ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

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ヒヤリングは重要


千葉県U市で、ダンススクールを経営する飼い主さんから、ご相談を頂いたのは今年の3月のことでした。
ご主人と娘さんが愛犬 (バセットハウンド 牡 未去勢 3歳)に噛まれ、特にご主人は掌の骨が砕けるほど噛まれ、入院のうえ手術を受けたのだとか。。。

ダンススクールの看板犬にする筈が、ダンススクールの生徒さんにも吠え続けたり噛んだりで、「ダンスは習いたいけれど、犬が怖いのでスクールを辞めたい」 などという申し出も数件あって、困り果てて私の処へ依頼が舞い込みました。

私が初めて会った時も、バセット君は、ご機嫌斜め・・・
表情が変わるわけでも、唸るわけでも、犬歯を出すわけでもなく、警告なしに いきなり噛みに来るので、ちょっと怖かったです。


2時間ほど、飼い主さんご家族に あれやこれやとヒヤリングしておりましたら、「どうも春と秋になると噛む傾向が強くなる。 なんかイライラしている感じになる」 というお話が出てきました。
何となく、ピンと感じるものがあって ご自宅周辺の犬事情を伺ってみたら、ご自宅の周辺に外飼いの、しかも雌犬が、数頭いることが判明。


犬は人間に比べると遥かに嗅覚が優れていますし、ましてバセットハウンドのようセントハウンド(嗅覚系獣猟犬)は、特に嗅覚が優れていると言われています。
地面につきそうな大きく長い耳は、耳で匂いが流れ去るのを堰き止め、残臭追跡を容易にするためと言われています。


方々から、雌犬のヒートの匂いが流れ込んでくるのに、その匂いの元(雌犬)の処へは、行くことが出来ない。。。
これは、未去勢の牡犬にとっては、個体差はあるにしろ、ストレスになるのではないかと思います。


ですので、レッスンを開始するより先に、飼い主さんに事情を説明して去勢手術を施して頂きました。
去勢していなかったことに特に理由は無かったので、飼い主さんご家族も、すんなりと去勢手術を受け入れてくださいました。


このバセットハウンド君、生まれてこのかた 「吠えたければ吠える」「噛みたければ噛む」「何かを待ったことがない」「オスワリをしたこともない」「オイデと呼んでも知らんぷり」「飼い主さんの顔も見ない」という生活を3年間続けてきたわけですが、レッスンに関しましては  「飼い主さんと一緒にいることは楽しい」 「飼い主さんと遊ぶのは楽しい」 「飼い主さんに褒められると嬉しい」  という方向にベクトルを向けて練習をしました。

まあ、それさえも「強制訓練」と捉える方も、いらっしゃるかもしれませんが 「リーダーシップが欠如しているから指示に従わないのだ。飼い主をリーダーだと認識させ、服従せしめなければならない!」的な意味での服従訓練は一切、しませんでした。


少なくとも、レッスンを開始する以前に、まず去勢手術を施したことが、このバセットハウンド君に関しては効果があったと思います。
長時間のヒヤリングの中で 「春と秋に特に荒れる」 という情報を引き出せたことが良かったと思います。
たいしてヒヤリングもせずに、判で押したように 「リーダーシップの欠如による不服従ですね!」などと結論付けて、チョークチェーンなんか持ち出したら、失敗したかも。。。


今では、尻尾をブンブン振って飼い主さんと遊びに興じますし、なんか嬉しそうな穏和なお顔で飼い主さんを見つめています。
なんか、うっとりした様な顔で、飼い主さんを見上げて停座を続けるバセットハウンド君。

時間をかけて、飼い主さんからお話をお伺いする大切さを改めて、実感しました。

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by gundogclub | 2013-08-30 13:11 | DogSchool I'll

野原デビュー

ミニチュア・シュナウザーの小雪ちゃん、飼い主さんのご自宅の近くの公園での練習 → 四方を高いフェンスで囲まれたLADFでの練習 を経て、本日 野原デビューしました。

写真はLADFでの小雪ちゃん。 体験参加のジャックラッセルと一緒に・・・
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本日の練習メニューは、停座からの呼び戻しと、グラウンドワーク。
我が家からは、フラウ姐さんとソロモンの茶色コンビが参加。
雨が降ったり、止んだりを繰り返す天気だったので本日の写真はナシ・・・


小雪ちゃん、初めての野原に興奮して最初は、停座することも、ままなりませんでした。
家の近くの公園なら、あるいはLADFではできることが、野原ではできない・・・。
でも、まあ最初は当然と言えば当然のこと。
そんなにすぐに、「いつでも、どこでもできる」様には、なりません。
何事も経験の積み重ねです。 要は野原が「非日常」ではなく、日常的な場所になれば良いだけのことです。


グラウンドワーク練習 (飼い主さんが歩く方向へ追随して歩く練習。脚側歩行である必要はなし) は、初めての小雪ちゃんでしたが、飼い主さんが歩く方向を変えても、きちんと目視して追随しておりました。
途中、土の匂いを嗅いだり、草を齧ったり、飼い主さんに対する意識が無くなる場面もありましたが、それは別に構わないんです。
「ノーリードでのヒールウォークの練習」 ではないのですから、飼い主さんが歩いている方向と全く異なる方向へ走って行ってしまうなら別ですが、途中 多少の道草は構いません。

