ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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ブログジャンル
犬

カテゴリ:MY TALK( 297 )

ラブちゃん天国へ

父の愛犬、 マルチーズのラブちゃん  が12月18日の早朝、天国へ旅立ちました。
12年9ヶ月の一生でした。


ラブちゃんは、元の飼い主さんの飼育放棄犬です。
私の両親(父と亡母)とラブちゃんの縁結びをしたのは、12月1日に天国へ旅立った我が家のシャドーでした。
シャドーの掛かりつけの動物病院に、「里親募集」の案内が掲示されており、その里親募集のワンちゃんが、ラブちゃんだったのです。
丁度、実家では両親が可愛がっていたヨークシャーテリアが亡くなって1年程が経過した時期であり、里親募集の掲示を見た私が、ラブちゃんを里子にすることを両親に勧めたのです。
シャドーが、その動物病院のお世話になっていなかったら、両親とラブちゃんの出会いは、ありませんでしたから、言わば シャドーが縁結び をしたと言えます。


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ラブちゃんは、実家に貰われた時 手を近づけると、いきなり噛み付いてくる悪癖がありました。
頭を撫でようとしても、鼻に皺を寄せて噛もうとするのです。

ラブちゃんは、30歳代のご夫婦と暮らしていたのですが、専業主婦だった奥さんが、ご主人の目の届かない処で随分、叩いていたみたいです。
ご主人が溺愛し、奥さんからは疎まれている・・・そんなパターンだった様です。


そして、奥さんの妊娠が判明したのと同時に、奥さんと奥さんのご両親が、「妊娠中に動物が居るのは、よくない! 今すぐ、手放すべき・・・」 と、ご主人を口説き続け、ご主人が連日のプレッシャーに負けて、泣く泣くラブちゃんを手放すことになったとの事です。

ラブちゃんを私の両親に譲渡するため、ラブちゃんを連れご夫婦で実家にいらしたのですが (私も立ち会っていました) 奥さんは結局、車の中から出てこず、私の両親に挨拶することなく帰って行きました。
ご主人だけがラブちゃんを連れて家の中に入って・・・そこで、ご主人は上記の経緯を私の両親や私に説明しながら、 「子供が生まれることを口実にされて、悔しい!」 と少し涙ぐんでいらっしゃいました。
ラブちゃんが我が家へ里子に来たのは4歳弱の頃だったと記憶しています。



ラブちゃんのハンドシャイは、私が一応、治しました。
その頃はまだ私は会社員でしたので、仕事が忙しく、あまり頻繁に実家にラブちゃんの訓練に行けなかったので、治すまでには1年ほど掛かりました。
父が甘やかすものですから、どんどん傲慢なお嬢様になってしまいましたが(苦笑)、ハンドシャイに関しては亡母が頑張って日々、矯正の練習をしてくれました。




それから約8年・・・
特に母が天国に召された3年前から、父にとってはラブちゃんが唯一の家族でした。
私の自宅から実家までは車で30分程の距離で、比較的近いのですが、それでも毎日、実家を訪れる訳ではありませんし、電話も毎日している訳ではありません。
「ラブちゃんとしか話をしない日」 の方が多い生活を送っていた父・・・



父は、「犬の手作り食」 の本を何冊も買って、手作り食を毎日、ラブちゃんに作っていました。
食材を買うためには、歩いて食料を調達しに行かなければなりません。(父は車の免許が無いので・・・)
ラブちゃんと一緒に、朝夕 短い時間ですが散歩にも行っていました。
定期的に動物病院に行き、待合室で他の飼い主さんと、ワンちゃんの話をする・・・

ラブちゃんのために歩き、ラブちゃんを介在して散歩の途中や動物病院で飼い主さんと会話を交わす生活。
父と社会との接触はラブちゃんを通して成り立っていました
そのラブちゃんが居なくなった今後の父が、とても心配です。
父が逝去した後は私が引き取る覚悟で、「最後の愛犬」と暮らすこと を薦めた方がよいのかもしれません。




ラブちゃん。。。
どうか、安らかに! 
晩年は、親父の 「犬の奥さん」 の役割も担ってくれてありがとう。
もう、天国でママ(亡母)に、抱っこしてもらったかな?
シャドーには挨拶した? 
ラブちゃんは我が家に泊まり来たことがあるから、シャドーは知っているよね?

