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ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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呼び戻し練習会

今年初めての、 呼び戻し練習会 を 千葉県富津の広大なフィールドで行いました。
千葉県の動物愛護推進員であり、富津を拠点に犬と猫の保護活動をなさっているNさん(通称 ぶんたさん) にも、ご一緒して頂きました。


参加したのは、イングリッシュポインター、イングリッシュセッター、フラットコーテッド・レトリバー、ブリタニー、イングリッシュ・コッカースパニエル、ボーダーコリー、そしてビーグル & 我が家のフラウ(GSP) です。
我が家を除き、7家族9頭 の 鳥猟犬と獣猟犬と牧羊犬が集合しました。
あ あと愛玩犬のシーズーちゃんと、ぶんた家の選抜チームも・・・


1.このみちゃん  (イングリッシュ・ポインター)
このみちゃんは、パピーの頃からレッスンに参加していて、現在は野原組に所属しています。
適度なレンジを保ちつつ、コータリングが出来るようになりました。

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2.メルちゃん  (イングリッシュセッター)
メルちゃんは、千葉の保健所から飼い主さんが譲り受けた元保護犬です。 
レッスンを開始してから1年・・・ 富津のフィールドは今回が初めてでしたが、確実な呼び戻しを習得しつつあり、安心して見ていられました。 (野原組)
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3.T家 ブリタニー&シーズー チーム
T家は、主に呼び戻しのスポットレッスンなどに参加して頂いております。
ブリタニー2頭は、実猟犬であり、スポーツドッグであり、ご自慢の愛犬たちです。
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4.ジャンヌマリー  (フラットコーテッド・レトリバー)

ジャンヌマリーちゃんは、実猟犬として今秋の活躍が期待されます。 レトリーブトライアルの競技会も、ご見学に来てくださいました。 
絵になるペアです!! (レトリーブクラス)
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5.ヘイゼル(英コッカー) & アメリ(ビーグル) 
ヘイゼルちゃんは、本当に小さなパピーの頃からレッスンに参加していました。
まだ生後10ヶ月のお嬢様ですが、今日は パパの居場所をしっかり確認しながら、グラウンドワークができました。 将来は レトリーブトライアルに参加する予定です。
お姉ちゃんの、アメリちゃん(ビーグル)も、様々な臭気の誘惑を振り払って、しっかりとグラウンドワークが出来ていました。 (2頭とも現在は、快適生活クラス)

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6.レオ君 (英コッカー)
1年前 レオ君の飼い主さんは、レオ君の いくつかの問題行動に、困っていらっしゃいました。 その問題行動を矯正することが入校の目的だったのですが、今では、それらの行動も ほぼ見受けられなくなりました。
実は、今日はレオ君にとっては 「昇格テスト」 だったのですが、無事(笑) 合格
5月中に、野原組に昇格することになります。
レオ君 頑張ったね!!
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7.びぃちゃん  (ボーダーコリー)
びぃちゃんは、BCRN(ボーダーコリー・レスキュー・ネットワーク) から、飼い主さんが譲り受けた 元保護犬です。
当初は、とにかく様々なもの(見知らぬ人や犬、音)などに対する畏怖が強く、私も当初は怖がられておりまして(苦笑)近寄ろうとすると、必死のお顔で逃げようとしておりましたが、今では尻尾を振りながら挨拶に来てくれる様になりました。
今日の様な広いフィールドは、びぃちゃんは初めてだったのですが、怖がることも無く、安定感抜群のグラウンドワークでした。 (野原組)
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8.その他
メルちゃんのママに甘える ぶんた家のエイミーちゃん (英ポインター)
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ちょっとぉ~ 野原を走っている写真はないの(怒)? byフラウ
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四輪駆動車チーム
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スクールのセカンド・ロゴ
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今まで、私のスクールでは、快適生活クラスを卒業すると、レトリーブクラスに昇格するシステムだったのですが、「レトリーブはしないけれど、野原を走るのが大好き!」 という生徒さん(ワンちゃん)が増えてきたので、便宜上 野原組 という区分けにして、レトリーブクラスと合同でレッスンをしていたのですが・・・

レトリーブが主体ではなく、野原での呼び戻しや、グラウンドワークを主体とするクラスを、きちんと作って、クラスの名称も考えないとね~
「野原組」 じゃ、カッコ悪いですものね!(苦笑)


本日のレッスンは、それぞれのペア(愛犬&飼い主さん) の成長(互いの絆、信頼関係)を、確認することができ、とても有意義でした。


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いのちつないだワンニャン写真コンテスト
# by gundogclub | 2011-05-04 15:27 | DogSchool I'll

