え に し
スイス在住で、日本に一時帰国なさっている、ご夫婦の飼育前カウンセリング(座学)と、実技練習を延べ2日に渡って行いました。
このご夫婦はスイスで、ラブラドールのパピー(男の子なそうです)をブリーダーさんに予約したのですが、「事前に所定の研修を受講することが、パピーを引き渡す条件」 になっているとの事で、微力ながらお手伝いをさせて頂きました。
座学を受講して頂く前に、 「多種多様な犬種がある中で、何故 ラブラドールレトリバーを選択するのか?」 ということを、再度ご夫婦で考えて頂きたい 。。。 と宿題を出させて頂きました。
何故、その犬種を選択するのか という問いは、 その犬を迎え入れた後 どのような生活を愛犬と共に送りたいのか という問い にも繋がることと私は考えております。
「どの様な生活を愛犬と共にしたいのか」 ・・・ もっと簡単に申しますと 愛犬と何がしたいのか?というビジョンが明確にあれば、共に暮らす上で多少の困難 (パピーを迎えたが為の大変さなど) に遭遇しても、そのビジョン(将来の夢)が実現した時の様子を想像しながら、前向きに対応できるのではないか・・・私はそう考えています。
逆に、犬種を選定した理由もあやふやで、また将来のビジョンも あやふやなまま犬との暮らしを始めますと、困難に遭遇したり、不便が生じたときに、 「こんな筈ではなかった。。。」 とか 「犬なんか居ない方が。。。」とネガティブな方向へ思考が向いてしまうのではないかと思うのです。
そして、座学においては、愛犬と共に暮らすことに関する知識や注意点などについて、一通り説明をさせて頂きましたが、出会えた縁・・・えにしを大切にして欲しい という ことを繰り返し、ご説明させて頂きました。
スイスにも、様々な犬種のブリーダーさんが居ることと思います。
ご夫婦は、多種多様な犬種の中からラブラドールレトリバーを選択し、ラブラドールレトリバーのブリーダーさんも複数ある中で、今回 予約をしたブリーダーさんと出会いました。
そして複数頭の兄弟姉妹の子犬の中から一頭の男の子を選択したわけです。
これは、 何千分の一とか何万分の一という、 「ごくごく稀な確率として、飼い主さんと愛犬が出会った」 ということなのだと思います。
その出会いを大切に育んで頂きたいと、お話させて頂きました。
12月1日に天国へ旅立ったシャドーも、私がブリーダーさんに連絡するのが、あと数日遅かったら出会えなかったかもしれませんし (シャドーの場合は他の飼い主さんに貰われるという話ではなく処分されていたかも・・・という話ですが:汗) シャドーを家内が気に入ってくれたからこそ、それがフラウという2頭目の愛犬へと繋がり、やがて転職して曲がりなりにも犬の訓練やカウンセリングを生業とする道へと繋がった・・・
もしシャドーが我が家に来なかったら、私は今でも満員電車に揺られながら通勤の日々だったかもしれません。
シャドーが、ママと遊ぶ長男への腹いせにかじったブロック
そして、縁を大切にすることと同じく 「共に暮らすことを楽しんで欲しい」 というお話もさせて頂きました。
共に暮らす上で何らかの支障や問題が生じた場合、飼育や躾に関する本などに頼りがちになりますが、そこに記述されている 「・・・・・・しなければならない」 とか 「・・・・・・・してはいけない」 という言葉を鵜呑みにする余り、「・・・・・・しなきゃ!!」 という義務感のようなものに捕らわれ、共に暮らすことから笑顔や笑い声が消え去ってしまうよりは、他人から見ればダメダメ犬でも、もし飼い主が笑顔で、会話の中心に常にその愛犬の話題がある生活の方が何倍も素晴らしい。。。。 と、トレーナーらしからざることも、お話させて頂きました。(笑)
実技練習では、スクールの生徒さんである黄ラブラドールのアテナちゃんとママにも、ご協力いただき、我が家の黄金爆裂娘のクワン (一応、レトリバーなので・・・:苦笑) と共に、ご夫婦に様々な練習をして頂きました。
アテナちゃん。。。我が家のクワンと、1ヶ月違いの同学年でして 子犬の頃はアテナちゃんとクワンとでLADFのフィールドで、散々レスリングをした仲なのですが、立派にデモ犬を努めてくれました。
ヤンチャさを残しつつも、落ち着きつつある所作のできるアテナちゃんは、ご夫婦にとって1~2年後のご自分の愛犬の姿を想像する上で、とても良いモデルだったと思います。
それに比べてクワンは・・・ まあ、言わぬが花という感じで・・・・(汗)
ご夫婦は、新年早々にスイスへ帰国なさいます。
パピーを迎えましたら、お写真をメールでお送りくださるそうです。
ご夫婦との縁で結ばれたラブラドールの男の子・・・
今から写真を拝見するのが楽しみです。
