ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

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first of all


最初に、動画を見て頂きたいと思います。
以前にも一度、ご紹介した動画です。



登場するのは、ラブラドールが2頭、ワーキングコッカーが1頭。

この動画は、2つの場面で構成されておりまして、第1場面のテーマは 「指示があるまで動かない」 ということ。
犬たちが停座している近くにダミーを複数個、ハンドラー(飼い主)が投げています。
しかしダミーに駆け寄る犬は、おりません。
物(ボールでもダミーでもよいのですが)が投げられたら、その投げられた物を本能的に追いかける は×で、「指示があるまでは動かない」 = ボールやダミーのレトリーブは指示によって行う ということを馴致 しましょう という趣旨と言えます。

で第2場面は 「指示があるまでは動かない」 という趣旨は一緒ですが 1頭にだけレトリーブの指示を出し、他の2頭は停座を継続を続ける ・・・ しかもレトリーブの指示を出されなかったラブラドール2頭は、立ち上がるでもなく、レトリーブに向ったワーキングコッカーを羨ましそうに見るでもなく、淡々と停座を継続しています。 いわゆる、ステディネスと言われる部分ですね。


この動画を通して、皆さんは何をお感じになるでしょうか?
多くの方が、 「やはり服従訓練は何より大切だな!」 とか 「レトリーブトレーニングでも最優先すべきは、オビィディエンスだな!」 とお感じになるかもしれません。

確かに、オビィディエンスは大切なのですが 停座しながらもハンドラーが投げるダミーを見ながら尻尾を振っているワーキングコッカーの姿にも注目して欲しいのです。
期待感に満ちたハンドラーを見上げる瞳、嬉しくって座りながらも動いてしまう尻尾・・・
コッカースパニエルは感情表現が豊かで大きいので、動画からも楽しく期待感に満ちた練習なのだということが判ります。


以前、私のスクールの運動会で 「マテ!競争」 をしたことがありました。
フラフープの円の中に停座させ、私がその近くにボールやダミーを転がします。
「何個、投げられるまで立ち上がらず、フラフープの中で停座を続けられるか」 という競技なのですが、優勝したのは里親さんに引き取られたばかりの、ボールやダミーに全く興味のないセッターでした。
停座だけは得意だったので、電線に留まっている鳥を見上げながら 私が手持ちのダミーやボールを投げ切るまで、微動だにせず優勝・・・(苦笑)
ボール遊びが好きな犬たちは、途中で次々に撃沈してしまいました。

もし、優勝したセッターを、この動画の中に入れてもらったとしたら、見事に停座を継続することと思います。
オスワリは得意で、ダミーには全く興味が無い訳ですから、きっと動かずに淡々と停座を続けたことでしょう。
大切なのは 「興味がないから(あるいは興味が薄いから)、淡々と指示に従える」 のではなく 「ハンドラーと練習(遊び)できる楽しさ、期待感があって、その期待感のために指示に従える」  ということです。


まず最初に(first of all)、大前提として 『飼い主とボールやダミーで遊ぶことが大好きな犬に育成するべき』 であると私は考えます。
オビィディエンス < ダミー遊びが大好き ・・・ ダミー遊びが大好きな犬にオビィディエンスやステディネスを教えていくことは出来ても、オビィディエンスやステディネスは高レベルにあってもダミー遊びにあまり興味の無い犬に後付でダミー遊びを好きにさせるのは難しいです。


アジリティの世界では、服従優先のハンドリングをオビリティという造語で表現することがあるそうですが、レトリーブならぬ ”オビリーブ” は、如何なものかと・・・
多少、オビディエンスに難があっても、意欲満々のレトリーブをする犬にはギャラリーを魅了するオーラがあります。 オビリーブ犬には、そのオーラが感じられない。。。

私は、そう感じています。
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by gundogclub | 2013-10-30 09:22 | MY TALK

愛犬と遊ぶ

ある犬具輸入会社から、犬と遊ぶ犬具(遊具)のモニタリングの依頼がありました。
素材はラバーで形状は大きなドーナッツのような感じ。
愛犬と、引っぱりっこをしたり、転がして追いかけさせたり、投げて空中キャッチさせたり、水に浮くのでウォーターレトリーブの道具としても使えそうです。

まあ、我が家の3女1男なら、こんなラバー製の遊具が無くても、野原に転がっている木の枝一本あれば、楽しそうに遊びます。
木の枝でも、引っぱりっこも出来れば、投げて追いかけさせることも、レトリーブの練習も出来ますから・・・


ただ、このラバー製の遊具には、遊び方を撮影した動画も紹介されているので 初めて犬と暮らす方などで 「愛犬と、どうやって遊べばよいのか判らない」 という人には、良い商品かもしれません。
追って、使用後インプレッションや写真掲載などで、ご紹介できればと思っています。


