ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

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フラウ 9歳


今日は、フラウ9歳の誕生日です。
下記添付の写真は、全て昨日、撮影したものです。

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相変わらず、ボールでもフリスビーでもダミーでも楽しそうに遊びますが、遊ぶ道具による温度差が生じてきています。

2年ほど前までは、野原で鳥獣の臭跡を追いながら走り回っていても、私がボール・フリスビー・ダミーなどを手に持っているのを見せると、臭跡追跡を中断して私の足元まで駆け戻ってきたフラウ姐さんでしたが、最近はダミーやフリスビーを見せても臭跡追跡を継続することも多くなってきました。
唯一、 紐付きボールだけは臭跡追跡の衝動に勝っている  ようで、ボールを見せると駆け戻ってきます。

フリスビー遊びに関しては『興が乗れば』 という条件付きですが 「フラウ姐さん、そろそろ止めれば?」と、私が思ってしまうほど 「もっと投げてくださいっ!」とアピールを続けることもあります。
余興程度に、フリスビー競技の 「シニアドッグ部門」 には、参加していきたいと思います。


ダミー遊びに関しては、マーキングレトリーブ(ダミーの落下場所を犬に見せて回収させる)の30mとか50mとかは、もう面倒で かったるいみたいです。(苦笑)
嫌そうにしているのを、それでも回収に向わせると、わざと私から数mの場所でダミーを口から離して、走り去って行ったりします。
『つまらないから、やりたくないのよっ!』というアピールも実に上手なフラウ姐さん。

ただ、ブラインドレトリーブ(ダミーを置く場所を犬には見せず、前後左右に遠隔操作してダミーを発見、回収させる)は、お好きなようで、私の笛や体符による指示によって前後左右に動き、ダミーを発見して、得意そうに(ドヤ顔で)戻ってきます。

そろそろ、レトリーブトライアルは引退の時期なのかもしれません。
10歳を過ぎても、生き生きと競技に参加しているレトリバーをGRT競技会では目にしますが、そこまでの回収意欲はフラウには、無さそうです。
もしかしたら、そこが生粋の回収犬であるレトリバーと、フラウのような多目的ガンドッグ(いくつかの猟芸の一つとして回収も、できる)の差なのかもしれません。
『雀 百まで踊り忘れず』 という諺がありますが、フラウが百歳まで忘れないのは、回収ではなく、やはり鳥獣の臭跡追跡なのかもしれません。


話は変わりますが、今年になってGRT競技会参加のため2回、ペンションや旅館に宿泊しました。
ペンションのベット、旅館のマットレス、どちらも私が家で使っている煎餅マットレスとは異なり、弾力があり、かつ柔らかい。
長時間運転&競技会参加の疲れもあり、寝心地の良いベッドで、熟睡できそうなものですが・・・眠れない、熟睡できない・・・
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で、家に戻って くたくたに潰れた煎餅マットレスを敷いてフラウを抱くと、熟睡できる。
これは数年前から感じていた事なのですが、どうも隣にフラウが居ないと眠れない体になってしまったみたいです。

フラウ姐さん、ほんの少しだけ私に体を預けて寝るのですが、その体重のかけ方が絶妙と言うか・・・
そして、私が風邪などで熱があったり、体調が悪い時は、それを察してくれるのか、体を私に預けずに少し離れて寝てくれます。
この辺りの気遣い(?) も絶妙な感じ・・・
もう、フラウ無くして、私の安眠はありません。

フラウちゃん 9歳の誕生日 おめでとう。
9歳という年齢にはトラウマと言うか、最先住犬のシャドーが9歳4か月で天国に旅立ってしまったので、ちょっと怖い。
この1年を無事に乗り切って、まずは無事に10歳を迎えること。
そして、9歳という年齢が、フラウにとって 「人(犬)生の2/3の地点」であり、残りがまだ1/3 いえ・・・ それ以上に 長く長く共に寄り添えることを願っています。
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by gundogclub | 2014-05-30 08:11 | フラウ (GSP)

笑 顔 で


元の飼い主さんの飼育匙投犬 クワン と 保健所に収容されていた エステル。
この2頭は、年齢も近いようで よき遊び相手でもあり、ライバルでもあります。
今日は、この2頭を連れて野原へ!

クワン&エステルは、その一方にだけ、私が何かをしてあげると 「私も 私もっ!」 というアピールが、物凄いんです。

私がクワンの被毛をスリッカーブラシで整えていると、私とクワンの間に割り込んできて 「ワタシにも、やってくださいっ!」 とアピールするエステルさん。
短毛のエステルにスリッカーは使い様が無いのですが、それでも背中をスリッカーブラシで撫でてあげると、満足そうに長い尻尾をプンプン振っています。

逆に、エステルを蒸しタオルで拭いてあげていると、クワンが飛び込んで来て タオルを咥えて振り回したりして邪魔をします。
クワンのお顔をタオルで拭いてあげると クワンは嬉しそうにニコニコ、反対に エステルは 「私が拭いてもらってる途中だったのにっ!」 と不満顔・・・ 

そして、大抵はこの後 「ちょっとクワン! 邪魔しないでよ!」 「エスルテこそ、邪魔なのよ!」 という感じでレスリングに移行・・・
でも、どんなに激しいレスリングになっても、この2頭が、唸ったり吠えたりするのを聞いたことはありませんし、勿論 相手を噛んだこともありません。

なんだかんだと張り合いながら、仲の良い お二人さんです。

先週も、多くの保健所に新たに犬が収容されたり、子犬が持ち込まれたり・・・
不安そうな表情で、カメラを見つめる瞳 瞳 瞳。。。。
一頭でも多くの収容犬に素敵な飼い主さんとのご縁があり、そして笑顔で暮らせるようになることを祈っています。

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by gundogclub | 2014-05-26 13:27 | MY TALK

