暑い国の犬だから?
連日の猛暑、本当に辛いです。
ニンゲンでさえ、へたってしまう この酷暑・・・ ニンゲンより暑さに弱い犬たちにとっては辛い日々が続いています。
数日前から、NHKや民放のニュースなどでも 「愛犬の熱中症に注意!」 とか 「昨年に比べて熱中症で病院に来る犬が急増!」 などと報道されています。
しかし・・・これだけテレビのニュースでも報道され、犬の雑誌やネットでも愛犬の熱中症に対する注意を喚起しているにも係らず、炎天下の真昼間に犬を散歩させている人を見かけます。
私の友人の何名かの方は、「余計なお世話だ!」 と逆ギレされるのを覚悟で、日中に犬を散歩させている人を見かけると、飼い主さんに熱中症の説明をしています。
幸い、まだ逆ギレされて、ぶん殴られた方はおりませんが、素直に話を聞く方ばかりではないようで・・・
・ 夜は晩酌をするので、その後で外に出たくない!!
私も、近くの公園で倒れていたサモエドの飼い主に、「夜、涼しくなってから散歩しては如何ですか?」 とお話をした時に、その飼い主さんの口から、この台詞が出たのですが、私の友人の中にも、炎天下に犬を散歩させている飼い主さんから、同じ台詞を聞かされた人が何名か、おりました。
千葉限定の台詞かも??(呆)
愛犬の健康より晩酌の方が大切なら、犬を飼うのは止めて、セ○ムや綜○警備に、機械警備の依頼をした方がいいかも・・・
食費も医療費もかかりません。 機械ですから炎天下でも問題なく稼動しますし、壊れたら修理してもらえます。
・ 散歩の時間、食事の時間などは、きちんと決めて、その時間通りに行っている!
一見、愛犬のことをよく考えている台詞に聞こえますが・・・
こと散歩に関して言えば、例えば1月の午前11時と、8月の午前11時では全く気温が異なりますよね。
1月の午前11時は、犬にとって快適な散歩の時間かもしれませんが、8月の午前11時の散歩は、拷問の様なものではないでしょうか?
「時間を決めて散歩や食事をさせる」 のは、飼い主側の都合であって、犬にとっては、むしろデメリットも多い様に思います。
私は、愛犬3姉妹の運動を開始する時間(夏は、どうしても同じ様な時間からの開始になってしまいますが)も、食事の時間も不規則です。
意識的に不規則にしていると言っても過言ではありません。
この 「不規則生活の勧め」 に関しては、いずれ改めて詳しく書きたいと思います。
シャドーは泳ぐのが大好きでした
・ 暑い国の犬だから大丈夫!!
私の友人が、炎天下に散歩をしていたチワワの飼い主さん、そしてサルーキの飼い主さんにこの台詞を言われたそうです。
チワワの原産国はメキシコ、サルーキはアラビアの出身かな・・・
しかし、足の裏でしか汗をかかない(つまり発汗による体温調節ができない)のは、どこの国が原産の犬であろうが一緒ですし、暑い国の犬は特別、暑さに強いとは思えないのですが・・・
「サルーキは、ジリジリと焼けた砂漠の砂の上でも平気で歩ける」・・・なぁんて聞いたことありませんし、炎天下で焼けたアスファルトを歩かせておいて、「暑い国の犬だから・・・」と言う言い訳は、やはりおかしいですよね。
「沖縄出身の人は、熱い砂浜でも平気で歩ける」とか「北海道出身の人は、凍った道路を裸足で歩いても大丈夫!」 などと言っているのとあまり変わらないかも・・・(苦笑)
それに「古来より、サルーキはとても大切にされていて、馬やラクダしか移動手段が無かった時代には、サルーキを袋に入れて、馬やラクダに乗せて運び、焼けた砂でパッドが火傷しない様にしていた」 と何かの本で読んだことがあります。
炎天下の舗装道を歩かされていた千葉のサルーキより、よほど大切にされていましたね!
