ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

カテゴリ:MY TALK( 302 )

スイスからの手紙


我が家の長男は、中学1年生 ・・・ 2月で13歳になります。
彼は早産で生まれて、生まれた時は体重が2000gに満たなかったので、その後の成長も少し遅かった様に思います。

初めての子供でしたから夫婦共に何をするにも経験が無く、双方の親から育児の上でのアドバイスを貰っても自信が持てず、育児書を読んでは息子が育児書のモデルプラン (体重とかミルクを飲む量とか) とは異なることに悩んだりしていました。
特に家内の方は、かなりナーバスになっていた様に思います。

未熟児で生まれましたので基礎体力が弱く、深夜に高熱を出すことも多く、夫婦で慌てて夜間診療所に何度、駆けつけたことか・・・



ところが次男が生まれた時は、体重も新生児の男の子の平均体重より若干、少ない程度でしたし、ミルクもお医者さんが 「ちょっと飲ませ過ぎです!」 という程、飲む子であったこともあり、さして心配もせず、大らかに手抜きで(苦笑)育てることが出来ました。
夜間に発熱しても、診療所に駆け込むこともせず、家で熱を冷ますシートをオデコに貼って、翌朝までそのまま・・・
39℃程度の熱でアタフタと夜間診療所へ飛び込むことも無くなりました。


一般的に、 「長男、長女は神経質で、下の子は大らかで逞しい」  などと言いますが、それは本当のことかもしれません。
我が家でも、長男は神経が細やかでナーバスな面がありますし、そして私自身も長男で一人っ子ですから、そういう面は多々あると思います。
そして、この違いは 「親の接し方」にも大きく影響されるのではないかと思います。
初めての子は、親が神経質になっいて、事細かく注意を払い、子供の意思や気持ちに対する裁量が狭いのではないかと思うのです。

それに対して二番目以降の子は育児経験がありますから、あまり細かいことを気にせず、重要でないことには手を抜きつつ育てる方法を親が習得している訳です。
その親のおおらかさが、子供にも反映されるのではないかと・・・




昨日、昨年末に飼育前講習 を受講して頂いたスイス在住のご夫婦からメールを頂戴致しました。

ちょうど1週間ほど前に、念願のラブラドールをブリーダーさんから迎え入れたそうです。
男の子で、お名前は ファビオ君とのことです。

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ご夫婦から頂戴したメールには、ファビオ君の写真と共に、いくつかのお悩みに関する相談もよせられておりました。
レトリバーのパピーと初めて暮らした方に、ありがちな お悩みが大部分でした。


勿論、個別のお悩みに対しては、その対処法の案を返信させて頂きましたが、それと同時に 「ファビオ君が家に来てくれたからこそ、悩むことも出来るのだ!」  という大らかな気持ちも必要である旨を、書き添えさせました。

ここで、様々な悩みを 「犬が居なかったら悩めなかった!」 と考えるのか 「犬なんか居なければ悩まないで済むのに・・・」  と考えるのとでは、ずいぶんと気持ちが違ってくるように思います。



どんな元気でヤンチャなワンちゃんでも、加齢と共に落ち着いてきますし、パピーだった頃の、ドタバタの大騒動は二度と味わうことが出来ません。

ヤンチャなパピーが成犬となり飼い主と共に充実した落ち着いた時間を共有できる様になる頃には、共に暮らす幸せと同時に、一抹の寂しさを感じるのではないかと思います。
悪戯さえも、懐かしくなる日が、遠からず訪れます。




シャドーなどは、新築の我が家の敷居を齧り、柱を齧り、その当時はホトホト疲れましたが、今はシャドーとの、あのドタバタを、もう一度 経験したいと心から思います。
家の中に沢山の痕跡を残したまま、もうシャドーは天国へ行ってしまいましたし、もう二度と悪戯もしてくれません。


家内も 「無理なことは判っているけれど、もう一度 出産の苦しみを味わい、そして新生児を育てたい」 と言う様になりました。
息子たちは、もう 「育児」 をしている訳ではありませんからね~
もう一度、新生児を育ててみたい・・・ 火中の栗を拾う様な大変さを求めることは、育児の大変さの中に、きっと楽しさや充実感があるからなのだと思います。


苦労や悩み事さえ、あとから考えると楽しい思い出になる。
犬のパピーを育てるのも一緒かもしれませんね。



 
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by gundogclub | 2011-01-17 10:30 | MY TALK

スキー場近くの温泉

今日の千葉県は晴天ながら、帽子が風で飛ばされそうな強風でした。
そんななか、ブリタニーの飼い主さんに請われて、成田空港近くの野原で呼び戻しのレッスンを行いました。
我が家からは、エステルが参加しました。

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↑ エステル カッコいい~  ドッグカレンダーの写真みたい・・・! (← 自画自賛:苦笑)


昨年の3月に北関東のセンターから我が家に来たエステルは、フラウやクワンの様にレトリーブが得意な訳でも、フリスビーが競技会に出場するほど上手い訳でもありません。
ボールのレトリーブもフリスビーも、そこそこ出来る様にはなりましたが、まあ  ”少しは出来ます・・・” というレベルです。(これから、レトリーブもフリスビーも、いま少しは上達できると思っておりますが。。。)

しかし、野原を走り回っていても、笛が鳴れば 尻尾をブンブン振りながら戻ってきますし、何と言っても温和で興奮することも少ないので、とても暮らしやすい女の子です。
先日も、保護団体の里親会に同伴しまして、繋いでおきましたら、色々な方が撫でに来てくださり、 「この子は貰えませんか?」 という里子希望のお申し出も、数名の方から頂きました。(笑)