I 型 レトリーブ


先日の蓼科でのレトリーブトライアル競技会のアドバントクラス(上級クラス)の競技種目を見学していたら、初めて見る種目がありました。

『競技ペアは、ジャッジからコールされたら待機場所からジャッジのいるスタート位置に移動する。移動中はリードとカラーは装着していてよい。
スロアーは、ジャッジの指示によりスタート位置から30m~100m離れた場所にブラインドの場合は事前にダミーをセットし、マーキングの場合は発砲音またはマーク声の後、ダミーを投げ入れる。さらに2本目のダミーをブラインドの場合は事前にセットし、マーキングの場合は発砲音またはマーク声の後投げ入れる。2本のダミーの位置は V型、I型、L型
前後など地形や条件により組み合わせる。会場により、スロアーは2人で行うこともある。』


V型、I型、L型とは、スタートラインで ハンドラーが立ち、その左横に競技犬が停座している状態を起点として、2本のダミーが、どのような方向に投擲されるかを表しています。
V型とL型は、なんとなく想像がつくと思うのですが、I型って???
『I 型』 とは ハンドラーから見て、一列になるように2本のダミーが投げられることを指します。
直線上に、スタートラインからは距離の異なる2本のダミーがある と表現すれば、お判りになるでしょうか?


この 『I 型』 は、ソロモンが参加しているミドルクラスでも競技種目に含まれておりますので、練習も兼て実験してみました。


この練習は、ダミーではなく ボールでもできるので、多少デフォルメして、説明します。
まず、スタート地点を決め、愛犬を停座させ、その横にハンドラーが立ちます。
スタート地点から10mの場所にボールを1個置いてもらいます。 このボールをAとします。
次に、スタートラインから20mの場所に、ボールを1個置いてもらいます。 このボールをBとします。


まず、前提として 犬には言葉は通じません。 「奥の方にあるBのボールから、持ってきてくれる?」 と話しかけても犬には通じません。
次に、何も指示をしないで、犬を送り出したら 近くにあるAのボールから咥える犬が大半だと思います。
言葉では通じない、かつ 何も指示をしなければ、大半の犬は近くにある方のボールから咥えてしまう・・・ では、AではなくBのボールから咥えさせるには、どうしたら良いのか? ということです。


実際の実験は、50mの巻尺を使って、スタートラインから30mの処にダミーを1個 (これをAとします )、そこから直線上 スタートラインから50mの処にダミーを1個 (これをBとします) 置いて、行いました。

Get on!の声符で予想通り、Aのダミーを咥えようとするソロモン ➡ 咥えようとした瞬間にストップホイッスル ➡ 咥えるのを止めて、こちらに向き直るソロモン ➡ バック!の声符とハンドシグナル ➡ ソロモンがBのダミーをめがけて走る ➡ 咥えて戻り私にダミーを手渡して終了!
思いの外、一発目から、上手くいきました。
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そして、この一連の動きを3回ど繰り返しましたら、ソロモンは もうAのダミーには見向きもしなくなりました。
「どうせ、奥にあるダミーから、回収しろって言うんでしょ!」 と、Aのダミーを踏んづける様に、Bのダミーに駆け寄るようになりました。


やったぁ~! これで競技会もダイジョウブ!! と思えばよいものを、私は面白くありません。
何故なら、ソロモンは 『単に、奥の方から回収すればいいんだ!』 と条件反射で行っているだけですから。


おそらく、競技会でも手前側Aのダミーからの回収をジャッジが指示することは無いと思うので (これだと簡単すぎるので) 『奥側のBのダミーから回収する』 を馴致させるだけでも良いのかもしれませんが、これでは面白くありません。
だってこれでは、「指示に従って回収」 ではなく 「条件反射で奥側から回収」 するだけに、なってしまいますから・・・


で、競技会の事だけ考えるなら、よせばいいのに(苦笑) ダミーをもう1個、増やしてみました。
直線上に、スタートラインから近い方から A・B・C と3つのダミーを置いてみました。
Aのダミーはルアーダミー(囮のダミー)にして、回収はさせません。

Bのダミーを回収するのか Cのダミーを回収するのかで、ハンドリングが異なります。

【Bのダミーから回収の場合】
①Get Onの声符で回収に向わせる
②Bのダミーの、ごく手前でストップホイッスル
③ソロモンが、こちらに向き直る
④「フェッチ!」の声符
  ※ 「フェッチ! の声符で咥える練習」 はパピーの頃からしておりました
⑤ソロモンがBのダミーを咥え戻り手渡す

【Cのダミーから回収の場合】
①Get Onの声符で回収に向わせる
②Bのダミーの、ごく手前でストップホイッスル
③ソロモンが、こちらに向き直る
④「バック」の声符&体符
⑤ソロモンがCのダミーを咥え戻り手渡す

こうして、ダミーを3個にすると 「とにかく、奥側のダミーから回収すりゃ、いいんでしょ!」という条件反射的レトリーブはできなくなります。
「ハンドラーのコントロールによるレトリーブ」 が可能となります。
やはり、この方が 断然 面白いです。
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ちなみに、こういう 「マーキングレトリーブの派生型」 の練習は、ソロモンは本当に理解が早いです。
「どうやって理解させようか?」と悩むこともなく、Bの回収&Cの回収とも、初回から成功!
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やはり、当面の課題(あるいは生涯の課題かも・・・)は ブラインドレトリーブと100mを超えるようなロングレトリーブとなりそうです。


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by gundogclub | 2014-05-23 17:38 | レトリーブ (GRT)

繁殖工場


犬や猫の保護活動をしている団体の代表の方、また個人で保護活動をなさっている方などから、立て続けに 『崩壊した繁殖工場』 の写真を見せて頂きました。
ほとんどが、ミニチュアダックス・トイプードル・チワワ・マルチーズなどの小型愛玩犬です。
もう、本当に「悲惨」の一言です。

