ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

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エステル 5周年

イングリッシュポインターのエステルさんが、北関東の保健所から我が家に来て、今日で5年目になりました。

2009年3月31日、まだ雪が残る北関東の小高い場所にある保健所に、保護活動家の友人Nさんと共にエステルを迎えに行った日から5年・・・
そして、我が家に迎え入れた3月31日をエステルの誕生日としました。
迎え入れた当時 エステルは、 「推定2~3歳」 ということでしたので、今は7~8歳というところでしょうか。

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その時が私とエステルとの初対面で、保健所の前庭には他にも何名かの人が居たにも関わらず、エステルは保健所の職員の方を引っ張る勢いで私の足元に駆け寄ってきました。
嬉しかったのか、オシッコを撒き散らしながら、私に駆け寄ってきたエステルさん。

当然の様に、私の車の中に用意されたバリケンの中に飛び乗り・・・そして、それ以降 今日に至るまで、エステルがバリケンに飛び乗ったことは、一度もありません。
いつも、長い尻尾をブンブン振りながら 「ねえ 抱っこしてバリケンに入れてください!!」 という感じです。


エステルは、家族に対して優しく、思いやりと保護心に満ちています。
特に、エステルを迎え入れた翌々日に小学一年生になった次男に対しては 「自分が守る」 と決めているかのようです。
クワンが次男に飛びついたりした時、次男が面白半分で 「うわぁ~ 助けて~ エステル 助けてぇ~」 などと叫ぶと、駆け戻ってきてクワンを次男から引き離そうとします。
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我が家に来て2カ月ほどは、リードの引張りが強かったのですが、すぐに矯正されて、小学一年生の頃の次男でもリードを持って散歩ができるようになりました。
遊歩道などを散歩していて、向こうからワンワン吠えながら近づいてくる犬がいたりすると、エステルは胸を張って大きく見せるかのような姿勢で次男の正面に立ち塞がります。
次男を守る気 満々のエステルさんです。


エステルは競技会に出る訳ではありませんが、野原を走り、家族に甘え、時には家族を守り 家庭犬として、とても素晴らしい犬です。
我が家で、『子供と愛犬の居る温かい家庭』に一番貢献してくれているのがエステルです。
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エステルさん、我が家に来てくれてありがとう。
そして、お誕生日 おめでとう。

保健所の収容情報に掲載されていた、小さな写真2枚を見ただけで、事前に会うことも、トライアル(試験期間)をすることもなく、迎え入れることを決めたエステルですが、頭に閃いた勘のようなものが、間違ってはいなかったことを嬉しく思っています。

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by gundogclub | 2014-03-31 12:33 | エステル (EP)

僕は今日「処分されたよ」

facebookで、 『友人の友人』 が掲載した写真と文章を読んで、涙が止まらなくなりました。
飼い主によって保健所に持ち込まれて、処分された 男の子(犬)が 飼い主に充てて書いた手紙の形式で、綴られています。
この友人の友人が作者なのか、元ネタがあるのかは判らないのですが・・・


Dear Mom and Dad,
愛するパパとママへ

僕は今日「処分」されたよ
僕に我慢出来なくなったパパとママは僕をシェルターに連れて行ったね
シェルターは満杯で僕が貧乏くじを引いちゃったんだ
今僕は黒いビニールの袋の中
パパとママが置いていった擦り切れたロープは他の子犬達にあげる
僕はすごく汚かったけど、虹の橋を渡る前に係りの女の人が綺麗にしてくれたんだ


もし靴を噛んでなかったらまだ家に置いてくれてたのかな
多分あれは革で出来てて床に落ちてたからただ遊んだだけなんだ
だって子犬用のおもちゃを買ってくれなかったから・・

家の物を破壊したりしなかったらまだ家に置いてくれてたのかな
恥ずかしい事しちゃったのかもしれないけど、でもしつけの本やしつけ教室とかで僕にきちんと教えてくれたら僕だって覚えたと思うよ・・

家の中にノミを入れてなかったらまだ家に置いてくれてたのかな
ノミよけの薬無しで僕の事ずっと庭に置きっぱなしだったからしょうがなかったんだよ・・・・

もしあんまり吠えてなかったらまだ家に置いてくれてたのかな
僕はただ「怖いよ」とか「寂しいよ」とか「僕ここに居るよ!仲良くしたいんだよ!」とか言いたかっただけなんだけどね・・

もしパパとママをもっと幸せにしてあげてたらまだ家に置いてくれたのかな
叩かれるだけじゃ僕だってどうしていいか分からなかったんだよ

もしパパとママにもっと僕の事を世話したりしつけする時間があったらまだ家に置いてくれてたのかな
パパとママが僕に構ってくれたのは最初の一週間だけだったけれど、僕はずっとずっと愛してくれるのを待っていたんだよ・・

僕は今日「処分」されたよ
愛を込めて パパとママの息子より
Love, Your Puppy



我が家には、牡犬もおれば牝犬もおります。
そして、これは私だけの感覚なのかもしれませんが 牡と牝とでは 何となく違うんです。
同じ犬ではあるのだけれど 牝は 「娘」という感じの他に、恋人だったり 奥さんだったり 「異性」 として捉えている部分があります。
それに対して牡は 「息子」 と言うか ヤンチャ坊主と言うか 「お前、しょうがねぇ奴だなぁ~!」 という感じ。
男の子は、甘え方がストレートで、やんちゃで悪戯坊主で、かわいい・・・

