めた願い通りの一生を終えたシャドー・・・
シャドーは本当に良い家庭犬でした。
にほんブログ村
↑ ブログランキングに参加しました。
ポチッとのクリックを
お願いします
by gundogclub
| 2013-03-08 15:22
| シャドー (FCR)