WCは 「楽」!
タイトルのWCとはトイレではなく、Working Cocker Spaniel の略です。
ソロモンが我が家に来て11ヶ月・・・ 漢字一文字で言い表すなら 「楽」 という字が思い浮かびます。
レトリバーやポインターに比べて、ちっこいので 何かと 楽ちん です。
バリケンも小型で済みますし、抱き上げるのも簡単。
年老いて歩行困難になっても、ご婦人でも ひょいと抱き上げて車に乗せることが可能。
体重が15kg程度なので、フィラリア予防薬やフロントラインも、お財布の負担が楽!
フードの量に関しては、ソロモンは体重22kg程度のフラウやクワンより多く食べるので(フードの袋に印刷されている体重換算の給餌量だと、痩せこけてしまいます)、フードに関してはソロモンはリーズナブルとは言えませんが・・・
そして、もう一つの楽・・・ ワーキングコッカーとの暮らしは、とても楽しい です。
簡単に言うと、小さな体に、瞬発力とスタミナの両方を兼ね備えているので、様々な遊び方を楽しむことが出来ます。
3頭の姉さま方とボールのレトリーブ競争をさせても遜色がなく、あるいはフラウやエステルと一緒に、野原を1時間走り回っても、へこたれません。
また、複数頭のワーキングコッカーと暮らす場合は、 体毛のカラーバリエーションを楽しむことも可能です。
下記添付の動画をご覧頂くと、お判りになると思いますが、ワーキングコッカーには、様々なカラーがあります。 ショー系・家庭犬系のイングリッシュコッカーでは認められないカラーも含め、ワーキングコッカーにはミスカラーは存在しません。
ところで、レトリバーにしろセッターにしろ、スプリンガースパニエルにしろ、ショータイプ(ベンチ系・家庭犬系も含め)とフィールドタイプの血統がある訳ですが、フィールドタイプだからと言って異なる名称をつけて区別する犬種は稀です。
例えば、スブリンガースパニエルにもショータイプとフィールドタイプでは体型、被毛の長さ、能力、性格などに大きな差があるわけですが、 ワーキングスプリンガーという呼称は存在しません。
何故か、コッカーだけはフィールド系を ”ワーキングコッカー” という別の呼称を用いる場合があるのです。
「何でだろう?」 と思い、SNSで繋がった英国のワーキングコッカー(KCコッカーという名称も用いられます)のブリーダー&トレーナーの方にお伺いした処、 「コッカースパニエルに関しては1910年代から英国では、ベンチタイプとフィールドタイプの混血を慎重かつ計画的に排除し、それ以降 約100年の間 ベンチタイプとの交配を行っていない為、別の犬種として扱われている。 これに比べると30年程前までベンチタイプとフィールドタイプ交配されることもあったスプリンガースパニエルは、ベンチタイプとショータイプを別の犬種として扱う程には分かれていない」 との事でした。
こんな薀蓄を調べたり学んだり、見聞きすることも 楽しみ方のひとつかもしれません。
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by gundogclub
| 2013-01-20 13:56
| ソロモン (WC)