前述した様に、どこの国が原産の犬であろうと、犬の構造には変わりはありません。
そりゃ アラスカンマラミュートはメキシカンヘアレスドッグより寒さに強いかもしれませんし、ニューギニアン・シンギング・ドッグは、アラスカンマラミュートより暑さに強いかもしれません。
しかし、犬である事に変わりがない以上、ニンゲンより暑さに強い犬は居ないと思って間違いないと思います。
犬種図鑑によっては、「各犬種の寒さ、暑さへの強さ」 をグラフで記載している図鑑もありますが、あくまで目安であり、あまり妄信しない方が良いかもしれません。
こと、真夏の散歩や運動に関しては飼い主側の都合ではなく、「愛犬にとって、少しでも快適な時間帯」 を考慮して 飼い主の一日のスケジュールを決めることが大切だと私は考えています。
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ニンゲンでさえ、へたってしまう この酷暑・・・ ニンゲンより暑さに弱い犬たちにとっては辛い日々が続いています。
数日前から、NHKや民放のニュースなどでも 「愛犬の熱中症に注意!」 とか 「昨年に比べて熱中症で病院に来る犬が急増!」 などと報道されています。
しかし・・・これだけテレビのニュースでも報道され、犬の雑誌やネットでも愛犬の熱中症に対する注意を喚起しているにも係らず、炎天下の真昼間に犬を散歩させている人を見かけます。
私の友人の何名かの方は、「余計なお世話だ!」 と逆ギレされるのを覚悟で、日中に犬を散歩させている人を見かけると、飼い主さんに熱中症の説明をしています。
幸い、まだ逆ギレされて、ぶん殴られた方はおりませんが、素直に話を聞く方ばかりではないようで・・・
・ 夜は晩酌をするので、その後で外に出たくない!!
私も、近くの公園で倒れていたサモエドの飼い主に、「夜、涼しくなってから散歩しては如何ですか?」 とお話をした時に、その飼い主さんの口から、この台詞が出たのですが、私の友人の中にも、炎天下に犬を散歩させている飼い主さんから、同じ台詞を聞かされた人が何名か、おりました。
千葉限定の台詞かも??(呆)
愛犬の健康より晩酌の方が大切なら、犬を飼うのは止めて、セ○ムや綜○警備に、機械警備の依頼をした方がいいかも・・・
食費も医療費もかかりません。 機械ですから炎天下でも問題なく稼動しますし、壊れたら修理してもらえます。
・ 散歩の時間、食事の時間などは、きちんと決めて、その時間通りに行っている!
一見、愛犬のことをよく考えている台詞に聞こえますが・・・
こと散歩に関して言えば、例えば1月の午前11時と、8月の午前11時では全く気温が異なりますよね。
1月の午前11時は、犬にとって快適な散歩の時間かもしれませんが、8月の午前11時の散歩は、拷問の様なものではないでしょうか?
「時間を決めて散歩や食事をさせる」 のは、飼い主側の都合であって、犬にとっては、むしろデメリットも多い様に思います。
私は、愛犬3姉妹の運動を開始する時間(夏は、どうしても同じ様な時間からの開始になってしまいますが)も、食事の時間も不規則です。
意識的に不規則にしていると言っても過言ではありません。
この 「不規則生活の勧め」 に関しては、いずれ改めて詳しく書きたいと思います。
シャドーは泳ぐのが大好きでした
・ 暑い国の犬だから大丈夫!!
私の友人が、炎天下に散歩をしていたチワワの飼い主さん、そしてサルーキの飼い主さんにこの台詞を言われたそうです。
チワワの原産国はメキシコ、サルーキはアラビアの出身かな・・・
しかし、足の裏でしか汗をかかない(つまり発汗による体温調節ができない)のは、どこの国が原産の犬であろうが一緒ですし、暑い国の犬は特別、暑さに強いとは思えないのですが・・・
「サルーキは、ジリジリと焼けた砂漠の砂の上でも平気で歩ける」・・・なぁんて聞いたことありませんし、炎天下で焼けたアスファルトを歩かせておいて、「暑い国の犬だから・・・」と言う言い訳は、やはりおかしいですよね。
「沖縄出身の人は、熱い砂浜でも平気で歩ける」とか「北海道出身の人は、凍った道路を裸足で歩いても大丈夫!」 などと言っているのとあまり変わらないかも・・・(苦笑)
それに「古来より、サルーキはとても大切にされていて、馬やラクダしか移動手段が無かった時代には、サルーキを袋に入れて、馬やラクダに乗せて運び、焼けた砂でパッドが火傷しない様にしていた」 と何かの本で読んだことがあります。
炎天下の舗装道を歩かされていた千葉のサルーキより、よほど大切にされていましたね!
前述した様に、どこの国が原産の犬であろうと、犬の構造には変わりはありません。
そりゃ アラスカンマラミュートはメキシカンヘアレスドッグより寒さに強いかもしれませんし、ニューギニアン・シンギング・ドッグは、アラスカンマラミュートより暑さに強いかもしれません。
しかし、犬である事に変わりがない以上、ニンゲンより暑さに強い犬は居ないと思って間違いないと思います。
犬種図鑑によっては、「各犬種の寒さ、暑さへの強さ」 をグラフで記載している図鑑もありますが、あくまで目安であり、あまり妄信しない方が良いかもしれません。
こと、真夏の散歩や運動に関しては飼い主側の都合ではなく、「愛犬にとって、少しでも快適な時間帯」 を考慮して 飼い主の一日のスケジュールを決めることが大切だと私は考えています。
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by gundogclub
| 2011-07-14 16:44
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