ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

カテゴリ:レトリーブ (GRT)( 52 )

奇行少年 卒業?

岐阜県郡上市のスキー場で開催された GRTAの2014年度第2回目の競技会にソロモンと参加しました。
予想通りと言うか、予想以上に片道500kmの夜間運転は、きつかったです。
眼鏡で矯正しているとはいえ、強度の乱視なので、自分の車の前を走る車のテールランプの赤い光が目にちらつき、かつ周囲が真っ暗の中でのライト点灯による運転は、本当に疲れます。
走り出して200kmを過ぎた頃から目が痛み始め、涙で目がショボショボ・・・
サービスエリアのトイレの鏡で確認すると、白目が充血して真っ赤に!
来年、また同じ場所で競技会が開催されるなら、前日から競技会場付近の宿泊施設に泊まろうと、固く心に決めました。

さて、12日(土曜)の午後10時頃に自宅を出発して500kmのロングドライブ。
なるべく目に負担をかけない様に、方々のPAやSAで何度も休憩をとりながら走りましたので、競技開催場所の駐車場に到着したのは、13日の午前6時30分過ぎでした。
結局、500kmを走るのに8時間半もかかってしまいました。

最後の休憩地 ひるがの高原ハイウエイオアシス でソロモン君を撮影
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そして競技会場へ!
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ソロモンは、今回が2回目の レトリーブトライアル参加です。
3月の競技会デビューでは、ダミーを飛び越えたり ダミーに駆け寄る際に蛇行したりと 野原での練習では見たことの無い 「奇行」 を繰り返した 『奇行少年』 のソロモンでした。

初参加後に書いたプログの中で 「ソロモンは経験を積んで少しずつ良化するタイプのような気がする」 とコメントしたのですが、その見立ては間違ってはおりませんでした。

前回に比べると、かなり落ち着いておりましたし、 蛇行もありませんでした。
まあ、野原での練習時に比べると まだ あわあわしていると言うか、漫画的な表現をするなら ”目が渦巻グルグル” している状態なのですが、まあ想定内と言うか。。。
一応、『奇行少年』は卒業したようです。


今回は、競技中の写真はありません。
フリータイムの時間も、目が痛くてファインダーを覗いているのが辛かったので、写真は一枚のみ。
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夕方、全ての競技が終了後 成績発表があり ソロモンは ノービスクラス(初級クラス) の3位 でした。
前回の競技会で獲得したポイントと合わせて、ミドルクラスに昇格する権利を得ましたので、次回からは ミドルクラスに出場します。
ミドルクラスに昇格すると、スタートラインからダミーが投擲される場所までの距離も伸び、またブラインドレトリーブ種目も加わります。
ソロモンのブラインドレトリーブ力は、まだまだ 「お遊び」 程度ですし、おそらく ミドルクラスで長期滞留することになる気がします。
まあ、焦らず、じっくりと・・・


競技終了後は、ドラッグストアで目薬を購入してから、宿泊するドッグペンション(ロッジ)へ直行。
今回、購入した目薬は よく効きました。
ノービスクラス3位で頂いたメダルと一緒に記念撮影。
ソロモン君、ちょっと自慢げなお顔をしています。 自分でも 「前回よりは、うまくできた!」 と、思ったかな?
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今日は、ペンションを出て一路、世界遺産の白川郷へ!
途中、公営の露店風呂に入浴する予定だったのですが なんと平日は午前11時から営業開始 (ちなみに土日祝は朝9時開始) なそうで、お風呂が開くまで待っているわけにもいかず、諦めました。

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このあと 岩屋岩陰遺跡(いわやいわかげいせき) にも行ったのですが 何故かカメラーの ON&OFFスイッチが起動しなくなり、この後は写真が撮影できませんでした。
午前11時頃、岐阜県を出て、午後5時半頃に帰宅。 日中のドライブは、あまり目が疲れることもなく快適でした。

次回のGRT競技会は、5月11日。
今の処、何か予定が入らなければ 出場するつもりでおります。

ソロモン君 お疲れ様でした。
そして、ミドルクラス昇格 おめでとう!!