エステルは家庭犬としては本当に理想的な子だと思っています。



年末から年始にかけて、スクールに在籍なさっている 「元保護犬の飼い主さん」 から、嬉しい電子メールやお手紙を頂戴しました。

その中の、お一人は うちのスクールにしては珍しいボーダーコリーの保護犬(Bちゃん)と暮らしている方なのですが、 Bちゃん が人に対しても他の犬に対しても怖がりなことを、悩んでいらっしゃいました。
グループレッスンで他の生徒さん(ワンちゃん)と自由に走ったり (どの子とどの子を一緒に遊ばせるか・・・という配慮はもちろん、した上で) 他の飼い主さんと接していく過程で、Bちゃんの怖がりは随分と改善されました。
先日もBちゃんは自分から、知らない人に挨拶に行ったそうで その人から 「まあ ずいぶん人懐こい子ね~」 と言われたことを、飼い主さんはとても喜んでいらっしゃいました。
Bちゃんは1月から野原組に昇格し、これからは野原をノーリードで飼い主さんと歩いたり、笛が鳴ったらきちんと足元まで戻る練習をしていきます。




また、CACI (コンパニオンアニマルクラブ市川) 出身の英セッター、Fちゃんの飼い主さんからは 「Fちゃんが家族になってくれたお陰で、今まで見過ごしてきた景色や公園など様々なものに目が向くようになりました。犬と一緒の生活は、いいなぁ~と思います」 とお手紙を頂きました。
Fちゃんも、一人息子の様に可愛がられていて、レッスンで飼い主さんとFちゃんを見るにつけ、双方が本当に幸せで楽しいのが、手に取るように判ります。
Fちゃんも近い将来、是非 野原組に昇格して飼い主さんと共に野原を駆け回って欲しいと願っています。




Bちゃんも、Fちゃんも 野原組に参加してもらうのは、「ノーリードでの呼び戻しがきちんと出来る様になって欲しい」という願いと同時に 「遊びのレパートリーを広げて欲しい」 という思いからです。




私は、服従訓練の競技会にでも出場するのでなければ、多少リードを引っ張って歩こうが、道端の匂いを嗅ごうが、飼い主と愛犬が多少、離れて歩いていようが、問題はないと思っています。
飼い主の左足に擦り付くような脚側歩行なんて、一般の家庭犬には必要ないのではないかと思います。

ドッグスクールの役割は、飼い主さんが問題としている行動の矯正は必要ですが、あとは飼い主さんと愛犬が絆や信頼関係を構築したり深めたりすることのお手伝いだと思っています。(競技会への出場を目指している場合は、また異なりますが。。。)




そして、 信頼関係の構築に最も大切なことは、飼い主さんの足元を愛犬が快適な場所であると認識していること  だと考えています。
呼び戻しも、犬を畏怖させたりするのではなく 「呼ばれて、足元まで駆け戻るのが好き!」 という愛犬の心を育てていきたいのです。


そして、飼い主さんの足元を好きになってもらうには、お菓子で釣るのではなく (そもそも、ノーリードで野原を走り回っている時にお菓子では釣れないので) 飼い主さんが愛犬と楽しく遊ぶことです。
その為のツールとして、ボールやダミー、フリスビー、ロープなどは、とつても有効だと思っています。

そして、様々なツールを使って遊べることは 「遊びのレパートリー、生活のレパートリーが広がる」 ということです。
ただ散歩をしたり自転車引きをするだけではなく、ボールやダミーやフリスビーでの遊びもプラスされることは、楽しいドッグライフを送るうえで、きっと役に立つと思います。


例えばの話ですが、スキー場近くの温泉に冬に遊びに行った時、勿論 ご馳走を食べて温泉に入るだけでも楽しいとは思いますが、もしスキーができたなら・・・
日中は白銀にシュプールを描き、疲れを温泉で癒し、運動したお腹がペコペコになれば、ご馳走もことさら美味しく感じることでしょう。

同様に、ワンちゃんと海や湖に行くだけでも楽しいかもしれませんが、そのワンちゃんが 海や湖にに投げ込まれたボールをレトリーブできたら、飼い主さん・愛犬の双方にとって、更に楽しいものになるのではないでしょうか?

ただし、投げられたボールをとりに行ってくれない様では困りますし、ノーリードで飼い主の言うことを聞かず湖畔や海岸を爆走していたら・・・


愛犬の生活の幅を広げて欲しい。
スキー場近くの温泉へ行ったなら、是非 湯治やご馳走だけではなく、スキーも楽しんで欲しい!
しかし楽しむためには最低限、習得してもらわなければならないことがある・・・
楽しみのレパートリーを増やすための訓練!
私は、そのように考えています。





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by gundogclub | 2011-01-07 15:03 | MY TALK

明けましておめでとうございます

新年、明けましておめでとうございます。
昨日は日記に大晦日のご挨拶を書きまして、そこで 「不調法ながら新年の挨拶に代えさせて頂きます」 と書きましたものの、やはり改めて新年謹賀のご挨拶を。。。

THE GUNDOG CLUB 2'd stage ・・・ 昨年に増しましてご愛読の程、宜しくお願い申し上げます。

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本日は、家内と息子二人を連れて父の家へ新年の挨拶に行きました。

昨年の暮れに愛犬ラブちゃんを天国へと見送った父は、ラブちゃんが逝去した当初は 「とても新年を祝う気分ではないので、正月も来なくていいから・・・」 と言っていたのですが、少しは落ち着いた様で、どうにか共に新年の食卓を囲むことが出来ました。