どうか天国で、父を見守っていてください。



たった3週間の間に、シャドーのみならず、ラブちゃんまで虹の橋へ旅立ってしまったことが、悲しくそして辛いです。
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by gundogclub | 2010-12-18 23:11 | MY TALK

トロット&ギャロップ


11月の初旬から、クワンとエステルに 飼い主と一緒に歩く そして 自転車と併走する 練習を、再度始めました。

最先住犬のシャドー(故犬)やフラウとは、ごく普通に 「街中を歩いたり、自転車で散歩をしたり・・・」 ということを行っていたのですが、 クワンとエステルは我が家に迎え入れて以降、 野原を走る&野原での様々な練習が中心 になっていました。



でも・・・  人生、何があるか判りません。
私が、何らかの病気や事故で早世することだって無いとは言えません。
もし、そうなった場合、小学生と中学生の息子たちを抱えたまま、フルタイムで働くことになるかもしれない家内が、3頭の犬の世話をする事は、残念ですが難しいかもしれません。

そして、フラウ・クワン・エステルの、どの子を 手放す(里親募集をする) にしろ、野原を走ることしか出来ない犬では、里親さん候補がなかなか見つからないのではないかと思うのです。




「普通に散歩も出来ます。 自転車引きも出来ます。 公園などでボールなどを使った運動も出来ます。バリケントレーニングは完了しています。」 という犬なら、里親さん候補が見つかりやすいのではないかと・・・
もっとも、それらが完璧でも ジャーマンポインターのフラウや、イングリッシュポインターのエステルは、なかなか里親さんが決まらないかもしれませんが・・・(苦笑)

まあ。。。 私が長生きすれば、それらの心配は杞憂で終わる訳ですがね・・・・





ところで、 エステルに ちょっと変わった訓練をしてみました。
コマンドで自転車と併走するスピードを変える練習 です。

エステルは、自転車に乗った私の横を併走できる様になるまで2日ほど、かかりましたが すぐに自転車とかなり接近した位置で併走が出来る様になりました。
かなり短いリードでも大丈夫です。


次に、ゆっくりと歩く様なスピードから 通常の速足になる様に自転車のスピードをあげ、その時点で 「トロット!」 という言葉(コマンド)を出します。
通常の速足の状態を維持することが、トロット!というコマンドの意味であること を覚えさせていきます

次に自転車を早く漕ぎ エステルが駈足になった時点で 「ギャロ!」 という言葉(コマンド)を出します。
ギャロは、 ギャロップ=駈足 を略したコマンドです。
自転車を早く漕ぎ出す瞬間に、ギャロ! というコマンドを出し 駈足の状態を維持することが、ギャロ!というコマンドの意味であること を覚えさせていきます。


私は自転車から降りて一休み、エステルは鳩観察中
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エステルは、トロットとギャロのコマンドを覚えるのが、シャドーやフラウより早かったです。
私が、ゆっくりと自転車で走っていても、「ギャロ!」と言った瞬間に駈足を始める様になりましたから、単に自転車のスピードに合わせて併走しているのではなく、コマンドを聞き分けて、速足になったり駈足になったり出来る のは確かです。
エステルちゃん 優秀!!!(笑)





それに比べてクワンちゃんは・・・・・
私の自転車のスピードに合わせて、上手に併走することは出来る様になりましたが、コマンドの聞き分けは、まだまだです。
まあ、飼い主さんの自転車のスピードに合わせて併走が出来れば、普段の生活でに支障は無いので、コマンドの聞き分けなんか出来なくても良いのですが・・・
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by gundogclub | 2010-12-15 16:36 | MY TALK

don’t か can’t か?