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by gundogclub | 2014-04-14 23:16 | レトリーブ (GRT)

西へ !

今度の日曜日、4月13日に 岐阜県のスキー場で 2014年度 第2回目の GRT(ガンドッグ・レトリーブ・トライアル) 競技会が開催されます。

岐阜県で行われることは、知っておりましたが、何となくイメージとして 岐阜県=長野県の西隣の県 という感覚があり、開催場所を調べることも無く、条件反射的に 出場申込書をGRTA事務局に送ってしいました。


長野県は、町営の馬事公苑のあった望月町 (今は、合併されて佐久市の一部となりましたが) に以前から縁があり 『長野県 = 望月町 = 遠くない = その遠くない長野県の西隣の県 = 岐阜県』 みたいな軽い気持ちだったのですが、調べてびっくり。
一言で長野県と言っても広うござんして、岐阜県もまた広うございました。


自宅最寄りの高速道路入口から、競技会開催地 最寄りの高速道路出口まで、約500km!!
500kmと言ってもピンと来なかったので、使い慣れている東北道に当てはめてみると なんと 藤原三代 中尊寺金色堂で有名な、平泉と同じ距離。
遠いよぉ~ 往復で、1,000km・・・


こんな遠出をするのは、3年前にJFA(日本フリスビードッグ協会)の、ジャパンファイナルにクワンを連れて淡路島に行って以来です。

慌てて、競技開催地近辺のドッグペンションに電話をかけまくり、なんとか日曜の夜の宿を確保!
本当は前泊で土曜日の夜に泊まりたかったのですが、あまりに対応が遅すぎ、どこも空きがありませんでした。
土曜日の夜に自宅を出て、ひたすら西進し、仮眠もとらず、そのまま競技会・・・かな?


こんな時こそ、本当は我が家のキャンピングカー 「雪風号」 の出番なのですが、雪風号は 「夫婦で道の駅や温泉を巡る旅(舗装道路主体)」 を想定して製造されており、FFヒーターなどの配管の取り回しが地面スレスレなんです。
コンビニの駐車場に入る時でさえ、配管を擦って嫌な音が聞こえる位ですから、まして未舗装のスキー場などには、乗り入れられるはずも無く・・・
かつ、『あの車重で草原でスタックしたら、誰が助けてくれるのか?』 と考えると、怖くて雪風号は使えません。


これで、ソロモン君の競技内容がダメダメ君だったら、帰りの500kmは、さぞ気が重いことでしょう。(苦笑)
今度は、ちゃんと開催地を確認してから、出場申込書を送ろう!

ソロモン君! 頑張ってくれよぉー!
せっかく、岐阜県まで行くのだから、そして宿泊場所も確保したのだから、翌日は名所旧跡を少し見てから帰りたい。
「あーぁ・・・」と、ドョ~ンと観光地を回るのか、笑顔でお土産などを買いながら群雄割拠した戦国の英雄たちの夢のあとを見て回れるかは、君次第だからね!


まあ、本番(競技会) で、練習より上手くいく・・・などという事は期待していません。
普段、野原の練習で培ったものを、どれだけ 引き出すことが出来るか?
練習時と、あまり乖離の無い姿を見せてくれれば、順位はどうであれ 私は満足です。



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by gundogclub | 2014-04-10 14:40 | レトリーブ (GRT)

直進練習


昨日は、雨が降ったり止んだり、雷が鳴ったかと思うと雨が霰に変わるような不安定な天候で、午前中の 「野原組」 のレッスンは何とか実施できたものの、午後からは身動きとれず・・・

昨日の午後に予定していた、ソロモン君の練習を本日の午前中にスライドさせました。

最初に、草深いフィールドでの マーキングレトリーブ(ダミーの落下場所を目視、記憶してレトリーブする) 練習。
英国での ワーキングコッカーのフィールドテストなどの動画を見ておりますと 「30ヤード (約27m)」 での競技種目が、とても多いです。