上記の 飼い主に充てた手紙は 「男の子」から 飼い主であったパパとママに充てた手紙形式なのが 我が家の歴代のやんちゃ坊主 シャドー そしてソロモンを思い浮かべながら読むと、とても涙なくしては読めませんでした。


思いますに、 スポーツでも習い事でも 何か新しいことを始めると早晩、 「壁」 に突き当たるように思います。
特に独学の場合は、その傾向が大きいと思います。
例えば、自宅に馬屋を持てるような大きなお屋敷に住んでいたとしても、活字と写真が掲載された「馬術教本」を読みながら、敷地内の馬場で独学練習をしても上達はしません。
やはり、インストラクターが居てレベルに応じて課題を出してくれたり、アドバイスをしてくれなくては、上達は望めません。


同様に、犬と初めて暮らす人にとって 犬と暮らすうえでの 「もろもろ悩み事相談」 などが可能なイベントなどが必要なのではないかと思います。
「犬を訓練」 というよりは、「飼い主側にアドバイスする」 ことの方が重要な場合も多いですし。
そういうイベントを、地方自治体とか保健所などが主催(無料相談会とか)してくれることにより、収容や処分が減っていくのであれば、長い目で見ると自治体の経費削減にも寄与できるのではないかと思います。


習い事で使う「道具」ならば、どんなに高価な馬具だろうがピアノだろうが、転売したり捨てたりすることも出来ますが、「命ある犬や猫を捨てる」 ことは、「道具」 と同列で語ることは出来ませんし、認められることでもありません。


そして、いつも感じることは 「傷つくべき人が傷つかず、必要のない人が心に傷を負っている」という現実。
友人の保護活動家や保護団体、またネットで繋がった保護活動家の方々は、日々保護に奔走しています。
facebookなどにも 「飼い主が保健所に持ち込むと言っている犬を、猶予期間を貰って里親を探したけれど結局、里親が見つからなかった。 飼い主から明日、保健所に持ち込むと連絡があったので、これから自分が一時預かりをする為に飼い主の元に向います」 などと関東在住の方が 中国地方まで徹夜で車を走らせたり・・・


犬を保健所に持ち込む飼い主、犬を野山に捨てる飼い主、乱繁殖させる繁殖工場のオーナー ・・・ その人たちが心に傷を負うことはありません。
一方、保護する側の人々は 自腹を切って活動し、家族から理解を得られないことに苦しみ、失われた命に悲しみ、心は傷つき血を流す。。。


こうして、このブログを書いている 3月27日の午前中だけでも、全国で何頭の 何の罪もない犬たちが「処分」されたことか。
とは言え、個人個人で出来ることは本当に限られています。
何ができるのか?


私自身は、これから犬と暮らしていくうえで 我が家の犬たちの構成に必ず 「保護犬枠」を設けようと思っています。
まあ、これから30年間 犬と暮らし続けるとして 実際にその「保護犬枠」で命が助かる犬は3~4頭に過ぎないかもしれません。


しかし、多頭飼いをしている愛犬家が 「1頭は保護犬から」 と思って頂けるだけで とても多くの犬の命が救われると思うのです。
ドッグスポーツの愛好家の飼い主さんも 「うちは、ディスクドッグだけ!」 とか 「アジリティで使えない犬は不要」 と考えずに 「1頭くらい、ディスクを追わない犬がいてもいいかな」&「アジ犬でない犬も1頭くらい、いいかな!」 などと考えて頂ければ、多くの命が救われるのではないかと思います。


写真は、我が家のエステルさん 北関東の保健所に収容されていた時の写真 & その後の写真です。
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by gundogclub | 2014-03-27 11:34 | 保護活動

杖ではなくても

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↑ イングランド北部のガンドッグスクールの練習風景です。
この写真は、 「グレード1」 という最も初級のクラスで、練習メニューは 「飼い主さんから10m離れて、2分間 停座を続ける」 練習です。

最も初級のクラスですので、10m先で飼い主さんが 「ステイ!」 と声符で指示を出したり、体符で動くのを制止しているかもしれませんね。

停座 (なかには伏せているワンもおりますが )をしている犬たちの横には、それぞれ白や青の棒が刺してあります。
そう この写真は 「棒が刺してある場所から動かない」 練習なのです。
3月15日に 「ステッキ」 というタイトルでブログを書きまして、その中で動画をご紹介しました。
ステッキや棒が刺してある地面の近くに複数のラブラドールがグループで停座していて、指示を出されたラブラドールだけが撃ち落された鳥を回収する動画でした。

本日、ご紹介した写真に写っている犬たちも、ご紹介した動画と同じ用途に対応するために 「棒が刺してある場所から動かない」 練習をしているのです。

ちなみに、「グレード2」では「飼い主から30m離れて4分間停座」 「グレード3」では「飼い主から50m離れて7分間停座」 「グレード4」では 「飼い主から60m離れ、かつ 鳩が何羽も入った籠の蓋を開放し鳩が飛び立っても不動継続」 そして 「グレード5」では実戦形式で実際に雉などを撃ち落して、目の前に雉が落ちてきても動かない 練習をするのだそうです。


