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ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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長靴から始まる新たなドッグライフ

私のスクールの生徒は、ポインター、セッター、レトリバー、スパニエルなど「ガンドッグ」と総称される犬たちが多く、生徒の約7割が ガンドッグです。

ドッグスポーツ施設 LADFでの基礎クラスを卒業しますと、野原での呼び戻しとグラウンドワークに特化したグラウンドワーククラス(通称 野原組) に進む生徒も多いのですが、「何を用意して行けばいいですか?」 という飼い主さんの問いに 私は 「ロングリードと長靴を用意してください」 と申し上げます。

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ポインターやセッター(保護犬であるか、否かを問わず)との暮らしを始められる飼い主さんは、「初めて犬と暮らす」という方は少なくって、大抵は以前にレトリバー種などの大型犬と暮らした経験をお持ちなのですが、大抵の方は、長靴をお持ちではありません。
舗装された道を散歩したり、ドッグランやドッグカフェなどに行くのに、長靴は必要ありませんから・・・

ところが、野原では季節によっては朝露で膝より上の部分まで濡れてしまったり、水溜りがあったり、湿地の部分があったりで、長靴が必要不可欠となります。
ですから、長靴をお持ちでない飼い主さんには、まず長靴を用意して頂きます。

そのうち、休憩時間に座るために キャンプなどで使う、折りたたみ式の椅子を自主的に用意する飼い主さんも、いらっしゃいます。
「初めて、キャンプ用品を売っている店に行きましたよ!」 などと、楽しそうにお話くださる飼い主さんも・・・


で、野原組は基本的には、雨天決行なので 雨合羽を用意して頂くことになります。
「どうせなら、夏でも蒸れにくい透湿素材のものが良い!」 ということになり、折り畳み椅子を購入したアウトドアショップにレインウエアを見に行ったり・・・

「長靴もあるし、レインウエアもあるし・・・ 別に雨でもいいかぁ!」 と、雨が降っているにも関わらずレッスンをキャンセルせず、”びしょ濡れ犬 と びしょ濡れ飼い主” が嬉々として野原を歩くようになる頃から、飼い主さんの人格に変化が現れます!(笑)


一言で言うと、活動的になるんですね。
セッターやポインターなどを中心に保護活動をなさっている団体の代表の方から 「スクールに入ってしばらく経った頃に里親さんとお会いすると、里親さんが活動的になって声も元気になって、飼い主さんの印象が変わっている」 と言われます。

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そして、愛犬の呼び戻し訓練がある程度のレベルに達した頃になりますと、私が何を言わなくても(笑)、飼い主さんが積極的に、野外活動を始められます。
別荘地に隣接した野原だったり、夏は使用されていないスキー場の斜面だったり・・・
「とても楽しかったです!」 と 愛犬と野原で遊ぶ飼い主さんの姿が添付されたメールなどを頂戴する度に、とても嬉しい気持ちになります。


せっかく ポインターやセッター、スパニエルと暮らすからには、やはり野原を走る楽しさをを経験して欲しいと思います。
もちろん、呼ばれたら きちんと飼い主さんの足元まで戻れることが前提・・・
加えて、飼い主さんご自身が、「野原で犬と遊ぶのは楽しい!」 と感じて頂けなければ、長続きはしません。
「いやいや野原に犬を連れて行く」 のでは飼い主は楽しくないし、飼い主が心から楽しんでいなければ、きっと愛犬にも伝わってしまいますから・・・

ローマへの道も一歩から!
愛犬との野原遊びの道は長靴から!

もしかしたら長靴は、飼い主さんのライフスタイルを変え、価値観を変え、ドッグライフまでも変えてしまう魔法の履物なのかもしれません。


2012年も今日で終わり・・・
この1年間、 THE GUNDOG CLUB 2’d stage をご愛読いただき、ありがとうございました。
来るべき2013年が皆様にとって、そして ご愛犬にとって 笑顔に満ちた素敵な年となりますよう、お祈り申し上げます。


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by gundogclub | 2012-12-31 08:15 | MY TALK

冬でも予防は怠りなく!


昨日、クワンだけを連れて野原へ行き、フリスビー練習&紐付きボール遊びをしました。
くーちゃん単独で遊んだので、彼女は ご機嫌で、ニコニコ顔!
クワンの笑顔って、幼いと言うか年齢より若く見える気がします。
まあ、精神年齢もオコチャマな面がありますし・・・(苦笑)

パパ独占で、楽しいでちゅ!
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ニコニコ顔のクワンを撮ろうと、カメラを向けていたら ファインダー越しに何やら黒い物体がクワンのオデコに・・・ しかも動いている・・・
クワンのオデコを這い回るダニーズを発見! すぐに捕獲殲滅しましたが、野原の地面が凍りつくような気候でも、ノミやダニは生息しているんです。