・・・・スベカラズ


私のスクールには、悪癖の矯正(主に成犬) や 躾全般に関し 飼い主さんに練習方法を覚えてもらったり、グループレッスンを行う 快適生活クラス  があるのですが、新規に入校する生徒さんには、事前に お会いしてスクールの方針などを、ご説明する様にしています。 (事前説明を必須としたのは昨年の11月頃~です)


スクールの訓練方針を説明し、飼い主さんからの質問をお伺いするのですが、その時に多いのが 「躾の本に、○○○○○ を犬に許してはいけない。 もし放置しておくと××××× な犬になってしまう・・・と書いてあるのですが、本当ですか?」 という ご質問です。

例えば、「犬がソファーに乗ることを許すと、犬がリーダーだと勘違いして、飼い主を ないがしろにする様になるから、ソファーに乗ることを許してはならない!」 などと書いてある躾本もある訳です。


新たに、パピーを迎え入れ、何ら問題が表見しないうちからスクールに来る飼い主さんは、私のスクールでは少数派です。
大抵の飼い主さんは、躾本を何冊か購入して、その通りに実践してみるのですが、本に書かれているように育たない ・・・ 
それで、お悩みになった飼い主さんが私の処に、お電話やメールでスクール入校の問い合わせがくる・・・というケースが多いのです。

そして、多くの飼い主さんが 「・・・スベカラズという規則を厳格に守っていないから、問題が生じるのだ」と勘違い をなさっています。
ですので、お会いして必ずと言ってよい程、質問されるのは 「もっと厳しく躾をした方が良いのでしょうか?」 という、ことなんです。



ところが、幸か不幸か(苦笑) 私のスクールでは、この 「・・・・スベカラズ」 という項目が、少ないんです。
それぞれのご家庭には、それぞれの愛犬との暮らし方があり、各ご家庭の事情によって生じる「スベカラズ」というものが、あると思います。
A家にとっては、必要なこと・・・  B家にとっては、愛犬に守ってもらわなくては困ること・・・ それら各家庭の理由によって、愛犬に守ってもらわなくては、ならない事柄を愛犬に教える方法を飼い主さんに練習してもらうことは必要なことだと思います。

ただ、私のスクールでは 「・・・スベカラズ!」 を画一的に、スクールの方針として飼い主さんに遵守して頂こうと考える項目数が、少ないかもしれません。




飼い主さんが持参なさった躾本を読みますと 「・・・スベカラズ」 とか 「・・・・を許すと、・・・・な犬になってしまう」 という項目の多さに驚きます。
全部、覚えるのは大変そうです。
しかも、躾本に書かれている事を厳正に遵守しようとしたら、常に愛犬の行動に目を光らせ、すぐに叱るために身構えていないとならないかも・・・

これでは、犬との暮らしが楽しくないでしょうね!  犬と暮らすことに、疲れてしまいそうです

それらの躾本の根本原則は 上意下達 というか、隷属関係というか、王様と奴隷というか ・・・
飼い主にとって、都合の良い絶対服従を好しとしている様に思います。



私のスクールの 快適生活クラス の 「快適」とは、「飼い主が快適に暮らせる」 という意味もありますが、「愛犬にとっても快適な生活ができ、愛犬が快適な生活が出来る様になる為の練習の方法を飼い主さんに覚えて頂く」 という意味でもあります。
飼い主だけが快適な、片道通行の快適など、ありえません!

これは、私と私の愛犬である三姉妹にも言える事であり、我が家の娘たちに対しても 「・・・・スベカラズ」 の項目は、とても少ないのです。



禁止事項が少ないにも関わらず、昨年の春に我が家に迎え入れたエステルも含め、矯正が必要と思われる問題行動は、ありません。
「・・・・スベカラズ」の躾本に照らし合わせると、問題になりそうなことも 放置したままなのですが、「・・・・を許すと、××××× な犬になってしまう」 という部分の問題は生じていません。

共に居ることが、飼い主と愛犬の双方にとって楽しく、幸せであること・・・
共に暮らすことが、双方にとって楽しくないのであれば、むしろ犬と暮らさない方が、心安らかな人生かもしれません。



エステルの実家(エステルを保健所から引き出してくださった保護団体さん) には、定期的にエステルの写真を、ブログ上で掲載するお約束をしておりますので、本日のエステルの様子を。。。

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上から3枚目、4枚目の写真に関しては 私とエステルは100m程、離れていました。
24倍のズームが使えるコンデジですが、画質はこれが限界です。
デジタル一眼レフ ・・・ 中古でも良いので、欲しいです。