これが 『ステッキコントロール』 と称される練習な訳ですが、この練習は別にステッキを地面に刺さなくても、他の物で代用できます。

例えば、「三角ボールが置いてある場所から動かない」とか「1.5Lの水を入れたペットボトルを立てた場所から動かない」とか「鞄を置いた横から動かない」など、いくらでも応用ができます。

要は 「誘惑があっても、何かを置いてある場所の横で停座を続ける」練習をすれば良い訳です。
多頭飼いの飼い主さんなら、「1頭をポットボトルの横で停座させ、他の犬と遊ぶ」などの練習により「誘惑があっても動かない練習の強化」ができます。
地面に置いたり、刺したりする物(ステッキ、棒、ペットボトル、鞄 etc)は、都度変えたりしないで、何か決めたら ずっと継続してその物を使用した方が良いようです。
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ちなみに、例えば同程度に停座を継続できる犬を多頭飼育している場合 とか 同程度に停座を継続できる友人の犬にも手伝ってもらって、集合停座させ

① 犬たちが停座している場所から10m離れる
② 紐付きボールを投げる
③ 一頭にだけ回収を指示
④ 残りの犬たちは停座継続
という練習をしてみるのも、良い練習になるかもしれません。

ボールが飛んだから、ダミーが飛んだから「反射的に回収に向う」のではなく、「指示があったから回収に向うのだ」 ということを愛犬に理解させる良い練習になると思います。


本日の千葉市は温かい・・・と言うより犬には少し暑い気温でした。
ソロモンが暑そうにしていたので、少し場所を変えて、湿地でのレトリーブ練習をしました。 ソロモン君、濡れ鼠になって気持ちよさそうでした。

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by gundogclub | 2014-03-24 13:49 | 犬の躾・訓練

犬は人間の感情を理解


昨日の毎日新聞(ネット版)に、興味深い記事が掲載されました。

犬は人間の感情を理解、ハンガリーの研究者が科学的検証

要は 『犬は人間の感情を理解し得る』 という事なのですが、学術的な検証は別として、犬と暮らしている人なら誰しも 「うちの犬、私の気持を判ってくれているみたい!」 と感じる時があるのではないでしょうか?


我が家では、例えば私と長男が口喧嘩(こちらが、アドバイスのつもりで何かを言うと、生意気盛りの高校生の長男が屁理屈で反論してくることが多く、口喧嘩になることが、しばしば・・・:苦笑) になりますと、口喧嘩の最中は、3女1男はドッグベッドに寝転んだまま、動きません。
犬も喰わない、親子喧嘩です。

ところが、「まったくもう、あいつは・・・」 などと呟きながらPC部屋の椅子に座ると、3姉妹が わらわらと寄ってきます。 椅子に座っている私の膝に前足を乗せたりしながら

フラウ  「アナタが言っていることが正しいと思うわ! ここは正妻である私を撫でて、気持ちを落ち着かせてくださいね」

エステル 「元気をだしてください! 私が癒してあげますから!」

クワン  「くーが舐めてあげまちゅ! 癒しはゴールデンの得意技でちゅ!」


そのうち、「ちょっと! あんた どきなさいよ! 私が慰めるんだからっ!」 「あっ 何で私のこと、押すのよ!あんたが、どきなさいよ!」 「くーが一番でちゅっ!」 という感じの小競り合いに発展。

その間、ソロモンは 訳が分からず 「あはははは」 と部屋の中を走り回っているだけ・・・(笑)

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で、ここからは単なる私の「私見」なのですが、犬が潜在的に人間の感情を理解する「能力」を有しているにしろ、その「能力」が開花し、存分に発揮されるか否かには、様々な要因があるように思います。

犬種とか性別によっての差もあるように思います。
しかし、最も大きいのは 「経験値」 と 「人と、どれだけの密度で関わっているか」 ではないかと思います。


例えば、数年前のクワンなら、私と長男が大きな声で喧嘩したとしても、「パパを慰める」 ということは無く、部屋を走り回る・・・つまり、今のソロモンの立ち位置だった筈なのですが、それが加齢(経験)と共に「慰める」という行為に代わってきました。
まあ、以前は どう対処して良いのか判断できず、「走る」という代替行動になっていたのだと思います。


また、「人と、どれだけの密度で関わっているか」 という事に関して言えば 例えば 「愛犬と顔を合わせるのは朝晩30分の散歩の時だけで、あとは裏庭に繋ぎ放し」 とか 「共働きなので犬ときちんと向き合えるのは帰宅後だけ」というライフスタイルと 「一日の大半を愛犬と共に過ごしている」 というライフスタイルとでは、人間の感情を理解する能力の開花の度合いが、異なるのではないかと思います。


言葉遊びのようなものですが「犬を飼っている」という感覚と、「犬と暮らしている」という感覚の差は、大きいように思います。
人間の感情を理解する能力を開花させるも、潜在状態のままにしてしまうのも、愛犬との暮らし方次第なのではないかと思います。

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by gundogclub | 2014-03-21 10:14 | MY TALK

不屈の女王


今日は、フラウとクワンを連れて野原へ!