私は、ノミ・ダニの駆除剤 は、一番メジャーなフロントラインプラスではなく、バイエル製薬から販売されている フォートレオン という駆除剤を使用しています。
フォートレオンは ダニに関しては 「皮膚への付着を制限し、咬みつく前にマダニを駆除するぺルメトリン」 という物質により、駆除剤を滴下してから30日を経過した後も、95%以上の効果持続 とされています。
「少なくともダニに関しては、他のメーカーの駆除剤より駆除効果が強く、かつ持続する」 という話 を聞いたことがありますし、実際に我が家の愛犬でフィールドテストをした範囲では、かなり信憑性があるかもしれません。
ただし、フォートレオンには、ノミの卵の孵化や成長を阻止する薬効は無いはずで、その点ではフロントラインプラスに軍配があがると思います。

いずれにせよ昨日も、確かにクワンのオデコの辺りを、ダニが這い回ってはいましたが、もしかすると薬の効果で皮膚に食いつけなかったのかもしれません。


12月も末になり本格的な冬の到来を迎えておりますが、 それは 「全ての昆虫が活動を停止する」 ということではありません。
今日も、窓を開けていたらハエが室内に入ってきましたし・・・


野原を走り回る犬は勿論、芝生の公園や、あるいは道路際の植木の中にもノミやダニが生息していないとも限りません。
「冬だから必要ない!」 と考えずに、寒い季節でも油断なく、ノミやダニに対する予防をして頂きたいと思います。


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by gundogclub | 2012-12-29 19:11 | MY TALK

どっふりと・・・

ソロモンを我が家に迎え入れて、約10ヶ月が経ちました。
体重は15kg~15.5kgの幅で微増、微減を繰り返しています。 もう、あまり体重は増えないのかも・・・
未去勢ですが、排泄のための小便は未だ腰を低くして女子スタイル、でも最近 マーキングの時は片足をあげる時もあります。
顔つき、体つきとも、大人びてきました。
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ソロモンを迎え入れてからの約10ヶ月・・・日増しに、ワーキングコッカースパニエルの魅力に、どっぷりと はまっています。

まず、理解力(飼い主が何を求めているのか)が、パピーの頃から抜群でした。
あまり反復練習を行わなくても、オビィディエンス系の科目の習得は、苦労しませんでした。
歴代の我が家の犬たち(と言ってもバピーから共に暮らしたのはシャドー、フラウ、ソロモンだけですが)の中では、最も楽にオビィディエンス系の訓練馴致ができました。


そして、スピードとスタミナにも優れています。
紐付きボールのレトリーブ競争などをさせると、フラウやクワンと遜色の無いスピードでボールに到達します。
ワーキングコッカーって、体長の比して体高があり、簡単に言うと足が長い(ショー系のイングリッシュコッカーと比較すると顕著です)ように思います。
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スタミナに関しても、フラウやエステル、あいは野原組のイングリッシュセッターと走り回っても、全く へこたれません。 
クワンは瞬発力には優れていますが、ポインターシスターズと一緒に、1時間~2時間 野原を走り回るスタミナはありません。
スタミナという点では、既にクワンを上回っているのは確かだと思います。


そして、ダミーに対する回収意欲も、申し分ありません。
生後8ヶ月を過ぎる頃まで、競技会で使用する太さのダミーは、なかなか上手に咥えられなかったり、咥えて戻る途中で何度も口から零れ落ちてしまったり、レトリバー種や多目的ガンドッグでは、経験しないようなジレンマもありましたが、ここ2ヶ月程の間に、問題なくダミー運搬が出来るようになりました。
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SNSで繋がった英国をはじめ、欧州のネット上の友人には、ワーキングコッカーを専門に繁殖している方、ワーキングコッカーを中心としたスクールを運営している方、ワーキングコッカーとフィールド系のスプリンガースパニエルに絞ってトレーニングをしている方がいらっしゃいます。
ワーキングコッカーに絞って繁殖をしたり、あるいはトレーニングを請け負って、それで職業として成り立つという事は、それだけ需要(依頼者)があるということなのでしょうが、「ワーキングコッカーの愛好者が大勢いらっしゃる」 ということは、初めてワーキングコッカーと暮らし始めた私が言うのも、おこがましいのですが、何となく理解できる気がします。
だって、とても素晴らしい犬種ですからっ!!

英国でも珍しい、ブラック&タンのワーキングコッカーを繁殖している方の自慢の写真
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とは言え、ソロモンに関して言えば、「まだまだの部分」も、沢山あります。

一例をあげると 「誘惑に対する抑制」 は 45点くらい・・・
ソロモンを私のPC用椅子の横で伏臥させ、わざと庭で クワンと長男にボールなどを使って遊んでもらうと・・・ 目は宙を泳ぎ、腰は浮き・・・数分で我慢できずに庭に飛び出して行ってしまいます。(苦笑)
フラウ姐さんなんか、1歳の時点で 同じように長男&シャドーで庭で大騒ぎして遊んでいても、私が「ヨシ!」と言うまでは10分でも20分でも、私の横で伏臥継続が出来たけれどなぁ~