ただ、後顧の憂いが無くなったかの様に ここ数日 家の中の整理を始めたことが息子の私としては、気になっています。
2007年の4月に実母が逝去して以来、あまり入ることもなかった母の部屋の遺品も片付けだした様で・・・
母は洋服を作るのが趣味で、よく銀座の馴染みの生地屋さんに母の姉妹たちと一緒に生地を買いに行っていました。
母の部屋の押入れには、手付かずのままの生地のストックが沢山残っていた様で、私も何枚か生地を貰って帰りました。
ソファーカバーにするのに丁度良い大きさのものが沢山ありましたので・・・


3姉妹の写真の背景に写っている赤茶のソファーカバーも今日、貰ってきた母の遺品の一枚です。
なんかフラウ姐さんは保護色みたいになっていますが・・・


私としては、父がこのまま 「家の中の整理」 などをしながら暮らすのではなく、もう一度 共に暮らす相棒 (犬でも猫でも、どちらでもいいと思います) を得て、その相棒との生活を楽しんで欲しいと願っています。
それも保護団体から譲渡して貰うミドルエイジの犬や猫がよいのではないかと思ってます。
でも今はまだ、父もその気にはなれないみたいです。
まあ、押し付けても仕方のないことですし・・・



ところで保護団体の中には 「小学生以下の子供が居る場合は譲渡不可」 とか 「高齢者の一人暮らしは譲渡不可」 と、無条件に譲渡対象から除外してしまう団体もある様です。
確かに、無条件に除外することにより譲渡後のトラブルを未然に防ぐことが出来るのかもしれませんが、反面保護犬や保護猫の嫁ぎ先を自らの手で狭めているとも言えるのではないかと思います。

要は保護団体の譲渡決定担当者 (大抵は団体の代表や主要メンバーの方だと思いますが) が、きちんと譲渡希望者に会い、その希望者と譲渡希望の犬や猫がマッチングするかどうかの見極めを出来る経験や判断力を有しているか否か・・・ということなのだと思います。
まあその判断力に自信が無い場合は、条件に合致しない希望者を機械的に除外した方が後々のトラブルを回避することが出来るのかもしれませんが・・・




そして、今年も私個人としても、またDogSchool I’ll としても 保護活動や保護犬の躾や訓練に積極的に関わっていきたいと思っています。
湘南の辻堂海浜公園で月に1度、開催される保護団体pawpadsさんでの躾教室をはじめ、千葉県の動物愛護ボランティアとしても具体的な貢献をしていきたいと考えております。
昨年までと同様、元保護犬の訓練もLADFでのグループレッスンから野原組の呼び戻しを主体としたレッスンも行っていきます。


我が家の3人娘・・・
フラウ姐さんを除くと、元の飼い主さんから譲渡して頂いた子だったり、保健所が実家(笑)の子だったり・・・
でも、「子犬の頃から飼っていない」 ということが、共に暮らしていくうえで何らの支障にもなっていません。
エステルでさえ、子犬の頃から我が家に居る様な錯覚に陥ることもありますし・・・


保護犬と共に暮らすことの楽しさ、そして保護犬であることが生活をする上で大きな障害にはならないこと、更には保護犬であっても十分にスポーツドッグとして通用すること等々・・・
今年も、それらのことを多くの方々にお知らせできる年となりますことを願っています。



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by gundogclub | 2011-01-01 23:18 | MY TALK

来年も宜しくお願い致します


2010年も残すところ、あと数時間となりました。
大晦日の一日を、如何お過ごしでしょうか?

我が家では、一昨日と昨日 2日に渡って大掃除を行いました。
小学2年の次男も戦力として掃除に参加できるようになり、マイホームを購入して10年余にして初めて、キャビネットや飾り戸棚など大きな家具を移動させての大掃除となりました。


居間の家具の裏には、カフェオレ色の綿ゴミが沢山、堆積していました。
シャドーのチョコレート色の毛と、クワンのクリーム色の毛が交じり合って、まさにカフェオレ色の綿ゴミに・・・。



ところが2階の寝室や長男の部屋はシャドー以外のワンは立ち入り禁止 (2年程前からフラウ姐さんも2階解禁となりましたが・・・) にしているので、家具の隙間などから出てくるのはチョコレート色のシャドーの毛のみ・・・
捨てるのが惜しくなって家内と 「とっておこうか?」 と話しましたが、まあ結局は捨ててしまいました。



もっとも、動かすことが出来なかった家具もありますので、家中のシャドーの毛を全て除去することは不可能だと思います。
家中いたる処に潜んでいる(笑)シャドーの毛は、シャドーの思い出と共に、この家が解体されるまで、家具の裏などに、ひっそりと存在し続けることになります。
それはそれで、ちょっと嬉しいかも・・・・

4歳のシャドーと生後3ヶ月の頃のフラウ
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今年は初夏に家内が長期入院を余儀なくされたり、師走になってからシャドーそして父の愛犬のラブちゃんと、立て続けに天国に召されたりと、寂しいこと、悲しいことの多い一年でした。

しかし、多くの皆様から有形、無形の様々な励ましや支えを頂戴した一年でもあり、改めて感謝申し上げます。



来るべき新年が皆様にとって笑顔に満ちた素敵な年となりますよう、お祈り申し上げます。

不調法ではありますが、この日記をもちまして年賀の挨拶に代えさせて頂きます。
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by gundogclub | 2010-12-31 18:33 | MY TALK

神様からのプレゼント

Merry Christmas 


今日はクリスマスイブですね。
ホワイトクリスマスになった地域もあると聞きました。
皆さん、イブの夜を如何お過ごしですか?