まずはフラウ姐さんと、フリスビー遊び、 30m×5投で 30m×2(往復)×5回=300m
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続いて、クワンは 「40m×5投」を1セットとし、6セット。
40m×2(往復)×5回×6セット = 2,400m
追い風になる方向を選んで投げますので、下手っぴいな私でも40m程度はフリスビーを飛ばすことができます。
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フリスビー遊びでの フラウ姐さんの走行距離300m 対してクワン2,400mというハンデをつけておいて、次に紐付きボールのレトリーブ競争。
この紐付きボールは、友人のアジリティ・トレーナーさんのお手製で、紐の長さとボールの重さのバランスが絶妙で、風に乗せて投げると50m程度は軽く飛んでいきます。

ボールのレトリーブ競争、かなりのハンデ(既に走っている距離のハンデ)をつけても、もうすぐ9歳になるフラウがクワンに対抗し得るのは10投程度までです。
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10投を超えたあたりから、30投位まで、フラウはクワンには歯が立たなくなります。
クワンがボールを咥えた時点で、かなり後方をフラウがボールに向って走ることになります。
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クワンは、ゴールデンレトリバーにしては、かなりの瞬足です。
クワンの走りを真横から撮影する為、クワンを停座させ、紐付きボールを投げ、横面でカメラを構えてからクワンに回収の声符!
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停座からのスタートでも、この低いランニングフォームのクワン。 助走をつけてのスタードでは、さらに低い姿勢でのボールのチェイスとなります。
このスピードがあればこそ、クワンはフリスビー競技会で牧羊犬に混じって競うことができるのです。


さて、10投目あたりから30投を超えるあたりまで、クワンに全く歯が立たなくなるフラウですが、決して諦めることはありません。
ボールを咥えられなくても、クワンの遥か後方からボールを追いかけることになったとしても、フラウの闘志が衰えたり、諦めて走らなくなることはありません。
クワンに負け続けても、不屈の女王 フラウ姐さん
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このあたりが、フラウとソロモンの決定的な違いです。
クワンとソロモンでボールのレトリーブ競争をさせて、数回負け続けた時点でソロモンはボールを追いかけなくなります。
「あーぁ クワン姉ちゃんには敵わないや!」 という感じで、私とクワンのボール遊びを眺めています。
「無駄な努力はしない」 とか 「合理的である」 とも言えるかもしれませんが、「負け続けても挑む」という姿勢が無いソロモン君の、この部分だけは、私は気に入りません。
負けても負けても、諦めずにボールを追いかける位の気迫を見せろよ!!


で、30投を超えたあたりから、再び フラウとクワンのレトリーブ競争に変化が生じます。
簡単に言うと、クワンが ”ばててくる” のです。
ところが、フラウ姐さんは、ばてない。 スピードは落ちてくるけれど、息はあがっていない。
結局35投を超えたあたりから、再逆転でフラウがボールをゲットする様になり、40投を超える頃にはクワンはボールを追わなくなります。
結局、その後は 私とフラウだけのボール遊び!(笑)
本日は、50投で終了、 フラウ姐さん 40m(少なく見積もって)×2(往復)×50回 =  4,000m を走り切りました。

で、これだけ走っても 1分もすると 息切れも無く、舌を出してハァハァするでもなく、ケロッとしたお顔に戻ります。
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「あーら 私はまだまだ、いけるんだけれど、もうオシマイ?」 と得意そうなお顔のフラウ姐さん、 本当は自分だって結構、疲れている癖に!(笑)


たまに野原でお会いする (GRTAの会員でもあります)、黒ラブラドールの女の子と暮らしている 方が、いらっしゃいます。
ラブラドールの血統や、繁殖の情報にもお詳しい方なのですが、その黒ラブとフラウ姐さんは ほぼ同じ年齢なのです。
後継のラブラドールについてお伺いすると 『こいつより気に入るラブは、なかなか見つからないと思うし、新たに迎え入れて、失望するのも その迎え入れた犬が可哀想だし・・・』 という答えが返ってきます。

私は、この言葉は とても素敵な言葉だと思いますし、この黒ラブちゃんを 「こんなに愛されて、信頼されて 幸せだなぁ」 と思います。
パピーを迎え入れる前から 「比べたら、がっかりする事になるかもしれない」 と思うほど 愛され信頼されているわけですから・・・


私にとってのフラウに対する思いも、全く同じです。
いえね 客観的に考えると 私の場合は フラウより扱いやすく、ハンドリングが容易なGSPというのは、間違いなく存在すると思うのです。
それでも私にとってはフラウは 特別な女性です。
私の愛する ”犬の奥さん” であり、プライドの高い ”不屈の女王” です。


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by gundogclub | 2014-03-17 13:38 | フラウ (GSP)

ステッキ


先日、静岡県のキャンプ場で開催された、GRTAの2014年度 最初の競技会。
一緒に参加した方から、写真を頂きました。
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ソロモン君、背筋をビッと伸ばして、いい感じ!

facebookに、この写真を掲載し、一晩寝て 朝に再びfacebookを開きましたら 英国をはじめ欧州のネット繋がりの友人の方からの 「いいね」 の数が多くて、びっくり。
「ステッキは、地面に対して垂直に立てないで、少し斜めした方が、よりカッコイイ写真になる!」 とか 「少し、前方にステッキを出した方が、よりよい」 とか 「そのステッキ、どこのメーカー? 気に入った!」 とか、イロイロとメッセージも頂きました。

このステッキ、野原の斜面を登る時にも便利(メタボ気味なので・・・)なのですが、本来の目的は 『ステッキコントロール』 と言って、 「ステッキを地面に刺した付近から動かない」 というトレーニングに用います。
ステッキコントロールの訓練を施されたレトリバーたちの、実猟動画を参考にまでに!




