老化と折り合ったフラウ
今日の千葉市緑区は、朝から強風が吹いています。 ベランダに干した洗濯物が飛んでいく程の強風・・・
せっかくの強風(笑)ですので、フリスビーや紐付きボールを使ったレトリーブ競争をしようと、フラウ&クワンを連れて野原へ行きました。
強風の日は、追い風に乗せてフリスビーを投げると、下手っぴいな私でも60m~70m フリスビーが飛ばす事ができます。
フリスビー競技に参加なさっている方のなかでも、「強い追い風」を苦手とする方も多いのですが、私は野原での練習&競技会を問わず、強い追い風も得意!
その代わり、他の方があまり気にならない様な、弱い向かい風でも、いきなりダメダメスローになります。
フリスビーが手から離れる際のアングル(フリスビーの角度)に問題があるのかも・・・
昨年の下半期は、陰深部に炎症が起きたり、前肢の古傷が再発したり、極めつけに口を開けると激痛が走った(と推測される)フラウ姐さん・・・
人間で言えば、厄年みたいなものだったのかも。
もう一つ、つけ加えるなら 「体の老化(体の柔軟性や関節の可動範囲の縮小など)と、折り合いがついていなかった」 のかもしれません。
例えば、紐付きボールが飛んでいく方向を見定めながら走る → ボールが地面に落ちる → スピードは落とさずに姿勢を低くしてボールを咥える → スピードを維持したままUターンして私の元へ戻る などという、一連の動作に関し、昨年の春からフラウ姐さんは失敗が目立つようになりました。
「スピードを維持しながら姿勢を低くする → タイミングを見計らって咥える」 という部分が上手くいかず、頻繁にボールを咥え損なっていました。
クワンと競争させると、ボールの落下地点にはクワンより先に到達しても、タイミングが合わずに咥え損なって、後から走ってきたクワンにボールをゲットされてしまう。。。 というパターンが頻発しました。
ところが、今年に入ってからフラウは、 「衰退傾向にある体と折り合いをつけた」 というか 自分なりに様々な動きに対するタイミングを試行錯誤しながら変更している ように思います。
例えば、昨年下半期から、空振りが頻発していたボールのレトリーブ競争ですが、若い頃より姿勢を低くするタイミングを早くした様に感じます。
以前は、ボールを咥える直前に身をかがめて姿勢を低くしておりましたが、今日よく観察していると以前より早い段階から姿勢を低くしていました。
「老化」ではありませんが、フィギュアスケートの選手も、体の成長に伴い、小学生の頃から身についた様々なタイミングが、微妙にズレて、思い通りに体が動かない・・・ 「体のバランスが崩れる」 ということがあり、そこからスランプに陥る選手も居るようです。
「成長」と「老化」は、ニュアンスは異なりますが、同じような面があるのかもしれません。
新たなタイミングを会得しつつあるフラウ姐さん、今日は若いクワン相手に最強でした。
躍動感のある走りでフリスビーを追うフラウ
クワンの走りも、ゴールデンとは思えないスピードではありますが・・・
風に乗って速いスピードで60m以上飛んだフリスビーもフラウがキャッチ!
クワンちゃんも、負けてはいません!
でも、今日のフリスビー競争は、フラウの勝ち!
紐付きボールを使ったレトリーブ競争でも、フラウ姐さん 速い!!
ボールを見つめる真剣で闘志あふれる目力も復活!
結局、
フリスビー競争 30回 × 50m(本当はもっと飛んでいる筈) × 2(往復) = 3,000m
紐付きボール競争 20回 × 60m × 2(往復) = 2,400m
合 計 5,400m を走った2頭!!
とは言え、クワンはフリスビー競争の後のボール競争の10回目あたりから、小走りになり、最後の5回位は途中まで走って諦めてしまいました。
フリスビー競争 → 5分休憩 → ボール競争 でしたが、5分の休憩時間中にクワンは頻呼吸が完全にはおさまりませんでしたが、フラウは1分も休んだら、ケロッとして普通の呼吸に戻りました。
流石、心電図をとる度に 動物病院の院長先生から 「驚くほどのスポーツ心臓をしている」 と言われるだけのことはあります。
老化にも自らの試行錯誤で折り合いをつけたフラウ姐さん
千年女王 復活です!!
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by gundogclub
| 2013-01-25 15:55
| フラウ (GSP)