繁殖犬が身動きもままならない程、小さなケージが天井近くまで積み上げられ、汚物にまみれたり、皮膚病を患っていたり、爪が螺旋状に伸びていたり・・・

こういう繁殖工場から 『かわいい仔犬』 がペットショップへと送り出され、母犬が置かれている状況など想像すらしないお客さんたちが、「キャー カワイイ~!」と歓声をあげながら仔犬を抱け上げている訳です。

一方こういう話を書きますと、一部の保護団体や保護活動家の方々のなかには、『そもそも、純血種など居るから、いけないのだ。全ての犬が雑種になれば繁殖にまつわる様々な禍根は無くなる』 とか 『全てJKCとペットシッョプが悪い』 とか、極論を言い出す場合があるのですが、これも私は どうかと思います。

サラブレッド程ではないにしろ、先人が数百年の時を連綿としてスタンダードを維持してきた犬種もある訳で、先人たちが作出した犬種を未来へと橋渡ししていく義務と責任というものが、現在を生きる我々には、あると私は思います。

「繁殖工場」の特徴は、人気の小型犬種を何種類も繁殖していることです。
トイプードル専門 とか ミニチュダックス専門 とか、犬種を限定して繁殖している「繁殖工場」は、まずありません。
薄利多売をするためには、単犬種の少量繁殖では成り立たないのでしょう。


以前、私が大学生時代に下宿の近くにある骨董屋さんに足しげく通い、その骨董屋のおばちゃんから 『骨董市などに通うのではなく、博物館や美術館に通って本物や一流のものだけを見なさい。 本物だけを見続けて、目を養えば、まがい物を見た時に、違和感を覚えるはず。 とにかく、本物を見て学びなさい』と言われた話を、ご紹介しました。


繁殖いう世界も、とても奥が深いと私は思います。
各犬種には、スタンダードというものがあり(姿、能力の両面で)、そのスタンダードという 「目標」 に向って、ブリーダーさんたちは、ショーを見学したり、書籍で学んだり、繁殖の試行錯誤を繰り返したりします。
言わば、より理想に近い姿を追い求め、研鑽を積んでこそのブリーダーな訳ですが繁殖工場の経営者には、金勘定はできても、 「理想に向って研鑽を積む意志」 はありません。


そして、この 『繁殖工場』 が成り立つ片棒を担いでいるのが、我々 犬の飼い主であると言えます。
自らが求める犬種も決めぬまま あるいは 愛犬と、どのような生活をしたいのかを考えることも無く、ペットショップにふらりと立ち寄って、仔犬を抱きあげて、歓声をあげて衝動買いしてしまう飼い主さん・・・


『自らが愛犬と、どのようなドッグライフをおくりたいのか』 というビジョンをきちんと持ち、それに適合した犬種候補を選択し、選択した犬種を心から愛し研鑽を積んでいるブリーダーさんを訪れ、実際に親犬を見たうえで 人生の相棒とするか否かを、きちんと判断する・・・ 
多くの愛犬家が、このような手順を踏んで仔犬を選択するようになれば、繁殖工場は立ち行かなくなります。


「繁殖工場」という業態自体、多くの問題を抱えておりますが、多くの問題を抱えつつも 「業」 として成り立たせているのは、我々消費者側(飼い主側)であることを忘れてはならないと思います。


で、話はガラリと変わりますが 本日はソロモンと野原でレトリーブ練習。
朝から暑かったので、あえて水たまりを利用して 『水しぶきレトリーブ』 にしました。
そして、今日 気がついたのですが ニパニパ笑っていない時のソロモン君は、随分 表情が大人びてきた気がします。

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by gundogclub | 2014-05-22 14:36 | MY TALK

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現在、イタリアのベネチアで、アジリティの世界選手権が開催されております。
日本代表チームの一員として、 ドッグスポーツ施設LADF のオーナーの小西さんと相棒のボーダーコリー、NANAちゃんも 日の丸を背負って頑張っています。

何度も書いておりますが、LADFは クワンが幼女期に 元の飼い主さんと離れ、長期預託されていた施設です。
クワンにとって、小西さんは義理のパパ(笑)みたいなもの、そしてNANAちゃんは 一緒に遊んでくれた、ちょっとだけ年上のお姉ちゃん。
今でも、LADFにクワンを連れて行き、小西さんご夫婦と 「御対面」すると、クワンは まるで子犬のような甘えた声を出して、ご夫婦に じゃれつきます。
美幼女時代の NANAちゃんとクワン &コーギーのルシアちゃん ↓
ルシアちゃんも、小西さんと共に何度も世界大会に出場しているスーパーコーギーです!
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さて、国内のアジリティ競技会で、競技の合間や競技終了後に NANAちゃんがパパとソフトクリームをシェアしている写真がfacebookなどに掲載されていて、私も 『いつか、ソロモンと1個のソフトクリームをシェアして食べてみよう』 と思っておりました。


で、先日のレトリーブトライアルの競技会の帰り道、佐久平のスカイオアシスでソフトクリームを買い、ソロモンとシェアしてみました。
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ソロモンは、ソフトクリーム初体験!!

1口目  私が少し食べてソロモンに ➡ ソロモン君 チロッと舐めただけ

2口目  また私が少し食べてソロモンに ➡ ソロモン君 またまた、チロッと舐めただけ・・・
 (おっ ソロモン 食べるの上手いじゃーん! なんか、相棒って感じだねっ!!)

3口目  私が少し食べてソロモンに ➡ 一瞬にして、コーンの部分を残し、全てがソロモンの口の中へ消えました。
口の両端から、ソフトクリームをダラダラと、滴らせながら ニパニパ笑っているソロモン君!