今日、私は昨日 納車された ディスカパリーの基本整備 をしてもらう為に、英国車のメンテナンスを専門に行っているショップに次男を連れて行ってきました。



千葉県には、英国車を専門に、あるいはランドローバー社の車を専門に、メンテナンスをしているショップがいくつかあり、権高そうなカリスマショップから、庶民的なショップまで、様々なショップがある様です。
ディスカバリーを譲り受けることが決まった後、ショップのホームページで調べたり、メールや電話でいくつかのショップに問い合わせをして、一番しっくりきたショップに基本整備の予約を入れました。



次男は(小学2年生) 冬休みが始まり、かと言って どこかへ連れて行ってあげる予定も無いので、せめて大型商業施設で遊ばせてあげようかと・・・
今日、整備を依頼したショップから、さほど遠くない場所に、大型の商業施設がいくつか点在しているので、車の整備をして頂いている間に、商業施設へ連れて行って少しは楽しませてあげようかと思いついたのです。


スノーマンエステル
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ショップに入って、真っ先に私と次男を歓迎してくれたのは、黒ラブラドールの女の子で、イブちゃんというお名前でした。
イブちゃんは、尻尾をブンブン振って歓迎してくれました。
それでけで、私は 「このショップを選んでよかったぁ~」 という気持ちになりました。(笑)




イブちゃんの飼い主さん (ショップの奥様?) からお伺いしたのですが、イブちゃんは保護犬なのだそうです。
母犬(ラブラドール)と生まれたばかりの子犬 (血統書はありませんが純血のラブだと思います) を家に残したまま、飼い主家族が引越しをしてしまったそうで、近所の人たちや所轄警察署の方が、一生懸命に里親を探してくれたのだそうです。
母犬とパピーの大部分は里親さんがすぐに決まったのですが、最後の一頭が、なかなか決まらず 「最悪 保健所に連れて行くしかないかも・・・」 と里親探しに関わった方々の顔も曇りがちに・・・

そんな時、このショップの顧客でもあった警察の方が、「ここで断られたら、諦めるしかない・・・」 という覚悟で、里親依頼のお話を持ち込んだ のが、今日 私が整備依頼をしたショップだったのだそうで・・・



それが5年前のクリスマスイブの日のこと・・・
「イブちゃん」 というお名前は、命が繋がった記念日である ”クリスマスイブ” から命名されました。


イブちゃんは、来店するお客さんに愛想を振りまきながら、とても幸せそうにみえました。
飼い主の方の言葉の端々から、イプちゃんに対する強い愛情を感じました。

イブちゃんにとっても、飼い主さんにとっても、 ”出会えたこと” が神様からの素敵なクリスマスプレゼントだったのだと思います。
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by gundogclub | 2010-12-24 19:54 | MY TALK

ラブちゃん天国へ

父の愛犬、 マルチーズのラブちゃん  が12月18日の早朝、天国へ旅立ちました。
12年9ヶ月の一生でした。


ラブちゃんは、元の飼い主さんの飼育放棄犬です。
私の両親(父と亡母)とラブちゃんの縁結びをしたのは、12月1日に天国へ旅立った我が家のシャドーでした。
シャドーの掛かりつけの動物病院に、「里親募集」の案内が掲示されており、その里親募集のワンちゃんが、ラブちゃんだったのです。
丁度、実家では両親が可愛がっていたヨークシャーテリアが亡くなって1年程が経過した時期であり、里親募集の掲示を見た私が、ラブちゃんを里子にすることを両親に勧めたのです。
シャドーが、その動物病院のお世話になっていなかったら、両親とラブちゃんの出会いは、ありませんでしたから、言わば シャドーが縁結び をしたと言えます。


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ラブちゃんは、実家に貰われた時 手を近づけると、いきなり噛み付いてくる悪癖がありました。
頭を撫でようとしても、鼻に皺を寄せて噛もうとするのです。

ラブちゃんは、30歳代のご夫婦と暮らしていたのですが、専業主婦だった奥さんが、ご主人の目の届かない処で随分、叩いていたみたいです。
ご主人が溺愛し、奥さんからは疎まれている・・・そんなパターンだった様です。


そして、奥さんの妊娠が判明したのと同時に、奥さんと奥さんのご両親が、「妊娠中に動物が居るのは、よくない! 今すぐ、手放すべき・・・」 と、ご主人を口説き続け、ご主人が連日のプレッシャーに負けて、泣く泣くラブちゃんを手放すことになったとの事です。

ラブちゃんを私の両親に譲渡するため、ラブちゃんを連れご夫婦で実家にいらしたのですが (私も立ち会っていました) 奥さんは結局、車の中から出てこず、私の両親に挨拶することなく帰って行きました。
ご主人だけがラブちゃんを連れて家の中に入って・・・そこで、ご主人は上記の経緯を私の両親や私に説明しながら、 「子供が生まれることを口実にされて、悔しい!」 と少し涙ぐんでいらっしゃいました。
ラブちゃんが我が家へ里子に来たのは4歳弱の頃だったと記憶しています。



ラブちゃんのハンドシャイは、私が一応、治しました。
その頃はまだ私は会社員でしたので、仕事が忙しく、あまり頻繁に実家にラブちゃんの訓練に行けなかったので、治すまでには1年ほど掛かりました。
父が甘やかすものですから、どんどん傲慢なお嬢様になってしまいましたが(苦笑)、ハンドシャイに関しては亡母が頑張って日々、矯正の練習をしてくれました。




