ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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ブログジャンル
犬

カテゴリ:MY TALK( 293 )

一秒でも早く!


今日は、 フラウ & ソロモン の 「茶色チーム」 と一緒に野原へ!

フラウは、 ”引退犬を対象としたレトリーブ・イベント” でも開催されない限り、GRT競技会には出場しませんが、出場しないからと言って、全く練習をしない訳ではありません。
ホイッスルワークや、前後左右への遠隔ハンドリングの練習は、フラウが老衰して動けなくなるまで続きます。 フラウが練習を忌避する様になったら、無理強いをするつもりはありませんが。

まして、ソロモンは 体重16kgの おちびさん とは言え、我が家で唯一の現役レトリーブドッグですので、練習は必須。
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 ※ フラウ姐さん、レトリーブ時は真剣なので、目が怖い・・・(苦笑)
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レトリーブ練習をしたり、野原を走り回ったり・・・ 
フラウもソロモンも、喉が渇くと いつも飲料用のボウルを置いてある場所へ、駆けて行きます。
「あなた! ちょっと喉が渇いたので、水を飲んできますね!」 とか 「パパ! 俺、喉が渇いたから、ちょっと行ってくる!」 という感じで、私にアイコンタクトで意志を伝えた後に、飲料用ボウルが置いてある場所に駆けて行く2頭。


水を飲み終わると フラウもソロモンも 水飲み用ボウルと私が立っている場所(100m以上、離れていることも多いのですが)を、まるで定規で引いたように 一直線に駆け戻って来ます。
寄り道をしたり、途中で誘惑物に誘われたり、あるいは迂回したり、あるいは とことこと小走りで戻ってくるのではなく、文字通り 一直線に駆け戻ってくる2頭。

飲料用ボウルと私が立っている場所の間に、人の胸の高さほどの草やツタが繁茂している場合もあるのですが、フラウは まるで草の海を飛び跳ねるトビウオのようにジャンプを繰り返しながら戻って来ますし、ソロモンは 除雪車のように 草の壁を掻き分けて駆け戻って来ます。


私が声符や笛で呼び戻している訳ではなく、フラウやソロモンが、自ら意志で 「一秒でも早く駆け戻って、旦那と(パパと)遊びを再開したい!」 という思いから、駆け戻ってくることが、私にとっては、彼らからの最高のプレゼントです。



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by gundogclub | 2016-06-03 14:46 | MY TALK

どや顔 姉弟


先日の湖でのソロモン君の ひとこま・・・
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どちらの写真も、湖にウォーターダミーを投擲した後のものです。
カメラを構えている私を見つめるソロモン君。

私の口から Get On! の 指示が出るのを、待ち構えている図です。
我が家の、 『レトリーブトライアル担当』 である フラウ姐さん と ソロモン は、ダミーや紐付きボールなどを投擲しても、指示があるまでは動きません。

これに対し、 『ディスクドッグ担当』 のクワンは、私が投擲の姿勢 (投げるのが、ディスクであれボールであれ) に入るのと同時に、全力で前方へ ダッシュ するように馴致しています。
ただし、クワンは全力で走り始めた直後であっても、「マテ!」の声符が聞こえると急停止して私の足元に戻るように練習を積んでいます。

ディスク練習をした事がある方なら、お判りになると思いますが 愛犬が走り出すタイミングとディスクを投げるタイミングに、微妙なズレが生じる場合があり、「あっ このままディスクを投げても、おそらく上手くいかないな!」という思いが瞬間的に よぎる場合があります。
こんな時、「愛犬が走り出してしまったからには、もう止められないから そのままのタイミングで投げてしまう」というペアの場合は、それがミスに繋がるケースも少なくないように思います。
その点、クワンは「マテ!」の声符が聞こえると急停止して私の足元に戻ってくれますので、数秒のタイムロスはあっても、ミススロー&ミスキャッチを軽減することが可能です。
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フラウ&ソロモン と クワン の大きな差は、 「基本的に、指示があるまでは動かない」 のか 「基本的に、指示がない限り全力ダッシュ」 な訳ですが どちらにも共通しているのは 「指示かある」 ということ。