話は変わりますが、 「愛犬と、どうやって遊べばよいのか判らない」 という飼い主さん、意外と多いのではないかと思います。
初めて犬と暮らす飼い主さんはもとより、犬と何年も暮らしているのに遊べない飼い主さんも多いみたい。


犬を飼った&買ったら、その日から飼い主になるわけですが、だからと言って愛犬と遊べるようになる訳ではありません。
これはニンゲンの子供でも一緒・・・。

以前にも書いたことがありますが、私は長男が生まれてから3歳位までの間、遊ぶのが下手でした。
私は一人っ子なので、兄や姉に遊んでもらったことも、また弟や妹と遊んであげたこともありません。
唯一、参考になるのは私と父の遊びの記憶でした。
公園のアスレチックで遊んだり、キャッチボールをしてもらったり・・・でも、それは自分でも記憶に残っている程の年齢、つまり幼稚園児になって以降の記憶で、それ以前の記憶は全くもって欠落していました。


遊具のある大きな公園などに連れて行っても、どうやって遊べば良いのか判らない。
暫くしてから 「子供が大喜びして遊んでいるお父さんのマネをしてみよう!」 と思い立ち、マネをしてみましたが、うまくいかない。 長男が遊びにのってこない・・・
で、さらに遊び上手のお父さんたちを観察して、達した結論が 「羞恥心を捨てる」 「自分も子供に返ったつもりで遊ぶ」 ということでした。
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この 「羞恥心を捨てる」 とか 「自分も子供に返ったつもりで遊ぶ」 ということは、愛犬との遊びでも必要かもしれません。
グループレッスンでも、他の飼い主さんの前で 声のトーンを上げて褒めることすら恥ずかしがる飼い主さんも少なくありません。
我が家の犬たちは、私と目が合った時、私がニコッと笑っただけで 「パパ 何して遊ぶの?!」と、尻尾ブンブンですから。
犬と初めて暮らす飼い主さんや、ご自分の愛犬が遊びに誘ってものってこない飼い主さんは、遊び上手な飼い主さんの様子を見て学ぶことも大切かもしれません。
摸倣することも進歩の過程では必要なことだと思います。


ただ、「愛犬と遊ぶ」と言っても 一つ問題がありまして、それは「愛犬と遊ぶ場所の確保」です。
生徒さんからお伺いしたのですが、都会では 「ロングリード禁止」と掲示されている公園があったり、何の注意書きが無い公園でもロングリードで遊ばせていると 「ロングリードはリードとは言えない。今すぐ、やめてください」 などと言いに来る方(公園の管理人などではなく一般の近隣住民らしいです) が居たりで、愛犬と遊ぶ場所の確保が難しいようです。



暴論かもしれませんが、犬との暮らしが 「紐をつけて散歩させることしか出来ない」 のであれば、犬種を選択すること自体、「見てくれの好み」 だけになってしまいますよね。
紐つけて散歩するだけなら、ボーダーコリーである必要も、ゴールデンレトリバーである必要も、ボルゾイである必要も、アラスカンマラミュートである必要もない。
紐をつけて散歩するだけなら、運動量が必要な犬種は、「飼い主が苦痛を感じる程の距離を散歩させる必要」が生じる訳で、共に暮らすメリットが見つけられない。。。

しかし、私の考えは 「だから、犬種にこだわる必要などない」 という事とは真逆で ボーダーコリーにも、ゴールデンレトリバーにもボルゾイにもアラスカンマラミュートにも、その他すべての犬種にとっても、「その犬種である必然性のある」 ドッグライフであって欲しいと願います。
作出目的に即した、あるいは作出目的にをデフォルメして競技化したもの などの作業を飼い主と共に楽しむことが私にとって犬と暮らす理想像です。



さて、他人様の目を気にせず、気兼ねなく犬をフリーに出来る場所として「ドッグラン」がありますが、遊具持ち込み禁止のドッグランもありますし、遊具禁止ではないドッグランでも飼い主が遊具を手にしていたりすると見知らぬ犬まで寄ってきたり、あるいは自分の愛犬が他の犬と走り回ってしまったりで、なかなか1対1で愛犬と遊ぶことが出来ません。
他の犬が来ない時間帯を見計らって行けば、ドッグランも良い遊び場所になるとは思いますが・・・


できれば LADF  のような施設が、増えて欲しいと思っています。
LADFは「ドッグラン」 ではなく、「ドッグスポーツ施設」 です。
時間予約制なので、他の犬と飼い主が入ってくることはありません。
別にスポーツしなくても良いんです。
広いフィールドに飼い主と愛犬だけがいる世界・・・
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ボールを投げて遊ぶのもよし、綺麗な芝生に愛犬と一緒に寝転ぶのもよし。
あなたと愛犬だけの為の時間と空間。
愛犬と遊ぶスキルを磨くには格好の場所です。