それと、我が家のバリケンはリビングに並べてあり、ニンゲンの食事の時と私が就寝する時は、フラウ姐さんを除いた3頭はバリケンに入れるのですが、ソロモンは食事中にピーピーピーピーと鼻笛を鳴らして、「出して~出して~」と催促(苦笑)
食事中に、鼻笛鳴らして 「出してくださーい」 と催促する犬って、我が家ではソロモンが始めて・・・(苦笑)
カミサンには、「ソロモンって男らしくない。女々しい」 と不評・・・(苦笑)

そんなことじゃ、知恵の王として古代イスラエルに君臨した、ソロモン王の名が、泣くよっ!
ちなみに、肉系のおかずの時は鼻笛がひどく、魚系とかパスタ料理の時は、あまりピーピー、鳴かない・・・

まあ鼻笛は、ニンゲンが我慢すれば問題ありませんが 誘惑に対する抑制の方は、もう少し成長して貰わないとネ!

でも、ワーキングコッカースパニエルは、陽気で賢く元気一杯で 毎日が楽しいです。
しばらくは、どっぷりと虜(とりこ)になりそうです。

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by gundogclub | 2012-12-27 09:27 | ソロモン (WC)

何をして遊ぼうか?


12月に入ってから3名の友人が、新たにパピーを迎え入れました。
SNSを通して、友人たちの ”親ばか自慢” や "子育て奮戦記" を読むことが、最近の私の楽しみの一つとなっています。

3人の友人の処に迎え入れられたパピーたち・・・
それぞれ、飼い主さんが「将来のビジョン」を持って迎え入れました。
1頭がディスクドッグ、2頭がアジリティードッグです。

生後60日~90日のパピーたちですので、やることは みな同じ。。。
椅子や食卓の足を齧ったり、チッチを失敗したり、先住犬に過度にじゃれついて叱られたり・・・
まあ、パピーを迎え入れたご家庭で必ずと言ってよい程、繰り広げられる てんやわんやの日々な訳ですが、それと同時に友人たちは、将来を見据えて ディスク競技やアジリティー競技に参加することを前提に、ごくごく基礎の基礎となる練習を始めています。

私も、フラウやソロモンを迎え入れた際には、迎え入れた当日から 遊びの一環として、練習を始めました。
私の場合は 「物を咥えることを好きにすること」 そして 「物を咥えたら、私の足元まで持ってくること」  の二つが練習メニューでした。

2012.12.24の写真 ソロモン君、ダミーを真横に咥えて爆走しても口からダミーが零れ落ちなくなりました
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ディスク競技は団体によっても異なるかもしれませんが、入会審査のようなものは、ありません。
しかし、アジリティ競技の場合は、「入会審査に当たるテストが存在し、そのテストに合格しなければ、競技に参加できない」 というルールの団体もあるようです。
ですから、最低限 競技に参加するための資格を得る為の練習は必要となるわけで、ある程度の月齢から、このテストに向けての練習も必須となります。


私は、新しい犬(パピーに限らず、成犬の保護犬でも)を迎え入れるにあたり、 「この犬と何をして遊ぼうか、どのよに暮らそうか?」 というビジョンを持つことが大切だと思っています。

「愛犬と共に散策を楽しむ」 ことがビジョンなのであれば、ダミーを咥えたり、アジリティのトンルネを潜ったり、ディスクを追いかける練習は必要ないわけですし、「いかに飼い主にとっても愛犬にとっても楽しい散策ができるようにするか?」 に、テーマを絞って練習をすれば良いわけです。

あるいは、「野原を愛犬と共に歩く」 というビジョンなのであれば、愛犬が野原を縦横無尽に跳躍する姿を余裕をもって愛でられるように、「呼び戻しの笛が吹かれたら、誘惑物があっても、飼い主の足元までしっかり戻れる」 ことに特化した練習をするのも良いと思います。

つまり、 「愛犬と何をしたいか?」 によって、施すべき訓練メニューが異なってくる と思うのです。
「何をしたいのか、自分でもよく判らない・・・」 とか 「とにかく、おりこうさんな犬になって欲しい」 という飼い主さんがいらっしゃいますが、教える側としても 何にフォーカスを当ててレッスンをすればよいのか戸惑ってしまいます。

別にドッグスポーツの相棒として暮らすことだけが犬の生活ではありませんが、少なくとも 「何をしたいか(何をして遊びたいのか)、どの様な暮らしを愛犬としたいのか」 というビジョンをしっかりと持って、犬と暮らすことが大切だと私は思います。


で、ここからはソロモン劇場・・・

ソロモン君、「ダミー」や「ボール」という言葉の他に 「ステッキ」 という言葉も覚えました。
ソロモンと一緒に野原を歩き、わざとステッキを地面に落とし、100mほど離れてから 「あれっ ステッキが無い! どこだろう? ソロモン! ステッキ ステッキ!」 と言ったら、探しに行ってくれて 咥えて持ってきてくれました。
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2012.12.24  ダミーを咥えた後の戻りのスピードは、なかなかのものです!
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2012.12.24  お顔も、ずいぶん大人びてきました
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by gundogclub | 2012-12-24 12:27 | MY TALK