生まれながらに、例えば 「縫い包みが投げられても、指示があるまでは動かない」 とか 「縫い包みが投げられると同時に駆け寄るが、マテと言われたら、駆け寄るのを停止する」 などという子犬は、おりませんので、ラフスタイルや、共にスタートラインに立つドッグスポーツのルールに基づいて、 『待つこと』 ・・・ つまりは、「指示に従うこと」 を教えていかなくては、なりません。

さて、「指示に従うこと」を総論として語りますと、長くなってしまいますので 本日は 「指示に従って、待つ(待てる)こと」に特化して、お話しします。


様々な誘惑があっても、待てる(停座を継続する)練習は、ごくパピーの頃から可能ですし、室内で畳一畳あれば、練習は可能です。
パピーを停座させ タオルを振り回しながらパピーの周りほ回る とか パパやママが踊りながらパピーの周りを回る(笑) とか、所謂 「誘惑付きのマテ」 の練習は、工夫次第で いくらでも幅を広げることが可能です。

次の段階として、停座をさせておいて ボールを愛犬の目の前に転がす とか ボールを10mほど投げる ➡ それでも愛犬は停座継続 などの練習 (本能的な追跡衝動があるなかでの停座継続) がありますが、この段階で 怖い顔や、怖い顔でマテを連呼したり、失敗したと言って叱ったりすることは、避けなくてはならないと思います。
「マテが継続できずに、動いたから叱られた」のか「そもそも、動いている物を追いかけたのが悪いのか」が、パピーに伝わらない場合があります。

たまに、ボールやダミーが投げられても 「本当に、行ってもいいんですか?」 という感じで、飼い主さんを何度も振り返りつつ、なんとなく びくびくしながら、トコトコと小走りでダミーやボールに駆け寄る犬が見受けられますが、もしかすると 待てずにボールなどに駆け寄って、きつく叱られた経験があるのかもしれません。


我が家では、「指示ありの 紐付きボールやダミーのレトリーブ遊び」 を、フラウやソロモンは、指示も含め 「ゲーム感覚」 で、できるように練習しています。
紐付きボールを投げ、回収に向かわせ 咥えようとして口を開けた瞬間に ストップホイッスル ➡ リコールホイッスル なども行いますが ゲームですので、フラウもソロモンも 上手くいった時は、得意そうで まさに ”どや顔” という感じ!

『指示に、素早く反応して 動けるワタシ (ボク) って、凄くない?!』 みたいな感じで、得意そうに そして喜々として、こちらの指示に従ってくれるなら、それに越したことはありません。


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by gundogclub | 2016-05-23 10:01 | MY TALK

綿毛の海


野原は、僅かな時間に その佇まいを大きく変えることがあります。

写真の野原も、ゴールデンウイーク前は こんな "綿毛の海" では、ありませんでした。
それが、僅か10日ほどの間に、一面の 綿毛が原 に模様替え。

この綿毛の植物は、秋ではなく5月頃に まるで花が咲いたかのように白い綿毛に包まれます。
こんな名も知らぬ植物の綿毛でも、辺り一面に咲いていると美しく 毎年 目を奪われるのですが、季節が過ぎると すっかり忘却してしまい、翌年になって 再度 "綿毛の海" を目のあたりにして、 「そう言えば、昨年も こうだったな・・・」 と思い出すのです。
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日々、愛犬と野原という環境を共有し、あるいは愛犬と共に練習をする時間を共有し、季節の変化を感じたり、名も知らぬ小さな花の美しさに目を奪われ、愛でることも 私にとっては ガンドッグと暮らす楽しみとなっています。
ガンドッグと暮らしていなかったら、「日常生活の一部」のように、野原に行くことも、無かったでしょうから。
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フラウ姐さんは、今月末に 11歳になります。
流石に、自慢のスピードもスタミナも、衰えつつありますが それでも尚、私にとって 唯一無二 の存在です。
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by gundogclub | 2016-05-09 12:51 | MY TALK