結果として、グラウンドワーク初体験の小雪ちゃん飼い主さんが 「コイ!」 とか 「オイデ!」 とか声符で呼び戻すことなく、 飼い主さんとグラウンドワークをすることができました。

私は、これが一番、大切なことだと思っています。
「呼ばれたから飼い主の足元まで来る」 のではなく (勿論、呼ばれたら戻ることは大前提ですが) 自らの意志で飼い主さんの歩く方向に、多少の道草をしながらも、きちんと追随できること が大切なのです。

海外の動画などを見ますと、ヨチヨチ歩きのパピー達が、母犬を追いかけながらロゾロと、ついてくるシーンを目にします。
野原には、興味をひく匂いの草花、蛙などの小動物 など、様々な誘惑物があります。
パピー達、 「誘惑物には目もくれず」 ではなく、 草花の匂いを嗅いだり、齧ったり、蛙をつついたり道草をしながら、それでも母犬の姿は、きちんと追いながら、ついて行くのです。


我々、飼い主は この母犬代わりをやれば良い のだと思います。
「ワクチン3回接種までは、外出は獣医さんに禁じられているので・・・」 という飼い主さんのお気持ちも判りますが、 それなら 時間で借り切れるドッグランの様な場所 (ドッグランは基本的に入会時、入場時にワクチン接種の証明書提示が求められるはずにので、パピーを連れて行っても、罹患のリスクが軽減されるので) で、愛犬のパピーと一緒に前後左右に方向を変えながら、歩いてみると良いと思います。
きっとパピーちゃんは、ヨチヨチ・ヨタヨタ 一生懸命 飼い主さんの後を追いかける筈・・・

飼い主さんと一緒に野原を歩くのは楽しい とか 飼い主さんが歩く方向に追随して歩くと褒められる&飼い主さんが笑顔になる という経験をパピーの頃から繰り返していれば、特に呼び戻しの練習は必要ないのかもしれません。
そう、ただ野原を一緒に散歩できれば良いだけなら・・・


しかし、これだけでは済まないケースもあります。

一つは犬種の問題。 例えばガンドッグを例にとりますと、フィールド系のポインターやセッター あるいはフィールド系の多目的ガンドッグは、一世紀以上に渡り、「鳥の匂いに反応して匂いを追うこと」 に特化して連綿と繁殖を続けた結果、鳥に対する執着がものすごく強いと言えます。
多少の道草なら構いませんが、鳥の匂いを追いながら、鉄砲玉の様にすっ飛んで行って、山を二つも三つも超えて「忘我状態」で走り回る個体も少なくありません。
このような犬種の場合は、やんわりはんなり 「多少の道草なら、いいよぉー」 などと悠長に構えていられません。
「大変そうだから、飼わない」 という選択肢もアリだと思いますが(苦笑)、 やはり 「誘惑物(匂)があっても、呼ばれたら、すぐに飼い主さんの足元まで戻る」 という練習が必要だと思います。


もう一つは、レトリーブトライアルやフィールドトライアルをはじめ、ドッグスポーツに愛犬と参加しようとする場合です。
「途中で、気になる匂いがあったら嗅いでもいいよぉー 気が済んだら、足元まで戻っておいで!」 などと悠長な事を言っていられない場合も多々あります。
「誘惑物があろうが、誘惑臭があろうが、呼ばれたら電光石火、足元まで戻ってくること」が求められる訳ですから、やはり日ごろからの練習が必要です。


重ねて申し上げますが 「野原をはじめ自然の中を愛犬と一緒に散策して楽しむ」 ことが目的なのであれば、ドッグホイッスルなどで呼ばれてから戻りのスピードなどより、「呼ばなくても、自主的に飼い主さんが歩いている方向を確認して、飼い主さんが歩く方向を変えても、それに追随できること」の方が大切だと私は思っています。
「呼ばれたから」ではなく、飼い主が歩く方向に追随する意識が大切なのです。
飼い主さんに対する意識があれば、多少の道草はOK!

しかし、犬種により あるいは「愛犬と何をしたいのか」によっては、「飼い主に追随する意識」に加え、誘惑物や誘惑臭があっても、「呼ばれたら、誘惑を振り切って、きちんと飼い主の足元まで戻る」ということが求められ、このことに関しましては繰り返し練習・訓練していくことが不可欠である。。。

ですので私は、「愛犬と、どのような暮らしがしたいのか?」によって、判断基準(どの程度まで馴致できれば良しとするのか) を使い分けています。

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by gundogclub | 2013-08-27 11:39 | 犬の躾・訓練

茶色じゅない方グループ


我が家には現在、⒋頭のガンドッグがいるのですが、スクールの生徒さんをはじめ、いろいろな方から 「どの子と、どの子が子犬の頃から一緒に暮らしている犬なんですか?」 と質問を受けます。
最近まで、「ジャーマン・ショートヘアード・ポインターとワーキング・コッカー・スパニエルが、子犬の頃から一緒に暮らしている犬です」 と返答していたのですが、あまりガンドッグに詳しくない方ですと、イングリッシュ・ポインターとジャーマン・ポインターの区別も、なかなか解りづらく・・・