それから約8年・・・
特に母が天国に召された3年前から、父にとってはラブちゃんが唯一の家族でした。
私の自宅から実家までは車で30分程の距離で、比較的近いのですが、それでも毎日、実家を訪れる訳ではありませんし、電話も毎日している訳ではありません。
「ラブちゃんとしか話をしない日」 の方が多い生活を送っていた父・・・



父は、「犬の手作り食」 の本を何冊も買って、手作り食を毎日、ラブちゃんに作っていました。
食材を買うためには、歩いて食料を調達しに行かなければなりません。(父は車の免許が無いので・・・)
ラブちゃんと一緒に、朝夕 短い時間ですが散歩にも行っていました。
定期的に動物病院に行き、待合室で他の飼い主さんと、ワンちゃんの話をする・・・

ラブちゃんのために歩き、ラブちゃんを介在して散歩の途中や動物病院で飼い主さんと会話を交わす生活。
父と社会との接触はラブちゃんを通して成り立っていました
そのラブちゃんが居なくなった今後の父が、とても心配です。
父が逝去した後は私が引き取る覚悟で、「最後の愛犬」と暮らすこと を薦めた方がよいのかもしれません。




ラブちゃん。。。
どうか、安らかに! 
晩年は、親父の 「犬の奥さん」 の役割も担ってくれてありがとう。
もう、天国でママ(亡母)に、抱っこしてもらったかな?
シャドーには挨拶した? 
ラブちゃんは我が家に泊まり来たことがあるから、シャドーは知っているよね?

どうか天国で、父を見守っていてください。



たった3週間の間に、シャドーのみならず、ラブちゃんまで虹の橋へ旅立ってしまったことが、悲しくそして辛いです。
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by gundogclub | 2010-12-18 23:11 | MY TALK

トロット&ギャロップ


11月の初旬から、クワンとエステルに 飼い主と一緒に歩く そして 自転車と併走する 練習を、再度始めました。

最先住犬のシャドー(故犬)やフラウとは、ごく普通に 「街中を歩いたり、自転車で散歩をしたり・・・」 ということを行っていたのですが、 クワンとエステルは我が家に迎え入れて以降、 野原を走る&野原での様々な練習が中心 になっていました。



でも・・・  人生、何があるか判りません。
私が、何らかの病気や事故で早世することだって無いとは言えません。
もし、そうなった場合、小学生と中学生の息子たちを抱えたまま、フルタイムで働くことになるかもしれない家内が、3頭の犬の世話をする事は、残念ですが難しいかもしれません。

そして、フラウ・クワン・エステルの、どの子を 手放す(里親募集をする) にしろ、野原を走ることしか出来ない犬では、里親さん候補がなかなか見つからないのではないかと思うのです。




「普通に散歩も出来ます。 自転車引きも出来ます。 公園などでボールなどを使った運動も出来ます。バリケントレーニングは完了しています。」 という犬なら、里親さん候補が見つかりやすいのではないかと・・・
もっとも、それらが完璧でも ジャーマンポインターのフラウや、イングリッシュポインターのエステルは、なかなか里親さんが決まらないかもしれませんが・・・(苦笑)

まあ。。。 私が長生きすれば、それらの心配は杞憂で終わる訳ですがね・・・・





ところで、 エステルに ちょっと変わった訓練をしてみました。
コマンドで自転車と併走するスピードを変える練習 です。

エステルは、自転車に乗った私の横を併走できる様になるまで2日ほど、かかりましたが すぐに自転車とかなり接近した位置で併走が出来る様になりました。
かなり短いリードでも大丈夫です。


次に、ゆっくりと歩く様なスピードから 通常の速足になる様に自転車のスピードをあげ、その時点で 「トロット!」 という言葉(コマンド)を出します。
通常の速足の状態を維持することが、トロット!というコマンドの意味であること を覚えさせていきます

次に自転車を早く漕ぎ エステルが駈足になった時点で 「ギャロ!」 という言葉(コマンド)を出します。
ギャロは、 ギャロップ=駈足 を略したコマンドです。
自転車を早く漕ぎ出す瞬間に、ギャロ! というコマンドを出し 駈足の状態を維持することが、ギャロ!というコマンドの意味であること を覚えさせていきます。


私は自転車から降りて一休み、エステルは鳩観察中
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エステルは、トロットとギャロのコマンドを覚えるのが、シャドーやフラウより早かったです。
私が、ゆっくりと自転車で走っていても、「ギャロ!」と言った瞬間に駈足を始める様になりましたから、単に自転車のスピードに合わせて併走しているのではなく、コマンドを聞き分けて、速足になったり駈足になったり出来る のは確かです。
エステルちゃん 優秀!!!(笑)





それに比べてクワンちゃんは・・・・・
私の自転車のスピードに合わせて、上手に併走することは出来る様になりましたが、コマンドの聞き分けは、まだまだです。
まあ、飼い主さんの自転車のスピードに合わせて併走が出来れば、普段の生活でに支障は無いので、コマンドの聞き分けなんか出来なくても良いのですが・・・
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by gundogclub | 2010-12-15 16:36 | MY TALK

don’t か can’t か?