ソロモンも、30ヤードなら ダブルダミーだろうが、トリプルダミーだろうが全く問題無く、ダミーの落下地点を目視・記憶し回収できるのですが、スタートラインとダミーの落下場所の距離が80mを超えると、かなり難しくなってしまいます。

facebookで繋がった英国の ワーキングコッカー愛好者からも 『え~ レトリバーと同じ距離で競技しているの? そりゃ大変だね!』 と、同情(笑) されています。
英国でも、オールカマーで レトリバーもHPR Dog(多目的ガンドッグ)も、ワーキングコッカーも、犬種を問わず参加できる形式の回収競技会もあるのですが、そういう競技会に出場しているワーキングコッカーって、コッカー単犬種の回収競技会に出場すると、ブッチギリの力があるのだとか。。。
そのコッカー単犬種の競技会では、ブッチギリの力を示すワーキングコッカーでも、レトリバーと同じレンジ(距離)で競技を行うと大苦戦なんだとか・・・
まして、ソロモン君ですから。。。(苦笑)

まあ、日本では ワーキングコッカー単犬種のレトリーブトライアルなんて、決して開催されないでしょうから、何とか少しでもレンジを伸ばす修行をソロモン君には積んでもらうしかありません。

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草深い場所でのマーキングレトリーブ練習を、一通り終え 次は 『ハンドラーが指示した方向に直進する練習』 をしました。

練習方法は、様々あると思いますが 最初は 「犬が迷わずに直進できる場所」 で練習すると良いと思います。
例えば、田舎なら田んぼの あぜ道 の様に 両側は一段低い田んぼである とか 都会なら グラウンドやドッグランのネット際を利用するとか です。
最初から、草深い場所で直進練習をしても、失敗の経験を重ねることになるかもしれません。

私は、野原の外周の畝(うね) の部分を利用して練習をしています。
畝の部分だけ、芝生の様に草が短く、刈り込まれている処なので!

練習方法は

① スタートラインを決め、ソロモンを連れて20mほど畝を歩く (この時、ノーリードでのフィールド脚側歩行を併せて練習) ➡ ダミーを畝に置く(置いている様子をソロモンにも見せる) ➡ スタートラインに戻る (戻りもフィールド脚側歩行) ➡ 声符で回収に向わせる ➡ 回収完了

② スタートラインにソロモン停座 ➡ 私だけ50m 畝を歩く(できれば、遮蔽物があったり、道が湾曲したりしていて、途中からハンドラーの姿が見えなくなる場所が最適) ➡ ダミーを畝に置く ➡ スタートラインに戻る ➡ 声符で回収に向わせる ➡ 回収完了

ここで、少しボール遊びなどをして ①&②での記憶を少し、薄める

③ 予めスタートラインから100mほど離れた地点(これも、畝の上)に、ダミーを置いておく ➡ 声符で回収に向わせる ➡ 回収完了
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①は、ダミーが畝の上に置かれる様子を犬が見ておりますので比較的、簡単に回収できます。ただ、一旦 スタートラインまで戻る間に記憶が薄れてしまう場合もありますので、失敗するようでしたら、距離をより短くして(10mとか)練習すると良いと思います。

②は、距離的には①とあまり変わりませんが途中からハンドラー(飼い主)の姿が犬から見えなくなることがポイントです。
しかも、ダミーを畝に置く様子が犬からは見えません。
ただ、飼い主が畝の上を歩いて遠ざかって行き、姿が見えなくなり、また畝の上を歩いて戻ってきた・・・という状況と①での経験から、『きっと、真っ直ぐに畝の上を走ればダミーがある筈!』と判断できる犬なら、比較的容易に回収が出来ると思います。

③は、もう 「犬の信じる心」と言うか 「パパが腕で指示した方向に、どこまでも走れば、きっとダミーがある筈!」と犬に確信させ、かつ「腕の指示した方向に、どこまでも走ったら実際にダミーがあった!」という経験を積ませる練習です。
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言うなれば、練習を通して「腕で指示した方向に走れば、きっとダミーがある!」と愛犬に確信してもらうことが、この『直進練習』の目的です。