ですので、この頃は 「茶色い色の犬が、子犬の頃から一緒に暮らしている犬です!」 と、説明するようにしています。
私は、これまで延べ5頭の犬と暮らしておりますが、最先住犬のフラット・コーテッドレト・リバーのシャドーも茶色(レバー)のフラットでしたので、そういう意味では偶然とは言え、「子犬の頃から一緒に暮らした(ている)犬は、全頭 茶色犬」 です。


で、今日は早朝から 茶色ではなく金色と、白黒の犬を連れて野原へ行ってきました。
朝、5時頃に綺麗な朝焼けを見ることができました。
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金色犬 (ゴールデン・レトリバー) のクワン と白黒犬 (イングリッシュ・ポインター )のエステルは、元保護犬です。
クワンの方は、保護犬というより、最初の飼い主さんが共に暮らすことを放棄した犬なのですが、まあ便宜上、保護犬ということで。。。

この2頭を、近頃 「茶色じゃない方」 という表現をしています。
例えば、カミサンから 「今日は、誰と誰を連れて野原に行くの?」 と尋ねられた時に、「クワントエステルを連れていく」 と答える時もありますが、 「今日は茶色じゃない方のグループを連れていく!」 などと言うこともあります。

この、 「茶色じゃない方のグループ」 の2頭は、実によく遊びます。
例えば、クワン&ソロモン とか エステル&ソロモン の場合は、クワンもエステルも、「ソロモンと遊んであげている」 という感覚があるみたいで、遠慮と言うより、どこか手を抜いている感があります。

ところが、「茶色じゃない方のグループ」の クワン&エステル は互いに本気モードと言うか、ガチ勝負です。
別に仲が悪い訳では、ありませんよ。 家の中では、お互いのお腹の上に自分の頭を乗せて寝ていたりしますから・・・
ただね、私と一緒に遊ぶ時は、お互いに本気モード・・・(笑)

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この2頭は、本当に遊びが長続きします。
どちらか一方が飽きたり、諦めたりすることは一切ナシ。
もう、私が嫌になる位、延々と・・・(苦笑)
ですので、いつも遊びを切り上げるのは私です。彼女らの要求の儘に、ボールやフリスビーを投げていたら体がもちません。

2頭とも、元保護犬な訳ですが、クワンもエステルも、ボールやフリスビーなどの道具を使った遊びが大好きです。 正確には、「大好きに、なりました!」です。 最初から、できたわけではないので・・・
最近、スクールの生徒さんをはじめ 私の友人で 2頭目・3頭目の保護犬を譲り受ける方が多くなりました。


お散歩もよいのですが、それだけではなく 飼い主と一緒に複数頭で遊べるようになると、遊びのバリエーションが豊富になると思います。
私は、「犬同士を遊ばせる(野原を走らせる等)」 だけではなく、「家庭内ルールを作って、そのルールに基づいて道具を用い複数頭で遊ぶことができる」 グループに育て上げる(練習をする)ことを、お勧めしたいと思います。

 
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by gundogclub | 2013-08-26 10:06 | MY TALK

再び、海へ!


体調が戻ったので、ソロモンと再び、海に行ってきました。
今年、2度目の海です。

以前から、『千葉には綺麗な川や湖がない。 塩水なら、いくらでもあるのに・・・ いつも湖や川で泳ぐことができる環境に住んでいる犬&飼い主さんは、うらやましい』 とブログに書いておりましたが、ソロモンが海で泳いでいる写真をfacebookに掲載しましたら、オーストリアにお住いのワーキングコッカー飼いの飼い主さんからメッセージを頂きました。


海で犬を泳がせることができるなんて、羨ましい。。。
我が家の犬たちは、きっと一度も海を見ることなく天国に召されると思う。
かく言う私も、海は生まれてから一度しか、行ったことがない。
子供の頃に両親に連れられて大西洋を見たことがある。。。。と。


オーストリアは内陸国ですから、海に出るには南下してイタリア方面に行くか、西進して大西洋に向うかしかないと思うので、四方を海に囲まれた日本と異なり、旅費やら時間やら、「海に行く」だけでも、大変そうですね。


そう考えると、今までは 「近くに淡水の湖や川が無いから、仕方なく海へ行っていた」 のが 「海に愛犬を連れて行って、遊ぶことができるのも、幸せなことなんだ」 と、少し今までとは違った見方をすることができました。

まあ、泳がせた後の後始末が面倒なことに、変わりはありませんが 早朝の房総の海を、ソロモンと楽しめたことに感謝です。

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そうそう フリスビー競技会で、我が家のフラウ姐さんと何度か、ご一緒させて頂いたことのあるボーダーコリーのS姫のパパから 「泳いでいる茶色や黒色の犬の顔を、綺麗に写すテクニック」 を少し教えて頂きました。
少しは、上手く撮影できたかな?