急いては事を

一昨年のクリスマスの日に、北関東の保護団体から我が家に迎え入れられたミックス犬の美琴ちゃん。
わが家に来て一年半余が経過しました。

迎え入れた当初の美琴の様子は、何度も ご紹介致しましたので改めて詳しくは書きませんが 「根本的に人を恐れ、警戒し、全く信用しない」 美琴は、過去に私が迎えたクワンやエステルなどのガンドッグ系の保護犬とは全てが異なり、かなり手こずりました。

美琴を迎え入れて数カ月、私は 訓練に類するもの は一切、行いませんでした
強いて言えば、首輪を装着すること、そして首輪にリードを連結すること に慣れてもらった程度です。

当初の目標は、
① 私が近くに居ても、フードを食べることができる。
② 私が近くに居ても、逃げ回らない。
でした。

そのうち (迎え入れて2カ月程、過ぎた頃)、私が椅子やソファーに座っていると美琴が、自分から近づいて来る様になったので、手を差し伸べてみたのですが・・・
どうも人の手が、かなり怖い (殴られたり、叩かれたりした経験が、あるのかもしれません) 様子でしたので、自ら近寄って来た時も手は差し出さず、何もせずに美琴を見てニッコリと笑うだけに止めました。
それから2週間ほどして、撫でても触っても、逃げなくなったことを、記憶しています。

そして現在では、野原でも 呼び戻しの笛を吹くと、駆け戻ってきて甘える娘に成長しました。



さて、ここ10日ほど 私の犬友の間で 話題になっている・・・ と言うか、眉を顰めつつ 見ている 何本もの動画 がありまして、それは 「保護犬等の問題行動矯正を専門とする訓練士」 の訓練風景を録画したものです。
リードで引きずり回したり、ちょっとでも脚側歩行が出来ていないと、蹴ったり殴ったり・・・
「もう、勘弁してください!」とばかりに、訓練士に抱きつこうとしている犬のお腹を殴ったり蹴ったり!
しかも、笑い声をあげながら犬を叩いたり蹴ったりしている動画もあり、私には虐待にしか見えません。


この訓練士さんの動画から感じたのは 「根本的に犬を信じていない」 「犬を、自らの意志を持つ生き物として尊重していない」 「犬を人に隷属すべき存在としか考えていない」 という事でした。


私は 保護犬だからこそ 人と一緒にいるのは楽しい」 「人に撫でられたり、褒められたりすると嬉しい」 「人と一緒に遊ぶのは楽しい」
  ということを、時間がかかっても良いから その保護犬に理解し、納得し、信じて貰う事こそ大切だと思うのですが!!

例えば、呼び戻し を教えるにしろ 「呼ばれて戻らないと、酷いめにあうから、戻らなくてはならない」と骨身に浸み込ませる のではなく 「呼ばれて戻ると、褒められたり撫でられたりするし、第一 飼い主が とても嬉しそうな顔をする!」 と、自らの意志で 尻尾ブンブンで駆け戻ってくる様に育成する事こそ、肝要だと思うのです。


『急いては、事を仕損じる』 という諺があります。
短期間で成果をあげる為には、 「無理矢理」とか「劇薬」 などが必要になります。
それでは、形は整えられても 心までは育ちません。
そして、急いて為した事には、必ず 反動や副作用が生じます。

「形」だけではなく、「心」まで育て上げるためには、愛情と時間、そして相手 (それが動物であったとしても) を尊重する心 が不可欠だと私は思います。
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by gundogclub | 2016-05-02 10:19 | MY TALK

揺れる尻尾


私の 犬友 が、運営にも携わっている ルアーコーシング のイベントに、ソロモンを連れて 顔を出させて頂きました。
ルアーコーシングに参加している犬種の大部分は、サルーキー、ボルゾイ、ウイペットなどの サイトハウンド です。

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以前のソロモンは、見知らぬ人や犬が周りに大勢いると大興奮で、息はハァハァと荒く 目は ぐるぐるの渦巻状態で、落ち着いていられなかったのですが、今日は落ち着いていました。
尻尾は間断なく振られているものの、革製のスリップリードを、たるませて持っていても、引っ張ることも無く・・・
4歳を過ぎて、やっと何かが変わってきたように思われるソロモン君です。