しかし、実際の競技会では、畝や畦の上にダミーが置かれている訳ではありませんから ①~③の練習の精度があがってきたら、次は何も目印が無い草むらであっても、ハンドラーが腕で指示した方向に直進できる様に練習が必要です。

直進練習なくして、ブラインドレトリーブの習得はできません。
地道に、繰り返し成長度合いを見ながら、練習を続けること以外に早道はありません。
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by gundogclub | 2014-04-07 14:28 | レトリーブ (GRT)

ステッキ


先日、静岡県のキャンプ場で開催された、GRTAの2014年度 最初の競技会。
一緒に参加した方から、写真を頂きました。
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ソロモン君、背筋をビッと伸ばして、いい感じ!

facebookに、この写真を掲載し、一晩寝て 朝に再びfacebookを開きましたら 英国をはじめ欧州のネット繋がりの友人の方からの 「いいね」 の数が多くて、びっくり。
「ステッキは、地面に対して垂直に立てないで、少し斜めした方が、よりカッコイイ写真になる!」 とか 「少し、前方にステッキを出した方が、よりよい」 とか 「そのステッキ、どこのメーカー? 気に入った!」 とか、イロイロとメッセージも頂きました。

このステッキ、野原の斜面を登る時にも便利(メタボ気味なので・・・)なのですが、本来の目的は 『ステッキコントロール』 と言って、 「ステッキを地面に刺した付近から動かない」 というトレーニングに用います。
ステッキコントロールの訓練を施されたレトリバーたちの、実猟動画を参考にまでに!




我が家では 「ステッキを刺した地面の近くで停座待機」 のステッキコントロールの練習をしたのは、フラウ姐さんと、ソロモン君。
例えば、フラウ&ソロモンを伴って野原に行って、地面にステッキを刺し フラウに停座指示 → ソロモンとレトリーブ練習 という場合は、フラウ姐さんはステッキの横で5分でも10分でも停座待機を続けられます。
例え、フラウが待機している場所と、私とソロモンが練習している場所が、100m以上 離れていたとしても・・・

ところが、逆に ソロモンをステッキ横で停座させ フラウ姐さんと練習をすると ソロモン君はまだまだ落第です。
いつの間にか、私とフラウの近くまで、にじり寄っていたり・・・(苦笑)
距離が近くて、かつ 私が数分に一度、目力でソロモンを制していれば動きませんが、完全にソロモンから意識を抜くと、まだまだ。。。


ステッキを用いる、もう一つの理由は、ソロモンが小柄なこと。

レトリバーやGSP程度の大きさがあれば、ダミーを咥えて正面停座している愛犬からダミーを受け取るとき、よほど長身の方でなければ、身を小さく かがめる必要は無いのですが、小柄なワーキングコッカーだと、身をかがめないとダミーの受け渡しが難しいです。

で、何度も何度もレトリーブ練習で、中腰になってダミーを受け取っていると、だんだんに腰が痛くなってくるんです。
facebookのワーキングコッカーのサイトでは、真面目に 「腰痛対策」 について論じられています。
西洋人の男性は私より背が高い人が多いので、なおさら大変かと!


その対策の一つが 「左手にステッキを持ち、ステッキにある程度の体重を預けつつ中腰になる」 というもの。
実は、私もこの 「左手にステッキを持ちつつ、中腰になってダミーを右手のみで受け取る」 という練習を、ソロモンがパピーの頃から常用しておりました。

先日の競技会の時、事前にステッキの使用の可否を確認していなかったので、代わりにスリップリードを左手に持って棒状に垂らしてみたのですが、ソロモン君は戸惑ったみたいです。 
いつも左手にはステッキを持っているのに、リードをぶら下げているから・・・
なんか、へっぴり腰で、カッコ悪い写真だこと。。。
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次回の競技会参加時までには、ステッキ持参の可否を問い合わせしよう。
私がメタボ気味なこともありますが、中腰になって何度も何度もダミーの受け渡しをしていると、本当に腰が痛くなります。

今でさえ、こんなに きついのだから還暦を迎えるころには、もっともっと中腰が辛くなることでしょう。
おそらく、その頃にも 我が家には レトリバーは居なくても ワーキングコッカーが居ると思うので・・・(笑)