2010年12月1日 夕方の4時現在・・・
シャドーは、まだ意識も はっきりとしており時折、四肢を僅かに動かしてします。
もう、水や栄養剤入りの水溶液以外は口にしなくなって6日が経過しました。
立ち上がることもできなくなり、広げた人間用のマットレス(ドッグベッドからマットレスに変えました)に寝かせ、腹部周辺にペットシーツを敷いて(尿が出続けているため)対処しています。
お腹の辺りは、2時間おきに、暖かい蒸しタオルで拭いてあげるのですが、「シャドー!」と声をかけると、尻尾をパタパタと振る時もあり、その様子を見ると目頭が熱くなってしまいます。

先ほど、千葉県の動物愛護推進員であり、千葉県富津市で保護活動をなさっている通称 ”ぶんたさん” がシャドーのお見舞いにいらしてくださいました。


公園でシャドーと。。。 (シャドー3歳の頃)
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先日、インターネットのニュースを見ていましたら ペットフードの団体(記憶が曖昧なのですが) のアンケート調査によると、「飼い主の食べ残し」を犬に与えている人は、回答の15%以下だったとのことです。
この記事を書いた人は、ご自分では犬とは暮らしていない方なのか 「昔は飼い主の残飯を与えるのが普通だったのに、犬用のフードを食べさせてもらっている犬の割合が8割を超えていることは、まさしく今日がペットブームの証といえる」  と結論付けていました。



残飯を与えず犬用のフードを愛犬に与えることがペットブームの証と言えるのか否かは、人それぞれ見解の分かれる処だと思いますが、それにもまして 「犬用フードをあげている」 と答えた8割を超える飼い主さんが愛犬の与えているフードの金額も、また様々なのだと思います。

7kgで1200円のフードを犬に与え、「俺は犬のために、ちゃんと考えている!」 と思う方もいれば、1kg2000円のドライフードを食べさせている方もいれば、「ドライフードなんかではダメだ。ちゃんと手作りのフードでなくては・・・」 と一家言のある方も、いらっしゃるでしょう。
私のお友達にも月に2回、カナダから鹿肉を空輸してもらって食べさせている方も、いらっしゃいます。

鹿肉の飼い主さんとは対照的に、DLC(ドッグライフカウンセラー)の先輩の自宅の近所にお住まいの方は、アメリカから150万で犬を輸入し、犬連れの人と会う度に 「この犬は150万で輸入した」 と自慢するのだそうですが、与えているフードはペットシッョプでは取り扱いがなくホームセンターなどでのみ販売されている安価なフードなのだとか・・・


単純に 「高いフードを食べさせいる飼い主は犬のことを良く考えている飼い主で、安価なフードを与えている飼い主は自覚の無い飼い主だ!」 と言う事は簡単なのですが、実際の処 どうなのでしょうかね?





確かに犬と暮らすには、お金がかかります。
食費はもとより、ペットシーツ、予防関係の医療費、不慮の疾病の際の医療費・・・

「では、月々 どれくらいの金額を犬にかけることが出来たら、犬を飼ってもよいと思いますか・・・?」
この問いを現在、犬と暮らしている方にしたら、その答えには 大きな差異が出るのだはないかと思います。


まあ、犬の大きさにもよりますが 「1頭当り、月5000円」 と答える人もいるかもしれませんし、「月に 30000円は必要!」 と答える人も居るかもしれませんし、「1頭10万円はかける余裕がなきゃ!」 という リッチな方も居るかもしれませんね。

犬のことに限らず、月々必要な教育費とか食費とか車の維持費とか、全て各々の経済状況(収入)によって必要金額は異なる訳です。
各々が異なる中で 「最低金額のライン」 を引くことは難しいですし、意味が無い様に思えます。



例えば、我が家の息子が難病に罹患したとします。
「日本では研究が遅れていて、米国の専門研究機関で治療すれば完治する可能性があります。しかし日本では対処療法しか出来ません。その場合、余命は1年ほどでしょう!」  
もし、そう日本の医師に告げられたとしても、我が家では息子を米国の病院へ空輸して専門治療を受けさせる経済的な余裕は全くありません。

では、その様な経済的な余裕のない家では、子供を作ってはいけないのか・・・?
如何なる不測の事態にも磐石な経済的余裕を持った夫婦しか、子供を作ってはいけないのか・・・?