我が家では 「ステッキを刺した地面の近くで停座待機」 のステッキコントロールの練習をしたのは、フラウ姐さんと、ソロモン君。
例えば、フラウ&ソロモンを伴って野原に行って、地面にステッキを刺し フラウに停座指示 → ソロモンとレトリーブ練習 という場合は、フラウ姐さんはステッキの横で5分でも10分でも停座待機を続けられます。
例え、フラウが待機している場所と、私とソロモンが練習している場所が、100m以上 離れていたとしても・・・

ところが、逆に ソロモンをステッキ横で停座させ フラウ姐さんと練習をすると ソロモン君はまだまだ落第です。
いつの間にか、私とフラウの近くまで、にじり寄っていたり・・・(苦笑)
距離が近くて、かつ 私が数分に一度、目力でソロモンを制していれば動きませんが、完全にソロモンから意識を抜くと、まだまだ。。。


ステッキを用いる、もう一つの理由は、ソロモンが小柄なこと。

レトリバーやGSP程度の大きさがあれば、ダミーを咥えて正面停座している愛犬からダミーを受け取るとき、よほど長身の方でなければ、身を小さく かがめる必要は無いのですが、小柄なワーキングコッカーだと、身をかがめないとダミーの受け渡しが難しいです。

で、何度も何度もレトリーブ練習で、中腰になってダミーを受け取っていると、だんだんに腰が痛くなってくるんです。
facebookのワーキングコッカーのサイトでは、真面目に 「腰痛対策」 について論じられています。
西洋人の男性は私より背が高い人が多いので、なおさら大変かと!


その対策の一つが 「左手にステッキを持ち、ステッキにある程度の体重を預けつつ中腰になる」 というもの。
実は、私もこの 「左手にステッキを持ちつつ、中腰になってダミーを右手のみで受け取る」 という練習を、ソロモンがパピーの頃から常用しておりました。

先日の競技会の時、事前にステッキの使用の可否を確認していなかったので、代わりにスリップリードを左手に持って棒状に垂らしてみたのですが、ソロモン君は戸惑ったみたいです。 
いつも左手にはステッキを持っているのに、リードをぶら下げているから・・・
なんか、へっぴり腰で、カッコ悪い写真だこと。。。
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次回の競技会参加時までには、ステッキ持参の可否を問い合わせしよう。
私がメタボ気味なこともありますが、中腰になって何度も何度もダミーの受け渡しをしていると、本当に腰が痛くなります。

今でさえ、こんなに きついのだから還暦を迎えるころには、もっともっと中腰が辛くなることでしょう。
おそらく、その頃にも 我が家には レトリバーは居なくても ワーキングコッカーが居ると思うので・・・(笑)

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by gundogclub | 2014-03-15 09:51 | レトリーブ (GRT)

いい子ちゃん だから

保護団体や保護活動家の 「里親募集」 のサイトを見ていると、 「保護後、できるようになった事」 が羅列してあるケースがあります。

例えばですが、

推定2歳 ゴールデンレトリバー ♀
○○保健所から、保護団体×××× が引き出し、その後 2か月間 訓練所に入所し、以下の訓練を受けました。

○ クレートの中で、何時間でも大人しくしていられます。
○ 散歩の時のリードの引張りはありません。 きちんと飼い主の横について歩くことが出来ます。
○ 他の犬や他の小動物には反応しません。
○ 動く物にも反応しません。
○ テーブルに物を置いておいても盗み食いはしません。
○ テーブルから食べ物が落ちても、食べることはありません。
○ 無駄吠えは一切、ありません。
○ 長時間の留守番でも吠えたり、部屋を荒らすことはありません。
○ 飼い主の指示に素早く従うことができます。


などという 「できるようになった事」 の羅列と共に、写真が掲載されているのですが、写真の犬たちの顔は大抵、とても不安そうな目をしているんです。


我が家のゴールデンレトリバー、クワンも、ちょっと似た境遇だったんです。
遺棄されて保健所に収容された訳ではなく、元の飼い主が 「あまりにヤンチャで、一緒に暮らすのは無理!」ということで、生後4か月あたりから ドッグスポーツ施設であるLADFに長期預託していた処を出会いました。
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LADFに預託された頃のクワンは、走ることはもとより 歩くことさえヨタヨタしていた様です。(元の飼い主さんが散歩に連れて行くことが出来なかったらしい)
LADFのオーナー、Kさんご夫妻は、OPDESのチームテストに準拠した練習をクワンに施してくださったのですが、最も力を入れてくださったのは 「人と共に暮らす楽しさ」 「他の犬と遊ぶ楽しさ」 を、教える事でした。