七色の声


我が家のソロモン君は、私の声のトーンに非常に敏感です。
そして、私の声のトーンを、ソロモンは行動の目安にしている様です。

例えば居間でソロモンを停座させ 「ソロモン 待て だよ・・・そのまま、待っていてネ」などと優しい口調で言い残して2階の長男の部屋へ行って話をして3~4分後に居間に戻ってみると。。。 大抵は廊下や階段を覗き見ることの出来る硝子扉に顔を押し付けて、尻尾を振りながら私が戻ってくるのを待っています。
つまり 「待て」 の指示は、自分の判断で勝手に解除してしまうわけです。

ところが、少し強い口調(怖い怒った声ではなく、落ち着いた毅然とした声)で、「待てだよ!」と言い残して2階へ行き数分後に戻ると・・・ 大抵は、きちんと停座姿勢を継続して待っています。

同じ「待て」の指示、そして「私が2階へ行って戻る」 という同じシュチュエーション・・・それでも、方や大部分が失敗し、方や大部分が成功する・・・ これは、ソロモンが 私の声のトーンを聞き分けて 「指示に従う必要性の軽重」 を判断している  としか思えません。

そして、その判断は、ソロモンの経験則によるものと言えると思います。
強いトーンでの指示に従わなかったからと言って、殴ったり蹴ったり体罰を与えるようなことは、した事がありませんが、私はしつこいので(苦笑) 強い声のトーンの指示 → (にもかかわらず)指示されたことの継続が出来なかった という場合は、何度でも反復練習を行います。
叱ったり体罰を与えるための反復練習ではないので、難易度は下げてあげます
例えば、「強いトーンで待ての指示を出し部屋から出た」 としても、ほんの10秒程で戻ってきて、指示された事柄を継続できたことを褒め、時には ご褒美(食べ物系)をあげたり、時にはボールなどで遊んであげたり・・・
つまり、ソロモンは 強い毅然としたトーンの指示 → 勝手に解除すると何度でも練習させられる → 指示に従えると褒められたり、オヤツが貰えたり、遊んで貰えたりする と理解しているのだと思います。

私は、スクールの生徒さんに 「声優になったつもりで、様々なトーンの声を意識的に出せるように練習してください!」 と申し上げることがあります。
落ち着いた声、優しい声、はしゃいだ明るい声、怒った声、毅然とした声・・・
声のトーンは、犬にとって最初は意味を持っていません。
まあ、顔を真っ赤にして本気で激怒していたら 「何か怒って吠えている・・・ 怖いなぁ・・・」 とは感じるかもしれませんが・・・


そして、様々な声のトーンと、その時々に愛犬に求めている行動をリンクさせていくのです。
例えば、はしゃいだ明るい声で褒めると、舞い上がってしまって落ち着きを失う愛犬 なのであれば、舞い上がって欲しくない状況で下では、褒めるにしても 落ち着いた声で褒めるとか。。。
「はしゃいだ明るい声で褒めると、舞い上がって落ち着きがなくなる」 という傾向があることを把握するには、試しに「はしゃいだ明るい声」で褒めてみて、初めて判ることですよね。
ですから、様々なシーンで、色々な声のトーンを試してみて 一番しっくりくる声のトーンが決まったらある一定のシーンにおいては常に飼い主が同じトーンの声で 愛犬の行動の是非や飼い主の気持ちを愛犬に伝えられるように反復練習 をするのです。


うーん 文章で説明すると、難しいなぁ~
例えば、「これ以上、明るくはしゃいだ声で褒めると、うちの犬は喜んで興奮して、はっちゃけてしまうんだよなぁ~」 という 「これ以上」 のレベルは各々の犬によって異なる訳です。
ちょっと褒めて撫でただけでテンション急上昇の犬もいれば、そんなには興奮しない犬も居る・・・
ですから、「どれ位のトーンの指示で、愛犬がどのようになるか?」 を試して、状況に応じて飼い主さんが声のトーンを使い分けられるようになって欲しい!。。。ということです。


ちなみに、飼い主の声のトーンによって、飼い主の気持ちや飼い主の要求の強さを感じ取れる能には個体差があるみたい。
個体差と言うより、「幼少の頃から飼い主の声のトーンによって飼い主の感情を読み取る練習をしたか否か」なのかもしれませんが・・・

我が家では、フラウ&ソロモンの茶色コンビが私の声のトーンにとても敏感かつ的確に反応してくれます。
クワンは意外と鈍感、エステルにいたっては なかなか声のトーンだけでは理解してくれないので、私が顔の表情まで作る必要があります。
こうなると、もう声優ではなく俳優の演技が必要!(苦笑)