キャンプ場でお芋掘り (長男、次男とシャドー シャドー4歳)
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何故、この様なことを書いているのか・・・
私は今、瀕死の病床に横たわるシャドーを見つつ、自問自答していることがあるのです。

そもそもシャドーは我が家に来て2ヶ月ほど経過した時点で獣医師から、左後肢の膝蓋骨形成不全であると告げられました。
1歳を過ぎた時に再度、検査を行い 手術を勧められたのですが、手術費用の見積りは100万円を超えていました。
結局、私は手術は断念しました。
シャドーは約6年は、殆ど障害が見受けられず、走ったり泳いだりすることが出来ましたが、6歳半を過ぎた頃から症状が出始め8歳を過ぎた頃(昨年)からは、悪化が顕著になりました。

また、血液検査は一年に一度は行っておりましたが、ガン検査は付帯して貰わなかったことが、腸内の発癌の発見を遅らせる結果になってしまったのではないかと思っています。


医療費を潤沢に使うことが出来れば、関節の手術を施し もっとシャドーに不自由を感じさせずに生活させることが出来たのではないか・・・?
血液検査を半年に一度、行えば もっと癌の発生を早く検知できたのではないか・・・?
癌が発見された後も、もっと高度医療を施す余裕があれば延命が可能になったり、あるいは治癒した可能性もあるのではないか・・・?






そしてそれらの自問自答の中で、導き出された答えは 省みるにシャドーとの暮らしにおいて can't はあってもdon’t はなかった  ということでした。
例えば、経済的に裕福ななかで、それでも愛犬に安価劣悪なフードしか与えない(don’t) のと、限られた生活費の中では、プレミアムフードを食べさせることができない(can’t) のとでは意味が異なるのではないかと・・・

まあ、確かに 「can’t のハードル」 があまりに低い場合は、子供を作ったりあるいは犬と暮らしたりは、しない方が良いのかもしれませんが・・・



秋田 男鹿半島 (シャドー6歳)
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そしてシャドーの場合は、おそらく私が譲り受けなければ9年前に、天国に召されていた可能性が大であったこと (シャドーはブリーダーが売り物にならないから。。。とタダで譲ってくれた子なので) を考えるに、「私が譲り受けなければ、もっと裕福な人に貰われて、より幸せに暮らしているかもしれない!・・・」 とは思えませんし、我が家にとっての可能な限りのことは行ってきた自負はあるのですが。。。


それでも、心のどこかから、自責の声は聞こえてくるのです。


 【追記】

2010年12月1日 午後6時35分
シャドーは天国へ旅立ちました。

生前は多くの方から、励ましのメールを頂戴し、ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。


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by gundogclub | 2010-12-01 16:15 | MY TALK

リストラクチャリング

前回の日記でも、ご紹介致しましたが、英ポインターのエステルは フリスビーが できる様になりました。
昨日も、試してみたのですが 前回に増してフリスビーの落下地点に正確に駆け寄ることが出来る様になりましたし、無闇に飛び上がることも無くなりました。
今のところ、空中キャッチができる割合は5回に2~3回ですが、これは練習を重ねることにより、精度が上がってくるものと思っています。


そして、何よりもエステルの嬉しそうな顔とブンブンの尻尾!

私はスタート時(第1投目)に、投げ手の足の間を潜らせたり、回ったりさせずに、 「停座の状態からアイコンタクトと腕の動きでスタートさせる方式」 なのですが、停座しながら私を見上げるエステルは、長い尻尾を左右に振って、とても嬉しそうです。
草むらに尻尾がついた状態で、左右に激しく振るので(まるで車のワイパーみたいです)、尻尾が土や草で汚れて、後で手入れが大変ですが・・・(苦笑)


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以前のブログ (現在のブログを 2’d stage と表現していますので、1’st stagとでも申しましょうか・・・)の頃から、ご愛読頂いている皆様は、ご存知のことと思いますが、エステルは北関東のセンターに収容されていた時の 「収容情報に掲載されていた小さな写真」 を見て、譲り受けることを決めた子です。
事前に会うことも出来ませんでしたし、どのような性格なのか、どの様な能力を有しているのか、全く判らないままに、譲渡を希望しました。
「収容情報に掲載されている、困ったような不安そうな顔が、どことなくフラウの顔に似ている・・・」 ということだけが譲渡希望の理由でした。