単に愛犬に紐をつけて散歩するだけではなく、共に遊び、共に旅をし、共に時間を共有する。
そんなドッグライフであって欲しいと願います。



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by gundogclub | 2013-10-26 10:11 | MY TALK

mouth to hand


フリスビー競技にしろ、トライアルボール・ドッグゲーム(ボールのレトリーブ競争)にしろ、レトリーブトライアルにしろ、 「何かを咥えて飼い主に渡すことによってポイントが生じる競技」 において、勝負を左右する要因のひとつが ”mouth to hand” ができることです。

mouth to hand ・・・ つまり、咥えたもの(それがフリスビーであれ、ボールであれ、ダミーであれ) を、きちんと飼い主に手渡すことが出来るか否かということ。

フリスビーやトライアルボールの競技会で、飼い主に直接 mouth to hand をせずに、飼い主の立っている付近で口から離して、次投に備えて走り出す犬が散見されますが、転がったフリスビーやボールを飼い主が、しゃがんで拾って投げる時間がタイムロスとなります。
競技時間が 「1分間」 と決められているフリスビーやトライアルボールにおいては、例えば mouth to hand で次の投球(投皿)をするのと、しゃがんで拾って 次の投球(投皿)をするのとでは、1分間の間に投げられる回数が変わってくる(当然、mouth to hand ができる犬の方が、投げる回数は増える)可能性があります。

レトリーブトライアルの場合は、ダミーを手渡さず 飼い主の足元でダミーを口から離してしまうと、ペナルティーが与えられます。 


フラウは、生後9か月でGRTA(ガンドッグ・レトリーブ・トライアル協会)の競技会に初出場しました。
初参加の初級クラス(現在の呼称は、ノービスクラス) で、初級クラスの競技4種目全てダミーを私の足元で落下させてしまい、5秒×4種目で20秒のペナルティーとなりました。
それでも、初級クラスで総合2位がフラウのデビュー戦でしたが、その後 1か月もしないうちに、きちんと mouth to hand ができるようになりまして・・・
焦って競技会に出場しないで、あと2か月程度 練習してから競技会に参加していれば、もしかしたら初級クラスで優勝できたかも!(笑)
まあ、その後 アドバンストクラス(上級クラス)昇格後も、準優勝や3位はあっても、優勝したことのないフラウ姐さんなので、あの時2か月待って競技会デビューをしたとしても、優勝できたとは限りませんが・・・


mouth to hand の練習は、早いうちから、きちんと練習すると良いと思います。
ソロモンは、我が家に迎え入れた当日から ロープのダミーを用いてレトリーブ練習を始めました。
ソロモンの場合は、練習初日一投目から、咥えて私の手元へ持って来たので、とてもとても感動した記憶があります。
フラウ姐さんは、最初の数回は 咥えて走り回っていたように記憶していましたので、第一投目から
mouth to hand だったソロモンには驚きました。


大切なのは、 「飼い主とレトリーブ遊びをするのは楽しいっ!!」 と初期の段階で思うように 仕向けること、そして 「失敗をさせないこと」 だと思います。

幸いにしてワラウ姐さんは、咥えて走り回ること数回を経て 「パパに渡した方が、また投げてもらえて楽しい」と思ったようで以降は、咥えたまま走り回ったりはしませんでしたが、咥えたまま走り回ったり、咥えたまま飼い主から逃げ回ったり(そして、それを飼い主が追いかけてしまったり)、あるいは咥えて飼い主の手の届かない場所まで行って齧りだしたり(ひとり遊び) など、こちらが思い描いているシーン(咥えて飼い主の足元まで戻る)と異なる結果とならない様に(つまり、失敗させないように) 注意が必要です。


ごくごくパピーの頃なら、 投げる→ パピーが駆け寄る → こちらに注意を向けながら咥えて戻る作業をサポート → 飼い主に手渡す →成功 → 大げさに喜ぶ・褒める・撫でる の繰り返しで、ロングリードなどを用いずとも、mouth to hand ができる様になる筈です。

既に、「咥えたまま逃げる」 「咥えて木陰で齧りだす」 などの癖がついてしまった若犬や成犬の練習方法については、いずれまた・・・


最後に、本日のソロモン君の写真。
対象がフリスビーであれ、ボールであれ、ダミーであれ、ソロモンは mouth to hand です。

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by gundogclub | 2013-10-22 13:48 | MY TALK