茶色コンビは私の声のトーンを読み取る力が抜群!
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by gundogclub | 2012-12-21 16:12 | MY TALK

意欲的であり且つ冷静であること


フリスビーの競技会に出場して、いつも心に願っていること・・・
勿論、「クワンと好成績をあげられますように!」 と願うわけですが、もう一つは 「ワンワンギャンギャン吠えまくる犬を複数、搭載した車が隣に来ませんように!!!」 ということ。
私が主戦場としている、筑波の競技会場は、駐車スペースと競技会場が同じ敷地内にあります。
駐車場と競技会場が離れている会場も多いのですが。。。

「台車などを用いて競技会場まで、物(テント、バリケン、テープル、椅子、扇風機等)を運ぶ必要がない」 というメリットがあるが故に筑波を主戦場としている訳ですが、いったん私が車を停めたスペースの横に、吠えまくる犬を搭載した車に停まられると、一日中 吠えまくる犬の横で我慢することになる という両刃の剣でもあります。

駐車スペースに余裕があれば、他の場所に退避することも出来ますが、いつも他の場所に移動できる訳でもなく、言わば 「自分の車の横に、どんな車が並ぶか」 は、賭けのようなものです。

幸いにも、クワンは、一日中ワンワンギャンギャン吠えている犬が隣に居ても、全く意欲が衰えませんが(ちなみに、フラウ姐さんなら意欲急降下です;苦笑) 、私の方はめげて、どんよりしてしまいます。


近くを人&ワンが通る度に、暴れたり前足でバリケンの床を掻き毟ったりしながら吠えまくる犬たち・・・
我慢の限界を超えると 「ギャンギャン五月蝿いなぁ!」 などと飼い主さんに聞こえる位の大きな声でつぶやく(笑)こともあるのですが、謝罪の言葉を聞いたことはありません。

謝罪の言葉を聞いたことが無い代わりに 「この犬たちは、出番が待ちきれないほど、意欲的なんですよ!」 と、むしろ誇らしげに説明&自慢されたことは何度かあります。
「人や犬が近くを通ると吠えまくる」 ということと 「競技に対する意欲」 は私の頭の中では結びつかないのですが、結果として そのワンワンギャンギャン吠えまくっている犬が競技では上位入賞することも、多々あり・・・(苦笑)

「競技会場で、吠えまくっている犬の図」 というのは、フリスビーに限らず、どのドッグスポーツの競技会場でも見受けられる光景かもしれません。
しかし、私はそれを肯定できません。
競技で好成績をあげられる犬なら、待機時間に吠えまくっていても、それで良いのか?

例えば、我が家のクワンは、ひとたび 競技コートに立てば黄金爆裂娘の異名を如何なく発揮し、ゴールデンレトリバーとは思えないスピードでフリスビーを追いますが、待機中に吠えたり騒いだりすることは、一切ありません。 
居るのか居ないのか判らない位、静か・・・  それでいてバリケンの扉を開け 「クーちゃん 出番だよっ!」 と言うと、凄い勢いでバリケンから飛び出してきて、意欲満々!!!


しかし 「競技会場で、吠えまくっている犬の図」が見られないドッグスポーツ  もあります。
呼称は国によって異なりますが、レトリーブトライアルとかフィールドトライアルのレトリーブ部門とか、ワーキングテストと呼ばれる、ダミーレトリーブの競技会・・・
国や団体によっても異なりますが 待機中でも、吠えている姿をジャッジやサブジャッジに見られたら、即失格 という規則を採用している団体が多いようです。

つまり、せっかく はるばる犬を連れて競技会に参加したとしても、待機中に「ワン!」と吠えたのをジャッジに見られたら、「はい 競技に出るレベルに達していないようですね。 おひきとりください!」 と、門前払い!
「いえいえ この犬は意欲がある犬なので、待ちきれなくって・・・」 と言い訳することも出来ません。

まあ、そもそも実猟回収を模した競技 且つ 禁猟期間に回収犬の性能を維持向上させるために発祥した競技 ですし 「犬が吠えていたら、肝心の鳥が逃げてしまう」 という理由もありますが 何より 「意欲を自らコントロールできないレベルの犬」 は、半人前だということです。


意欲とは何か?
「我を忘れ、飼い主のコマンドを聞く耳を失い、興奮している状態」 を意欲的とは言いません。
レトリーブ競技に限らず、私の知人友人には アジリティーの世界選手権の日本代表になった方やアジリティーのシニア部門で日本一になった方が、いらっしゃいますが その方々の愛犬は意欲に満ちつつ冷静で自ら状況判断をすることができる 犬たちです。
忘我の果てに、聞く耳を忘れて興奮する犬を、「意欲的」とは言いません。


我が家のワーキングコッカーのソロモン君、ダミーに対する回収意欲は折り紙つきです。
障害となる物を全て跳び越して、ダミーへと向かいます。

ブッシュと水路を跳び越してダミーに向かうソロモン
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意欲は満々なのですが、少し前まで ダミー探しに夢中になると 呼び戻しの笛にも応じず、ひたすらダミーを探し当てるまで戻ってこない状態でした。
これは、誇れることでも褒めるべきことでもありません。 