幸い、エステルは温和で優しく、我が家の息子たちとも すぐに馴染んでくれました。
それだけでも十分でしたが、ボールやフリスビー、ダミーに対する反応のよさと意欲を有している子であったことは、嬉しい誤算であると言えます。


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エステルが、どの様な経緯で遺棄されたのかは定かではありませんが、フィラリアの予防もしていなかった様ですし(エステルはフィラリア陽性です)、獣医さんが仰るには声帯手術がされている (その割には、吠えることが出来るので疑問が残るのですが) とのことで、いずれにしても、それ程 大切にはされていなかった・・・あるいは必要とされてはいなかった子の様に思います。

そんなエステルも、私にとっては大切な 「犬の娘」 です。

元の飼い主にとっては、さして必要とされず遺棄されたり、保健所に持ち込まれた犬でも、新しい飼い主さんとめぐり合うことによって、もう一度 やり直すことができる・・・
私は、これを 「保護犬のリストラクチャリング」 だと思います。

リストラと言うと、整理解雇とか人員削減とか、ネガティブなイメージがありますが本来は、「再構築」を意味する言葉で、その言葉自体がネガティブな訳ではありません。
リストラクチャリングをする上で、企業が用いた「方法」が、リストラという言葉そのものを、陰鬱なものとしてしまった訳です。


保護犬の再構築、再出発・・・
これは、とても素晴らしいことだと思います。

そして飼い主さん側にとっても、 「保護犬との暮らし」には、多くのメリットがあると思います。

大抵の場合、保護犬を譲り受けるためには 保護団体や預り親さんなどに譲渡希望の申し出をする訳ですが、保護団体にしろ預り親さんにしろ、日々の暮らしの中で、それら保護犬の性格や行動のパターンなどを把握していおりますので、 簡単に申しますとその犬の 「長所も短所も」 きちんと説明をして貰えます。
その説明を聞いたうえで、その子を里子として譲り受けるか否かを判断することができます。


加えて多くの団体では 「トライアル期間」 を設けておりますから、共に暮らしてみて難しいと判断した場合は、譲渡を中止して貰うことも可能です。
ペットシッョプで仔犬を買う場合は、トライアル期間はありませんから・・・ 

まあ、「審査基準が厳しすぎる」 とか 「あまりにもプライベートに立ち入ってくる」 とか、様々な問題を内包しているとの指摘もありますが、 それでも ペットシッョプで素性の判らない仔犬を買う ことに比べたら、リスクも少ないのではないかと思うのです。




まあ私も、ペットシッョプでも躾教室を開催させて頂いておりますので、ショップをあまり、あしざまに申し上げる訳にもいきませんが(苦笑)、この話題は いずれ改めて詳しく・・・



私は今後も、「元飼育放棄犬」のクワン や 「元遺棄犬」のエステルと共に ドッグスポーツに参加していきたいと思っています。
保護犬と共に暮らすうえで 「相棒として共に上位を目指す」 という選択肢があっても良いと思いますし、且つ元保護犬(元捨て犬)でも、仔犬の頃から競技を目標に育成されてきた犬たちにも十分に拮抗し得ることをアピールすることも、 保護活動や保護犬に対する一つの啓蒙手法だと思っております。
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by gundogclub | 2010-11-23 11:25 | MY TALK

門前の小僧

門前の小僧、習わぬ経を読む ということわざがあります。

この、ことわざは 「お寺に行儀見習いなどにきた小僧さんが、庭掃除をしたり雑巾がけをしているだけで、お坊さんの読むお経をただ毎日、毎日聞いてるだけで、別にお経を習ったわけでもないのに、お経を読めるようになったというお話」 なのですが、 「環境というものが、いかに大切であるか」 を示す場合の例え話として、用いられます。

そして私は、推測ですが 教えてもいないお経が読める様になったことを知った和尚さんは、きっとこの小僧さんのことを誉めてくれたのではないかと思います。



今日、野原でのレッスン (レトリーブクラスのレッスン) に、クワンとエステルを連れて行きました。
クワンは、生徒さん(ウエルシュ・スプリンガー・スパニエル&ゴールデンレトリバー) と交互に、GRT競技(ガンドッグレトリーブトライアル) の ノービスクラス(初級クラス)の競技種目に則した練習を行いました。
エステルは・・・ひたすら停座を続ける練習・・・