イメージ フォト


ワーキング・コッカー・スパニエル のイメージフォトを撮影してみました。
被写体 ソロモン君

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ワーキング・コッカー・スパニエル SALOMON & Barbour ワックスコート & HUNTER ウエリントンブーツ(ラバーブーツ) のコラボレーションです。

モノクロだと、こんな感じ・・・
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よく、「写真を撮ろうとしても、ゼンゼン笑わなくって、気難しいそうな顔の写真しか撮れないんですぅ~!」 というお悩みを、飼い主さんからお伺いしますが、我が家のソロモン君はカメラを向けると、自然とニパニパ笑ってしまいます。

ですので、ソロモンに真面目な(精悍な)顔をさせて写真を撮影するのに苦労しました。
泥だらけのブーツ、使い古したワックスコートで雰囲気を出しても、主役がニコニコ笑っていたら、なんか硬派な写真にならないな。。。と。


で、ちょっと油断すると、こんな感じ・・・
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今日のプログは、これで オシマイ!(笑)

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by gundogclub | 2013-10-19 09:38 | ソロモン (WC)

台風一過


大きな被害をもたらした台風も過ぎ去り、今日は台風一過の晴天。
ここ2日ほど、運動らしい運動をしていなかった、フラウ姐さんとクワンを連れて野原へ・・・

当初は、草丈の短い平坦な方の野原でボールやフリスビーを使って運動をさせようと思っていたのですが、行ってみると草が綺麗に刈られ、大型重機が野原にポツンと置いてありました。
毎年、この草丈が短い野原は、近くで開催されるイベントの臨時駐車場として使用されるのですが、その準備が始まった様でした。
早朝でしたので、まだ作業は始まっていませんでしたが、この野原は回避して、草深い方の野原へ!

こちらの野原は、水はけが悪く雨が降ると湿地となります。
昨日の台風による大雨で野原は、大湿地帯と化しておりましたが、せっかく来たので ゴールデンのクワンが泥だらけになるのを覚悟でGO!


フリスビーさえあれば、クワンは どんな草深い野原だろうが喜んで遊びます。
芝生のコートに比べたら、かなり走りにくいはずですが。。。
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くーちゃん! こんな草深い野原ではフリスビーより、ダミーの方が絵になると思うんだけれど。。。
でもね フリスビーを見せただけで、ニコニコの笑顔になるクワンに、あまりお好みではないダミー・レトリーブを強要してもねぇ・・・
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クワンは私が、「何か」を投げる動作をするのと同時に、前方へ加速しながら走って行きます。
そして、走りながら上を見上げて、飛行物体がボールなのか、フリスビーなのか、ダミーなのか確認しているようです。
勢いよく前方へ走り出して、飛行物体がダミーであると判った瞬間、走るのを止めて私の足元へ戻ってきます。(苦笑)
「パパ! 投げるなら、フリスビーかボールにしてください!!」


フラウ姐さんも、ソロモンも 私が 「GO!」 と言うのと同時に前方へ加速しながら走り、走りながら飛行物体の種別を確認しています。
でもフラウ姐さんもソロモンも、飛行物体がボールだろうがダミーだろうが、フリスビーだろうが、全く差異の無い意欲で追いかけ、咥えて戻ってきます。
ダミーだと判った途端に、走るのを中止するのは、くーちゃんだけ・・・

記憶を辿っても、ダミー遊びの最中にクワンを叱ったり、まして叩いたりしたこと 無いんだけれどなぁ・・・
唯一の違いは、フラウやソロモンは、生後2~3か月で我が家に来たその日から、小型のダミーで遊ばせていたこと。
生後5か月まで、円筒形のダミーを見たことも、咥えたことも無いクワンとの差は、それ位しか思いつかないのですが・・・


まあ、私は無理強いするつもりは、ありません。
「好きこそ物の上手なれ」という諺もありますが、ダミーがお好きではない代わりに、ゴールデンレトリバーの身ながらJFA(日本フリスビードッグ協会)の競技会で牧羊犬やウイペットを相手に競い、2年連続でジャパン・ファイナルへの出場を果たしたのですから、大いに評価してあげるべきだと思っています。


とは言え、LADFでお泊り保育中のクワンを引き取ると決めた時、フラウ姐さんの後継犬にするつもりだったのですが・・・(苦笑)
もっとも、クワンがフラウ姐さんの後継として成長していたら、ソロモンを我が家に迎え入れることは無かったかもしれません。
ですから、まあ 万事、塞翁が馬ということで。。。


ちなみにフラウ姐さんは今日は、ご機嫌麗しくダミーレトリーブも好調でした。
写真はダミーを咥えて戻る途中に、別のダミーを投擲した瞬間です。
しっかり、横目でダミーが落下していく方向を確認しています。
咥えているダミーを私に渡した後、この回収帰還中に投擲されたダミーの回収に向わせます。
これは、GRTAの競技種目には無いのですが・・・

