スキー場近くの温泉
今日の千葉県は晴天ながら、帽子が風で飛ばされそうな強風でした。
そんななか、ブリタニーの飼い主さんに請われて、成田空港近くの野原で呼び戻しのレッスンを行いました。
我が家からは、エステルが参加しました。
↑ エステル カッコいい~ ドッグカレンダーの写真みたい・・・! (← 自画自賛:苦笑)
昨年の3月に北関東のセンターから我が家に来たエステルは、フラウやクワンの様にレトリーブが得意な訳でも、フリスビーが競技会に出場するほど上手い訳でもありません。
ボールのレトリーブもフリスビーも、そこそこ出来る様にはなりましたが、まあ ”少しは出来ます・・・” というレベルです。(これから、レトリーブもフリスビーも、いま少しは上達できると思っておりますが。。。)
しかし、野原を走り回っていても、笛が鳴れば 尻尾をブンブン振りながら戻ってきますし、何と言っても温和で興奮することも少ないので、とても暮らしやすい女の子です。
先日も、保護団体の里親会に同伴しまして、繋いでおきましたら、色々な方が撫でに来てくださり、 「この子は貰えませんか?」 という里子希望のお申し出も、数名の方から頂きました。(笑)
エステルは家庭犬としては本当に理想的な子だと思っています。
年末から年始にかけて、スクールに在籍なさっている 「元保護犬の飼い主さん」 から、嬉しい電子メールやお手紙を頂戴しました。
その中の、お一人は うちのスクールにしては珍しいボーダーコリーの保護犬(Bちゃん)と暮らしている方なのですが、 Bちゃん が人に対しても他の犬に対しても怖がりなことを、悩んでいらっしゃいました。
グループレッスンで他の生徒さん(ワンちゃん)と自由に走ったり (どの子とどの子を一緒に遊ばせるか・・・という配慮はもちろん、した上で) 他の飼い主さんと接していく過程で、Bちゃんの怖がりは随分と改善されました。
先日もBちゃんは自分から、知らない人に挨拶に行ったそうで その人から 「まあ ずいぶん人懐こい子ね~」 と言われたことを、飼い主さんはとても喜んでいらっしゃいました。
Bちゃんは1月から野原組に昇格し、これからは野原をノーリードで飼い主さんと歩いたり、笛が鳴ったらきちんと足元まで戻る練習をしていきます。
また、CACI (コンパニオンアニマルクラブ市川) 出身の英セッター、Fちゃんの飼い主さんからは 「Fちゃんが家族になってくれたお陰で、今まで見過ごしてきた景色や公園など様々なものに目が向くようになりました。犬と一緒の生活は、いいなぁ~と思います」 とお手紙を頂きました。
Fちゃんも、一人息子の様に可愛がられていて、レッスンで飼い主さんとFちゃんを見るにつけ、双方が本当に幸せで楽しいのが、手に取るように判ります。
Fちゃんも近い将来、是非 野原組に昇格して飼い主さんと共に野原を駆け回って欲しいと願っています。
Bちゃんも、Fちゃんも 野原組に参加してもらうのは、「ノーリードでの呼び戻しがきちんと出来る様になって欲しい」という願いと同時に 「遊びのレパートリーを広げて欲しい」 という思いからです。
私は、服従訓練の競技会にでも出場するのでなければ、多少リードを引っ張って歩こうが、道端の匂いを嗅ごうが、飼い主と愛犬が多少、離れて歩いていようが、問題はないと思っています。
飼い主の左足に擦り付くような脚側歩行なんて、一般の家庭犬には必要ないのではないかと思います。
ドッグスクールの役割は、飼い主さんが問題としている行動の矯正は必要ですが、あとは飼い主さんと愛犬が絆や信頼関係を構築したり深めたりすることのお手伝いだと思っています。(競技会への出場を目指している場合は、また異なりますが。。。)
そして、 信頼関係の構築に最も大切なことは、飼い主さんの足元を愛犬が快適な場所であると認識していること だと考えています。