近くでダミーから発せられる微臭がする・・・ きっと、この近くにあるんだ・・・・ ゼッタイに探してやるっ!・・・
だとしても、呼び戻しの笛が鳴ったら、きびすを返して即座に足元に戻ってくるべきですよね。
ダミーを見つけられなかったこと ではなく、 呼ばれているのに自らの欲求を優先して探し回る心の部分が×です。

まあ、このところ 未練がましく何度か後ろを振り向きながらも、ダミー探索を中断して、私の足元まで戻れるようになってきたのは、進歩です!

意欲的であり、かつ冷静であること。。。 何を最優先にすべきかを理解していること。。。
曖昧な表現ですが、体だけではなく心の成長を育んでいくことが大切です。

少しは冷静さも育ってきたかな?
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by gundogclub | 2012-12-19 12:09 | MY TALK

丸くなったね~

GSP(ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)のB君(左)と、フラウ姐さん(右)
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昨日の野原でのレッスンに、フラウと同じ、レバー(茶色)単色のGSP、B君がスポット参加しました。
B君、まだ1歳に満たないのですが、フラウより、かなり大柄です。
さすがに、男の子は大きいです!
しかも、驚くほど朗らかでフレンドリーな男子です。
他の飼い主さんにも、抱きついて短い尻尾をブンブン・・・


フラウが1歳の頃は、見知らぬ人や犬の近くには、寄り付こうともしませんでしたから・・・
スクールを開業した当初も (フラウは2歳半くらいでした) レッスンで見知らぬ犬が複数頭いると、野原に置いたバンケンに閉じこもって、まるで天岩戸に隠れた天照大神みたいに、出てきませんでしたから!
デモンストレーションをさせる為に帯同しているのに、バリケンに閉じこもって出てこない犬って・・・(苦笑)


その頃に比べると、自分より大きな犬が間近に居る(しかも自分のボウルに入った水を見知らぬ犬が飲んでいる) のに、こうしてニコニコと笑っている様になったのですから、随分 丸くなったものです。
最近では初対面の人にも 「あら こんにちは 撫でてみますか?」 と尻尾をピコピコ振りながら、自分から近寄って行きますし・・・


ただまぁ、良いことばかりではなく ピリピリした鋭敏さとか、指示に対する希求心とか そういう面も含めて丸くなってしまった感じです。
以前は、室内外を問わず 常に私を目で追っていて、「何か指示が出されたら、即応体制ですっ! いつでも指示してくださいっ!!」 という雰囲気でしたし、室内でヒュッと小さく口笛を吹いただけでも、私の足元まで瞬時に駆け寄って来たのですが 。。。 最近は 完全に私から視線を外して丸くなって寝ていることも多いし、小さく口笛を吹いても、気付かない or 気付かないフリ ということもあります。


でも、まぁ いいかな・・・と・・・・。
今でも、本当に何かを求めている時は、阿吽の呼吸と言うか、こちらから指示語を口に出す前から動いてくれるフラウ姐さんですし、常時臨戦態勢では、疲れてしまうでしょうしね。

いろいろな面で、角が取れて丸くなっているフラウ姐さん。
私自身も、フラウが丸くなってくれて、気持ちが楽になりました。

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by gundogclub | 2012-12-17 08:58 | フラウ (GSP)

素敵です!


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facebookでお友達になった、スコットランドの高地地域にお住まいの方の写真です。
ワーキングコッカーとフィールド系スプリンガースパニエルの繁殖とトレーニングのお仕事をなさっています。

一言で言うと、ため息が出るほど、何から何まで素敵です。

まずは自然環境!
背丈の低い雑草が一面に広がっているフィールド・・・
背丈が高いススキ系の雑草が生い茂っている場所でフィールドワークを行っている私とは大違い。
こんな場所なら チビ助のコッカー相手でも、見失うこともありません。
背丈の高い草が繁茂している場所でグラウンドワークをしていると、たまにソロモンを見失うことがあるので・・・(苦笑)


次に、このブリーダー&トレーナーさんの服装!
フィールド用ジャケットにネクタイ着用。  さすが、かの国のジェントルマン!
まあ、これはフィールドワークをしている環境による処も大きく、背丈の低い雑草が広がっている場所だからこその服装とも言えます。
草丈の高い草が生い茂っている野原や、山がちな雑木林では、さすがに この服装では動きにくいでしょうから・・・


英国と、亜熱帯(笑)の日本との地理気候の差は、いかんともし難い面が大ですが、何とかなりそうなのは 「複数の愛犬とフィールドワークをする」 という部分。
写真を、ご覧頂くとお解かりになると思いますが ワンズはノーリード!
ご主人のすぐ近くに数頭の黒ラブラドール、そして両脇にスプリンガーやワーキングコッカー!