実はエステルは、レッスン終了後に野原での呼び戻し(笛を使った呼び戻し)の動画を撮影しようと思い、帯同したのです。
まあ、それとレトリーブ練習の見学も兼ねていましたが・・・

エステルを北関東のセンターから引き出す手助けをして下さった保護団体の方々にも 「定期的に写真や動画で、エステルの様子を、ご報告しますね!」 と約束しておりましたし、野原をビュンビュン走り回るエステルの元気な姿と、笛が吹かれたら速やかに駆け戻ってくる様子を、ご覧にいれたかったので・・・





それと同時に、エステルに関し 2週間ほど前から、ある予兆を感じていたので、それも試してみたかったのです。
それは、エステルのフリスビーに対する反応です。
以前は、 「フリスビーを追いかけているクワンを追いかけているだけ」 だったのですが、ここ数回のエステルの動きは、クワンではなくフリスビーを目で追っている気がしていたものですから・・・


クワン&エステル
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そして、今日の実験(笑)の結果、エステルはクワンではなく明らかにフリスビーを追いかける様になっていることが判明しました。


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 エステル ジャンプするタイミングが早すぎ・・・(笑)



そして、ゴールデンレトリバーとしては俊足なクワンに、輪をかけてエステルが俊足なことも判明!!

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↑ クワンがフリスビーの落下地点に入る前に、既にエステルはジャンピングキャッチ体勢・・・
さすがに、タイミングが合わず、このフリスビーはキャッチできませんでしたが・・・



エステルは 「まだ高い場所を飛んでいるフリスビーに飛びつこうとする」 失敗を何度か繰り返した後、無闇に飛び上がることをせず、フリスビーの軌道をよく見る様になりました。


15投ほど投げた頃には、クワンと同じタイミングで、キャッチが出来るようになりました。
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エステルを今年の3月末に我が家に迎え入れた頃は、プラスチック製の丸いお皿には、何の興味も示しませんでした。
目の前にフリスビーを転がしても、追いかけようともしませんでしたから・・・

ただ、エステルは我が家に来て、1ヶ月もしない頃から 私がフラウやクワンと遊んでいたり、撫でたりしていると 嫉妬してヒャンヒャンと鳴く様になりまして、この気持ち(誉めて欲しい気持ちや嫉妬心)が、結果的には様々なことを習得するうえでプラスに働いている気がします。

「私も一緒に遊ぶ~! 私も撫でて撫でてぇ・・・!」 

「誉められたい!」 という気持ちが、人一倍強いエステル だからこそ、フラウやクワンが 「どのようにしたら・・・何をしたら・・・パパから誉められたか」 を、注意深く見ていたように思います。
私、エステルには フリスビーに興味を持たせる訓練を全くしていませんでしたから・・・




この、「誉められたい」 という気持ちは、強制的に作り出すことは、できませんよね。
「俺に誉められることを、嬉しくなれ!!」 なんて説教しても、それは無理な話な訳です。

よく言いますよね 「馬を川岸まで引っ張ってくることは出来ても、水を飲ませることは出来ない」 と。。。

日々の生活(散歩や運動もふくめ)の中で、飼い主さんを大好きになってもらうこと、飼い主さんと共に居ることが嬉しい犬に育てていくこと、そして誉められることが嬉しい関係を築くこと・・・
「どうだ 俺と一緒にいて嬉しいだろう! よし 笑え!!!」 などと脅かしたところで、所詮 無理な話な訳です。





エステル、今日の練習で空中キャッチが出来る様になりました。
これは、ちょっとした嬉しい誤算です。
エステルの呼び戻しの動画は、いずれ改めて公開いたしますね。


家に戻ってカミサンに 「エステルもフリスビーが出来るようになった!」 と自慢しましたら、「そんなにフリスビードッグばかり作って、どうするのよ? レトリーブはどうするの レトリーブは!」 と、きついお言葉・・・(苦笑)

きっと・・・エステルと同様、私に誉められるのが大好きなクワンちゃんが、フラウ姐さんの後釜として・・・と思いたいんだけれど・・・ 
クワンちゃん、大丈夫?