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いのちつないだワンニャン写真コンテスト
# by gundogclub | 2011-05-02 18:32 | MY TALK

トカゲ狩の季節


4月も後半・・・
これから、秋が深まる11月初旬頃まで、フラウ姐さんにとって 休む暇の無い(苦笑) 忙しい時期となります。
それは、庭を トカゲ (正式な名前は判りません)が駆け回る季節になるからです。
フラウ姐さんは 「日々、庭の警備を怠らず不法侵入のトカゲを駆逐するのが自分に課せられた任務」 ・・・ とでも思っているかの様です。


庭の警備業務は真夏の外気温が30℃を超える日でも中止されることはありません。
真夏になりますと、フラウを野原に連れて行って訓練をしたり運動をさせる為に私は4時に起床します。
4時に起きて5時前には野原に到着しています。

朝5時の野原は多少は涼しいと思うのですが、フラウ姐さんは
「暑くて暑くて・・・とても練習なんか、できないわぁ~」 と、すぐに バテバテになったふりをするのですが、家に戻って庭に出してやると、様子がコロリと変わります。

さっきまでのバテバテの様子が嘘のように (実際、嘘なのですが:苦笑) 庭の巡回警備を始めます。
お昼頃・・・真夏の太陽が庭を照らし、外気温が30℃を超えても、フラウ姐さんは、なかなか室内に戻ろうとしません。
室内はエアコンが効いていて涼しいのに・・・

流石に午後1時~3時頃までは、木陰で休憩をしているフラウ姐さんですが、常に四方を見渡し、常時臨戦態勢です。
そして、「ねぇ~ アナタも一緒にトガケ狩しましょうよぉ! 楽しいわよぉ~」 と、何度も私を誘いに来るのですが、このお誘いは嬉しくありません。
暑いし、蚊に刺されるし、勘弁して欲しいです。

トカゲにポイントするフラウ姐さん
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こうして、ひがな一日、トカゲを狩っているフラウ姐さんですが、そんなに簡単にトカゲは捕まりません。
一日中、庭を駆け回って、結局 一匹も捕まえられない日も多いのです。


そして首尾よくトカゲを捕獲できた時のフラウ姐さんの嬉しそうな様子と言ったら。。。!!
断尾された短い尻尾をブンブンと振り、嬉しそうな得意そうなお顔で・・・ 咥えて私の処へ見せに来るのです。

「やっと捕まえたわー 私、凄いでしょ!!」 という感じです。


あまりに嬉しそうなので、「すごいね よく、やったね!」 と、フラウの頭を撫でるのですが、そうしますと 「じゃあ また、頑張って来るわね!」 と言い残すかの様に、再度 庭へ飛び出して行きます。
私の手の中に、トカゲの亡骸を残したまま・・・(汗)



思い返しますと、初めてフラウがトカゲを咥えて私に見せに来た時、私は とても大げさにフラウを誉めた  ように記憶しています。
どうも、それ以来 フラウはトカゲ狩に更に熱心になった様に思います。
あの時、もし叱っていたら どうなっていたのでしょうか?
今ほど、フラウはトカゲ狩に夢中になっていなかったかもしれません。

トカゲを捕まえて咥えて見せに行ったら、とても誉められた・・・トカゲ狩は、フラウ姐さんにとって狩猟本能を刺激する行動であるのと同時に ”捕まえて見せに行って誉められたい” という側面もある様に思います。
だから・・・いまさら・・・トカゲ狩を止めさせるのも可哀想です。



総じて我が家の3人娘は誉められた行為に対する反復能力が高い  ように思います。

例えば、ゴールデンレトリバーのクワンの最近のマイブームは、「長靴のレトリーブ」です。
庭のコンクリートの、たたきの部分に置いてあるゴム長靴を、エステルが悪戯で庭の真ん中辺りまで咥えて行ってしまうんです。

ある時、庭に出ていたクワンに 「クワン! 長靴・・・持ってきて!」 と言ったところ、なかなか理解できなかったのですが、とうとうゴム長靴を咥えて戻ってくることに成功しました。
その時、クワンのことを、大げさに誉めて撫で回したのですが、それ以来・・・

エステルが、どこかに長靴を持って行ってしまうと、クワンが私を呼びに来るのです。
「パパ! 牛女(エステルのこと)が、パパの長靴で悪戯していました。 これからクーが、パパの長靴を、持って来るでしゅ! 見ていてくだちゃい!」 

そして、長靴を咥え、得意そうに尻尾を高く上げ、胸を張りながらゴム長靴を私の処まで運んでくれるのです。

わざわざ私を呼びに来て、それから私の目の前に長靴を咥えて持ってくるクワン・・・
可愛いです!!



