ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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ブログジャンル
犬

カテゴリ:レトリーブ (GRT)( 57 )

流 派

本日2つめの日記です。 一日に2つも日記を書くことは珍しいのですが、ちょっと面白いメールを頂戴したので、独り言を・・・(笑)

メールを頂戴した方は、中国地方にお住まいで、黄ラブラドールと暮らしているそうです。
今年1月に、ご夫婦でイングランドやアイルランドを旅行し、アイルランドで興味深いオプションツアーに参加なさったそうです。
それは、簡単に申しますと 大きなお屋敷に付属した私有地で、『鳥を撃って、その撃ち落した鳥をレトリバーに回収させる体験ツアー』 みたいな感じらしいです。 釣堀の鳥版とでも言いましょうか・・・
午前中に銃の取扱講習を受け、豪華な昼食を食べ、午後からは 実際に鳥を放ってそれを撃ち、自分の横に座って待機しているレトリバーに回収させる経験をなさったそうです。
かなり高額なオプションだったとか・・・

このツアーには、常連(何度も参加している方)も多かったらしく 「ラブラドールが雉を咥えて戻る途中、ある一定の笛を吹くと、雉を咥えたままフセをし、その間にもう一度射撃をする」 というハンドラーとラブラドールの連携を見て感心なさったそうです。
ご自分の愛犬とも類似した遊びをなさりたくなった様子で、「私は愛犬とボールのレトリーブ遊び位しかしませんが、ボールを咥えて戻る途中に、咥えたままフセをする練習は、どの様にすればできますか?」というお問い合わせのメールを頂きました。

一応、練習の方法をご説明しました。
我が家のフラウ姐さんで、デモ動画も撮影してみました。



英国をはじめヨーロッパには多くのガンドッグの競技団体やクラブがあり、団体やクラブにより、ルールや競技種目が異なります
ウォーターレトリーブ(水上回収)が競技種目に必ず含まれる団体もあればダミーを咥えて戻る途中、指示で素早く停止し咥えたまま伏せる  という作業が競技種目に含まれる団体もあります。
これは、雉などのゲームを咥えて戻る途中、二の矢(次の射撃)をする必要が生じた場合、犬が居る場所の傾斜によっては散弾銃の弾が当たる危険がある為、「指示があったら素早く、かつ咥えたゲームは口から離さないで伏せる」という訓練が実際に必要であり、かつそれを競技のルールとして応用したものです。

次の動画もフラウ姐さん。 2年ほど前の動画ですが、ダミー(オレンジ)を咥えて戻る途中の停座の指示 →口から離す → 別のダミーに方向転換(ブラインド) → 咥えて戻った後、最初に咥えていたダミーを再度、咥えて戻る の一連の作業を動画にしたものです。



しかし、日本で唯一のレトリーブ競技団体であるGRTA(ガンドッグレトリーブトライアル協会)では、「咥えたまま停座」とか「咥えたままフセ」とか「口から離して次のダミーに向かう」などに類した競技は一切無いので、こんな事が出来ても競技的には何の得もありません。(苦笑)

2005年のGRTAの発足依頼、役員の方々や協会会員の支えにより、少しずつその規模を広げています。
特に先日もお話しましたルール大幅改定により、ジャッジが出来る方が少ないこともあり、役員や運営スタッフの方々の中には、ご自分は競技に参加せず、運営に専念なさっている方もいらっしゃいます。
また、競技会の運営の為に、ご自分の愛犬は参加しないのに(例えば愛犬がヒートであるとか)、競技進行のサポートの為に、駆けつけてくださる会員もいらっしゃいます。
その様な方々の努力や熱意があってこそ競技会が開催できる訳であり、本当に頭が下がりますし、感謝もしております。