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by gundogclub | 2013-08-22 15:43 | ソロモン (WC)

犬同士の会話


昨日の朝のこと。

自宅の近くにある、お気に入りのパン屋さんで、ブルーベリーのマフィンを購入して、アイスティーで朝食。
それが、朝6時半頃の話で、家族はまだ寝室で夢の中・・・

フラウ姐さんは、朝からトカゲ狩りに精を出し、エステルは珍しく、フラウ姐さんのトカゲ狩りに、お付き合い。
ソロモンは庭を高速で走り回り、筋肉増強の自主練習(笑)
庭には出ずに、居間で寝転んでいたクワンが、私の足元まで来て、私の足を舐め始めました。

くーちゃん、いったん舐めだすと、しつこいんです。
10分位は、ずーっと舐め続けていますから・・・

それが、昨日は私の足を舐め始めて、すぐに止めて私の顔をじーっと見上げて、やがて庭に下りて行って、暫くしてフラウ姐さんとエステルを引き連れて、戻ってきました。
そしたら、フラウ姐さんもエステルも私の足の匂いをクンクン嗅いだり、舐めたり・・・
ポインター・シスターズは滅多に「人を舐める」という行為をしないので、フラウとエステルの行動に、ちょっと驚きました。
しかも、フラウもエステルも、再度庭に出ることはせず、パソコンの前に座っている私の足元座ってしまいました。
フラウ、エステル、クワンが私を 取り囲むように私の近くに集結・・・

しばらくして、やっと庭に誰もいないことに気がついたのか、ソロモンがパソコン部屋に飛び込んできたのですが、フラウとエステルに吠えたてられてパソコン部屋から追い出され、いじけた様に居間のソファーに寝転んでいました。(笑)

私を取り囲むように三姉妹が私の傍を離れないので 「どうしたんだろう?」 と思っておりましたら、そのうちお腹と背中が差し込むように痛くなり、汚い話で恐縮ですが下痢が始まり、何度もトイレに駆け込むはめに・・・

段々に体の節々が痛くなり、息苦しくなってきて熱を測ったら38.4℃!
掛かりつけの内科の病院に電話しましたら、なんと月曜までお盆休み。

仕方がないので、さしあたって布団をしいて横になりました。
私の真横にフラウ姐さん、枕元にクワン、足元にエステルが添い寝をしてくれました。
ちなみに、ソロモンだけは空気を読めずにウロウロと動き回っているので、バリケンに強制隔離。。。

家にあった風邪の市販薬を飲んで、一日 ウンウン苦しみながら横になっておりました。
普段、昼寝であれ、夜の就寝時であれ、私と一緒に寝るのはフラウ姐さんだけ・・・
クワンは私の顔や手足を、しつこく舐める(それも、動けないように前足で抑えて)ので眠れないし、エステルは何度も寝る場所を変えるのに立ったり座ったりを繰り返し、挙句の果てに私のお腹の上に覆いかぶさってきたりするので、とても一緒には寝ていられません。
それが昨日は、あまり動きもせずに、あるいは舐めまわすこともせずに、私の周りで守護してくれました。


それにしても、私の異変にいち早く気が付いたクワンが、庭に下りて行って、フラウとエステルに、何をどう伝えたのか?
熱心にトカゲ狩りをしていたフラウと、お相伴していたエステルが同時に戻ってきて、私の足の匂いを嗅いだのは何故か・・・

擬人化すると 「パパの足を舐めてみたら、病気の匂いがした。 熱もあるみたい。 フラウもエステルも、早く来てパパの足、舐めてみてよ!!」・・・そんな感じのことを話したのではないかと。

少なくとも、
①私の異変に気が付いたクワンが、庭に行った。
②フラウとエステルを連れて戻ってきた。
③フラウとエステルが私の足の匂いを嗅いだり、舐めたりした。
④私の足元を3頭で取り囲んだ。
⑤フラウもエステルも庭には戻っていかなかった。
という時系列的な流れがありました。

クワンが、何をどのように、ポインターシスターズに伝えたのか?
何らかの会話が、成り立っていると考えても、おかしくないのではないかと思います。

さて、掛かりつけの内科の予約時間が近づいてきました。
これから、病院へ行ってきます。


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by gundogclub | 2013-08-20 09:22 | MY TALK

一緒に遊ぼう!

英国をはじめ、facebookで繋がった欧州在住のワーキング・コッカー・スパニエルやフィールド系のスプリンガースパニエルの飼い主さんたち・・・ 
facebook上で、連日のように、誰かが ウォーターレトリーブの写真を掲載しています。

先日、エメラルドグリーンの湖に行った時の、ソロモンの写真。 イングリッシュ・セッターのA君のパパ&ママから頂きました。
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欧州でも、泳ぐのに適した気温・水温であることに加え、秋のWT(ワーキングテスト)に向けての練習も兼て、遊び半分・訓練半分と言った処でしょうか。
facebook上で友人となった飼い主さんのスパニエルが、ほとんどワーキング系・フィールド系であることに起因するのかもしれませんが、多くの友人が秋から初冬に開催されるWTを念頭に訓練を続けています。


WTや、フィールドトライアル、レトリーブトライアルは、ドッグスポーツとしての側面と、実猟における犬の性能維持向上という側面があります。
ですから、WTをアジリティやフリスビーなどのドッグスポーツと同列で語ることが妥当か否かは考え方の分かれる処だと思いますが、百歩譲って ドッグスポーツとして括った場合、欧州では実にドッグスポーツが盛んです。
そもそも、 日本発祥のドッグスポーツって、ほとんど無い のではないでしょうか?