エステルも、コマンドでドッグゲートやネットを飛び越えることは出来なかったのですが、ある時 「ジャンプ!」と私が指示を出しましたら、ネットを飛び越えることができました。
その時点では、偶然に近かったのかもしれませんが、ものすごく誉めましたら嬉しかったのか、すぐに 「自分勝手に飛ぶのではなく、指示によって飛び越える」 ということを習得しました。



我が家は、女の子3頭なので どうも 「私が、一番ヨ!!」  と、お互いに張り合っている気がします。
どの娘かを誉めますと、誉められた娘は、ものすごく嬉しそうな、そして得意そうな顔をします。
そうすると、残りの2頭が、すかさず邪魔をして割り込んできます。(苦笑)
私が、他の娘を撫でるのを阻止している感じ・・・・


飼い主に誉められることが嬉しい・・・
誉められた行為を反復して身につけていく(また誉めてもらう為に)意思・・・

「誉められることが嬉しい」 と愛犬が思ってくれる飼い主であり続けたいと思います。


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いのちつないだワンニャン写真コンテスト
# by gundogclub | 2011-04-30 16:02 | フラウ (GSP)

急がば回ってみた!

我が家のゴールデンレトリバー、クワンは 生後5ヶ月で我が家に来ました。
クワンは、ドッグスポーツ施設、LADFに預託されていたのですが、預託されていてる間に、私は何度かクワンと遊ばせてもらいました。

今でもクワンは可愛いのですが、5ヶ月のクワンは、それはそれは可愛くって・・・
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ボールを使って遊んだりもしたのですが、ボールを投げても 「マテ!」 と指示を出すと、ちゃーんと待つことが出来る子でした。
まだ5ヶ月なのに・・・!
「こりゃ 将来が楽しみだ!!」 と 密かに しかし大いなる期待をもって我が家へ迎え入れました。


しかし、ニンゲンの子供も、子犬も 親が望んだとおりには、なかなか育たないものです。(苦笑)
クワンは、ボールは咥えられるのに、長細いダミーが、なかなか咥えられる様になりませんでした。
競技会や練習で使う太さのダミーではなく、細くて噛みやすいゴム製のダミーもダメ・・・
かろうじて咥えられるのは、ラグビーボールのような楕円形のボールでした。


無理やり練習をさせて、円筒形の物を忌避する様になると困るので、生後7ヶ月頃から今年の1月頃まで、ダミーなどを使った練習は、ほとんどしませんでした。
(2009年12月のGRTA地区競技会に一度だけ出場しましたが・・・)



その間、野原での呼び戻しの練習と、フリスビー練習をメインメニューとして、たまにウォーターダミーを投げたり、500ml のペットボトルを投げたり・・・
ペットボトルを投げると、クワンはキャップのついた先端の方から縦に咥えていました。
ペットボトルが口に刺さっている感じ・・・
その姿を見て、おかしいやら、情けないやら・・・(苦笑)



それが、今年の1月頃から、ダミーもペットボトルも、横に咥えられる様になりました。
横の真ん中辺りを咥えた方が、咥えやすいって、やっと理解したみたいです。
私は、わざとペットボトルに水を入れたりして、徐々に重いものを咥えることに慣れさせました
重い物ほど、バランスがとれる部分を咥えないと運搬し辛い 訳で、そのことを経験を通してクワンに学習してもらいました。


本日も、庭で試してみたのですが・・・

横に咥えられるようになりまちた! byクワン
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500ml のペットボトルに水を入れたものなのですが、重量は550gくらいです。
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500gを超えておりますので、競技会で使われる公式ダミーよりは、かなり重いです。
しかも、ペットボトルはツルツルしていて咥えにくい。。。
自慢気なクワンちゃんですが、フラウ姐さんには遠く及ばず・・・

1.5Lのペットボトルに水を入れたものを咥えて走ってくるフラウ姐さん
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重さは1200g(1.2kg)以上・・・
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それと、クワンは咥えたままの保持停座が苦手です。
水の入ったペットボトルを咥えたまま、停座が出来るのは、2~3秒・・・(苦笑)

フラウ姐さんは、1.2kgを咥えて、2分程度は保持ができます。

ちょっとぉ~ 重いんだけど! byフラウ
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フラウもクワンも体重は22kg台です。
だから、フラウが出来て、クワンが出来ないのは体格の差によるものではありません。

それでもね、楕円形の物を咥えることも出来なかったクワンですから、500g以上の重さのあるダミー(ペットボトル)を、真横に咥えてレトリーブが出来るようになっただけでも、大いなる成長です!!