GRTの競技会場でも 競技の待機中(出番を待っている間)も、この動画のように、尻尾を左右に振りつつ、発砲音がした方向を振り返ったり、投擲されたダミーが落下する様子を目視したりと、落ち着きがでてきました。
この 落ち着き・・・冷静さが、GRT競技においても、きっと良い結果を生むようになると信じています。


それにしても、犬種の作出目的に沿った作業や、その作業を模したドッグスポーツに参加することが出来ることは、犬たちにとって幸せな事だと私は思います。
猛然とルアー(犬たちに追わせるための目印)を追うサイトハウンドたちは、美しく かつ 幸せそうでした。
「如何なる場合でも、犬が興奮するようなシチュエイション に犬を置かずに、過度の刺激から遠ざける」生活を推奨する方も いらっしゃるようですが、それならば 「共に暮らす犬種を選択する」 という意義すら、不必要となってしまいます。

ガンドッグにはガンドッグの、牧羊犬には牧羊犬の、サイトハウンドにはサイトハウンドの、ウォータードッグにはウォータードッグの・・・ それぞれの犬種の作出目的に沿った作業をする事が出来る犬たちを、私は幸せだと思います。
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by gundogclub | 2016-04-23 13:51 | MY TALK

それはそれ これはこれ


昨日、野原で フラウ&クワン で、紐付きボールのレトリーブ競争をしました。
フラウ姐さんは、10歳10か月にしては俊足だと思うのですが、クワンと競争させると、ボールをゲットできる割合が10回に2~3回まで、低下してきました。
そのクワンでさえ、美琴とレトリーブ競争をさせると 美琴3:クワン2 という感じになってきており、ボールのレトリーブ競争にも 「栄枯盛衰」 を感じます。

さて、フラウとクワンの ボールのレトリーブ競争を撮影してみました。
片手にスマホを持って撮影したので、画像はぶれております。
かつ、なるべく画像が揺れないように、全身を使わず、 ”手投げ” しておりますので、ボールの飛距離は通常の6割程度かと。。。

この動画では、クワンが紐付きボールをゲットしましたが、手ぶらで駆け戻ってくるフラウに、ストップホイッスルを試してみました。
事前に練習した・・・などは、一切ありませんので 言わば 「抜き打ちテスト」 のようなものです。
その結果は・・・・


私は、ストップホイッスルを、使い分けています。
一つは、ストップホイッスルのみを吹く場合。 この場合は、犬には その場で急停止して「立止」で、こちらを注目することを求めます

もう一つは、ストップホイッスルを吹くと同時に、右手を垂直に上げる場合。 この場合は、犬には その場で急停止し、かつ「停座」することを求めます

今回撮影した動画では、後者の ストップホイッスル&右手を垂直に上げて停座の体符 のハターンで試してみました。

フラウは、ストップホイッスルの単体での練習は、もう何年もやっておりませんでしたが、全く忘れてはおりませんでした。
ダミーを用いて 「はい これから、レトリーブ練習するよっ!!」 と、犬に意識を持たせたうえでのホイッスルではなく、わさわさと興奮しながらボールのレトリーブ競争をしている最中でさえ、フラウにはストップホイッスルが、すり込まれ馴致されている事が判ります。
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実は、ソロモン君も ストップホイイッスルは 『得意科目』 なのです。
しかし、それは 私が手にダミーを持ち、首にホイッスルをぶら下げ、 「さあ、これからレトリーブ練習をしますよっ!!」 というオーラ全開の時に限ります。

ボールのレトリーブ競争で、ボールを咥えて駆け戻ってくる最中にストップホイッスルを吹いても、おそらくソロモン君は、止まりません。(苦笑)

ストップホイッスルに限らず、例えば ダミーを数個投げて 「ハンドラーが腕を広げて指示した方向にあるダミーに向かう!」など、 「テーマを設けての練習」は、ソロモンは完璧と言っても過言ではない位、そのテーマを理解し実行します。

ですから、 ストップホイッスルの練習、左右に指示通りに動く練習、バック!の声符で真後ろに走る練習・・・ など、テーマ(課題)ごとに、ぶつ切りにした練習では 「練習番長」 と言える位、よくこなします。