例えば、英国では2004年に狐狩りが法律で禁止されました。
狐狩りで使われるフォックスハウンドは通常、パック(群れ)で飼われています。
1頭か2頭しかフォックスハウンドを所有せずに狐狩りをする人はいません。 40~50頭で一つのパックにする場合が多いそうです。
狐狩りが禁止されて、40頭超のフォックスハウンドを所有している人たちは、どうしたのか?
一部の人は、犬を引き連れて狐狩りが禁止されていない国に移住したそうです。
しかし、一部のフォックスハウンドの愛好家は、新たなゲームを作り出しました。
あらかじめ、狐の匂いに似せた合成液を、野原に塗布しておいて、その匂いを追ってフォックスハウンドが走り、犬たちの後を乗馬用正装を着用して馬で追いかけるのです。
犬も馬上のフォックスハウンド愛好者も大満足! これなら狐を殺すこともありませんし・・・


フォックスハウンドの為に作られた新たなゲームは一例ですが英国をはじめ 欧州の愛犬家たちは、それぞれの犬種の作出目的に沿った競技やゲームを編み出すことに長けています。
日本をはじめ、アジア諸国に比べ動物愛護、動物の権利に対する意識が高いと言われる地域で、それぞれの犬種の作出目的に沿った競技やゲームが盛んに行われていることは、注目すべきことです。
私は、それは とりもなおさず 『欧州においては 各々の犬種の作出目的を考慮する意識、 作出した犬種の性能および体型を維持し保護していく意識 の高さの表れ』 だと思っています。

勿論、欧州においても考え方は多様で、「犬を労働という呪縛から解放すべき」 という考え方をする一派もあります。


しかし、先日も「古えの盟約」というタイトルでブログを書きましたが 「人間の狩り(仕事)を手伝う」 という盟約は、盟約の第一条に記載されていることだと私は思っています。
時代は、変わり 「狩り」 という仕事に携わる犬は減ってきましたが、 「仕事を手伝う」 というのは 人間の散歩のお伴をしたり、一緒に日向ぼっこをしたり、愛玩されることに限られてはいないのです。
実猟を模した競技をはじめ、その他のドッグスポーツの相棒、一緒に野外で遊ぶこと など、様々な「仕事の手伝い」があってもよいのでは、ないでしょうか?


「犬を労働という呪縛から解放する」 ・・・ 耳障りは良いのですが もし例えば 「犬を使役することが世界的に全面禁止」になったら、実働一辺倒の獣猟犬種のうちの、かなりの種類、鳥猟犬の一部、牧羊護衛犬の大部分 などは犬種として消滅してしまうかもしれません。
全ての犬種が、家庭犬に向いている訳ではないのですから。。。

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フリスビーを楽しみたいから、アジリティーを楽しみたいから ボーダーコリーを相棒にする。
シープドッグトライアルのためにボーダーコリーを選択する。
全力疾走する姿の美しさに惚れてグレイハウンドと暮らす。
犬橇レースに憧れて、自分も出場してみたくてアラスカン・マラミュートと暮らす。
レトリーブトライアルを楽しみたくってラブラドールレトリバーの子犬を探す。
可能性を模索したくて、ワーキングコッカーを迎え入れる。

飼い主がプロでない限り、アジリティーもフリスビーもシープドッグトライアルも犬橇もレトリーブトライアルも、いわば遊びです。
要は、「仕事の手伝いをしてくれ」 とは、一般的には(アマチュアにおいては) 「一緒に遊んでくれ」 と愛犬に言っているようなもの。。。

「一緒に遊ぼう!」 ・・・ 素敵な言葉だと私は思うのですが・・・

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by gundogclub | 2013-08-18 00:45 | MY TALK

複合練習

本日は、エパニュール・ブルトンのレンツォ君のレッスン。
我が家からは、お目付役のフラウ姐さんと、練習相手としてソロモンが参加。
レッスンはグラウンドワークとダミーレトリーブの複合練習で、ステディネス(落ち着きのある立ち振る舞い、落ち着きのある作業態度でかつ意欲のある作業態度であること) にも留意して行いました。

練習メニューは、

1.  レンツォ君、フラウ、ソロモンを自由に走らせる

2.  リコールホイッスル(呼び戻しの笛)で、足元まで呼び戻す

3.  ヒールポジションに停座

4.  ダミーを投げる

5.  指示された犬だけがダミー回収に向う (他の犬はヒールポジションに停座のまま、待機)

この、1~5 を野原を移動しながら、ランダムに行います。


レンツォ君は、東京都内に居住しているアーバン・ボーイなので、 「野原を走ること」 そのものが ギミックとなってしまいます。
自由に走り回ることに、餓(かつ)えている感じ・・・

ですので、レッスン開始から15分程度は、リコールホイッスルを吹いても、すぐには飼い主さんの足元に戻ってきません。
ダミーを投げても、 「野原を走る」 ということに意識が向いていて、ダミーが落下した場所を記憶する(マーキング) 意識が、希薄です。

レトリーブ・トライアル(回収競技) では、「競技開始前に自由に走ってガス抜きする時間」 なんて、ありませんから、「車から降りたら そこは広い野原だった」としても、興奮することなく冷静に作業ができなくてはなりませんが、レンツォ君の場合は もう少し野原に慣れる必要があるかもしれません。
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しかし、ある程度 野原を走り回ってガスが抜けた後のレンツォ君は、リコール・ホイッスルへの反応もよく、かなり遠くにダミーを投げても、あるいは草深いブッシュにダミーを投げ入れても、正確にマーキングが出来ておりました。
マーキング力という点では、レンツォ君は 確実に成長しつつあります。