Kさんの家の3姉妹と一緒に遊んだり・・・
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Kさんと遊んだり・・・
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笑顔の幼女 クワン
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そして今 ヨタヨタと歩くことしか出来なかった幼女クワンは、黄金爆裂娘(もう娘ではなく、アラサーになってきましたが:笑)として、我が家でフリスビー競技に出場しています。
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遺棄され保健所に収容され、その後に 保護団体や個人の保護活動家に引き出された犬たちは、様々な心の傷やトラウマを抱えています。
やっと保健所の檻の中から助け出されたのも、つかの間 で 「里親さんに気に入ってもらう為に」 と称して、厳しい訓練(訓練所に入所させるか 預り親が個人で訓練を入れるかは、大した違いではありません)を施すことに、私は疑問を感じます。
ニンゲンなら、言語を用いて 「今、あなたに厳しく所作やマナー、習い事をさせているのは、素敵な養父母と巡り会うためですよ!」 などと説明も出来ますが、犬には理解は無理。

捨てられて(捨てられる前に虐待を受けているケースもあるでしょうし)心に傷、助け出されたと思ったら今度は厳しい訓練で心に傷 。。。 では、トラウマや人間不信の上塗りになるだけ。


そもそも、私は 「訓練が入っていて、飼いやすいから」 という理由で里子を決める飼い主さんは信用できません。
訓練所で、どんなに厳しく所作を身に着けたとしても、所詮は人も犬も 『易きに流れる』 もの。
里親さんが、訓練所の訓練士と同じ訓練を日々、続けられない限り 「いい子ちゃん」 であり続けるのは無理でしょう。
その時に 『いい子だと聞いていたから貰ったのに、こんな犬だったなんて!』  と愛情が無くなる危険性が 「いい子だから」 を選択理由にした里親さんには、あると思うのです。


そりゃ確かに 「吠え続ける」 とか 「飼い主さんが転倒してしまう程、リードを引っ張る」 とか 「すぐに噛みつく」 とか、共に暮らすのが難しい程の場合は、その部分をピポイントで矯正してから里親さんに引き渡すのは良いと思うのです。
が、型にはめて必要以上に「いい子ちゃん犬」に仕立て上げる必要はありませんし、促成栽培で強制訓練をした反動が、里親宅に来てから表見する場合もあると思うのです。

クワンの例を持ち出すまでもなく大切なのは 「人に愛されることの幸せ」「人と共に暮らす楽しさ」「人や他の犬と遊ぶ楽しさ」を教え、そして里親さんに譲り渡すことだと思うのです。

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by gundogclub | 2014-03-12 09:42 | 保護活動

少年王 初陣

2014年最初のGRT(ガンドッグ レトリーブ トライアル) が、静岡県内のキャンプ場で開催されました。
我が家からは、ソロモン君が参加。
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1か月ほど前、スクールの生徒さんから 「競技会場は、どういう場所ですか?」 と尋ねられて、「この時期は草丈は短くて、起伏もあまり無くて、鹿の糞が沢山、落ちていて・・・」 と答えたのですが、それ以来 「鹿の糞」 が頭から離れなくなっていました。

少年王ソロモン君、「糞」とか「腐りかけの動物死骸」 などが大好きで、いつもの野原でも兎の糞を体にこすりつけて、転げまわります。 糞ならまだしも、昨年の夏に 腐りかけのカラスを見つけ、ひっくり返って背中をこすりつけた時の臭気と言ったら。。。 コンビニでミネラルウォーターを何本も買って水洗いしたものの、臭気が簡単に落ちる筈もなく・・・

前回、書いたブログの中で 「何か、しでかすのではないか?」 という心配の一つは、鹿の糞に体をこすりつけたり、食べたりと夢中になるあまり、ダミーに見向きもしなくなるのでは?・・・ということでした。
結果として、ソロモンは鹿の糞には全く興味を示さず、ことなきを得ましたが、こんな事を心配しなくてはならないのも 「ソロモンならでは」 という感じ。
フラウ姐さんは、はなから そんな心配、する必要がありませんでしたから!


さて、競技会場には開場時間の午前7時より、ほんの少し早く到着。
ほどなく開場となり、受付開始となりました。
で、受付開始の時点で既に 「エントリーテストを受けるペアはすぐに来てくださぁーい」 というアナウンスがあり、エントリーテストを受ける順番が1番だったこともあり、排泄をさせることも、少し散歩して会場に慣らすことも無く、すぐさまエントリーテスト。

ソロモン君、「呼び戻し」に関しては シャドー、フラウ、クワンの 我が家の歴代エントリーテスト受験犬の中で最も綺麗にできました。 招呼 → 正面停座 → 脚側停座 とスムーズな流れでした。
呼び戻しのテストが終わった段階で、ほっと気持ちが和み、もう合格したつもりに!
だって残りは 「20mのダミーレトリーブ試験」 ですから。 
毎日のようにダミー練習をしているソロモン君ですからっ!
ところが、投擲されたダミーに向って走り出したソロモン君、ダミー直上を飛び越え5mほど走り抜け、急速Uターンでダミーを咥え、足元に戻ってきました。
「えっ なに? なに、やってるの???」と、冷や汗もの・・・
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無事に、エントリーテストに合格し、ノービスクラス(初級クラス)の競技4種目に参加中も、この「えっ なに? なに、やっているの???」の連続!!
いつもの野原での練習では 『投擲されたダミーに向って一直線に走り、咥え、また一直線に戻って来る』ソロモンが、蛇行しまくり。
ダミーに向って、真っ直ぐ走らない! 見えていない筈は無いのに・・・
最後まで、わさわさ落ち着きがなく、挙動不審。
普段と変わらなかったのは、スピードだけでした。
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それでも一応、ノービスクラスの4種目は全てクリアしましたので、最低限の目標だけは達成できました。
結局 9位/25頭
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会場では、いろいろな方から 「小さいのに、頑張るわねぇ~」とか「カワイイわねぇ~」と声を掛けられ、撫でられて、ご満悦だったソロモン君。
確かに、ソロモン君 小さいです。 公式ダミーを咥えるのにはミニマムな口の大きさです。 
物凄いスピードでダミーに駆けよって、ダミーを咥えるタイミングが合わないとダミーを鼻で転がしてしまい、その後で咥えることも多いので、ジャッジの心象は良くないかもしれません。
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勾配のある坂の途中がスタート地点だと、投擲されたダミーが見えなくて(座高が低いので)背伸びしたり、動いてしまうことも失点に繋がるかもしれません。
そもそも、ワーキングコッカーのチャカチャカした動作は、レトリバーを基準にされると何もしなくても、「落ち着きのない動作」に見えてしまうかも。。。
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それでもね、あえてワーキングコッカーを相棒に選んだ訳ですから 「やはりレトリバーにシフトしよう」 とは思わないし、単に小さくてカワイイだけの 「イロモノ」 として競技に参加するつもりも、ありません。