あーあ お前、全部食べちゃ、ダメじゃん! 高かったのに・・・・ と、 「ソフトクリーム シェア体験第一回目」 は失敗に終わり、がっくし。


今日の朝、小西さんとNANAちゃんが、本場イタリアでジェラートをシェアしている写真が掲載されていて、私とソロモンのペアの悪夢(苦笑)が、蘇りました。
くっそぉ~


あまりに悔しかったので、先ほど ソフトクリーム型のアイスクリームを買ってきて、フラウ姐さんとシェアしてみました。
フラウは、私の顔を見ながら、食べる量を調整しているみたい。
少し多めに姐さんが食べた時、「うわっ お前 食べ過ぎ!」 と、わざと大げさに驚いてみせたら、次は遠慮してチロッと食べていましたし・・・
結局、コーンの部分まで上手にシェアすることができました。


こういう気遣いといか 空気を読むというか 『こちらの意向を想像して(慮って)、求められている行動を理解する能力』 に関しては、ソロモンとフラウには大きな差があります。

これには犬種の違いもあるように思います。
ワイマラナー、ジャーマン・ポインター、ビズラなどの いわゆる HPR Dog(多目的ガンドッグ) は、一般的に 『ワンマンドッグ』 とも言われ、飼い主に対する意識が、とても強いと言われています。
飼い主が自分に何を求め、何をしようとしているのかに、全神経を注いでいます。
ですから、例えば ジャーマンポインターのオフ会などを開催すると 犬同士はあまり遊んだり、一緒に走り回ったりせず 飼い主の横に寄り添っていたり、飼い主の方ばかり注視していたり・・・
あまり、オフ会をする意味がありません。(笑)


HPR Dogに比べ、注意力散漫 全方位に興味があり 見知らぬ人も犬も大好きなソロモンではありますが 加齢や様々な経験を経て、『相棒』と呼ぶにふさわしい関係を築けるようになることを、願っています。

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by gundogclub | 2014-05-18 10:51 | MY TALK

信濃路 旅情編


GRTAの競技会に参加する場合、一昨年までは 『深夜に自宅を出発して、そのまま競技会に出場し、閉会後は、そのまま自宅に戻る』 というパターンでした。(昨年は、GRTA競技会に不参加でしたので)
何度か書いておりますが、私は強度の乱視なので (眼鏡で矯正しているとは言え) 夜間に長距離運転すると、目が赤く充血し、涙が止まらなくなります。

ただし、目は赤く充血し 鏡に自らの顔を写すと異様で気持ち悪い (ですから、他の方が見ると、より気持ち悪く思うかも) ものの、「体自体は、さほど疲れていない」 状態でしたので、この 「日帰り強行軍方式」 できたのですが、今年は 競技会場に到着する頃には、体そのものが へとへとに疲れています。
50歳をすぎて数年・・・ 4~5年前までとは 明らかに何かが変わってしまったようです。


蓼科の牧場で開催される、今年3回目のGRT競技会のエントリーが始まった時、カミサンに 「帰りの高速道路とか、渋滞するんだろうなぁ~ 競技で疲れて、その後 帰りの高速道路が渋滞すると、本当に辛いんだよ。 参加、やめようかな・・・」 と話をすると カミサンが 「じゃ、泊まってくれば いいじゃん!」 と。。。


カミサンの言葉は、なおも続きました。
『蓼科だったら、望月から そう遠くないでしょ! 馬事公苑に寄って、馬でも乗ってくれば、いいじゃん!』
「望月に泊まって、馬に乗って帰る」 ・・・ その言葉を聞いた5分後には、第3回目の競技会参加申込を完了しておりました。

蓼科での競技会ですから、蓼科高原周辺とか女神湖、白樺湖周辺のドッグペンションを探す方が多いと思うのですが 私にとっては「長野県なら望月」と思えるほど、思い出深い場所なのです。


旧長野県北佐久郡望月町は、現在は佐久市に合併されておりますが、平安時代から「駒の里」として知られ、京都の朝廷にも御料馬を献上していた馬産地です。
そして、旧望月町には町営の馬事公苑があり (現在は、佐久市営? 別法人? よくわかりません) 1993年~1996年の4年間 私は乗馬仲間の友人たちと毎年 春と秋の2回、馬術合宿をしておりました。


そして、馬術合宿最後の開催となった1996年に、私の女友人であるAさんが 「私たちと所属クラブは違うけれど、彼女も乗馬をやっているのよ!」 と連れてきた女の子が、今では私のカミサンです。


言わば、望月町の馬事公苑は 私とカミサンの出会いの場でもあります。
その後、カミサンは私が所属していた乗馬クラブに移籍し、つきあっている間も 何度か2人で馬事公苑を訪れて馬に乗りました。
当時の馬事公苑の所長さん、そして我々が馬術合宿をする時期に数年間 同時期に合宿を行っていた、某大学馬術部の監督のYさんは、我々夫婦の結婚披露宴にも出席してくださいました。


今回、宿泊した旅館は 馬術合宿で何度も利用した ゆざわ荘
露店風呂からは、隣接している馬事公苑が一望できます。(男用露天風呂に限ってですが、馬に乗っていると露店風呂に入っている男性の裸体がよく見えます。女性用露天風呂は囲いがあって残念ながら馬上からは見えませんが:笑)

蓼科の競技会場から、一路 ゆざわ荘へ!
チェックインの手続きを終了すると同時に、馬事公苑に駆けつけました。
所長さんは、以前とは変わっておりましたが、現所長も顔見知りで 「久しぶりだねぇ~ なに ホースマンが犬遣いになってしまったの?」 と言われ、苦笑・・・
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馬事公園内にある、パターゴルフ場&アスレチック広場は夕方であったため、誰もおらず所長さんの許可を得て、1時間以上 ソロモンと遊ばせて頂きました。

最近のソロモンのブームは、私の 「JUMP!」のコマンドで様々な物に飛び乗り、瞬時に停座すること。
助走無しでも、1.3m位までの高さなら、飛び乗ることが出来ます。