ただ、一言だけ言わせて頂きたいのは、ここからは 例え話ですが 英国人の方が日本で茶道や華道を学び、免状を手に祖国に戻ったとします。
祖国で茶道や華道の教室を開き、「私が教える茶道や華道が唯一、日本で行われてるものだ!」と説明したら、それはちょっと違いますよね。
調べましたら、大小はあるのでしょうが 茶道で40流派、華道で8流派ほどが日本にはある様です。
つまり、この方が習ったのは、そのうちの一つの流派な訳です。
ですから ”that’s all!(これだけが全てだ!)” ではなく、 「日本には茶道や華道に沢山の流派があるようです。 他の流派のことはよく知らないのですが、私は華道は△△流、茶道は○○○流の師範の元で学びました。 ですから皆さんにも、私が修めた流派を伝授します。」 という説明を、お弟子さん達にするのが良いのではないかと・・・


ランドレトリーブ(陸上での回収)だけではなく、ウォーターレトリーブを重視する団体もあれば、障害物飛越の必要なレトリーブが競技種目にある団体もあり、あるいは実際の猟を想定したルールを用いている団体もある・・・
あまり日本では馴染みの無いドッグスポーツであるからこそ、 ”that’s all! ではなく、レトリーブトライアルが盛んな欧州にも、国によりまた団体により様々なルールや競技種目があることを、きちんと説明する機会が必要である様に思います。


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by gundogclub | 2012-03-21 20:30 | レトリーブ (GRT)

久々のレトリーブ競技会


フラウ姐さん と久々にGRTA(ガンドッグレトリーブトライアル協会)のレトリーブ競技会に参加しました。
GRTAは昨年から大幅にルールが変更になりました。
例えるなら、スピードスケートだったものが、フィギュアスケートになった感じ・・・
スピードスケートは、例えフォームがお手本通りではなかろうが、美しくなかろうが、一番速く滑った選手が優勝する訳ですが、フィギュアスケートは技の正確性・表現力などを複数のジャッジが総合的に加・減点することにより点数が出されます。
GRTAのルールも客観的な採点(タイム)から主観的な採点(ジャッジの評価)に変わりました。

ルール変更の最初の説明会が開催されたのが、昨年の2月でした。
この新ルールの実地説明会には私も参加しました。
そして新ルールに則した競技会が3月から行われる予定だったのですが、あの未曾有の大震災が起こり、3月と4月の競技会は中止となりました。
5月の競技会から新ルールで競技会が始まりましたが、クワンのフリスビー競技に比重を置いたので、昨年はGRTには一度も参加しませんでした。
結局、フラウにとっては一昨年のアドバンストクラス(上級クラス)のファイナル(決勝戦)以来、1年4ヶ月ぶりの競技会となりました。
「百聞は一見にしかず」 と言いますが、「実際に参加したら、一見するより更に新ルールの理解ができるだろう!」・・・そんな気持ちで臨んだ2012年第1回目の競技会でした。

競技会が開催された静岡県のキャンプ場
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この、キャンプ場は ここ数年、各年度の最初の競技会が開催される場所で、フラウは今まではこの開催場所とは相性が良く、アドバンストクラス(上級クラス)において、優秀なレトリバー達に混じって入賞したり、少なくとも大崩れしたことの無かった場所だったのですが・・・
結論から言うと、今回の競技会でフラウはアドバンストクラスの中で、最下位に近い順位でした。
でも、順位はダメダメでも、とても楽しかったです!

お顔は、こんなですが(苦笑) 競技中はドンヨリしていませんでした!
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何故、楽しかったか・・・ それは1年4ヶ月以上のブランクがありながら、私とフラウが積み上げ練習してきたことを競技会の場でも出すことが出来たらから!
そもそも、GSP(ジャーマン・ショートヘアード・ポインター) は、レトリバーほど マーキング力(ダミーが落下した場所を瞬時に記憶する力) がありません。
その点、やはりラブラドールにしろ、ゴールデンにしろ、フラットコーテッドにしろ、レトリバーは優れています。
我が家の中でさえ、マーキング力だけはシャドーの方がフラウより優れていました。