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by gundogclub | 2013-10-17 16:32 | MY TALK

ゲコクジョウ(下剋上)


先日、ゴールデンレトリバーのクワンを連れて、自宅近くの遊歩道を歩いていたら、同じくゴールデンレトリバーを連れた女性から、話しかけられました。
ちなみに、私の自宅周辺は新興住宅地で、車が通行できない道幅の広い遊歩道が四方に伸びているので、行き交う車に注意する必要もなく、すれ違う人にもあまり気を遣わずに散歩することが出来ます。

「あの・・・ ちょっといいかしら?」 と話しかけてきた中年(と言っても私よりは若そう)の女性。
このゴル(ゴールデンレトリバー)連れの女性は私より、かなり後方を歩いていたのですが、クワンが遊歩道に植えられている植栽の匂いを嗅いだり、他のワンに挨拶したりしている間に、追いついてきたのです。


このゴル連れの女性のお話を要約すると、「好き勝手に匂いを嗅がせたり、犬のペースに飼い主が合わせて歩いていると、主従関係が壊れ、犬はゲコクジョウ(下剋上)を狙ってリーダーの座を狙うようになる。散歩は、飼い主が歩くペースを決め、常にリーダーとして、立ち振る舞うべきであり、匂いを嗅がせたりずヒールポジションで歩かせるべきである。 それがリーダーウォークということであり、犬が上位に立とうとするのを阻止する為にも、リーダーウォークは必須である」 ということでした。
お話の中で、何度も「ゲコクジョウ」という言葉が出てきました。


女性は、近くにある大規模商業施設にテナントとして入居しているペットショップが開催している躾教室に通っているそうで、躾教室を担当している若い女性トレーナーさんから、毎回の様にリーダーウォークの必要性を聞かされているとのこと。
「お説教みたいなこと、言ってごめんなさいねぇ~」 と言いながら、リーダーウォークでスタスタと早足で、遠ざかっていきました。


お説教(苦笑)を聞きながら、頭に浮かんできたのは、三つのことでした。

① 「油断していると、リーダーの座を奪われる」と疑われているゴルちゃんが可哀想。「油断していたら寝首を掻かれる」と警戒しながら、これからも、このゴルちゃんと暮らしていくであろう飼い主さんも大変。

② 躾教室の若い女性トレーナーさんは、リーダーウォークを怠ったが故に、リーダーの座から陥落した経験でもあるのだろうか?

③ そして何より 「犬とは、飼い主が油断していたら、リーダーの座を虎視眈々と狙うような厄介な生き物なのだろうか?」ということ。これは「犬とは、どのような生き物なのか」という大命題と直結することな訳です。
犬って「美濃の蝮」と言われた斎藤道三のような感じなのかね???


私は、天国に旅立ったシャドーも含め5頭の犬と暮らしています。
散歩の時は、匂いを嗅いだり、犬の自由に任せて歩いたりしておりますが、幸いにしてリーダーの座を狙おうとしている犬は、いないようです。
もっとも、「しない」のと「できない」のとは異なります。
きちんとコンタクトをとれば、いちいち 「ツケ」とか「ヒール!」とか叫ばなくても、我が家の犬たちは、意識を私に向けて、私の歩くスピードの緩急に従って歩けますし、コンタクト中は匂いを取ったりはしません。


散歩に関して言えば、家を出てから家に戻るまだの間、ずっと絶え間なく「リーダーなんちゃら」やら「かんちゃらポジション」やらを意識している必要は無いと思います。
散歩が唯一の運動&リフレッシュタイムの犬も多いと思うのですが、そんな貴重な時間でさえ、「あれしちゃダメ、これしゃダメ」と言われたら、飼い主も愛犬もリフレッシュには、ならないのではないかと・・・
もしかして、様々な拘束によって反抗の芽を摘むのが、狙い?(苦笑)


ただ、ここからは 「一切の訓練 不必要派」の方とは考え方が異なるのですが「自宅を出てから戻るまで全て拘束」ではなく、「ここから、次の次の電柱までは、匂いを取らず、きちんと飼い主の横について歩く練習をしてみよう」とか 「飼い主の歩くスピードにあえて緩急をつけて、その緩急に追随する練習をしてみよう」とかオンタイム(練習しながら歩く) とオフタイム(愛犬の好きな様に歩かせる) を使い分けると良い と思います。


まあ、散歩の件は工夫次第で何とかなるとして、問題はその根底にあるもの。
「犬はリーダーの座を狙う動物」「下剋上を試みる動物」という考え方。
この考え方に基づいて、その対処法の一つとして、「リーダーとして散歩する」などという考え方も生まれる訳です。
そして、この 「犬=下剋上動物」として捉えるのか、捉えないのかで「あるべきリーダー像」も変わってくる ことになります。
軍隊のような絶対服従の上意下達の「上官」であるべきなのか、会社組織の上司と部下なのか、親子の関係のようなものなのか・・・