ただ、様々なテーマを複合的に応用し、理解し行動しなくてはならない 『競技会形式の練習』 をしたり、あるいは本番の 『競技会』 では、それが噛み合わない・・・
なんか、ソロモンの頭の中では 「それはそれ これここれ」 という感じで、繋がっていないのではないかと。


美味しい手作りのベイグルを焼く方法は覚えた。
美味しいハンバーグパテの作り方も覚えたし、上手に焼ける。
新鮮な野菜も準備した。
でも・・・ハンバーガーを作ることが出来ない・・・

そんなもどかしさ満載のソロモン君。
せめて、フラウ姐さんの応用力の半分でも身につけてくれれば、嬉しいのだけれど。

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by gundogclub | 2016-03-30 15:30 | MY TALK

べ き


先日、インターネットの「子育てコラム」を読んでおりましたら、「なるほど!」と、頷く事がありました。
そのコラムの趣旨を端的に申しますと、 「心の中の “べき” をリセットしてみよう」 というものでした。

我々は、それぞれが 心の中に “べき”という評価基準 を持っています。
育児に関することのみならず
〇 部下とは、こうあるべき
〇 男は、家庭より仕事を優先すべき
〇 妻とは、こうあるべき
〇 女性とは、こうあるべき
〇 高校生活とは、こうあるべき
など、ありとあらゆる “べき”という評価基準 を、各自が心の中に持っています。

そして、問題なのは 自らの “べき”という評価基準 から逸脱している、あるいは乖離している相手や対象に対しては 怒りと憎悪と排除 を抱きやすく、それが家庭内暴力や子供の虐待、パワーハラスメントに繋がりやすいと、そのコラムは述べておりました。

ここまでが、そのコラムの第一部で、おそらく第二部、第三部では 「では、どのようにしたら良いのか?」という提案が記述されていたのだと思いますが、第二部以降は有料で、しかも少し高額でしたので、読んでいないんです。(苦笑)


ですので、ここからは 私が つらつらと考えたことなのですが・・・
誰しも、「こうあって欲しい と思う理想像」を頭に、そして心に思い描きます。
部下には、こうあって欲しい・・・ 
妻には、夫には こうあって欲しい・・・
息子には、こうあって欲しい・・・
愛犬には、こうあって欲しい・・・


理想像を持ち、理想像を思い描くことは、私は良い事だと思うのです。
そして、「〇〇〇〇で、あるべき!」という評価基準は 「自らは、なんら作為する事無く、相手に自らの理想像であることを求める」行為であると私は思います。
これに対して、思い描いた理想像を達成するために、自ら能動的に働きかけ、相手を手助けし、助言することは 「べき論」 とは、異なります。


愛犬との暮らしにおいても、“べき”という評価基準 から逸脱している、あるいは乖離している犬に対しては 怒りと憎悪と排除 を抱きやすいのではないかと思います。

「おい ソロモン! なんで、野原の真ん中で停座を5分継続することも、出来ないんだよ!  フラウなんて、野原の真ん中で停座させ、そのまま近くの自動販売機に缶コーヒー買いに行って、煙草を吸って、それから戻っても元の位置で停座継続できていたぞ!  お前も、もう4歳だろ!  それ位、ガンドッグとして出来るべきだし、出来て当然なんだよ! このバカ犬がっ!」などと 「べき論」を浴びせると、確かに怒りや憎悪が沸き上がってきますね (苦笑)

本来、野原の真ん中で 私の姿が見えなくなっても、5分や7分は停座を継続できる犬になって欲しい ・・・ それが、私がソロモンに求める理想像だとしたら・・・

なら、出来ないことに 「べき論」 で怒りを浴びせるのではなく、「どうやったら、出来る様になるのか?」という試行錯誤を、「できる男になった、理想像のソロモン」を頭に思い描きつつ、自らが能動的に動く。。。という事ですね。

実際のコラムの第二部以降を読んでいないので、コラムニストの方の解決方法やアドバイスとは異なるかもしれませんが、「べき に捉われてしまう」ことのデメリットを考えさせられた数日間でした。

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by gundogclub | 2016-03-22 11:39 | MY TALK

白菜 くださいっ!