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ヘトヘトになる程、ソロモンと遊んだ後、ソロモンは車の中へ・・・
宿泊した ゆざわ荘 の唯一の欠点は ペットの宿泊が不可なこと。
ゆざわ荘と馬事公苑の共用駐車場の車中でソロモンは、お泊り。
『寂しがって鳴いたり、吠えたりしないか?』と心配だった (ソロモンだけ車に残して宿泊するのは初めてだった為)のですが、心配ありませんでした。
何度か様子を見に駐車場へ行ったのですが、バリケンの中でソロモンは丸くなって寝ていました。 思いっきり遊ばせておいたのが、よかったのかも・・・


旅館内は、我々が馬術合宿をしていた頃と、何一つ変わっていませんでした。
食堂にも、売店にも、階段にも、カミサンとの思い出が沢山ある旅館。
まあ、我々が馬術合宿をしていた頃は、この旅館が竣工して間もなかったので、館内はとても綺麗でしたが、あれから18年・・・ 私とカミサンが18年分 年老いたのと同様に、旅館も18年分 薄汚れていたのには、ちょっと哀愁を覚えました。


翌日は、まず馬に乗って(笑)、その後で 何度か遊びに行ったことのある エメラルドグリーンのダム湖にソロモンを泳がせに行く予定にしていたのですが、旅館の支配人さんから「今年は豪雪で、雪解けが遅かったので、山の上にある湖は例年より、かなり水温が低いのではないかと思う」と言われ、ダム湖水泳は諦めました。
ソロモンが泳いでいる途中に、心臓麻痺でも起こして沈んでしまったら、助け様が無いので。

翌日、再びソロモンをアスレチック場で1時間ほど遊ばせ、馬術選手だった時代から18kgも太ってしまった体で、お腹を揺らしながら馬に乗りました。
情けない・・・ 本気で痩せないと!!

平日(月曜日)であるにも関わらず、馬に乗りに来た中年のご夫婦が、何組がいらっしゃり、お話をすると共通の知り合いや友人が居たりで、『乗馬談義』で楽しい時間を過ごさせて頂きました。

馬事公苑のクラブハウスで、昼食の出前をとって、帰路へ!
途中、佐久平のハイウエイオアシスで、長い長いエスカレーターにソロモンと乗り、ドッグランで遊び、アイスクリームを食べたり・・・
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夕方4時頃には自宅に到着しました。
お日様が出ている時間の長距離運転は、ほとんど苦になりません。
目も充血したりしませんし。

思い出の地、望月に 「泊まってくれば!」と提案してくれた、カミサンに感謝しております。
次のGRTA競技会は10月、ソロモンは勿論ですが、久々にフラウ姐さんも参加するかもしれません。
まあ、それまで 基礎訓練をしっかりと、やりたいと思います。


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by gundogclub | 2014-05-14 11:53 | おでかけ・野遊び

信濃路 競技編


2014年5月11日 長野県蓼科の牧場で開催されたGRTA (ガンドッグレトリーブトライアル協会) の、今年3回目の競技会にソロモンと参加しました。

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↑ 開催地の写真です。 草丈も短く、これならソロモンも 草丈に悩まされることもない? ・・・ はずなのだけれど・・・

ソロモン君、今回から ミドルクラス に昇格です。
ソロモンのミドルクラスの競技の順番は ブラインド (シングル 50m) ➡ WALKED UPマーキングシングル (今回はミドルの参加ペアが多かったので3組ずつの競技) ➡ ダブル30m(マーキング&マーキング) ➡ 100mロングマーキング でした。
ミドルクラスの競技種目詳細については、 こちら をご参照ください。

さて、我が家の茶色坊主は。。。

① ブラインド (シングル 50m)
この競技種目は、最初から 諦めていました。
練習でさえ、 30m位しか ブラインドレトリーブができないソロモンが、50mのブラインドが出来る筈もない! 
がっ 結果的には成功してしまいました。 
予想どおり、私が腕で指示した方向に直進できたのは30m位で、その後 さかんに右方向に行きたがったのですが、 なんとか ストップホイッスルによる停止 と バックの声符 で、左方向へ誘導することができ、走り回っているうちに、偶然 ダミーを発見し、回収成功。
これは、「できた」 とは言いません。 できていない。 走り回ったラインの草むらに 偶然ダミーが転がっていただけのハナシ!
ただ、あの状況で ストップホイッスルで停止し こちらに向き直り、かつパックの声符で後方に走る 「聞く耳」 を、ソロモンが持っていたことだけは、評価したいと思います。
秋までには、「偶然」ではない、ブラインドレトリーブを習得させる様に、頑張らないと・・・


② WALKED UPマーキングシングル
今回のミドルクラスの競技会で、唯一 満足のできる内容だったのが、この競技。
この競技に出場することを見越して、ソロモンがパピーの頃から 『ちょっと特殊なヒールウォーク』 の練習をしてきました。
この競技は、簡単に説明すると 2組~3組のペア(ハンドラー&犬) が横一列になり、歩きます。
勿論、ヒールウォークであることが望ましく、ハンドラーと犬が1mも離れていたり、あるいは無理矢理リードを手繰って一緒に歩かせようとしている場合は、減点の対象となると思います。
ただし、この 『ヒールウォーク』 にポイントがあるのです。
2組~3組のペア(ハンドラー&犬) が横一列になり歩いている最中に、いきなり発砲音が鳴りダミーが投擲されます。 発砲音がしてダミーが地面に落下するまでの時間は 3~4秒。
発砲音が鳴ると同時に、前方を見て ダミーが落下場所を犬が確認できなくては、ダミーの回収は、できません。
しかし、服従訓練競技会とかドッグダンスなどで用いられる 『ヒールウォーク』 では、犬がハンドラーを見上げながら歩く(アイコンタクト付ヒールウォーク) のを良しとする為、ハンドラーの顔を見上げているうちにダミーが地面に落下してしまい、ダミーの回収が難しくなってしまいます。
ですので、ソロモンには 私の左足とソロモンの右前脚部が、こすれ合うほど密着していても、視線は前方を向いて歩く & 私が歩くのを停止した場合は声符が無くてもソロモンも停止~停座 をする練習をしました。
これが、私が言う処の 『ちょっと特殊なヒールウォーク』 の内容です。