私は、もし犬が油断していると、寝首を掻くような動物であるなら、そんな面倒で物騒な生き物とは一緒に暮らしたくありません。


まあ、世界的に著名なカリスマトレーナーと賞賛されている方にも、「飼い主は強いリーダーであるべき」と唱える方も、いらっしゃいますので、私のような木端が何を言っても始まりませんが。。。

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by gundogclub | 2013-10-12 11:35 | MY TALK

ボールは魔法の道具

本日の午前中のレッスンに 125mm(記憶が定かではないのですが)~400mの望遠レンズを装着したカメラを持参した生徒さんが、いらっしゃいました。
私が持参したカメラと同じキャノンでしたので、望遠レンズを貸してもらって、私のカメラ本体に装着して撮影してみました。 被写体フラウ姐さん、ちょっと顔が怖い・・・(苦笑)
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ちなみに私のカメラに常時装着してあるズームレンズの250mmだと、こんな感じ。
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一脚や三脚を用いずに、手でカメラを持って撮影したので、手ぶれ写真も多かったのですが、やはり400mmなどの大望遠のレンズは魅力的です。
ちょっと欲しいかも。。。


さて、今日は望遠レンズのオハナシではなく、  「ボール遊び」  のオハナシです。
「飼い主と愛犬のボール遊び」と聞いて思い浮かぶのは、飼い主がボールを投球する姿勢に入るのと同時に前方に走り出し、ボールを追いかけ咥え、飼い主の足元までボールを持ってきて、「もっと投げてよ!!」と言わんばかりに、飼い主に飛びついたり、ワンワン吠えている光景です。

まあ、「興奮」は置いておいて 「飼い主が投球姿勢(フリスビーなら投皿姿勢)に入るのと同時に前方へ駆け出すことが出来る」ということが、必要な場合もあります。

例えば、フリスビー競技にしろ、ボールのレトリーブ競技にしろ、フリスビーやボールが飛んでいく方向を目視し、見定めてから追いかけ始める初級犬がおりますが、これではフリスビー競技の場合は、なかなかフリスビーには追いつきません。(つまり、空中キャッチができません) 
ボールのレトリーブ競技においても、「競技時間は1分」だとすれば、飼い主が投球姿勢に入るのと同時に前方に走り出せる犬と、投げられたボールが地面に転がったのを見てからボールを追いかける犬とでは、「1投多く、投げられるか否か」の差が生じてくるように思います。
1分間の間に飼い主が4回しか投げられないケースと、5回投げられるケースとでは、当然1投分のポイントの差が生じるわけですから・・・
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ただし、この「飼い主が投球姿勢に入ると同時に前方へ走り出す」というパターンのボール遊びばかりしていると、愛犬の運動にはなるかもしれませんが、それ以上の進歩はありませんし、ボール=興奮 (ボールを見せただけでハイテンションになる、聞く耳を持たなくなる)という事にも、なりかねません。
バッティングセンターにあるピッチングマシーンから発射されるボールを追いかけるのと、何ら変わりありませんから・・・
「ボールを見せただけで、興奮して停座(オスワリ)もできなくなる犬」に対し、何らのルールもなしに、ひたすらボールを投げていては、負のスパイラルに陥るだけです。

ボールを興奮の道具 にしてしまうのか、あるいは 練習や訓練の有効な道具 にできるかは、飼い主さん次第です。
別の言い方をすると 「ボールが飛んで行ったから反射的に追いかける犬」にしてしまうのか、「ボールヲカイシュウセヨ!という指示が与えられたからボールを回収する犬」に育てるか ということです。


例えば

①愛犬を停座させボールを投げる。 「ヨシ」とか「GO」とかの声符が飼い主からあるまでは停座継続

②あるいは、同じく愛犬を停座させボールを投げる。愛犬は停座継続。 飼い主が停座している愛犬から20m離れる。 そこから飼い主の足元へ呼び戻し。 きちんと飼い主の足元に戻ってくるのか、誘惑に負けてボールに向って走ってしまうのか。

③愛犬を停座させる。 ボールを投げる。 「GO」の声符でボールに向わせる。 途中で、「マテ!」の声符 → 足元へ呼び戻す。 「マテ!」の声符に従えるのか、そのままボールに突っ込んで行ってしまうのか・・・

などなど、これは ほんの一例ですが、ボール1個で様々な練習が可能なのです。


ただ、相反する事を言うようですが 上記①~③の練習は、前提が「ボール遊びが大好きな犬であること」です。 ボールを転がしても見向きもしないような犬に、こんな練習をしても何ら、意味がありません