本日の我が家の夕食は、海鮮鍋でした。
「鍋物には白菜!」ということで、家内が冷蔵庫の野菜室から白菜を取り出した音に反応してダイニングキッチンの壁に駆け寄る5ワンズ!

白菜、くださいっっっっ!
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ドッグベッドで寝ていようが、毛布に包まって寝ていようが、居間でレスリングをしていようが、冷蔵庫の野菜室を引き出す音に素早く反応する5ワンズです。

居間とキッチンを仕切る壁の天板に前足を乗せて、「何が出てくるかな?」と期待に胸を膨らませますが、ママが手に持っているのが 人参だったりゴボウだったりすると 「なーんだ・・・」という感じで、散っていきます。

面白いことに、天板に前足をかけて立ち上がる『並び順』が決まっているんです。
向かって右から、 美琴 ➡ フラウ ➡ エステル ➡ クワン ➡ ソロモン という並び順に、いつの間にか固定されました。

私が、和菓子店で お饅頭 を買ってきて、密かに そしてなるべく音を出さないようにキッチンで食べ始めても、瞬く間に この並び順で5ワンズが顔を揃えます。
お饅頭なんて、そんなに匂いもしない筈ですし、よくまぁ判るものだと感心してしまいます。

今日は、我が家のワンズの生活の ”ひとこま” をご紹介した処で、オシマイです。


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by gundogclub | 2016-01-30 23:32 | MY TALK

ポインティングドッグ?

美琴ちゃんが、我が家に来て1年余が経過しました。

”超びびり犬 美琴” の成長や変化につきましては、何度も紹介してきましたが、ここ2カ月程の間に、新たなスキルを身につけましたので、ご紹介させて頂きます。

美琴ちゃんは、「鳥」に対して、強い興味を持つようになりました。
そして、興味を持つだけに留まらず、とうとう鳥を見ながらポインティング・ポーズをとるようになりました。
 庭の植栽にとまっている鳥にポイントする美琴ちゃん。
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これは、一緒に暮らしている 独・英ポインターである フラウ姐さんとエステルの影響が大きいように思います。( ↓ ジャーマン・ポインターのフラウ、イングリッシュ・ポインターのエステルのポイント)
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庭の木々や、自宅の屋根などに、ある程度の大きさの鳥が飛来すると、居間やPC部屋で寝転んでいたフラウやエステルは、飛来を感知して飛び起き、庭に面したガラス扉に駆け寄ります。
ガラス扉を開放していると時は、そのまま庭へ飛び降りて行って、飛来した鳥にポイントするフラウやエステル・・・

寝転がっていたフラウやエステルが、色めき立って庭に飛び出していく訳ですから、美琴ちゃんにとっては 「えっ? えっ? 何が起こったの? どうして、庭に飛び出して行くの?」 という感じだったのだと思います。

色めき立って飛び出して行くフラウやエステルの後について自分も庭に降り、不動の姿勢でポイントをする姉さま方の視線の先には、鳥!
これを何度か繰り返しているうちに、そしてフラウやエステルの様子を 「観察」 しているうちに、 姉さまたちが色めき立つ ➡ 庭に飛び出す = 鳥 ➡ 鳥に対してポイント という関連付けが美琴ちゃんの頭の中で定着したのではないかと思います。

この、「観察力」こそが、美琴ちゃんの優れている処だと私は思っています。
わが家の先住犬たちの、それぞれの甘え方を見て覚え、今では美琴は私に対して「七色の甘え方」をする様になった事は何度かご紹介しましたが、それぞれの先住犬の甘え方を観察して模倣するだけに留まらず、何事に関しても 観察 ➡ 模倣 ➡ 関連付け が優れている美琴ちゃんです。
この点、クワンは 美琴より遥か以前からフラウやエステルと暮らしている訳ですが、フラウやエステルが色めき立って庭に飛び出して行く理由を探ったり、理解したりする気はないみたいです。(笑)

今では、美琴ちゃんは フラウやエステルの後を追って庭に飛び出すだけではなく、自ら鳥の飛来を察知してフラウやエステルに先んじて庭に飛び出して行くこともあります。

昨年の11月頃に フラウ&美琴のコンビで野原に行った時、フラウ姐さんが茂みに潜んでいる雉を発見し、ポイント ➡ フラッシュ!
雉が飛び立った周辺の匂いを、しつこくしつこく嗅いでいた美琴ちゃん・・・先日、とうとう単独で草むらに潜んでいる雉を発見し、フラッシュ成功!