③ ダブル30m(マーキング&マーキング)
実は、競技前に一番、自信があったのが、この種目でした。
ソロモンは、ダブルダミーの練習を方向指示付のダブルダミーで最初から練習していたのです。
ノービスクラス(初級クラス) のダブルダミー競技には方向指示は無く、好きな方から回収することが出来ますが、これをせずに 最初から 「ダブルダミーは方向指示を伴うもの」 として、教えました。
前回のノービスの競技会でも、方向指示を用い かつ満足のいく内容でした。

が・・・ 今回は 投擲されるダミーの方向に私と共にソロモンも体を正対させ ダミーを確認したにも関わらず、二つのダミーの真ん中方向に何度も走って行ってしまいました。

ここ10日ほど ダミーを 「V字型」 に投げ、両方のダミーの真ん中辺り (つまり正面方向) の草むらに、ブラインドダミーを置く練習を盛んにしておりました。 (競技種目には、ありません)
目視したダミー(マーキングダミー) の誘惑に負けずに、腕の指示した方向に直進してブラインドダミーを発見回収する練習 を、やり過ぎたみたい。
『ダブルダミーの時は、その前に 必ずブラインドのダミーがある』 という、間違った擦りこみをしてしまったかもしれません。
とは言え、しっかりマーキングダミーを腕で指示したのに、ありもしないブラインドダミーを探して、正面方向に何度も走ろうとしたソロモンも、ちゃんと理解していないなぁ~
もう一度、練習のし直しです。 一応、規定時間内に指示された方のダミーから回収できたので、一応この種目もクリアしました。


④ 100mロングマーキング
草丈が短い競技会場だったので、「なんとかなるのでは?」 と思っていましたが、心臓パクパク 薄氷を踏む感じでした。
facebookで友人となった、英国のワーキングコッカー専門のドッグトレーナーも 『110ヤード (約100m) のマーキングレトリーブは、かなり練習を重ねないと難しいし、生まれながらのセンスとか血統にも左右される。 どんなに練習しても、できないワーキングコッカーも多い。 そもそも110ヤードのロングマーキングは、ワーキングコッカーのディスタンス(距離)ではない!』 と言っておりますし、ハンドラーの腰が引けている面があって・・・(苦笑)

ソロモン君 100mの距離の往復(200m) を 3回、繰り返しました。
ソロモンには、パピーの頃から 「ダミーを発見できなかったら、勝手に探し回らないで 私の足元に戻る訓練」 をしております。
ですから、まず 宙を滑空する様なスピードで走り、ダミーに向い、少しダミーの落下場所とは異なる場所を探し周り、見つけられずに また宙を滑空する様なスピードで私の足元に戻る を2回繰り返し、3回目の出撃(笑)で、やっとダミーを発見し、戻ってきました。
制限時間内に、延べ600mを走るソロモンのスピードは確かにすごいけれど、あと数秒でタイムオーバーで失格だったそうです。


以上、諦めていたのにパスした競技が1種目、思い通りにできた種目が1種目、自信があったのに 「なんでやねん?」 の種目が1種目、100mという距離がさらに怖くなってしまった種目が1種目と、なんとも総括しにくい結果となりましたが それでも一応 4種目を全てクリア。
確か、ミドルクラスで7位だったと思います。


秋に向けての課題満載。
でも、あれもこれも は難しいですから まずは ダブルダミー(マーキングとプラインドを交え、かつ勝手にありもしないブラインドダミーを探したり等の先読みをさせず) の精度をあげること そしてブラインドレトリーブが可能な距離をもう少し伸ばすことを目標としたいと思います。

次回のプログテーマは 「信濃路 旅情編」 競技終了後の あれやこれやこそ 今回の旅の目的だった・・・かも・・・・

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by gundogclub | 2014-05-12 17:27 | レトリーブ (GRT)

こりゃダメかな?・・・の連続


ワーキング・コッカー・スパニエル ソロモンを我が家に迎え入れた日、ブリーダーさん宅から我が家へ連れて帰り、しばらく休ませた後 スポンジ製のボールや小型の縫い包みを投げてみると ・・・ ソロモンはボールや縫い包みに駆け寄り、咥えて私の手元まで運んできました。
何も教えていないパピーの場合、投げられたボールなどに駆け寄ることはあっても、よしんば咥えたとしても 咥えたまま室内を走り回ったり、座って齧り始めたりするケースも多いのではないかと思うのですが、ソロモンの場合は、第1投目から、私に渡してくれました。
その時の、嬉しさといったら!!!
わが家に迎え入れた日のソロモン君 ↓ 
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ソロモンと出会えたこと、我が家に迎え入れる 『縁』 があったこと に対する喜びは 室内レトリーブ練習 ➡ 自宅庭でのレトリーブ練習 ➡ 草が殆ど生えていない野原でのレトリーブ練習 までの間、ずっと続きました。
「草丈が短い、芝生の公園のような感じの野原」 では、生後5か月になる頃までには50m程度のレトリーブ(小型ダミーや鳥の形をした縫い包みを用いて) は難なく、できる様になりました。
因みに、ソロモンが競技会で使用されるダミーと同型のダミーを咥えられるようになったのは生後6~7か月の頃・・・レトリバーやGSPなどに比べ、小さい分 咥えられるようになるのに時間がかかりました。


ところがっ!!!  喜んでいられたのは この 「草丈が短い野原」 まででした。
意気揚々と、草深い野原でのレトリーブ練習をはじめた処、驚愕の事実がっ・・・
一番、簡単な 『愛犬を停座させ、その足元でダミーを投げる』 = ボールのレトリーブ遊びと一緒 でさえ、ソロモンは、とんでもない方向へ、すっ飛んで行くのです。