また、愛犬のレベルに合わない練習をさせて失敗させること も避けなくてはなりません。
例えば、ボールを見せただけで喜んでしまって、停座継続が困難な犬に「ボールが投げられてもGOの声符があるまでは停座継続する練習をノーリードで行ったら」・・・失敗を繰り返すだけ。
「お前は、何で待てないんだよ! マテって言っただろ!」なんて顔を真っ赤にして怒ったら愛犬が委縮するだけ。ボールを用いた練習自体が嫌いになってしまうかもしれません。
やはりロングリードなどを用いて、ボールが投げられても停座を続けられる 手助けをしてあげて、成功させて褒める。。。  
ボール投擲後の停座継続なんて、最初は5秒だって、待てたら大いに褒めてあげるべき なんです。


ボールを興奮の道具にする様な遊び方だけではダメ。たまには指示無しのボール遊びもいいけれど、それだけではダメ。
かと言って、愛犬のレベルを考慮しないで高度なトレーニングにボールを用いながら、やってもダメ。
ここら辺の匙加減が難しいとも言えますが、 ボールは使い方次第では魔法の道具 ともなり得るのです。

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by gundogclub | 2013-10-09 14:07 | 犬の躾・訓練

にこにこ きりり


ソロモンは、体重が15.5kg前後で 中型犬です。
ポインター・シスターズやクワンに比べると体高も低く威圧感がありません。
おまけに、耳が ぼわぼわ・・・
どこへ連れて行っても、怖がられたことがありません。

通常モードが、「にこにこ顔&尻尾ブンブン」 なので 「わぁ かわいぃぃぃ」と、お子さんやご婦人方に大人気!!
ソロモンに比べるとフラウ姐さんは、随分と損をしているような・・・(苦笑)
リラックスしたお顔で、尻尾をピコピコ振っている時でさえ 「怖そう」 と言われてしまうフラウ姐さん。
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野原でも、自由運動の時は にこにこ笑いながら走っている感じのソロモン君です。
綿毛のある草が密生した場所を、ひとっ走りした後のソロモン。
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そんなソロモンですが、ホイッスル・ワークやレトリーブ練習が始まると、表情が きりり と引き締まります。
そして、飽きたり集中力が無くなることがありません。
「もう、そろそろ止めましょう」 のアピールは、いつも私からです。
ソロモンが飽きるほど、練習したことがありません。

フラウ姐さんでさえ、しばらくレトリーブ練習を続けると、道具袋からボールを持ち出して(咥えて)きて、「そろそろ、飽きました。次はボールで遊びましょう!」 とアピールがあったものですが、ソロモンには、それがありません。
ソロモンが飽きるほど、レトリーブ練習をするには、どれだけダミーを投擲し続けなくては、ならないのか???(苦笑)

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↑の写真、ソロモンの顔が、 きりり としていますよね。
まあ、口にダミーを咥えていたら笑えないので、当然と言えば当然ですが、目の感じが にこにこ顔の時とは、明らかに異なります。

ONとOFF、 にこにこ顔 と きりり顔・・・
ワーキングコッカーという犬種、そしてソロモンと出会うことのできた幸運に感謝です。


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by gundogclub | 2013-10-06 15:16 | ソロモン (WC)

永遠の子供

8歳半になったフラウ姐さん、ここ半年位の間に いろいろな変化が起きています。

一番、大きな変化は、指示(コマンド)に素早く従わなくなってきたこと。
コマンドを出しても、動きが緩慢だったり、聞こえないフリしたり、「えぇぇ~ やりたくないんですけど・・・」という感じだったり。(苦笑)


フラウ姐さんが若い頃は、矢継ぎ早にコマンドを出すと (例えば、フセ → 停座 → 再度フセ → 前進 → 停止 → 後退 とか)、バネ仕掛けの人形の様にピョンピョン飛び跳ねながら、素早く的確にコマンドに従っていました。
本人も、どこか得意そうで 「これで、どうよ! ワタシ、凄いでしょ! もっと色々と指示してよ!」 という感じに見えたので、私も面白くて次々とコマンドを連発したりしました。

この頃は、指示を矢継ぎ早にだされることに対し、フラウが 「ゲーム感覚で楽しんでいる」 感じでしたし、 大げさな仕草で指示に従って 「旦那の指示に素早く従う貞淑な妻を自ら演じている」 感じで(笑)、嫌々&渋々コマンドに従っている。。。という雰囲気は、全くありませんでした。
フラウは、喜怒哀楽の表現が、ちょっと大袈裟で、芝居がかっているのは若いころと変わらず・・・・