ぼやぼやしていると、レトリーブまでエステルの方が得意になっちゃうかもよ!!
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by gundogclub | 2010-11-19 13:29 | MY TALK

動物愛護法改定


2011年に、現在の 「動物の愛護及び管理に関する法律」 が改定されるとの話は聞いておりましたが、その具体的な改定案については、私は知りませんでした。

ただ、政府(民主党政権)が 遺棄されたり (遺棄には飼い主が遺棄するケースと、繁殖者が遺棄する場合もある訳ですが) 保健所に持ち込まれたりして、結果として殺処分になる愛玩動物の数を減らす(他の欧米先進国に比べ、ケタ違いに処分数が多いことをふまえ) ことを趣旨として改定するのだという、漠然とした認識だったのですが、 どうも改定案の進捗は愛玩動物にとっては好ましくない方向に向かっている ようです。


1.環境省で行われた、動物愛護に関するヒヤリングに参加した放送作家 藤村晃子さんのブログ

2.千葉県の動物愛護推進員であり、保護活動家である Nさん(通称 ぶんたさん)のブログ





論点としては

①生体販売が許可される週齢の制限

②インターネット市場・オークション市場に関わる業者を「動物取扱業」に認定するか

③販売時間 (深夜販売を許可するか等)

などで、小委員会などを作り改定案の原案を策定しているらしいのですが、どうもその委員会のメンバーというのが業界(ペット業界)の関係者で占められているようです。
詳しくは、上記の2つのブログをご一読ください。


特に①の 「生体販売が許可される週齢の制限」 に関しては前回の動物愛語法の改定時にも 有識者会議で提案された 「8週齢以下の生体販売を禁止する」 という一文が、業界団体の猛反発に遭い、削除されたと聞いております。


今回の改定案でも 「生後45日までの販売は禁止」 が、”落とし処” になる様子で、その理由としては これなら生体販売業者も法律を遵守できそう だから・・・ということらしいです。



8週齢(約60日)までの販売制限には猛反発、45日なら なんとか業界としても受け入れられる・・・

理由としては、「生後60日を過ぎると 一番カワイイ時期を逸してしまい、販売が難しくなる」 ということで、 「45日以降は販売可能」 と 「60日を過ぎるまでは販売できない」 との間には、天と地との差 がペット業界にはある様です。




ただ・・・
「生まれたばかりの仔犬や仔猫を親兄弟から引き離し、ショーケースで販売している業者は酷い!」 と言うことは簡単ですが、 「60日を過ぎたら買い手がつかない!」 と業者に言わしめる原因を作っているのは、買い手側」  だということを考えて頂きたいのです。



確かに、生後間もない 仔犬や仔猫は、むくむく よたよた としていて、まるで縫いぐるみの様にカワイイですよね。
その可愛らしさに、 「キャー かわい~ぃ!」 と 目を輝かせ ショケースから出してもらって、抱っこして、撫で回しているのは、飼い主側 (買い手側) である訳です。
可能性として 「可愛さに負けて、後先 考えずに衝動買い」 などというケースも少なくない訳で・・・

どの商売でも、買い手の購買意欲をかきたてることが、商いの常道でしょう。
服にしろ、車にしろ 購買意欲を高めるために、様々な工夫をし、販売員はセールストークを駆使する訳です。
もちろん、「無機質な物と生き物では事情が違う」 とは思いますが、需要があるから供給がある点では一緒だと思うのです。


フラウとの初対面 (フラウ生後55日頃)
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おそらく2011年の動物愛護法の改定は、業界の思惑、要望が反映された形で改悪されるかもしれません。
生後45日を過ぎた仔犬や仔猫がショーケースに陳列されることでしょう。
ただ、それでも 「買うか買わないか」 の選択権は 買い手側にあるのです。
勿論、理想から言えば、 「生後60日までの生体販売の禁止」 が明記された改定になることを望みますが、それが叶わなかったとしても、なお 買う買わないを判断するのは買い手側なのです。