「野原を、自由に走り回りたり 匂いを追いながら走りたい」 という欲求の強さは、レンツォ君やフラウのようなHPR Dog(多目的ガンドッグ) とレトリバー種では、やや異なるように思います。
鳥の潜んでいる場所を探し出す(ハンティングの) → ポイントして鳥の潜んでいる場所をハンドラーに教える(ポインティングの) → 鳥を飛び立たせ、飼い主が撃ち落した鳥を回収する(レトリーブの) の全てを1頭でカバーする為に作出された HPR Dog は、やはり回収のみを専門とするレトリバー種とは異なる面があります。
それを、 「いかに 作業に短時間で集中できるようにするか」 という練習が、HPR Dogを相棒とした場合のミソになります。


ソロモンにとって野原は、 「非日常的な場所」 ではなく 「日常的な場所」 なので、野原に興奮することは、ありません。
呼び戻しの笛には、急速反転して足元まで駆け戻って来ますし、ダミーに対するマーキング力も、そこそこあります。 
自分がる要る場所とダミーが落下した場所が、80mを超えた辺りから、マーキングが、あやふやになってくるのが、弱点ではありますが・・・


ソロモンの一番の課題は、ステディネスの部分。。。
他の犬がダミーに向って走る程度では、ヒールポジションの停座が崩れることはありません。
が・・・ ダミー回収に向った犬が、ダミーを発見できず うろうろと探し回る様になると・・・ ちょっと油断していると 「オイラ、ダミーが落ちた場所、判るよ! 俺が、回収してくるねっ!!」と、止める間もなく、猛スピードで草むらに突っ込んでいくケースがしばしば・・・

意欲旺盛などと、喜んでいる場合ではありません。(苦笑)
指示もしていないのに、勝手に回収に向うなんて・・・
単独で、あるいはフラウをバーディとして練習している弊害ですね。


複数頭でのレッスンは、飼い主と1対1の練習では、判らなかった弱点や要改善点が顕在化する場合があります。
同じレベルの「複数頭の犬」を集めて、いくつかのメニューをミックスした 「複合練習」 をすることは、とても有意義なことだと思います。

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by gundogclub | 2013-08-16 10:02 | 犬の躾・訓練

高温多湿

ここ数日の暑さは、本当に堪えます。 
気温が高いだけではなく、湿度も高いので エアコン無しでは暮らせません。
しかし、私とワンズがいる自宅リビングのエアコンの効きが、どうもむ良くありません。
エアコンの冷媒が抜けかかっているのかも・・・


殺人的な猛暑が続いている、ここ数日も 一応、ローテーションどおりに3女1男を野原に連れ出してはいます。
しかし、午前5時に野原に到着しても朝露で濡れた野原は、蒸し暑いです。
これで、太陽が昇ると、まるでミストサウナの様に蒸し暑くなってしまうので、あまり長時間は野原にいることができません。


こんな高温多湿の環境の中で、判で押したように同じメニューで練習をしたら、犬への負担が大きいので、ほとんど自由運動が中心です。
ボールやフリスビーを投げて、人為的に走らせるのではなく、3女1男を自主性に任せて、走らなくなったり、辛そうな素振りを見せたら、その時点で終了。
クワンだけは、放牧しているだけですと、ほとんど走り回らずに私の周りをウロウロするだけなので、ボールやフリスビーを使って遊んだりしますが、冬場の1/3位の運動量に制御しています。


高温多湿な季節は、ワンズにとっても 小太り初老オヤジの私にとっても辛い日々です。
早く、涼しくならないかな・・・

無い物ねだりですが、やはり先日 遊びに行ったエメラルドグリーンの湖のような環境が身近にあれば、ウォーターレトリーブを取り入れながら、もう少し内容のある練習をして、かつ「夏を楽しむ」ことが、できるのですが・・・


そうそう 先日、一緒にエメラルドグリーンの湖に、ご一緒した、エパニュール・ブルトンのレ○○オ君のママから頂戴したソロモンの写真を見て、気が付いたのですが、ソロモン君 首元から胸にかけての白い部分の面積が広がってきました。
白い被毛は、どれ位 広がるのだろうか?  ちょっと楽しみです。
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高温多湿のため、頭がよく働かないので、本日のところは、こんな手抜きブログにて失礼いたします。

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by gundogclub | 2013-08-12 09:05 | MY TALK

私説 古えの盟約


犬は、家畜化された動物の中で我々人類との歴史が最も古い動物であると言われています。
アメリカの考古学者、C.Wツェラームは、その著書のなかで、犬を 「人類発展の第三のエネルギー」 と表現しております。
「火を使うこと、道具を作ること、そして犬と共に暮らしたことが、人類の進化繁栄にとって三つの重要なファクターだった」 という学説です。

人類の祖先と犬の祖先が、いつの頃から、共に暮らし始めたかについては諸説あるのですが、私は世界のあちらこちらで、次のような契約が取り交わされたのではないかと思うのです。