この弱点を補うために 私は ストップホイッスルと前後左右への遠隔操作  の練習を積み重ねてきました。
多少、ダミーが落下した場所とは異なる方向へフラウが走っても、ストップホイッスルで止め、遠隔操作で前後左右に動かし、一旦ダミーを発見して咥えたら、その優れたスピードで駆け戻り良いタイムを出す・・・これが私とフラウが紡ぎあげた戦法でしたし、実際にアドバンストクラスでも ”フル出場” した年は、年間トータルの順位で上位をキープしてきました。


今回の競技会でもフラウは4種目全てで、ストップホイッスルで瞬時に停止しアイコンタクト、そして前後左右の遠隔操作も1種目を除き(1種目だけ、右へ移動の指示を出しているのに何度も奥にある茂みに入りたがりましたが)、指示どおり動いてくれました。
”クイーン・オプ・ストップホイッスル” と自画自賛している(笑)、フラウの瞬時停止は今回も健在でした。
1年4ヶ月のブランクを経て、練習していた通りの動きをフラウがしてくれた・・・だから、とても楽しかったのだと思います。


しかし、これからは ダミーが落下した場所へ一直線に向かうことが出来ないと、どんなにストップホイッスルと遠隔操作が秀逸でも点数は伸びないみたいです。
かつ、待機場所からスタートラインまでのノーリードでのヒールウォークとか、様々な所作でバッサバッサと減点になるみたいです。 フラウは元々、ヒールウォークが苦手(飼い主の左足に擦りつく様なヒールウォーク練習はしていなかったので)ですし、曖昧に済ませていた部分もありました。
ただ、ダミーを咥えて戻ってきた時、立ったままダミーを渡すのではなく、どんな速いスピードで駆け戻ってきても正面停座でダミーを咥え続ける(勢い良く戻ってくるので、丁度ダミーが私の急所に当たります:苦笑)練習だけは新ルールになってから練習を始め、この「正面停座でのダミーの受け渡し」は今回も、4種目とも きちんと行うことが出来ました。


所作の部分は練習で何とかなるのでしょうが、問題は肝心のマーキング力!
今までストップホイッスルと遠隔操作で補ってきた弱点をカバーするのは、なかなか難しい。
第一、1年ほど前からフラウの視力が少し落ちてきている気がします。
ブッシュ(草むら)に紐付きボールを投げ込んでも、以前なら一直線にブッシュに飛び込んでボールを咥えていたのに、最近はウロウロとブッシュの中を探し回って「目」ではなく「鼻」で探している時があります。
紐付きボールをブッシュに投げ込んで、クワンやエステルと競争させると以前は、ほぼ100%フラウがゲットしていたのに、クワンやエステルに負けることが多くなりました。
もうすぐフラウも7歳・・・少しずつ衰えているのかもしれません。


さぁ~て 困った・・・
後継者(犬)も、レトリバーに比べて直進が苦手そうなワーキングコッカーのソロモンだし、もう金輪際 上位入賞はなかったりして・・・

でもね 今回はフラウと競技会に出場できて本当に楽しかった。(楽しかった楽しかったって、何度もシツコイですが:苦笑)
クワンには申し訳ないけれど、クワンとフリスビーで優勝した時より、成績はダメダメなのにフラウ姐さんと出場したレトリーブ競技会は、何故か楽しかった!
フラウ姐さんが、あまりドンヨリしていなかったからかなぁ~
それとも、惚れた弱みですかねっ!