2010年12月1日 夕方の4時現在・・・
シャドーは、まだ意識も はっきりとしており時折、四肢を僅かに動かしてします。
もう、水や栄養剤入りの水溶液以外は口にしなくなって6日が経過しました。
立ち上がることもできなくなり、広げた人間用のマットレス(ドッグベッドからマットレスに変えました)に寝かせ、腹部周辺にペットシーツを敷いて(尿が出続けているため)対処しています。
お腹の辺りは、2時間おきに、暖かい蒸しタオルで拭いてあげるのですが、「シャドー!」と声をかけると、尻尾をパタパタと振る時もあり、その様子を見ると目頭が熱くなってしまいます。

先ほど、千葉県の動物愛護推進員であり、千葉県富津市で保護活動をなさっている通称 ”ぶんたさん” がシャドーのお見舞いにいらしてくださいました。


公園でシャドーと。。。 (シャドー3歳の頃)
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先日、インターネットのニュースを見ていましたら ペットフードの団体(記憶が曖昧なのですが) のアンケート調査によると、「飼い主の食べ残し」を犬に与えている人は、回答の15%以下だったとのことです。
この記事を書いた人は、ご自分では犬とは暮らしていない方なのか 「昔は飼い主の残飯を与えるのが普通だったのに、犬用のフードを食べさせてもらっている犬の割合が8割を超えていることは、まさしく今日がペットブームの証といえる」  と結論付けていました。



残飯を与えず犬用のフードを愛犬に与えることがペットブームの証と言えるのか否かは、人それぞれ見解の分かれる処だと思いますが、それにもまして 「犬用フードをあげている」 と答えた8割を超える飼い主さんが愛犬の与えているフードの金額も、また様々なのだと思います。

7kgで1200円のフードを犬に与え、「俺は犬のために、ちゃんと考えている!」 と思う方もいれば、1kg2000円のドライフードを食べさせている方もいれば、「ドライフードなんかではダメだ。ちゃんと手作りのフードでなくては・・・」 と一家言のある方も、いらっしゃるでしょう。
私のお友達にも月に2回、カナダから鹿肉を空輸してもらって食べさせている方も、いらっしゃいます。

鹿肉の飼い主さんとは対照的に、DLC(ドッグライフカウンセラー)の先輩の自宅の近所にお住まいの方は、アメリカから150万で犬を輸入し、犬連れの人と会う度に 「この犬は150万で輸入した」 と自慢するのだそうですが、与えているフードはペットシッョプでは取り扱いがなくホームセンターなどでのみ販売されている安価なフードなのだとか・・・


単純に 「高いフードを食べさせいる飼い主は犬のことを良く考えている飼い主で、安価なフードを与えている飼い主は自覚の無い飼い主だ!」 と言う事は簡単なのですが、実際の処 どうなのでしょうかね?





確かに犬と暮らすには、お金がかかります。
食費はもとより、ペットシーツ、予防関係の医療費、不慮の疾病の際の医療費・・・

「では、月々 どれくらいの金額を犬にかけることが出来たら、犬を飼ってもよいと思いますか・・・?」
この問いを現在、犬と暮らしている方にしたら、その答えには 大きな差異が出るのだはないかと思います。


まあ、犬の大きさにもよりますが 「1頭当り、月5000円」 と答える人もいるかもしれませんし、「月に 30000円は必要!」 と答える人も居るかもしれませんし、「1頭10万円はかける余裕がなきゃ!」 という リッチな方も居るかもしれませんね。

犬のことに限らず、月々必要な教育費とか食費とか車の維持費とか、全て各々の経済状況(収入)によって必要金額は異なる訳です。
各々が異なる中で 「最低金額のライン」 を引くことは難しいですし、意味が無い様に思えます。



例えば、我が家の息子が難病に罹患したとします。
「日本では研究が遅れていて、米国の専門研究機関で治療すれば完治する可能性があります。しかし日本では対処療法しか出来ません。その場合、余命は1年ほどでしょう!」  
もし、そう日本の医師に告げられたとしても、我が家では息子を米国の病院へ空輸して専門治療を受けさせる経済的な余裕は全くありません。

では、その様な経済的な余裕のない家では、子供を作ってはいけないのか・・・?
如何なる不測の事態にも磐石な経済的余裕を持った夫婦しか、子供を作ってはいけないのか・・・?



キャンプ場でお芋掘り (長男、次男とシャドー シャドー4歳)
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何故、この様なことを書いているのか・・・
私は今、瀕死の病床に横たわるシャドーを見つつ、自問自答していることがあるのです。

そもそもシャドーは我が家に来て2ヶ月ほど経過した時点で獣医師から、左後肢の膝蓋骨形成不全であると告げられました。
1歳を過ぎた時に再度、検査を行い 手術を勧められたのですが、手術費用の見積りは100万円を超えていました。
結局、私は手術は断念しました。
シャドーは約6年は、殆ど障害が見受けられず、走ったり泳いだりすることが出来ましたが、6歳半を過ぎた頃から症状が出始め8歳を過ぎた頃(昨年)からは、悪化が顕著になりました。

また、血液検査は一年に一度は行っておりましたが、ガン検査は付帯して貰わなかったことが、腸内の発癌の発見を遅らせる結果になってしまったのではないかと思っています。


医療費を潤沢に使うことが出来れば、関節の手術を施し もっとシャドーに不自由を感じさせずに生活させることが出来たのではないか・・・?
血液検査を半年に一度、行えば もっと癌の発生を早く検知できたのではないか・・・?
癌が発見された後も、もっと高度医療を施す余裕があれば延命が可能になったり、あるいは治癒した可能性もあるのではないか・・・?