呼び戻しも、犬を畏怖させたりするのではなく 「呼ばれて、足元まで駆け戻るのが好き!」 という愛犬の心を育てていきたいのです。
そして、飼い主さんの足元を好きになってもらうには、お菓子で釣るのではなく (そもそも、ノーリードで野原を走り回っている時にお菓子では釣れないので) 飼い主さんが愛犬と楽しく遊ぶことです。
その為のツールとして、ボールやダミー、フリスビー、ロープなどは、とつても有効だと思っています。
そして、様々なツールを使って遊べることは 「遊びのレパートリー、生活のレパートリーが広がる」 ということです。
ただ散歩をしたり自転車引きをするだけではなく、ボールやダミーやフリスビーでの遊びもプラスされることは、楽しいドッグライフを送るうえで、きっと役に立つと思います。
例えばの話ですが、スキー場近くの温泉に冬に遊びに行った時、勿論 ご馳走を食べて温泉に入るだけでも楽しいとは思いますが、もしスキーができたなら・・・
日中は白銀にシュプールを描き、疲れを温泉で癒し、運動したお腹がペコペコになれば、ご馳走もことさら美味しく感じることでしょう。
同様に、ワンちゃんと海や湖に行くだけでも楽しいかもしれませんが、そのワンちゃんが 海や湖にに投げ込まれたボールをレトリーブできたら、飼い主さん・愛犬の双方にとって、更に楽しいものになるのではないでしょうか?
ただし、投げられたボールをとりに行ってくれない様では困りますし、ノーリードで飼い主の言うことを聞かず湖畔や海岸を爆走していたら・・・
愛犬の生活の幅を広げて欲しい。
スキー場近くの温泉へ行ったなら、是非 湯治やご馳走だけではなく、スキーも楽しんで欲しい!
しかし楽しむためには最低限、習得してもらわなければならないことがある・・・
楽しみのレパートリーを増やすための訓練!
私は、そのように考えています。
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そんななか、ブリタニーの飼い主さんに請われて、成田空港近くの野原で呼び戻しのレッスンを行いました。
我が家からは、エステルが参加しました。
↑ エステル カッコいい~ ドッグカレンダーの写真みたい・・・! (← 自画自賛:苦笑)
昨年の3月に北関東のセンターから我が家に来たエステルは、フラウやクワンの様にレトリーブが得意な訳でも、フリスビーが競技会に出場するほど上手い訳でもありません。
ボールのレトリーブもフリスビーも、そこそこ出来る様にはなりましたが、まあ ”少しは出来ます・・・” というレベルです。(これから、レトリーブもフリスビーも、いま少しは上達できると思っておりますが。。。)
しかし、野原を走り回っていても、笛が鳴れば 尻尾をブンブン振りながら戻ってきますし、何と言っても温和で興奮することも少ないので、とても暮らしやすい女の子です。
先日も、保護団体の里親会に同伴しまして、繋いでおきましたら、色々な方が撫でに来てくださり、 「この子は貰えませんか?」 という里子希望のお申し出も、数名の方から頂きました。(笑)
エステルは家庭犬としては本当に理想的な子だと思っています。
年末から年始にかけて、スクールに在籍なさっている 「元保護犬の飼い主さん」 から、嬉しい電子メールやお手紙を頂戴しました。
その中の、お一人は うちのスクールにしては珍しいボーダーコリーの保護犬(Bちゃん)と暮らしている方なのですが、 Bちゃん が人に対しても他の犬に対しても怖がりなことを、悩んでいらっしゃいました。
グループレッスンで他の生徒さん(ワンちゃん)と自由に走ったり (どの子とどの子を一緒に遊ばせるか・・・という配慮はもちろん、した上で) 他の飼い主さんと接していく過程で、Bちゃんの怖がりは随分と改善されました。
先日もBちゃんは自分から、知らない人に挨拶に行ったそうで その人から 「まあ ずいぶん人懐こい子ね~」 と言われたことを、飼い主さんはとても喜んでいらっしゃいました。