競技とは関係ありませんが・・・
霧の中、キャンプをしているクラシックワゴン(車種もメーカーも判りませんが)のある風景が、あまりに素敵だったので写真に撮りました。

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by gundogclub | 2012-03-19 09:04 | レトリーブ (GRT)

ボールとダミーを用いた練習


フラウはダミーレトリーブの練習を始めた頃(生後3ヶ月~4ヶ月の頃)、円筒形のダミーよりボールの方が、はるかに好きでした。
ボールとダミーの両方を投げてやると、必ずボールの方から回収して来ました。
ボールだけ回収に行って、ダミーは回収に行かなかったり・・・

「指示された物を好き・嫌いに関わらず指示された方から回収できる」  ということが、レトリーブ競技においては大切ですので、私はあえて ボールとダミーを併用して、指し示した方(ダミーorボール)から先に回収させる練習を繰り返しました。

海外のYouTubeの動画で、同じくボールとダミーを併用して訓練をしている動画がありましたので、ご紹介します。



この動画のレッスンのメニューは、大別すると

1. ボールとダミーを併用し、指示された方から回収する練習
2. ストップホイッスル → ハンドラーと対面して停座 の練習
3. ボールを投げ、指示があるまではハンドラーの足元で停座をする練習
    (指示をされてからボールの回収に向かう)

などです。

ダミーを2個用意して練習するよりも、 「とても好きな玩具とダミーを併用すること」 が、「指示された方から回収する」 反復練習には効果的だと思います。

ダミーレトリーブをするフラウ
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ただ、今日 ご紹介した動画・・・
動画に登場するスプリンガースパニエルが、どの様な方法で上記1~3のメニューを習得したかは描かれていません。
「この様な犬に育てることが出来ますよ!」という、彼の地のトレーナーさんの宣伝動画の様なものですので・・・

「どの様な方法で習得させるか」 については・・・皆さんも色々と試行錯誤して、練習をなさってください。(笑)

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by gundogclub | 2011-12-15 11:36 | レトリーブ (GRT)

Lining Practice (直進練習)

今日は、飼い主さん(ハンドラー)が、腕で指し示す方向へ愛犬を直進させる練習について記載します。
犬を直進させる練習を、ライニング(lining) などと言います。
JKCの訓練競技会規定にも CDX(大学科)に 「前進」 という課目があります。
ただ、JKCの試験課目の「前進」とは異なり、ガンドッグの場合は直進させる距離が長いこと(50m超)と、単に直進するのではなく 「飼い主が腕で指し示した方向に回収すべきダミー(回収目的物)が必ずある!」 と犬に理解させる為の練習(つまり直進させること自体が目的ではなく、回収させるために必要なスキルとして直進練習をする)点が異なります。


ガンドッグの競技会には、 ブラインドレトリーブ という種目があります。
スローワー(ダミー:回収目的物 を投げる係) が、声(マーク!などと叫ぶ) や発砲音 の後でダミーを投げる マーキングレトリーブ(犬がダミーを落下した場所を瞬時に記憶して回収に向かう) とは異なり、ブラインドレトリーブでは、ダミーを置いた場所を犬に見せません。 

ジャッジ(審判)が、スタートラインでハンドラー(飼い主)に 「左前方に木が3本、生えている場所がありますよね。 その一番右の、黄色の葉っぱの木が見えますか? おの黄色い葉っぱの木の10mほど奥に、ダミーが置いてあります」 などと教えてくれます。
犬は長々とした日本語の説明は判りませんから ハンドラーの隣に停座していても 「ふんふん なるほど・・・あの黄色い木の先にあるのか!」 などとは理解できません。
この時に必要になるのが ハンドラーが腕で指し示した方向に真っ直ぐに走ることのできる技術・・・つまりライニングのスキルなのです。


「飼い主が腕で指し示した方向に必ずダミーがある!」 と犬に理解(理解というより、犬が信じる という表現が妥当かもしれません) させるには、最初は 目視できるダミーから練習を行います。
「腕で方向を指し示す動作」 あるいは 「Get On!という声符」 が、回収目的物(ダミーでもボールでも縫い包みでも何でも良いのですが)を回収に行くための、体符であり声符であることを、愛犬に覚えてもらうことが第一段階です。