このご夫婦はスイスで、ラブラドールのパピー(男の子なそうです)をブリーダーさんに予約したのですが、「事前に所定の研修を受講することが、パピーを引き渡す条件」 になっているとの事で、微力ながらお手伝いをさせて頂きました。
座学を受講して頂く前に、 「多種多様な犬種がある中で、何故 ラブラドールレトリバーを選択するのか?」 ということを、再度ご夫婦で考えて頂きたい 。。。 と宿題を出させて頂きました。
何故、その犬種を選択するのか という問いは、 その犬を迎え入れた後 どのような生活を愛犬と共に送りたいのか という問い にも繋がることと私は考えております。
「どの様な生活を愛犬と共にしたいのか」 ・・・ もっと簡単に申しますと 愛犬と何がしたいのか?というビジョンが明確にあれば、共に暮らす上で多少の困難 (パピーを迎えたが為の大変さなど) に遭遇しても、そのビジョン(将来の夢)が実現した時の様子を想像しながら、前向きに対応できるのではないか・・・私はそう考えています。
逆に、犬種を選定した理由もあやふやで、また将来のビジョンも あやふやなまま犬との暮らしを始めますと、困難に遭遇したり、不便が生じたときに、 「こんな筈ではなかった。。。」 とか 「犬なんか居ない方が。。。」とネガティブな方向へ思考が向いてしまうのではないかと思うのです。
そして、座学においては、愛犬と共に暮らすことに関する知識や注意点などについて、一通り説明をさせて頂きましたが、出会えた縁・・・えにしを大切にして欲しい という ことを繰り返し、ご説明させて頂きました。
スイスにも、様々な犬種のブリーダーさんが居ることと思います。
ご夫婦は、多種多様な犬種の中からラブラドールレトリバーを選択し、ラブラドールレトリバーのブリーダーさんも複数ある中で、今回 予約をしたブリーダーさんと出会いました。
そして複数頭の兄弟姉妹の子犬の中から一頭の男の子を選択したわけです。
これは、 何千分の一とか何万分の一という、 「ごくごく稀な確率として、飼い主さんと愛犬が出会った」 ということなのだと思います。
その出会いを大切に育んで頂きたいと、お話させて頂きました。
12月1日に天国へ旅立ったシャドーも、私がブリーダーさんに連絡するのが、あと数日遅かったら出会えなかったかもしれませんし (シャドーの場合は他の飼い主さんに貰われるという話ではなく処分されていたかも・・・という話ですが:汗) シャドーを家内が気に入ってくれたからこそ、それがフラウという2頭目の愛犬へと繋がり、やがて転職して曲がりなりにも犬の訓練やカウンセリングを生業とする道へと繋がった・・・
もしシャドーが我が家に来なかったら、私は今でも満員電車に揺られながら通勤の日々だったかもしれません。
シャドーが、ママと遊ぶ長男への腹いせにかじったブロック
そして、縁を大切にすることと同じく 「共に暮らすことを楽しんで欲しい」 というお話もさせて頂きました。
共に暮らす上で何らかの支障や問題が生じた場合、飼育や躾に関する本などに頼りがちになりますが、そこに記述されている 「・・・・・・しなければならない」 とか 「・・・・・・・してはいけない」 という言葉を鵜呑みにする余り、「・・・・・・しなきゃ!!」 という義務感のようなものに捕らわれ、共に暮らすことから笑顔や笑い声が消え去ってしまうよりは、他人から見ればダメダメ犬でも、もし飼い主が笑顔で、会話の中心に常にその愛犬の話題がある生活の方が何倍も素晴らしい。。。。 と、トレーナーらしからざることも、お話させて頂きました。(笑)
実技練習では、スクールの生徒さんである黄ラブラドールのアテナちゃんとママにも、ご協力いただき、我が家の黄金爆裂娘のクワン (一応、レトリバーなので・・・:苦笑) と共に、ご夫婦に様々な練習をして頂きました。
アテナちゃん。。。我が家のクワンと、1ヶ月違いの同学年でして 子犬の頃はアテナちゃんとクワンとでLADFのフィールドで、散々レスリングをした仲なのですが、立派にデモ犬を努めてくれました。
ヤンチャさを残しつつも、落ち着きつつある所作のできるアテナちゃんは、ご夫婦にとって1~2年後のご自分の愛犬の姿を想像する上で、とても良いモデルだったと思います。
それに比べてクワンは・・・ まあ、言わぬが花という感じで・・・・(汗)
ご夫婦は、新年早々にスイスへ帰国なさいます。
パピーを迎えましたら、お写真をメールでお送りくださるそうです。
ご夫婦との縁で結ばれたラブラドールの男の子・・・
今から写真を拝見するのが楽しみです。
by gundogclub
| 2010-12-28 23:38
| DogSchool I'll