人類  「よかったら、我々と一緒に住まないかい? 君たちは敵が来ると吠えて知らせてくれるので助かる。君たちが吠えるまでは、敵がいないということだから、 安心して眠る ことができるんだ。 それと君たちは、とても足が速いから、 狩りの手伝い をしてくれないだろうか? 協力し合って獲った獲物は、一緒に食べよう! 君たちが家の周りにいても、追い払ったりしないことを約束するよ。 それとね、できれば仲間同士になるんだから、噛まないで欲しいのだが、どうだろうか?」

犬  「僕たちも、同じことを考えていました。我々も、あなた方の近くに住んでいると敵が襲ってこないというメリットがあります。 敵が来たら吠えて知らせましょう。 狩りの協力もしましょう。 あ、狩りの分け前は ちゃんとくださいね! それと、あなた方が我々に、ひどいことをしない限り、僕たちも あなた方を噛まないように、気をつけます。」

こうして、50:50 とは言わないまでも、それほど不平等条約ではない 『古えの盟約』 が締結されたのではないかと・・・


私が住む千葉県には、加曾利貝塚という日本最大級の貝塚があり、その貝塚には博物館があるのですが、加曾利貝塚の敷地内からは、人間と同じ方法で埋葬された犬が発掘されています。
また、同じく千葉県の市原市でも、きちんと埋葬された犬の骨が出土しているのですが、その犬の頭部の近くから、石器の矢じりが数個、発見されています。
「生まれ変わったら、また一緒に狩りをしような・・・!」 そんな古代人の、相棒に対する "たむけの気持ち"が伝わってきます。
我が家の最先住犬シャドーが天国に旅立った時、私は彼の棺のなかにボールとダミーを入れました。
「また、いつか一緒にボールで遊ぼう! 一緒にレトリーブ遊びをしよう!」 矢じりとボール・・・ きっと愛犬に、たむけた その気持ちは今も昔も変わらないのだと思います。


上記の、人間側からの提案に 安心して眠る ・・・ 犬は外敵の接近を吠えて知らせてくれるので、犬が吠えるまでの間は安心して眠ることができる・・・ という点にC.Wツェラームは着目しており、「深く長い睡眠を定期的にとることが可能となった」 ことが、人類の脳の発達に大きな好影響を与えたと記述しています。 まさに、 今の人類があるのは犬のおかげ なのかもしれません。


『古えの盟約』 が締結されて以降、犬たちは人間の要望に応えて、様々な特殊技能を身につけ、その体型までも変化させてきました。
人間を護衛するのに長けた一族、獣を追いかけ捕獲することに長けた一族、潜んでいる鳥を発見することに長けた一族、物を運搬することに長けた一族、他の家畜を護衛したり誘導することに長けた一族、人間に愛玩されることを主任務とする一族・・・ なかには先祖を同じくすると思われる狼から家畜を守ったり、狼そのものを狩る一族さえ生まれました。


『古えの盟約 第一条』 は、「一緒に狩りをする(人間の手伝いをする)こと」 なのだと私は思っています。
それぞれの犬の一族が 体型を変化させてまで(それが人為的なものであるとしても) 盟約に従い、「人間の手伝い」 をしてきました。
「人間に愛玩されること」 を主任務とする小型愛玩犬種 であっても、人間の手伝いをしてくれている事には、何ら変わりありません。
私の実家においても、実母が逝去して以来、常に父に寄り添い、慰め、父に笑顔をもたらしてくれたのは、マルチーズのラブちゃんでした。


ですから、私は 犬に「仕事の手伝いをしてもらうこと」は、『古えの盟約』に基づくものであり、何も全ての犬が愛玩業務に特化する必要はないと思っています。

原契約のままに人間の狩りのお手伝いをする犬、狩りを模した競技の相棒を務めてくれる犬、様々なドッグスポーツの相棒を務めてくれる犬、一人では退屈な散歩のお伴をしてくれる犬・・・ 「仕事の手伝い」には、様々な形があるのだと思います。

ただし、『古えの盟約』は、不平等条約ではなく、対等に近い形で締結された筈。
犬たちは「下僕」「手下」「奴隷」になる契約を、我々人間と締結した訳ではありません。
矢じりを供えて丁寧に埋葬された古代犬・・・ それから数千年の時を経て、我々は進歩したのか、それとも退化したのか。。。


仕事には報酬を、そして愛情には愛情をもって応える!
「共に働く喜び」を分かち合ってこその契約であることを、忘れずにいたいと思っています。
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by gundogclub | 2013-08-09 09:49 | MY TALK

Water Dog

エメラルドグリーンの湖に行く途中、参加者と待ち合わせをした高速道路のサービスエリアでのこと・・・
フラウとソロモンを散歩させていたら、犬連れの女性から声をかけられました。
「ジャーマン・ショートヘアード・ポインターと それと・・・・もしかしてワーキング・コッカー・スパニエルですか?」と。。。

フラウを、ジャーマン・ショートヘアード・ポインターと言い当てる愛犬家は、ごくたまに、いらっしゃいます。
大抵は、「チョコラブですね!」って言われてしまいますが・・・
しかも、フラウは父犬が霜降柄なので、2歳を過ぎた頃から口の周りが白くなり始めました。
で、まだ若い3~4歳の頃から 「チョコラブのお婆ちゃんネ!」 と言われることが多くなり、ちょっと複雑な気持ちでした。 長々と説明するのは面倒だし・・・