次に、短い距離(15m~20m)で 愛犬に置くところを見せないでボールやダミーを置き、腕で方向を指し示し、回収に向かう練習をするのですが、犬が曲がって見当違いの方向へ行ってしまわない様に、最初は 犬が直進しやすい場所  を選んで練習を行います。 
例えば、ドッグランのフェンス沿いとか 土手の狭い歩道とか・・・
農家の方にお願いして稲刈りが終わった後の田んぼの、あぜ道などで練習するのも良いかもしれません。
繰り返し練習をすること(成功させること)によって、 「飼い主が腕で指し示した方向へ行けば、必ずダミーがある!」と愛犬が確信するまで、何日でも何ヶ月でも、根気よく練習をしてください。


そして、短い距離での練習から、少しずつ距離を伸ばしていきます。
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上の写真は、スクールの生徒さんに ブラインドレトリーブの練習をする時に使用している場所です。
土手の際の部分の草が刈られていて、その草の刈られている部分を、直進すれば、どこかしらにダミーが置かれています。
土手が左側に湾曲していて、また葉っぱの生い茂った木が途中にあり、犬の視線では、「ダミーを置いている姿」が見えない様になっています。


我が家の フラウ姐さん で、ブラインドレトリーブを試してみました。


ちなみに、動画中 ピキッピキッピキッピキッという笛の音は 「その辺りを探せ!」、 ピーピッピッという笛の音は、呼び戻しの合図の笛です。

ダミーを咥えたフラウ姐さん
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フラウちゃん、ダミーの端っこを咥えて戻ってくるのは、見栄えが悪いよぉ~!(苦笑)
真ん中を咥えてよ! 真ん中・・・!
ダミーの真ん中ほ咥えて戻ってくる動画に、撮り直してもよかったのですが(笑)、まあいいでしょう・・・


動画の終わりの頃 私が 「グッガール!」 と言うと、断尾された短い尻尾をピコピコと振っていますよね!
大げさにテンションを上げて誉めなくても、「グッガール!」と言われたら、誉められたことが嬉しくって、尻尾を振る・・・ 私が生徒さんに日頃から言っている 「飼い主が冷静な声であっても、誉められたことを喜べる愛犬に!」 ということです。


はしょりにはしょって、ブラインドレトリーブについて、ご説明しました。
直進と言っても、ダミーが置かれた場所に、ドンピシャで駆け寄れるとは限りませんので、愛犬を停止させたり、前後左右に動く指示をしたりと、他にもブラインドレトリーブに伴って必要となるスキルは多々あるのですが、まあ今日は 「ガンドッグには直進練習とか、ブラインドレトリーブというものがある」 という、さわりの部分だけでも、ご理解頂ければよろしいかと・・・



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by gundogclub | 2011-09-12 11:01 | レトリーブ (GRT)

急がば回ってみた!

我が家のゴールデンレトリバー、クワンは 生後5ヶ月で我が家に来ました。
クワンは、ドッグスポーツ施設、LADFに預託されていたのですが、預託されていてる間に、私は何度かクワンと遊ばせてもらいました。

今でもクワンは可愛いのですが、5ヶ月のクワンは、それはそれは可愛くって・・・
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ボールを使って遊んだりもしたのですが、ボールを投げても 「マテ!」 と指示を出すと、ちゃーんと待つことが出来る子でした。
まだ5ヶ月なのに・・・!
「こりゃ 将来が楽しみだ!!」 と 密かに しかし大いなる期待をもって我が家へ迎え入れました。


しかし、ニンゲンの子供も、子犬も 親が望んだとおりには、なかなか育たないものです。(苦笑)
クワンは、ボールは咥えられるのに、長細いダミーが、なかなか咥えられる様になりませんでした。
競技会や練習で使う太さのダミーではなく、細くて噛みやすいゴム製のダミーもダメ・・・
かろうじて咥えられるのは、ラグビーボールのような楕円形のボールでした。


無理やり練習をさせて、円筒形の物を忌避する様になると困るので、生後7ヶ月頃から今年の1月頃まで、ダミーなどを使った練習は、ほとんどしませんでした。
(2009年12月のGRTA地区競技会に一度だけ出場しましたが・・・)