レトリーブ練習初心犬の場合、犬を停座させて、その足元からボールを投げるて レトリーブに向わせると 「方向は大体、正しいけれど距離が間違っている」 場合が多いと思います。
どちらかと言うと、実際にボールが転がっている場所より、スタート地点に近い場所を、探す犬が多いように思います。 (方向はOKでも、距離感が×)

ところが、ソロモンの場合は、ボールやダミーが落下した場所とは、異なる方向に すっ飛んで行ってしまうのです。 (方向も、距離感も×)
もうね、ボールやダミーが落下した場所と、45度くらい違う方向に、物凄いスピードで走り去っていくのです。
最初はソロモンが、ふざけてやっているのかと思ったのですが、一生懸命探し回っている姿を見ていると、ふざけているとは思えませんでした。


こんな状態が2か月以上、続きました。
見当違いの方向に、すっ飛んで行くソロモンの後ろ姿を見ながら、 「こりゃ ダメかな?」 と思いました。
試しに、また草丈の短い野原で練習してみと、きちんとレトリーブができる。
でも、草丈が長い野原では 見当違いな方向に、すっ飛んで行く・・・


まあ、 『草丈の長い野原』 の草丈が問題で、 「こんな場所では、レトリーブ競技会は、しないだろうなぁ~」 と思うほど、草丈が長いのも確かなのです。
だから、競技会のことだけを念頭に置くなら、あんなに草丈が長い野原で練習する必要は無いのかもしれません。

ただ、受験生が 「現代史は入学試験に出題されないから、覚えなくていいや」 と考える事と、実際にそれでは 「一般教養として、現代史を知らなくてもいいのか」 が異なるように、「競技会が行われない草丈の野原では、レトリーブできなくても良いか?」 という問いに対して、私は否だと思っています。
『競技会が開催されないような、長い草丈の野原でも、きちんとレトリーブできるべきである』 と考えています。

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しかし試しに、私が野原に寝そべってソロモンが停座した高さになってみると、投擲されたダミーが、ほとんど見えないことも判り 「どうしたものか・・・」と思っておりましたら、草丈が長い野原での練習を始めて2か月を過ぎた頃から、何故か 距離も方向も誤またずにダミーに駆け寄るよることが出来るようになりました。
今では、少し小高い場所で停座して、見下ろす角度でなら、100mを超える距離でもマーキングレトリーブ (ダミーが落下した場所を記憶し、回収する) を成功させることが出来るようになりました。
まあ、まだ100mのマーキングレトリーブでは、5回に3回位 成功する程度の精度ですが・・・

どうにかこうにか、草丈の長い野原でのマーキングレトリーブができる様になって、ホッとしたのも束の間。



ブラインドレトリーブの練習を始めて、またまた唖然。
シャドーに教えた方法でもダメ、フラウに教えた方法でもダメ・・・
フラウは、ソロモンと同じ2歳5か月の頃には、私が腕で指示した方向に80m位は直進できましたし、その後はより精度が増し、『アドバンストクラスの競技種目が、全てブラインドだったらいいのに!』と思ったものですが、後継犬ソロモンは、お話にナラズ・・・

再度、「こりゃ ダメかな?」と思いましたが、少しずつ 私が腕で指示した方向に直進することが出来るようになってきました。
とは言っても、その距離は30m程度。
競技会で通用するレベルには程遠いです。


でも、「こりゃ ダメかな?」と思いつつも練習を重ねていると、少しずつ成長していくのがソロモンのように思います。
「目から鼻に抜ける天才型」とか「煌めく天賦の才能」とは程遠いソロモンですが、私とダミーやボールで遊ぶのが大好き & 長時間練習しても、飽きない という彼の性格を大切にしていきたいと思っています。


今度の日曜日は、蓼科で今年3回目のGRTAの競技会です。
今回から、ソロモンはミドルクラスに出場します。
私とソロモンの最初の競技は 「50mのブラインドレトリーブ」 です。
未だに50mのブラインドレトリーブは練習でも成功した例がないので、おそらく この種目は落とすのではないかと・・・

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でもね 草丈の長い野原では30mのマーキングレトリーブすら出来ずに、見当違いの方向に すっ飛んで行ったソロモンが今では難なくダミーを回収できる訳ですから、きっとブラインドレトリーブの距離も伸びていくはず。
そう思いたいし、そう信じたい。


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by gundogclub | 2014-05-09 11:54 | ソロモン (WC)

期待感


我が家のソロモンは、人も犬も大好きで いつも尻尾ブンブン、うひょうひょ わさわさと落ち着きのない男です。
とは言え、常に落ち着きなく動き回っている訳ではありません。

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例えば、私のスクールのレトリーブ練習の時、ソロモンをノーリードで停座させ そこから50mほど離れた場所で、私がスクールの生徒さん(犬)の為にダミーを投げていても、ソロモンは、ぴくりとも動きません。
ダミーが落下した場所を目で追いつつ、それでも動くことはありません。
かつ、50m離れた場所からでも私が、 『ソロモン! Get On!』 と指示を出せば、場所を誤ることなくダミーに駆けよって回収します。

おそらく、犬を停座させ その停座している犬に対し、様々な誘惑を与え、どれだけ動かずに待つことができるかを競う 『マテ競争』 をしたら、ソロモンは上位進出できるのではないかと思います。(親バカ&手前味噌で、申し訳ありませんが)


ソロモンを我が家に迎え入てから現在に至るまで 『誘惑があっても停座で待つ』 練習は継続して行っておりますが、しかし私は 「誘惑があっても停座で待つ練習」の際、失敗したからと言ってソロモンを大声で叱ったり、叩いたり、地面に押さえつけたり、チョークチェーンで絞めたり等は、一度もしたことがありません
また、「指示を継続できないのは、上下関係が希薄だからだ」とか 「反抗心の芽は摘まなくてはならない」 などと考えたこともありません。


私は先ず、縫い包みや紐付きボールや小型のダミーを用いて、愛犬と遊ぶ処から始めます。
ソロモンも、我が家に迎え入れた その日から小さなボールや小型の縫い包みを用いて遊び始めました。
「誘惑があっても、動かずに停座を続ける」という、どちらかと言えばオビィディエンス的なことを習得させる為に、何でボールや縫い包みで遊ぶのか?