まさか、大声で 「ツケェ!」 とか 「ヒール!」 とか怖い顔をして怒鳴っているわけでもないでしょうし、まして手に持っている杖で威圧しているわけでもない。
野原ですから、誘惑される匂いが漂ってくることもありますし、走り回りたい衝動に駆られることもあるでしょう。
それでも、ほぼ一列横隊で ご主人と歩いていますよね。


チョークチェーンなどを用いて服従訓練系の訓練などを施しても、なかなか こうはなりません。
そもそもノーリードですし、ヒールポジションではなく 一列横隊で左右に広がっても主人と歩調を合わせて歩いている わけですから・・・


この一列横隊の訓練の日記と動画を拝見しましたが、ご想像できると思いますが 最初から複数頭で並んで歩く練習をするのは無理ですね。
まずは1対1(飼い主とワン) で歩く練習から・・・
そして 大切なのは 従わせることではなく、一緒に歩くことを いかに「楽しいイベント」 として子犬に認識させるか・・・ つまり 「一緒に歩くことは楽しいことだ!」 と子犬に理解してもらうこと 。。。と、彼の日記に記載されていました。


チョークチェーンなどを用いて強制訓練を行えば、インスタントに見栄えの良い脚側歩行は出来る様になるかもしれません。
しかし、そこには心は育たない。
「パパと一緒に野原を歩くのは楽しいこと!」 と思っている個々の犬の集合体が文頭の写真となるのであって、心を伴わない制御や服従心の強化によって成されるものではありません。


何より、文頭の写真のワンズ・・・なんか楽しそうですよね。
「たくさん、居るけれどボクがパパの一番!」 って、みんな思っているかも・・・(笑)


そう 私が一番素敵だと思ったのは、自然環境でも英国紳士の服装でもなく、ワンズたちの楽しそうな雰囲気です。

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by gundogclub | 2012-12-13 09:20 | MY TALK

ビジョンをもって愛犬と暮らす

私は、「犬種オタク」です。(笑)
我が家には、ぶ厚い犬種図鑑が何冊もあります。
その犬種図鑑を眺めながら、考えるのは ”もし、この犬種と暮らしたら、何をして遊ぶのかな?” ということ。

例えば、東欧のサイトハウンドの写真を見ながら 北欧の北方スピッツ系の犬の写真を見ながら ポルトガルのウォータードッグの写真を見ながら 「もし、この犬が我が家に来たら、何をしようかな?」 と想像するわけです。
想像の翼が広がる犬種もいれば、とんとイメージが思い浮かばない犬もいます。
勿論、散歩の相棒としてなら、どの犬種でも構わないのですが 「その犬種と何かをすること」を前提として想像すると、やはり私にとって最も想像の翼が広がるのは、ガンドッグと総称される犬種たちです。

私が、こんな感じなので スクールには卒業犬も含め ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォン とか ドレンチェ・パトライスホンド(オランダの多目的ガンドッグ) とか コイケールホンディエ とか珍しいガンドッグがおります。


私は、スクールに入校する飼い主さんに最初のカウンセリングの時に、 「なぜ、その犬種を選択したのですか?」」 と、必ずお伺いします。
なぜイングリッシュセッターを選択したのか? なぜラブラドールレトリバーを選択したのか?なぜボーダーコリーを選択したのですか? と・・・
「なぜ、ドレンチェ・パトライスホンドを選択したのですか?」 と飼い主さんにお伺いした時の回答は、とても明瞭でした。
数多くのガンドッグがいる中で、どのような点に魅力を感じ、どこに魅かれ、どのような暮らしがしたくて、八方手を尽くして購入に至ったか・・・を、きちんと説明してくださいました。

私が、「なぜ、その犬種を選択したのですか?」 とお伺いするのは、それが 「その選択した犬と何をしたいか、どのような暮らしがしたいか」 というビジョンと直結しているからです。
一般的に、犬種選択の理由を明瞭に説明できる飼い主さんは、ビジョンも明瞭です


「選択した犬と何をしたいか、どのような暮らしがしたいか」 というビジョンは、不変である必要はありませんし、犬と暮らし始めてから 「一緒に○○○○をしてみようかな?」 という言わば ”あとづけのビジョン” でも良いのだと思います。
我が家の黄金爆裂娘、クワンは 「フラウ姐さんの後継として、レトリーブトライアルに参加しよう!」 と考えて迎え入れた訳ですが、ダミーより空飛ぶ白いお皿の方が何倍もお気に入りになってしまったので、途中で方向転換。。。(苦笑)
まあそれでも、「どちらも中途半端」 ではなく、2年連続してジャパンファイナルにノミネートされるだけの飛皿犬に育ちましたので、クワンは これでよかったのかな・・・と。


前記しましたように、私 は愛犬と何かをするために・・・ 何かをする相棒として犬と暮らしています
ですから、そもそも愛玩することが目的の小型犬種とか、想像の翼が広がらない犬種を相棒とすることは、今後とも無いのではないかと思います。
少なくとも私にとっては、単なる散歩の相棒 とか 愛玩する対象として 犬と暮らすことは、これからも無いのではないかと・・


話が飛びますが、facebook などで ワーキングコッカーの愛好団体や愛好者の方のページを見ていると、実に楽しそうです。
ガンドッグの中では、最小の部類に入るワーキングコッカーの作出目的に沿った暮らしを、鳥猟をするしないに関わらず、満喫している団体や個人の日記や写真・・・
作出目的を、きちんと理解した上で、その作出目的に沿った練習や訓練を施しつつ、フィールドワークを楽しむ!