その間、野原での呼び戻しの練習と、フリスビー練習をメインメニューとして、たまにウォーターダミーを投げたり、500ml のペットボトルを投げたり・・・
ペットボトルを投げると、クワンはキャップのついた先端の方から縦に咥えていました。
ペットボトルが口に刺さっている感じ・・・
その姿を見て、おかしいやら、情けないやら・・・(苦笑)



それが、今年の1月頃から、ダミーもペットボトルも、横に咥えられる様になりました。
横の真ん中辺りを咥えた方が、咥えやすいって、やっと理解したみたいです。
私は、わざとペットボトルに水を入れたりして、徐々に重いものを咥えることに慣れさせました
重い物ほど、バランスがとれる部分を咥えないと運搬し辛い 訳で、そのことを経験を通してクワンに学習してもらいました。


本日も、庭で試してみたのですが・・・

横に咥えられるようになりまちた! byクワン
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500ml のペットボトルに水を入れたものなのですが、重量は550gくらいです。
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500gを超えておりますので、競技会で使われる公式ダミーよりは、かなり重いです。
しかも、ペットボトルはツルツルしていて咥えにくい。。。
自慢気なクワンちゃんですが、フラウ姐さんには遠く及ばず・・・

1.5Lのペットボトルに水を入れたものを咥えて走ってくるフラウ姐さん
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重さは1200g(1.2kg)以上・・・
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それと、クワンは咥えたままの保持停座が苦手です。
水の入ったペットボトルを咥えたまま、停座が出来るのは、2~3秒・・・(苦笑)

フラウ姐さんは、1.2kgを咥えて、2分程度は保持ができます。

ちょっとぉ~ 重いんだけど! byフラウ
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フラウもクワンも体重は22kg台です。
だから、フラウが出来て、クワンが出来ないのは体格の差によるものではありません。

それでもね、楕円形の物を咥えることも出来なかったクワンですから、500g以上の重さのあるダミー(ペットボトル)を、真横に咥えてレトリーブが出来るようになっただけでも、大いなる成長です!!

急がば回れ・・・
クワンは今はフリスビー競技が主体ですが、いつの日かレトリーブに開眼する日が、きっとくると信じます・・・いや、信じたいです!(笑)


あと20年もしたら、フラウに負けないでちゅ! byクワン
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いのちつないだワンニャン写真コンテスト
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by gundogclub | 2011-04-27 14:04 | レトリーブ (GRT)

チャリティー練習会

4月17日(日曜)に予定されておりました GRTA (ガンドッグレトリーブトライアル協会)の定例競技会は震災の影響を考慮して中止となりました。
これで今年は、3月の競技会、そして4月の競技会と、計2回の定例競技会が中止となった訳ですが、未だ余震も収まらず、加えて東北地方の日本海側や長野県など今回の東日本大地震とは震源を異にする地震も起きておりますので、中止は致し方ないと思います。



定例競技会は中止となりましたが、GRTA会員の有志が集まり、練習会を開催することになりました。
今回の練習会で特筆すべきことは チャリティー練習会である ということです。

会場を借りる費用などを除き、 練習会参加者の方々から頂く費用は 東日本大震災で被災した動物たちへの義捐金として寄付 させて頂きます。


シャドーが生前、初めて参加したレトリーブ練習会 (2004年12月頃)
   ※ GRTA設立以前の練習会です。 画面下 中央の茶色い物体(笑)がシャドーです。
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練習会開催の日程等は下記のとおりです。

場 所: 朝霧ジャンボリー  Pエリア

日 時: 4月17日(日) 8時~16時くらい

内 容: 競技会形式の練習会です 
      発砲音は使いません
      失格項目はもうけません
   
参加費: 4000円(ワンペア)