グレートデンの仔犬でも、セントバーナードの仔犬でも、生後45日なら むくむく よたよた と可愛らしく、成犬になった時の大きさを想像することもなく、衝動買いをしてしまうかもしれません。
「成犬になったら60kgを超える体になるかもしれません。 引っ張り癖をつけない様にしないと、引きずられて大変なことになりますよ!」 と警告する義務は、シッョプの店員さんにはありません。
そりゃ、尋ねられたら説明をする必要はあるのでしょうが、聞かれてもいないのにネガティブな面まで説明する義務を店員さんは負ってはいません。




早い時期に親兄弟から引き離された仔犬に問題は生じないのか?
どの様な両親から生まれ、どの様な環境で育ったのか?
成犬になった時の大きさや、犬種特有の癖や疾病はないのか?
それらの質問に答えられないショップで購入して本当に大丈夫なのか?


買うか、買わないかを決めるのは、あくまでも買い手側なのです。
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by gundogclub | 2010-11-09 09:49 | MY TALK

よろしくお願いします

旧 THE GUNDOG CLUB を、一時休止して約3週間が経ちました。
その間、多くの方々から、ブログ再開へ向けての、励ましのメッセージを頂戴し、心から御礼申し上げます。


また閉鎖中も、愛犬の呼び戻しの訓練方法などに関する疑問、質問、お問い合わせなどを頂き、改めて旧ブログに記載した様々な練習方法を、ご自分の愛犬の練習の参考になさってくださった方々が、いらっしゃることを実感し、感謝すると共にブログ再開の原動力となりました。
練習方法のお問い合わせを頂戴した方々にも感謝いたします。



新たにブログを開始するにあたり、私は全く別のタイトルを考えていたのですが、旧ブログを欠かさず読んでいた家内から叱咤激励 され (と言うか、叱られ:苦笑)、 タイトルは変更せずに 2'd stage のサブタイトルを記すことといたしました。


THE GUNDOG CLUB  2'd stage  、旧プログに引き続き ご愛読の程、よろしくお願いいたします。





ブログを休止していた間、大きな出来事としては 我が家の犬長男 フラットコーテッドレトリバーのシャドーが一時、危ない状態となりました。


9月18日には、骨型の大きなビスケットを喜んで食べていたのですがその3日ほど後から、ドライフードを食べなくなり、23日頃からはパンやチーズなどの好物も口にしなくなり、ついには立ち上がることが出来なくなりました。


下痢状の血便が続き、昨年の春にネット上で知り合った方から頂戴したドッグカートを組み立て、動物病院の駐車場から病院まで、そのドッグカートを 「子連れ狼」 のように ガラガラと押し運びながら 「もうだめかもしれない・・・」 と思うと涙が止まりませんでした。
獣医師の先生も、注射や投薬はしてくださいましたが 「なるべく外出せずに、家族に囲まれた中で、逝かせてあげてください」 というニアンスのことを仰ったので、いよいよダメかと・・・



家の近くにあるペットの葬儀場に問い合わせをしたり、その葬儀場の会員になったり、手続きを済ませ 「その時」 を待っておりました。
長男が、「シャドーは、 かにかまぼこ が好きだったよネ!」 と言ってコンビニから、かにかまぼこ を買って来てくれました。
いまさら、塩分がどうのと言っている場合ではなかったので、試しにシャドーの口元へ持っていくと、ほんの少しだけ、食べてくれました。



「シャドーの最後の食事は、かにかまぼこか・・・・」 と何か寂しい気持ちになったのですが、翌日にはかなりの量の、かにかまぼこ を食べる様になり、それから二日ほどで 缶詰のドッグフードを食べるまでに回復し、今ではドライフードも食べられるまでに回復しました。


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            今年の7月 プール&ドッグランに遊びに行った時のシャドー




今回は、かにかまぼこ に 救われたかもしれないシャドー君・・・
10月7日は、シャドーが我が家に到着した記念日なんです。
今年の10月7日で、9回目の到着記念日となるシャドー君


願わくは来年の10月7日を、シャドーと共にお祝いできますように。。。
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by gundogclub | 2010-10-01 12:00 | MY TALK