急がば回れ・・・
クワンは今はフリスビー競技が主体ですが、いつの日かレトリーブに開眼する日が、きっとくると信じます・・・いや、信じたいです!(笑)


あと20年もしたら、フラウに負けないでちゅ! byクワン
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いのちつないだワンニャン写真コンテスト
# by gundogclub | 2011-04-27 14:04 | レトリーブ (GRT)

1年が経ち・・・ メルちゃん

イングリッシュセッター の メルちゃん  と初めて会ったのは、昨年の4月末に開催した 「保護ガンドッグの運動会」 の時でした。

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メルちゃんのママは、保護団体経由ではなく、保健所(センター)から直接、メルちゃんを譲り受けたそうです。

我が家のエステルもそうですが、直接 保健所から譲渡して頂く場合は、事前の予備知識が全く得られません。
保護団体を経由して譲り受ける場合は、保護団体なり、あるいは預り親さんから、様々な情報 (健康状態、食べ物の嗜好、散歩の様子、問題行動など) を得ることが出来ますが、直接 保健所から譲渡して頂く場合は、それらの予備知識を得ることができません。

全てにおいて、手探りで試行錯誤しながら暮らしていくことを、 「楽しい!」 と思える飼い主さんなら良いのですが、必ずしも万人向けの譲渡方法ではないかもしれません。
例えると、 ”言葉が全く通じない異国の恋人” との デートを楽しめるか、楽しめないか・・・ということと似ているかもしれません。
身振り手振りを交え、お互いに意思の疎通をしたり、お互いに少しずつ相手の言語の単語を覚えていく過程を楽しめるのか、あるいは 「そんな、めんどくさいこと、イヤダ・・・ やはり、同じ国の人がいいや!」 と思うのか・・・  



幸い、メルちゃんの飼い主さんは、「試行錯誤の引出」 を沢山、お持ちだったので、メルちゃんと飼い主さんの関係は、初めてお会いした時から決して悪くはありませんでした。

当初は人見知りの面がありましたし、ちょっと気難しい表情をしていることも多かったように思いますがLADFでレッスンをしている数ヶ月の間に、表情も穏やかになり 人見知りの面も解消されていきました。

LADFでのフルギャロップ
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メルちゃんの変化は、レッスンに拠る部分も多少はあるかもしれませんが、やはり日々の暮らしの中で、ママとメルちゃんが絆を深めていったことが最大の要因だと思います。
抽象的な表現ですが 「暮らし方が上手」 なのだと思います。




今年に入り、メルちゃんはLADF組を卒業し、野原組 (野原での呼び戻しや、グラウンドワークを中心としたクラス) に昇格しました。

メルちゃんは、呼び戻しの笛に対する反応が抜群に良いです。
過去に在籍していた野原組の生徒さんを含めても、笛に対する反応の素早さは、一番かも・・・


先日、メルちゃんのママとメルちゃんが海岸で遊んでいた時・・・
物凄いスピードで走り去っていくけれど、笛が鳴ったら 物凄いスピードでママの足元まで戻ってくる(笑)メルちゃんの様子を見て、感心して話しかけて来た方が、いらっしゃったそうです。
その方はの職業は、ドッグトレーナーだったそうで・・・
トレーナーに誉められたメルちゃん。。。 その話をママさんから伺って、私も同業者として誇らしい気持ちになりました。




とは言え・・・
メルちゃんは今は 「笛が鳴ったら足元まで戻ってくる」 段階です。
野原組の呼び戻しのレッスンメニューの中では、中級クラスという処です。
これからは、フィールドで、どれだけ飼い主の居場所を意識しながら (飼い主も野原で立ち止まっている訳ではなく、絶えず位置を変えて移動するので) 走れるか・・・という部分が大切になってきます。

でも、きっとメルちゃんとママのペアは、もっと上のレベルまで到達できると信じています。




メルちゃんと初めて会って1年・・・
エステルを我が家に迎え入れて1年・・・

エステルも我が家に来て1年が経ちました
1年が経ち・・・ メルちゃん_e0204314_175834.jpg



元の飼い主さんに捨てられ (捨てたのではなく迷子になっただけだとしても、結局 元の飼い主は迎えに来なかった訳で)、 保健所の門をくぐったメルちゃんとエステル!

元保護犬であっても、日々の暮らしの中から紡ぎあげられる絆、そして弛まず愛情を伴った訓練により、安心して野原を縦横無尽に走らせることが出来る犬に成長することを、これからもメルちゃん、そしてエステルを通して発信していきたいと思います。



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# by gundogclub | 2011-04-24 17:20 | 犬の躾・訓練