※会場費(おおよそ2万円)を差し引き、残りは全額義捐金とさせていただきます

入場料(大人1000円 子供500円)は各自でお願いします

申込締切:4月5日



練習会ですので、未だGRTAの会員になられていない皆様も、よい機会だと思いますので、ふるってご参加ください。
愛犬と共にレトリーブ練習の基礎を学ぶ良い機会であるのと同時に、参加することで東日本大震災で被災した愛玩動物の為に寄与することにも繋がりますので、とても意義のあることだと思います。


GRTA会員ではない方で、チャリティー練習会参加ご希望の方は、下記の私のメールアドレスまで 「GRT練習会」 とタイトルを記載の上、ご連絡ください。
 Kandy_doglife@ybb.ne.jp


GRTA会員の方は、富士君のパパか、アールグレイちゃんのママにお問い合わせください。
私宛(上記メールアドレス)にお問い合わせを頂いてもかまいません。
今回の練習会申込専用の掲示板のアドレスを、折り返しご連絡申し上げます。



と・・・旗を振りラッパを吹いておきながら・・・申し訳ありませんが私は4月17日は、JFA(日本フリスビードッグ協会)のフリスビー競技に出場するスクールの生徒さんを引率しつつ、我が家のゴールデンレトリバー、クワンもフリスビー競技会に出場します。



フリスビーの競技会も基本的には土曜日と日曜日しか開催がありません。
しかし土曜・日曜はスクールのレッスンが、早朝から夕方までほぼ一杯の状態です。
スクールのレッスンを中止にして、自分の愛犬とフリスビー競技会に参加する訳にも、なかなか いかないので・・・
レッスンを中止にする = 収入が減る ・・・ということでもありますし。。。(汗)

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ですので、クワンは今年に入り、まだ一度もフリスビー競技会に出場していませんでした。
せめて、生徒さんを引率して競技会場へ行く時くらいは、クワンも出場させてあげようと思います。
今までJFAの ビギナークラス、チャレンジクラス、ユースオープクラスと合計して7回出場し、内 4回優勝しているクワン・・・
3月末の段階で、今年度1度しか競技に参加しておりませんので、ファイナル出場のポイントは、どうあがいても獲得できそうにありませんが。。。


クワンも今年の7月で3歳です。
来年は、できれば土曜・日曜のレッスンを削ってでも月に2回位は競技会に出場し、本気でポイント争いをしてみたいと思っています。


頑張れ 黄金爆裂娘! 

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by gundogclub | 2011-04-02 14:34 | レトリーブ (GRT)

GRTA新ルール説明会

GRTA (ガンドッグレトリーブトライアル協会) の新ルールの説明会が、朝霧高原の施設で開催され参加してきました。
説明会は3回開催される予定ですが、3月20日が第1回目の説明会でした。


道路が凍結している懸念もあったので、ハイエースではなく ディスカバリーで参加したのですが、途中で故障することもなく(苦笑)、無事に会場へ到着し、また無事に自宅まで戻ってくることができてホッとしています。


途中の 道の駅 にて (ディスカバリーの背後に富士山)
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さて、2005年のGRTAの発足以来、細かなルール改定は何度かありましたが、今回の改訂は 抜本的なルールの改定 となりました。


2005年6月 GRTA発足最初の競技会での、今はなきシャドーのエントリーテスト (競技参加資格審査)
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簡単に申しますと スケートに例えるなら今までは スピードスケートだったものが、フィギュアスケートに 変わりました。
スピードスケートは、滑り方に癖があって 「美しくない!」 と酷評されようが、最も速いタイムで滑った者が1位になる訳ですが、フィギュアスケートは、あくまでもジャッジの評価で点数が決まりますよね。

GRTAの新ルールも、制限時間はあるものの、タイムの優劣が点数とは関係が無くなりました。
つまり、タイムという客観的なものから、ジャッジの採点という主観的なものにルールが変わったことになります。



もともと欧州のフィールドトライアル(レトリーブトライアル)はタイム制ではありませんので、本場のルールに近づいたとも言えますが、欧州のフィールドトライアルも、団体によってルール(規則と評価基準)が異なり、私が研修を受けた団体のルールと、GRTAの新ルールも大きく異なります。