ただ漫然と犬種を選択する、あるいは犬と暮らすのではなく 「何をするために」 という明確なビジョンのあるドッグライフが私は好きです。


1歳を過ぎたソロモン君 顔は精悍になってきましたが、まだまだ おこちゃま(笑)
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by gundogclub | 2012-12-10 10:07 | MY TALK

グループ・グラウンドワーク


私のスクールの野原組(グラウンドワーククラス)では、今 新しい試みを始めています。

従来は、歩くコースを決め 飼い主さんと愛犬に 1対1 で、決められたコースを歩いてもらっていしました。
例えば、 「左前方のススキが群生している部分に、ぶら下げている白いビニール袋の処まで直進して、そこからあの赤く紅葉した木の場所を経由して戻ってきてください!」 とか。

勿論、ノーリードです。  (野原組に昇格したばかりの犬は、ロープ状の手製ロングリードを使用します)
最初は、飼い主さんが歩く方向から大きく逸れた場合は、笛なり声符なりで飼い主さんの足元まで呼び戻しながら歩いてもらいます。
「呼ばれたら、飼い主さんの足元まで素早く駆け戻る」 ・・・ これが野原組の基本(最低条件)です。

口で言うのは簡単なのですが、犬種はポインター、セッター、スパニエルなど7グループ&8グループのガンドッグが大半なので、この 「呼ばれたら戻る」 という最低条件すら、レッスンに参加した当初は なかなか出来ません。
レッスンに使用している野原にも、雉とかウサギなどがおりますので、どうしても、それら誘惑物の匂いに誘われて、 呼び戻しの笛や声<誘惑物 に、なりがちです。

この状態からレベルアップをして 「飼い主が笛などで呼ばなくても、愛犬自らが飼い主の歩いている位置を確認しつつ、野原を走る」 ことを習得して・・・ 実は、ここからが本当の意味での野原組のスタートだと考えています。

↓ の写真は、昨日のフラウ姐さん。
「観覧車に乗っている人の顔も写せる」 という、画質はともかく望遠だけが取り柄の私のカメラで撮影しました。
実際には、カメラを構えた私とフラウの間は100m以上、離れています。
耳が、飛び跳ねるほどのスピード(ギズモみたい:笑)で走っていても、しっかりと横目で私の姿を確認していのが、お解かり頂けると思います。
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さて、文頭に書きました 「新しい試み」 とは、グループで一緒に決められたコースを歩く練習です。
例えば 飼い主5人&愛犬5頭 で、一緒に歩くとか。。。

現在は、野原の外周部をグループで歩いています。
愛犬が、飼い主さんたちより先行して外周部を走るのはOK! ただし、そのまま鉄砲玉みたいに、すっ飛んで行くのはNGで、ある程度まで先行したら、振り向いて飼い主さんたちの姿を確認し、可能なら飼い主の足元まで駆け戻り、あるいは飼い主が追いつくまで、その場で待っていられること!
飼い主さんたちが外周部を歩いているのに、勝手に内側の野原に入って匂いを追ったり、飼い主の存在を忘れたかのように走り回るのは×××!


新しい試みを始めて1ヶ月半ほどになりました。
当初は、自分の愛犬の姿を目で追ったり、呼び戻すことに必死で、グループで歩いていても、とても会話をする様な雰囲気ではなかったのですが(笑)、少しずつ飼い主さんも慣れてリラックスして会話が出来る様になってきました。


日本では望むべくもありませんが、広い野原を、愛犬を伴ってグループハイキングしたら、楽しいでしょうね!
でも、愛犬の場所を絶えず目で追っていたり、「どこかへ行ってしまわないだろうか?」とドキドキしていたら、楽しく会話なんかできません。
飼い主さん側は愛犬の存在を忘れたかのように会話に熱中していても、愛犬が自らの意思で飼い主の姿を確認し、 ”先行→ 反転して足元まで戻る → 再び先行” という動作を続けてくれて、初めて 愛犬を伴った楽しいグループトレッキングが可能となります。


せめて、千葉県富津の 通称「ぶんたフィールド」 の中だけでも、このグループトレッキングが可能なレベルに野原組をレベルアップしていきたい・・・ 今はそれが目標です。


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by gundogclub | 2012-12-07 08:36 | 犬の躾・訓練