Bちゃんは1月から野原組に昇格し、これからは野原をノーリードで飼い主さんと歩いたり、笛が鳴ったらきちんと足元まで戻る練習をしていきます。
また、CACI (コンパニオンアニマルクラブ市川) 出身の英セッター、Fちゃんの飼い主さんからは 「Fちゃんが家族になってくれたお陰で、今まで見過ごしてきた景色や公園など様々なものに目が向くようになりました。犬と一緒の生活は、いいなぁ~と思います」 とお手紙を頂きました。
Fちゃんも、一人息子の様に可愛がられていて、レッスンで飼い主さんとFちゃんを見るにつけ、双方が本当に幸せで楽しいのが、手に取るように判ります。
Fちゃんも近い将来、是非 野原組に昇格して飼い主さんと共に野原を駆け回って欲しいと願っています。
Bちゃんも、Fちゃんも 野原組に参加してもらうのは、「ノーリードでの呼び戻しがきちんと出来る様になって欲しい」という願いと同時に 「遊びのレパートリーを広げて欲しい」 という思いからです。
私は、服従訓練の競技会にでも出場するのでなければ、多少リードを引っ張って歩こうが、道端の匂いを嗅ごうが、飼い主と愛犬が多少、離れて歩いていようが、問題はないと思っています。
飼い主の左足に擦り付くような脚側歩行なんて、一般の家庭犬には必要ないのではないかと思います。
ドッグスクールの役割は、飼い主さんが問題としている行動の矯正は必要ですが、あとは飼い主さんと愛犬が絆や信頼関係を構築したり深めたりすることのお手伝いだと思っています。(競技会への出場を目指している場合は、また異なりますが。。。)
そして、 信頼関係の構築に最も大切なことは、飼い主さんの足元を愛犬が快適な場所であると認識していること だと考えています。
呼び戻しも、犬を畏怖させたりするのではなく 「呼ばれて、足元まで駆け戻るのが好き!」 という愛犬の心を育てていきたいのです。
そして、飼い主さんの足元を好きになってもらうには、お菓子で釣るのではなく (そもそも、ノーリードで野原を走り回っている時にお菓子では釣れないので) 飼い主さんが愛犬と楽しく遊ぶことです。
その為のツールとして、ボールやダミー、フリスビー、ロープなどは、とつても有効だと思っています。
そして、様々なツールを使って遊べることは 「遊びのレパートリー、生活のレパートリーが広がる」 ということです。
ただ散歩をしたり自転車引きをするだけではなく、ボールやダミーやフリスビーでの遊びもプラスされることは、楽しいドッグライフを送るうえで、きっと役に立つと思います。
例えばの話ですが、スキー場近くの温泉に冬に遊びに行った時、勿論 ご馳走を食べて温泉に入るだけでも楽しいとは思いますが、もしスキーができたなら・・・
日中は白銀にシュプールを描き、疲れを温泉で癒し、運動したお腹がペコペコになれば、ご馳走もことさら美味しく感じることでしょう。
同様に、ワンちゃんと海や湖に行くだけでも楽しいかもしれませんが、そのワンちゃんが 海や湖にに投げ込まれたボールをレトリーブできたら、飼い主さん・愛犬の双方にとって、更に楽しいものになるのではないでしょうか?
ただし、投げられたボールをとりに行ってくれない様では困りますし、ノーリードで飼い主の言うことを聞かず湖畔や海岸を爆走していたら・・・
愛犬の生活の幅を広げて欲しい。
スキー場近くの温泉へ行ったなら、是非 湯治やご馳走だけではなく、スキーも楽しんで欲しい!
しかし楽しむためには最低限、習得してもらわなければならないことがある・・・
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by gundogclub
| 2011-01-07 15:03
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