まあ、「あまり器用に思えない」「初めてのことに弱そう」「経験を重ねて良化するタイプ」という見立ては、間違っておりませんでした。
せっかく、「日本では初めての、ワーキング・コッカー・スパニエルのレトリーブトライアル犬」ですから、じっくり楽しんで育成していきたいと思います。


そうそう スローワー(ダミー投擲係)などをしながら、他のペアを見て感じたこと 『アテンションホイッスルの練習の必要性』 『ストップホイッスル練習の必要性』 『腕で指示した方向に直進する練習の必要性』 などについて、折に触れてご説明したいと思います。


ソロモン君! まずはエントリーテスト合格&ノービス4種目クリア おめでとう!
なんか「満願成就」とは、程遠い感じだったけれど、それでもよく頑張りました。
ありがとう!
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by gundogclub | 2014-03-10 10:12 | レトリーブ (GRT)

ソロモン初陣

我が家の茶色坊主、ワーキング・コッカー・スパニエルのソロモンが、3月9日 レトリーブトライアル競技に初参加します。
場所は、例年 その年度の最初の競技会が開催されている静岡県のキャンプ場です。
先日、レトリーブトライアル協会からエントリー表が送られてきました。
今回は、過去最大の参加人数(頭数)なそうです。

競技に参加できるだけの力があるか否かを判断する 『エントリーテスト』 を受けるペアだけで12組。
そして、エントリーテストを受ける順番は、ソロモンが1番最初でした。
うひょうひょの茶色坊主、大丈夫かね?

「エントリーテストが一番目」 ということで思い出すのは、我が家の最先住犬で今は亡きフラットコーテッドレトリバーのシャドーのこと。
2005年6月19日、GRTA(ガンドッグレトリーブトライアル協会)発足後、第一回目の競技会が開催され、この時は参加ペア全頭がエントリーテストを受けたのですが、この時の 「ゼッケン1」 が我が家のシャドーでした。
その時の写真 ↓
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この写真は、拡大して、ゼッケン1番の腕章と共に額に入れて居間に飾ってあります。
つまり、GRTAは我が家のシャドーのエントリーテストから、その産声をあげた?(笑)・・・ は、大袈裟ですが。
ちなみに、当時のエントリーテストは 「持来対象物は各自の自由」 だったので、シャドーは鴨ダミーを用いてエントリーテストを受けました。


GSPのフラウ姐さんかエントリーテストを受けたのは生後9か月の時、大雨洪水注意報が発令される程、土砂降りの中 千葉県内のキャンプ場で開催されました。
フラウ姐さんは、エントリーテスト合格後 初級クラス(現在は、ノービスクラスと言いますが)に出場し、 「初級クラス総合2位」 という華やかな成績でレトリーブトライアル競技デビューを果たしました。
その後、初級クラスから上級クラスへと昇格し(上級クラスは現在のアドバンストクラス、因みに以前はミドルクラスが無かった)、非レトリバーの多目的ガンドッグでありながら、優秀なフィールド系のレトリバーを相手に、よく頑張ってくれました。
 ※ なんか引退したみたいな書き方ですが、フラウ姐さん、引退した訳ではありません。 
   2014年度のレトリーブトライアルの、いずれかの競技会に出場する予定デス!

フラウ姐さんのレトリーブシーン ↓
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さてレトリーブトライアル初出場のソロモン君、競技会が初めてという訳ではなく、一度だけフリスビー競技会に出場経験があり、その時は レトリーブクラス(一番、初心者クラス)優勝&チャレンジクラス(二番目に初心者クラス)準優勝と、まあ初出場にしては、煌びやかな成績ですが、なにせネットで四方を囲まれているフリスビー競技のこと、あてにはなりません。
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しかも、フリスビー競技中も フリスビーを咥えたままコート内に置いてある距離の目印の小型三角ポールに興味を持って確かめに行ったりりと、注意力散漫でした。 あのタイムロスさえなければ、おそらくチャレンジクラスも優勝していたと思います。