それは、ボールや縫い包みを 「期待感を抱かせるツール」 として用いる為です。
犬に何の目的や目標を持たせずに「飼い主に指示されたから座って待つ」のではなく、 「座って待っていたら、大好きなボールや縫い包みを投げてもらえる!」 という期待感を抱かせて、その期待感をオビィディエンスを継続させる意欲源にするのです。


この方程式を成り立たせるためには、ボールや縫い包み、ダミーなどが愛犬にとって、意欲源となっていなくてはなりません。
簡単に言うと、ボールや縫い包みやダミーを用いて飼い主と遊ぶことが大好きな犬でなければ、この方程式は成り立ちません。


例えば、ゲームが大好きな子供に 「今度のテスト、上位30番までになったら、最新のゲーム機を買ってあげる!」 と言ったとします。
ゲームが大好きな子には、「最新のゲーム機」は試験勉強を頑張るモチベーションとなりますが、ゲームにあまり興味の無い子にとっては「最新のゲーム機」は、頑張って試験勉強をするモチベーションには、なり得ません。


また、人間の子供の場合は 「ゲーム機は要らないので、試験で30番以内に入ったら、スマホ買ってくれる?」 などと親に代替品を提示することも可能です。
しかし、レトリーブトライアル出場を目指している(あるいは、既に出場している)犬にとって、「ダミーはあまり好きではないので、美味しいお菓子を貰えますか?」と代替品を提示することは、できません。
あくまで、モチベーターはダミー以外にはありません。(競技会においては)


ですので、まずは 『飼い主とダミーで遊ぶのが大好きな犬』であり、かつ 『飼い主とダミーで遊ぶ期待感からオビィディエンス練習も喜んでやる犬』 であるべき だと私は思います。

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そして、もし「ダミーで遊ぶ意欲」と「オビィディエンスを習得させる」ことの優先順位の二者択一を迫られたら、私は迷うことなく「ダミーで遊ぶ意欲」を優先させます。
上下関係うんぬん とか 反抗心の芽を摘むうんぬん とかで服従を優先させた犬が、ストレスフルにダミーに向って 『オビリーブ』 をする姿は、私は好きではありません。

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by gundogclub | 2014-05-06 15:54 | レトリーブ (GRT)

小田原評定

世の中は、GW真っ最中ですが、我が家は どこにも行く予定はありません。
「予定がない」と言うより、「予定が中止になった」という感じ。
次男とフラウを連れて、キャンプに行く予定だったのですが、都合により中止。
その中止になった理由と言うのが、実にドロドロしておりまして。。。

私の家内の母親(つまり私の義母)は現在、埼玉県で次男夫婦(私の家内の二番目の兄と、その伴侶・・・つまり私にとっては義兄と義兄嫁)と暮らしているのですが、その義兄嫁と義母の折り合いが、ここ数年は壊滅的に悪化して 義兄嫁が義兄に 「これ以上、一緒に住もうとするなら離婚する」と宣言したのが昨年の暮れ。

で、昨年の暮れから義母は 千葉の私の家に身を寄せているのですが、いつまでも緊急避難的に我が家に逗留する訳にもいかず、「今後、義母の身の振り方をどうするか?」の親族会議が5月2日から連日、続いているのです。

静岡に住んでいる長男(私の家内の一番目の兄) は千葉の駅前のホテルに泊まって連日、我が家へ。
そして埼玉の義兄は連日、埼玉の自宅から我が家へ車で来て 義母・私の家内・一番目の義兄・二番目の義兄・そして私を交えての親族会議。

今日で会議も四日目。
いつ終わるとも判らない親族会議に、いい加減 疲れてきました。
堂々巡りの会議を「小田原評定」などと例える場合がありますが、まさにそんな感じ・・・


家内は本心では、我が家で終生 実の母の世話をしたいと思っているようですが、私の父も いつまで元気でいてくれるか判りません。
父は、我が家から車で30分位の処に一人で住んでいて、今の処 私や家内が週に2~3回 顔を出して買い物をしたり、家事の手伝いをするだけで済んでおりますが、体が不自由になったら、我が家に来てもらうことになると思います。
そうなった場合、我が家で二人の老人(私の父と、家内の母)の世話をするのは、難しいのではないかと・・・

落としどころは 「千葉の我が家の近くの有料老人ホームに義母に入所してもらい、家内が足しげく通う」 という感じだと思うのですが、義母が逝去した後の遺産相続 などの目論見も絡んで、義兄2人にもいろいろと思惑があるようで・・・


今日は、端午の節句 こどもの日
義母が、『義兄たちが子供の頃は、七段の五月人形を飾り、新橋の仕出し屋から料理を取り寄せ、住み込みの従業員も呼んで、御祝いをしたものだ』と話をしていました。
七段の人形を飾り、仕出し屋から料理を取り寄せ、従業員も交えてお祝いをしたその時から数十年を経て、今の義母の境遇を思うと、私も胸が締め付けられる思いです。


連日の、小田原評定。
親族会議が開かれる前、朝の6時~8時頃まで 我が家の3女1男と野原で遊んでいる時だけが、ここ数日の唯一のリフレッシュタイム。
愛犬たちの笑顔に、癒されます。

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by gundogclub | 2014-05-05 11:21 | MY TALK