そしてそれらの自問自答の中で、導き出された答えは 省みるにシャドーとの暮らしにおいて can't はあってもdon’t はなかった  ということでした。
例えば、経済的に裕福ななかで、それでも愛犬に安価劣悪なフードしか与えない(don’t) のと、限られた生活費の中では、プレミアムフードを食べさせることができない(can’t) のとでは意味が異なるのではないかと・・・

まあ、確かに 「can’t のハードル」 があまりに低い場合は、子供を作ったりあるいは犬と暮らしたりは、しない方が良いのかもしれませんが・・・



秋田 男鹿半島 (シャドー6歳)
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そしてシャドーの場合は、おそらく私が譲り受けなければ9年前に、天国に召されていた可能性が大であったこと (シャドーはブリーダーが売り物にならないから。。。とタダで譲ってくれた子なので) を考えるに、「私が譲り受けなければ、もっと裕福な人に貰われて、より幸せに暮らしているかもしれない!・・・」 とは思えませんし、我が家にとっての可能な限りのことは行ってきた自負はあるのですが。。。


それでも、心のどこかから、自責の声は聞こえてくるのです。


 【追記】

2010年12月1日 午後6時35分
シャドーは天国へ旅立ちました。

生前は多くの方から、励ましのメールを頂戴し、ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。


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by gundogclub | 2010-12-01 16:15 | MY TALK

リストラクチャリング

前回の日記でも、ご紹介致しましたが、英ポインターのエステルは フリスビーが できる様になりました。
昨日も、試してみたのですが 前回に増してフリスビーの落下地点に正確に駆け寄ることが出来る様になりましたし、無闇に飛び上がることも無くなりました。
今のところ、空中キャッチができる割合は5回に2~3回ですが、これは練習を重ねることにより、精度が上がってくるものと思っています。


そして、何よりもエステルの嬉しそうな顔とブンブンの尻尾!

私はスタート時(第1投目)に、投げ手の足の間を潜らせたり、回ったりさせずに、 「停座の状態からアイコンタクトと腕の動きでスタートさせる方式」 なのですが、停座しながら私を見上げるエステルは、長い尻尾を左右に振って、とても嬉しそうです。
草むらに尻尾がついた状態で、左右に激しく振るので(まるで車のワイパーみたいです)、尻尾が土や草で汚れて、後で手入れが大変ですが・・・(苦笑)


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以前のブログ (現在のブログを 2’d stage と表現していますので、1’st stagとでも申しましょうか・・・)の頃から、ご愛読頂いている皆様は、ご存知のことと思いますが、エステルは北関東のセンターに収容されていた時の 「収容情報に掲載されていた小さな写真」 を見て、譲り受けることを決めた子です。
事前に会うことも出来ませんでしたし、どのような性格なのか、どの様な能力を有しているのか、全く判らないままに、譲渡を希望しました。
「収容情報に掲載されている、困ったような不安そうな顔が、どことなくフラウの顔に似ている・・・」 ということだけが譲渡希望の理由でした。

幸い、エステルは温和で優しく、我が家の息子たちとも すぐに馴染んでくれました。
それだけでも十分でしたが、ボールやフリスビー、ダミーに対する反応のよさと意欲を有している子であったことは、嬉しい誤算であると言えます。


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エステルが、どの様な経緯で遺棄されたのかは定かではありませんが、フィラリアの予防もしていなかった様ですし(エステルはフィラリア陽性です)、獣医さんが仰るには声帯手術がされている (その割には、吠えることが出来るので疑問が残るのですが) とのことで、いずれにしても、それ程 大切にはされていなかった・・・あるいは必要とされてはいなかった子の様に思います。

そんなエステルも、私にとっては大切な 「犬の娘」 です。

元の飼い主にとっては、さして必要とされず遺棄されたり、保健所に持ち込まれた犬でも、新しい飼い主さんとめぐり合うことによって、もう一度 やり直すことができる・・・
私は、これを 「保護犬のリストラクチャリング」 だと思います。

リストラと言うと、整理解雇とか人員削減とか、ネガティブなイメージがありますが本来は、「再構築」を意味する言葉で、その言葉自体がネガティブな訳ではありません。
リストラクチャリングをする上で、企業が用いた「方法」が、リストラという言葉そのものを、陰鬱なものとしてしまった訳です。


保護犬の再構築、再出発・・・
これは、とても素晴らしいことだと思います。

そして飼い主さん側にとっても、 「保護犬との暮らし」には、多くのメリットがあると思います。

大抵の場合、保護犬を譲り受けるためには 保護団体や預り親さんなどに譲渡希望の申し出をする訳ですが、保護団体にしろ預り親さんにしろ、日々の暮らしの中で、それら保護犬の性格や行動のパターンなどを把握していおりますので、 簡単に申しますとその犬の 「長所も短所も」 きちんと説明をして貰えます。
その説明を聞いたうえで、その子を里子として譲り受けるか否かを判断することができます。


加えて多くの団体では 「トライアル期間」 を設けておりますから、共に暮らしてみて難しいと判断した場合は、譲渡を中止して貰うことも可能です。
ペットシッョプで仔犬を買う場合は、トライアル期間はありませんから・・・ 

まあ、「審査基準が厳しすぎる」 とか 「あまりにもプライベートに立ち入ってくる」 とか、様々な問題を内包しているとの指摘もありますが、 それでも ペットシッョプで素性の判らない仔犬を買う ことに比べたら、リスクも少ないのではないかと思うのです。




まあ私も、ペットシッョプでも躾教室を開催させて頂いておりますので、ショップをあまり、あしざまに申し上げる訳にもいきませんが(苦笑)、この話題は いずれ改めて詳しく・・・



私は今後も、「元飼育放棄犬」のクワン や 「元遺棄犬」のエステルと共に ドッグスポーツに参加していきたいと思っています。
保護犬と共に暮らすうえで 「相棒として共に上位を目指す」 という選択肢があっても良いと思いますし、且つ元保護犬(元捨て犬)でも、仔犬の頃から競技を目標に育成されてきた犬たちにも十分に拮抗し得ることをアピールすることも、 保護活動や保護犬に対する一つの啓蒙手法だと思っております。
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by gundogclub | 2010-11-23 11:25 | MY TALK