デビューまで2年以上 かかった事もあり 「初出場時のステディネスのレベル」 という面では、ソロモンはシャドーはいわんや、フラウ姐さんより、かなり上。
スクールの生徒さん(ワン)のレトリーブ練習時、私から20mほど離れた場所に停座させ、ダミーを投げ続けても、ソロモンは ぴくりとも動かずに停座を続けられます。指示が無ければダミーには駆け寄らない。

ただ、見知らぬ人や犬であふれている競技会場(野原)では、全く未知数。
何か、予想すらしないことを、しでかすかも・・・(大汗)

若い頃のフラウは、見知らぬ人や犬を見ると、ドヨ~ンとして、みるみる被毛にフケが浮いてくる 「フケ製造機」 でしたが ドヨ~ンとしていても フリスビーのデビュー戦は3位 & レトリーブトライアルは初級クラス総合2位 と、好成績でした。
不器用そうに見えて、初めて経験することに対しても対応力があったのかもしれません。


でも、ソロモンは まぁキラキラデビューのフリスビーは別として、何度も経験を積んで、環境や競技に慣れ、少しずつ上積みしていくタイプのように思います。
興奮しやすいし、不器用だし、頼りはスピードだけ・・・


それでも、ワーキングコッカースパニエル という犬種と出会い、練習を重ね、こうして競技会に参加できることは、とても幸せだし嬉しいです。
ソロモン君、まあ ぼちぼち いこう!!

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by gundogclub | 2014-03-07 14:36 | ソロモン (WC)

焦らず怒らず諦めず

我が家から徒歩1分ほどの処に、小さな公園があります。
縦50m、横40mほどの公園です。 遊具や砂場があるので、夕方は放課後の小学生たちの歓声に包まれます。


今から9年ほど前、私はこの公園で夜中に、毎日のようにフリスビーの「投げ練習」をしていました。
当時はまだ会社員でしたので、午後9時頃に帰宅後 まずシャドーとフラウの散歩&運動を済ませ、その後に公園での投げ練習をしていました。 なので夕食は、いつも夜11時過ぎ・・・


公園に生えている一本の木を目標に、その木に向って真っ直ぐにフリスビーを投げる練習、そして何とかその木の先までフリスビーを飛ばせるように 「方向と距離」 の両面に渡って目標をたて 「一日百投」 を自らに課したのですが、なかなか上達しませんでした。
一応、JFAが主催した 「スローイング講習会」 に何度か参加し、フリスビーの握り方や投げ方を教えてもらい、その通り練習していたつもりなのですが・・・


ある日、ネットを検索していたら 「ディスクの様々な握り方」 を説明したサイトがあり 「女性やジュニア、また男性でも指があまり長く人向け」 という握り方が写真付きで掲載されているのを見つけ、実際にフリスビーを手にして握ってみたら、なんか違和感なく しっくりとフリスビーが指に馴染みました。

さっそく、試しに公園で投げてみましたら、少なくとも 「方向性」 に関しては従来の握り方よりも、目標物に対し真っ直ぐにフリスビーが飛んで行きました。
「距離」に関しては、握り方を変えても当初は全く伸びなかったのですが、1か月程度で目標としていた木を超えてフリスビーが飛ぶようになりました。

その公園の横の道は、今でも毎日のように通ります。
スタートラインにしていた場所も、目標としていた木も8年前のままです。
先日、試しにフリスビーを投げてみましたら、かなり手加減して投げたにも関わらず、目標としていた木の先までフリスビーは飛んで行きました。

今では、「何で、あんなに飛ばなかったのだろう?」と思います。
きっかけは、フリスビーの握り方を、ほんの少し変えたことでした。


そして、この 『ほんの少しの、きっかけ』 というのは、愛犬との暮らしにおいても、大切なのだと私は思っています。

例えば、元保護犬のイングリッシュポインター、エステルさんは我が家に迎え入れた当初は、ボールにもダミーにもフリスビーにも全く興味がありませんでした。
ボールを転がしても、見向きもしませんでしたから・・・

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それが、いくつかの「きっかけ」を経て、今ではボール遊びも、ダミーレトリーブも、そしてフリスビーも上手に出来るようになりました。

しかし、「きっかけ」というのは、座して待っていても生まれるものではありません。
「他のワンとボール遊びをしていたら、今までは何の興味も示さなかった愛犬が、ボールの方に数歩、歩み寄った」 とか 「飛んでいるフリスビーを目で追った」 とか、そういう小さな「変化」の積み重ねを経て、道具を用いた遊びが出来るようになったりします。


ですから、例えば 「現段階ではボールに何の興味も示さない」 という愛犬であったとしても、諦めずに 「きっかけ」になることを工夫して欲しいと思います。

そして私が常々、スクールの生徒さんたちに申しているのは、
○ 焦らない  (無理強いしたり、特訓したりしない 成長は牛の歩みで良い)
○ 諦めない  (きっかけの芽を摘んでしまう)
○ 怒らない  (出来ないからと言って腹をたてない)
ということです。

まずは、「飼い主さんと一緒にいること」 が好きな愛犬に育ってもらう事です。
道具を使った遊びが出来ない段階では、一緒に野原を散策するだけでもOKです。
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本当に好きな異性となら、「デートマニュアル本」に書かれているようなキラキラしたデートでなくとも、一緒に公園を歩くだけでも楽しいはず!

焦らず、怒らず、諦めず!!

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by gundogclub | 2014-03-01 16:14 | MY TALK