それが、最近は例えば 「停座させ30m離れて呼び戻し」 などという単純なことを、やらせようとすると、呼び戻しの笛を吹いても、地面の匂いを嗅ぎながら蛇行しながら戻ってきたり・・・(苦笑)
素早く指示に従っていた頃も、わざと大げさな動きで指示に従うことのあったフラウ姐さんですが、 「え~ 面倒なんですけれど・・・」 という 「嫌ヨのアピール」も、なんか芝居がかっている感じのフラウ姐さん。
なんか、見ていて笑えます。
指示に従わせる為に、コマンドの語調を強めたり、目力で制すれば、コマンドに従うのでしょうが、もはや 「無理矢理にでもコマンドに従わせる年齢」 ではないように感じています。


とは言え、これでは「悪いお手本」にしか、ならないので、デモ犬としては、どうかと。。。
その代わり、難易度の低いデモは、ソロモンがニパニパ笑って尻尾ブンブン振りながら、やってくれますので、デモ犬はフラウ姐さんからソロモンに代替わりです。
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フラウ姐さんは まだ全てが億劫になっている訳ではないので 「自分でも、やりたいこと」 のデモなら十分にやってくれます。
例えば、「ダミーの落下地点が目視できるマーキングレトリーブで、距離も30m」 などという初歩的なレトリーブのデモはお気に召さないようですが、100mのブラインドレトリーブとかなら、張り切って行ってくれます。


今のフラウ姐さん、 「やりたいことしかしない、嫌なことは指示に従わない って、典型的なダメ犬じゃん!」  と思う方も、いらっしゃることと思います。
ダメな理由は、飼い主の指示に素早く的確に従わないから ということ。


では、 「犬は飼い主の指示に素早く的確に従わなくては、ならないのか?」 ということ。
曲がりなりにも、ドッグトレーナーを生業としている者が、このようなことを言うと、意外に思われるかもしれません。
もっと端的に言うと、 「指示とは何か?」 ということ。
そして、究極の命題は 「飼い主は、犬にとって どのような存在であるべきか」 ということです。


飼い主の指示は、「交戦時の上官の命令のように、絶対服従 従わなければ軍法会議 or 銃殺」 という無条件絶対服従 なのか 会社の上司と部下の様に 「命までは奪わないけれど、不服従には降格や賞与査定のような制裁があるのか」 あるいは親と子の関係のように 「言い聞かせる&子供の方からの言い訳も認められる」 のか???


私は、飼い主と愛犬の関係は、交戦時の軍隊でも会社の上司と部下でもなく、「親と子の関係」だと思っています。
親は子を育み 共に楽しみ、時には叱り、時には褒め・・・
まあ、子供に絶対服従を求めるご家庭もあるかもしれませんが、親の指示に対して抗弁権のあるご家庭も多いのではないでしょうか。
「親) 今日は、夕方5時までには公園から帰ってきて宿題やりなさいよ」 → 「子供) 今日は、少し遠くの公園で遊ぶので、6時じゃ、だめですか?」 と自分の希望や要求を親に伝えることも許されますよね。


ただ、私は人間の子供も愛犬も、「学ぶべき時期」 というものがあると思っています。
受験生なのに、受験勉強もせずに遊び呆けていたら、(どこぞの家の長男が、そうでした:苦笑)、やはり勉強させなくてはなりません。 たとえ、嫌がっても・・・

でも、単純に 「受験勉強しなさいっ!!」 というコマンドを発しても、それを受け入れて勉強するかどうかは本人次第です。
オウムの様に 「勉強しなさい」 と繰り返しても、あまり効果はありません。
なぜ勉強が必要なのか とか 今、受験勉強を頑張る意義は何か などを本人言い聞かせて納得させたり、あるいは得意科目を伸ばしてあげる工夫をしたり、「指示に従わせる」のではなく、「能動的にやる気にさせる」ことが必要だと思うのです。


そして、「能動的にやる気 にさせる」 ということは、人間の子供でも愛犬でも、等しく大切な要だと私は思います。
ドッグスポーツでも、「無理矢理従わせる」ではなく、「いかに愛犬に、やる気になってもらうか」 ・・・ 別な言い方をすると 「そのドッグスポーツを喜んで、楽しんで できる愛犬に育てる」 ということなのです。
心から楽しんで飼い主とドッグスポーツをしていない犬の姿を見るのは、なんか痛々しいです。


人間の子供と異なることは、愛犬はいつまで経っても、親元を巣立つことが無いということ。
我が家の長男は、あと7年後・・・大学を卒業して一人暮らしをすることを、指折り数えている様ですが(苦笑)、愛犬は永遠の子供なのです。


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by gundogclub | 2013-10-03 16:00 | MY TALK