私が研修を受けた団体では、「ダミーに向かって一直線に回収に向かう意欲」 に評価の重点が置かれており、 例えば 「木の柵を跳び越して回収に行ったか、柵を避けて遠回りして回収に向かったか」 とか 「一直線に池に飛び込んで回収したか、遠回りしてなるべく泳がなくてもよい場所まで行ってから水に入ったか」 など、その回収のラインによって評価の加減があったのですが、GRTAの新ルールでは、そのような評価基準は一切、ありません。


ですからフラウ姐さんは、1.2mのネットも飛び越えますし、池へ投げ込まれたダミーにも凄いスピードで飛び込んで行きますが(私が研修を受けた団体のルールに準拠して訓練をしたので) その様なことが出来ても、全く意味がないみたい・・・(苦笑)




そして新ルールでは、「待機場所からスタート地点までの静かで落ち着いた態度」も評価の基準になります。
簡単に申しますと、脚側歩行(上級クラスではノーリード)の様子も評価の基準になります。
フラウ姐さんの、ノーリードでの脚側歩行は、アバウトなので昨日の競技形式の説明会では、減点され続けましたが(苦笑)、あまり修正する気はありません。

朝、早く起こされて遠くまで来たのに、ゼンゼン面白くないわぁ~  のフラウ姐さん(苦笑)
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なんか、チョークチェーンなどを使って厳しく(大声で叱ったり、叩いたり、チョークをきつく締めたり) 練習する会員の方が増えるのではないかと、その点は(私が心配することではありませんが) 懸念されます。
GRTA競技会で良い評点が欲しいが故に、チョークなどで厳しい訓練を施すことは、私はしたくありません。
スクールのレトリーブクラスに所属している生徒さんたちにも、ある程度の練習はしますが、厳しい脚側練習は(例え脚側歩行で減点されたとしても)行わないつもりです。



もっとも、チョークを使わなくても脚側歩行の練習は出来ますが・・・
我が家では、驚くことにクワンちゃんだけは、ノーリードでの脚側歩行も模範的です。
元の飼い主さんが預託していたドッグスポーツ施設LADF   のK先生ご夫妻が 「もし、他のお家に貰われることがあった場合、新しい飼い主さんと、楽しくお散歩できるように・・・」と、OPDESのルールに準拠して脚側歩行を教えてくださったので (チョークなどは用いずに)、クワンの脚側歩行はノーリードでも完璧!!
私を見上げながら、私の左足にすり付く様な、ノーリード脚側歩行を見せてくれます。
クワンに関しては、私も日頃から、脚側歩行練習を続けているので、K先生ご夫妻の馴致&私の日頃の練習の相乗効果かな・・・

もうね 待機場所からスタートラインの間だけ、フラウ姐さんとクワンを交代させたい位です!
でも、クワンは細いダミーは咥えるけれど、公式ダミーは嫌がって咥えないし、フリスビーの方が格段に好きですし、難しいものです・・・

クワンはジャンプしてフリスビーを渡してくれます
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GRTA新ルール改定は最初は、ある程度の混乱や試行錯誤があることと思います。
ただ、大きなメリットもあると思います。
どんなに速く走れる犬にも、やがて老いが訪れ若い頃の様には走ることが出来なくなります。
「タイムトライアル方式」では、駿馬のような走りを見せていた犬も、やがて若い犬たちには適わなくなる日が必ず訪れます。


しかし、新ルールでは 年を経て成熟度を増している年配の犬たちにも・・・いや 経験を積んだ、そして飼い主との絆を積み重ねてきた犬にこそ、勝機があるのだと思います。

愛する相棒と長く、共に競技会のフィールドに立つ・・・
新ルール改定により、長く愛犬と共に競技を楽しめるようになることだけは確かだと思います。


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by gundogclub | 2011-02-21 10:21 | レトリーブ (GRT)