フラウのように、ポイントの姿勢のまま固まることなく ポイントすると同時に、すぐさまフラッシュしてしまいましたが、それでも 雉の匂い を記憶していた美琴には感心しました。
美琴ちゃん・・・図らずも 第7グループ(ポインティングドッグ)の仲間入りです。


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by gundogclub | 2016-01-14 17:07 | MY TALK

美琴との1年、そして


美琴ちゃんを我が家に迎え入れ、ちょうど1年が経ちました。

野犬の母犬と共に人から逃げ回っていた美琴ちゃんの、 「過度な怖がりな気性・性質」 に関しましては、この1年間 折に触れて紹介してきました。
写真は、迎え入れた翌日の美琴ちゃん。 ↓
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それが、3か月 ➡ 半年 ➡ 1年 と、月を重ねるごとに美琴ちゃんは進化しました。

今では、私が自宅に戻った時などに、最も大歓迎してくれるのが美琴ちゃんです。
自分より体重の重い、クワンやエステルに体当たりして 私の「最前列の正面」の位置を確保しようとします。 5頭もワンズがいると、甘える為の 「ポジション獲り」 が重要になるので!(笑)

そして美琴ちゃんは、甘え方も 体当たり系のフラウ、ベロベロ舐め続ける系のクワン、頭をグリグリと押し付けて来る系のエステルの 『甘え技』 を全て駆使して甘える 「七色の甘え方」 をします。
私が椅子に座っていると、右足をクワン 左足を美琴が 舐め続けている・・・ などというシーンも多くなりました。

最近の美琴ちゃん ↓
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私と目が合っただけで、テーブルの下に隠れて私の姿が見えなくなるまでテーブルの下から出てこなかった怖がりの美琴でさえ、 焦らず諦めず優しく接すること によって1年という年月を経て、このように甘えん坊の犬に変貌していく姿を見ると 『歳月が解決してくれるのを待つ』 というのが、いかに大切かを再認識した様に思います。

たまに、保健所から引き出した犬の 「預り親」 となって、「里親さんが暮らしやすい様に」という思いから、すぐに服従訓練系の練習をしている様子を、「預り親ブログ」などで紹介している方がおりますが、私は美琴のような境遇と経緯の犬に関しては 「人間がリーダーだということを教える」 のではなく 「人とは優しいもの」「人に撫でられる事は怖い事ではない」など、まず「人間を信じられる犬」に育てる(これには、時間が必要です)ことが最優先だと思っています。

1年後・・・2年後・・・ 美琴が、どのような犬に成長していくのかが私自身、楽しみです。


さて、話は全く異なりますが 本日は クワンとフリスビーの競技会に出場する予定でした。
しかし昨日、長年共に暮らした次男(私の家内の兄)宅を離れ、1年半前から 我が家の近くにある養護老人施設 で生活していた義母(私の家内の母)が天国に召されました。

義母は、難病指定の疾病に罹患しており、ここ1年半の間に何度か入院をし、数度に渡り担当医から「親族を呼び寄せた方が良い。ここ数日が山」などと告知され、しかしその都度 奇跡的に回復していたのですが、今回は奇跡の復活とはなりませんでした。

2週間ほど前には、義母と家内と私と息子たちとでラーメン屋さんで食事をし、ショッピングをし、美容院にも行き・・・と元気だった義母が、まさかこんなにあっけなく急激に悪化し逝去するとは思っておりませんでした。
30日がお通夜、そして大晦日の31日が告別式という、大変な日程となってしまいました。

家内からは、「アナタにお願いする事は、30日までは もう無くなったから フリスビー競技会に行って気晴らしをしてきたら?」と言って貰ったのですが、流石に申し訳なくって、競技会に出場する気分にはなれません。

慌ただしく、そして寂しい年の瀬になりそうです。

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by gundogclub | 2015-12-27 15:45 | MY TALK