前記のように、フラウに関しては、ごくたまに犬種を言い当てる愛犬家が、いらっしゃいましたが ソロモンに関しては、 「ワーキング・コッカー・スパニエル」 と言い当てられたのは初めての経験でした。
「何と何を交配したF1(異種純血種同士の交配で産れた第一世代)ですか?」 と聞かれたことはあるのですが・・・

フラウとソロモンの犬種を言い当てた女性の方は、  カーリーコーテッド・レトリバー を2頭、連れていらっしゃいました。
私と同類のガンドッグフェチなのかも・・・(苦笑)


ちなみに、カーリーコーテッド・レトリバーの写真を紹介するために 「ペットいっぱい犬種図鑑」 を引用しましたが、犬種の説明の方は、あまり適切ではないかも。。。

ここは、エーファ・マリア・クレーマー著の 『世界の犬種図鑑』 から犬種説明を引用したいと思います。
「ウォータードッグ系の大型レトリバー。 中略 くりくりカールした密な被毛で際立つ。水中で寒さを遮断し、茨の藪に突入する時には鎧代わりになる。猟区番人に飼われている間に防衛本能がずいぶん強化された。密猟者相手に戦う犬であった。 概して他のレトリバーより丈夫で頑固。お気に召す犬でありたいという気持ちを持っていないことはないが、「服従」という言葉は一生外国語である。たぶんこのために、ラブラドールやゴールデンのように皆からは愛されず、今なお珍しい犬種に属するのであろう。
活気溢れる猟犬。大器晩成型。 実猟、犬のスポーツ、救助犬やカード・ドッグの訓練、いろいろな未来のある犬。 「無限の忍耐と愛情と強靭な意志を持ち、気質穏和で体質頑健、そして広い運動場と多くの用事をくれる主人」を求む。家族との触れ合いを求む。子供には辛抱強くつきあう。泳ぎのコーチはおまかせ。抜け毛はほとんどない」

カーリーコーテッドレレトリバーは、 「現存する」 レトリバーの中では、最も古い歴史のあるレトリバーであると言われています。
「現存する」 という意味は、現在でこそ 「○○○○・レトリバー」 とレトリバーの名を冠する犬種は6種類ですが、過去には他にもレトリバーの名を冠する犬種が存在し、栄枯盛衰、淘汰の後に、現在の6種類になりました。
カーリーコーテッド・レトリバー ・・・ 淘汰の荒波を乗り越えて現存するものの、多くの愛犬家から好かれるレトリバーにはなり得ていない。。。 あはは なんかオタク心をそそられます。 
日常的に水遊びができる環境に私が住んでいたら、一緒に暮らしてみたいかも・・・


ところで、あくまでも 一般論 ですが、 「ガンドッグ」 と一括りにした場合、「泳ぐのが好きな犬種」 と 「それほど、泳ぐのが好きではない犬種」 に大別されるようです。 
レトリバー種やスパニエル種、多目的ガンドッグ(ジャーマン・ポインター、ビズラ、ワイマラナー、エパニュール・ブルトンなど) は泳ぐのが好き、対してイングリッシュ・ポインターやイングリッシュ・セッターは、それ程 泳ぐことが好きではない個体が多い。。。
あくまでも一般論です。 泳ぐのが大好きなイングリッシュ・ポインターもいれば、我が家のクワンのようにゴールデンなのに、あまり泳ぐことに興味のない犬もいますから・・・
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一般論としては、レトリバー種やスパニエル種、多目的ガンドッグは、水上に撃ち落された鳥の回収をさせる為に、泳ぐのを怖がったり忌避したりする個体を繁殖から排除することによって、ウォータードッグとして確立されてきた。
対してイングリッシュ・ポインターやイングリッシュ・セッターは、あくまでも 「鳥を発見するまでが仕事で、撃ち落された後の回収までは想定しなかった」 ・・・ つまり潜んでいる鳥の索敵能力(笑)に特化して磨き上げられたという歴史があります。

しかし、これは一般論として・・・ つまり ざっくりと 「犬種の傾向」 を述べただけに過ぎません。
以前にもご紹介したことがありますが 母犬(ラブラドール)が小川を渡り、川の中州に行ってしまうと、後からついてきたヨチヨチ歩きのパピーたちが、母犬を追いかけて次々に川に飛び込んで母犬のいる中州を目指して泳ぐ動画がありました。
「泳ぐ」ということが、非日常ではなく、日常的な環境 にあっては、ヨチヨチ歩きのパピーでさえ、泳げるのです。

「ラブラドールだから泳ぐのが得意」 とか 「英ポインターは、あまり泳ぎが得意ではない」 などと一般論としては言えるのかもしれませんが、英ポインターだって子犬の頃から母犬や、あるいは飼い主さんと日常的に水辺で過ごしていたら、泳ぐことが好きな (最低でも、泳ぐことに抵抗のない) 犬に育つはず・・・


「泳ぐことが好き」 ということは、犬にとって必須条件ではありません。
別に、泳げなくたって困ることはありません。
でもね 「泳ぐことが好きな愛犬」 とは、行動範囲が広がります。 遊びのメニューが豊富になります。
都会にお住いの飼い主さんにとっては、そんなにたやすい事ではないことは、重々承知しておりますが、それでもやはり子犬の頃から水遊びに親しむ機会を作ることが河童犬への途かもしれません。

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by gundogclub | 2013-08-06 11:02 | MY TALK