門前の小僧

門前の小僧、習わぬ経を読む ということわざがあります。

この、ことわざは 「お寺に行儀見習いなどにきた小僧さんが、庭掃除をしたり雑巾がけをしているだけで、お坊さんの読むお経をただ毎日、毎日聞いてるだけで、別にお経を習ったわけでもないのに、お経を読めるようになったというお話」 なのですが、 「環境というものが、いかに大切であるか」 を示す場合の例え話として、用いられます。

そして私は、推測ですが 教えてもいないお経が読める様になったことを知った和尚さんは、きっとこの小僧さんのことを誉めてくれたのではないかと思います。



今日、野原でのレッスン (レトリーブクラスのレッスン) に、クワンとエステルを連れて行きました。
クワンは、生徒さん(ウエルシュ・スプリンガー・スパニエル&ゴールデンレトリバー) と交互に、GRT競技(ガンドッグレトリーブトライアル) の ノービスクラス(初級クラス)の競技種目に則した練習を行いました。
エステルは・・・ひたすら停座を続ける練習・・・



実はエステルは、レッスン終了後に野原での呼び戻し(笛を使った呼び戻し)の動画を撮影しようと思い、帯同したのです。
まあ、それとレトリーブ練習の見学も兼ねていましたが・・・

エステルを北関東のセンターから引き出す手助けをして下さった保護団体の方々にも 「定期的に写真や動画で、エステルの様子を、ご報告しますね!」 と約束しておりましたし、野原をビュンビュン走り回るエステルの元気な姿と、笛が吹かれたら速やかに駆け戻ってくる様子を、ご覧にいれたかったので・・・





それと同時に、エステルに関し 2週間ほど前から、ある予兆を感じていたので、それも試してみたかったのです。
それは、エステルのフリスビーに対する反応です。
以前は、 「フリスビーを追いかけているクワンを追いかけているだけ」 だったのですが、ここ数回のエステルの動きは、クワンではなくフリスビーを目で追っている気がしていたものですから・・・


クワン&エステル
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そして、今日の実験(笑)の結果、エステルはクワンではなく明らかにフリスビーを追いかける様になっていることが判明しました。


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 エステル ジャンプするタイミングが早すぎ・・・(笑)



そして、ゴールデンレトリバーとしては俊足なクワンに、輪をかけてエステルが俊足なことも判明!!

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↑ クワンがフリスビーの落下地点に入る前に、既にエステルはジャンピングキャッチ体勢・・・
さすがに、タイミングが合わず、このフリスビーはキャッチできませんでしたが・・・



エステルは 「まだ高い場所を飛んでいるフリスビーに飛びつこうとする」 失敗を何度か繰り返した後、無闇に飛び上がることをせず、フリスビーの軌道をよく見る様になりました。


15投ほど投げた頃には、クワンと同じタイミングで、キャッチが出来るようになりました。
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エステルを今年の3月末に我が家に迎え入れた頃は、プラスチック製の丸いお皿には、何の興味も示しませんでした。
目の前にフリスビーを転がしても、追いかけようともしませんでしたから・・・

ただ、エステルは我が家に来て、1ヶ月もしない頃から 私がフラウやクワンと遊んでいたり、撫でたりしていると 嫉妬してヒャンヒャンと鳴く様になりまして、この気持ち(誉めて欲しい気持ちや嫉妬心)が、結果的には様々なことを習得するうえでプラスに働いている気がします。

「私も一緒に遊ぶ~! 私も撫でて撫でてぇ・・・!」 

「誉められたい!」 という気持ちが、人一倍強いエステル だからこそ、フラウやクワンが 「どのようにしたら・・・何をしたら・・・パパから誉められたか」 を、注意深く見ていたように思います。
私、エステルには フリスビーに興味を持たせる訓練を全くしていませんでしたから・・・




この、「誉められたい」 という気持ちは、強制的に作り出すことは、できませんよね。
「俺に誉められることを、嬉しくなれ!!」 なんて説教しても、それは無理な話な訳です。

よく言いますよね 「馬を川岸まで引っ張ってくることは出来ても、水を飲ませることは出来ない」 と。。。

日々の生活(散歩や運動もふくめ)の中で、飼い主さんを大好きになってもらうこと、飼い主さんと共に居ることが嬉しい犬に育てていくこと、そして誉められることが嬉しい関係を築くこと・・・
「どうだ 俺と一緒にいて嬉しいだろう! よし 笑え!!!」 などと脅かしたところで、所詮 無理な話な訳です。





エステル、今日の練習で空中キャッチが出来る様になりました。
これは、ちょっとした嬉しい誤算です。
エステルの呼び戻しの動画は、いずれ改めて公開いたしますね。


家に戻ってカミサンに 「エステルもフリスビーが出来るようになった!」 と自慢しましたら、「そんなにフリスビードッグばかり作って、どうするのよ? レトリーブはどうするの レトリーブは!」 と、きついお言葉・・・(苦笑)

きっと・・・エステルと同様、私に誉められるのが大好きなクワンちゃんが、フラウ姐さんの後釜として・・・と思いたいんだけれど・・・ 
クワンちゃん、大丈夫?

ぼやぼやしていると、レトリーブまでエステルの方が得意になっちゃうかもよ!!
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by gundogclub | 2010-11-19 13:29 | MY TALK