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by gundogclub | 2014-03-15 09:51 | レトリーブ (GRT)

少年王 初陣

2014年最初のGRT(ガンドッグ レトリーブ トライアル) が、静岡県内のキャンプ場で開催されました。
我が家からは、ソロモン君が参加。
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1か月ほど前、スクールの生徒さんから 「競技会場は、どういう場所ですか?」 と尋ねられて、「この時期は草丈は短くて、起伏もあまり無くて、鹿の糞が沢山、落ちていて・・・」 と答えたのですが、それ以来 「鹿の糞」 が頭から離れなくなっていました。

少年王ソロモン君、「糞」とか「腐りかけの動物死骸」 などが大好きで、いつもの野原でも兎の糞を体にこすりつけて、転げまわります。 糞ならまだしも、昨年の夏に 腐りかけのカラスを見つけ、ひっくり返って背中をこすりつけた時の臭気と言ったら。。。 コンビニでミネラルウォーターを何本も買って水洗いしたものの、臭気が簡単に落ちる筈もなく・・・

前回、書いたブログの中で 「何か、しでかすのではないか?」 という心配の一つは、鹿の糞に体をこすりつけたり、食べたりと夢中になるあまり、ダミーに見向きもしなくなるのでは?・・・ということでした。
結果として、ソロモンは鹿の糞には全く興味を示さず、ことなきを得ましたが、こんな事を心配しなくてはならないのも 「ソロモンならでは」 という感じ。
フラウ姐さんは、はなから そんな心配、する必要がありませんでしたから!


さて、競技会場には開場時間の午前7時より、ほんの少し早く到着。
ほどなく開場となり、受付開始となりました。
で、受付開始の時点で既に 「エントリーテストを受けるペアはすぐに来てくださぁーい」 というアナウンスがあり、エントリーテストを受ける順番が1番だったこともあり、排泄をさせることも、少し散歩して会場に慣らすことも無く、すぐさまエントリーテスト。

ソロモン君、「呼び戻し」に関しては シャドー、フラウ、クワンの 我が家の歴代エントリーテスト受験犬の中で最も綺麗にできました。 招呼 → 正面停座 → 脚側停座 とスムーズな流れでした。
呼び戻しのテストが終わった段階で、ほっと気持ちが和み、もう合格したつもりに!
だって残りは 「20mのダミーレトリーブ試験」 ですから。 
毎日のようにダミー練習をしているソロモン君ですからっ!
ところが、投擲されたダミーに向って走り出したソロモン君、ダミー直上を飛び越え5mほど走り抜け、急速Uターンでダミーを咥え、足元に戻ってきました。
「えっ なに? なに、やってるの???」と、冷や汗もの・・・
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無事に、エントリーテストに合格し、ノービスクラス(初級クラス)の競技4種目に参加中も、この「えっ なに? なに、やっているの???」の連続!!
いつもの野原での練習では 『投擲されたダミーに向って一直線に走り、咥え、また一直線に戻って来る』ソロモンが、蛇行しまくり。
ダミーに向って、真っ直ぐ走らない! 見えていない筈は無いのに・・・
最後まで、わさわさ落ち着きがなく、挙動不審。
普段と変わらなかったのは、スピードだけでした。
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それでも一応、ノービスクラスの4種目は全てクリアしましたので、最低限の目標だけは達成できました。
結局 9位/25頭
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会場では、いろいろな方から 「小さいのに、頑張るわねぇ~」とか「カワイイわねぇ~」と声を掛けられ、撫でられて、ご満悦だったソロモン君。
確かに、ソロモン君 小さいです。 公式ダミーを咥えるのにはミニマムな口の大きさです。 
物凄いスピードでダミーに駆けよって、ダミーを咥えるタイミングが合わないとダミーを鼻で転がしてしまい、その後で咥えることも多いので、ジャッジの心象は良くないかもしれません。
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勾配のある坂の途中がスタート地点だと、投擲されたダミーが見えなくて(座高が低いので)背伸びしたり、動いてしまうことも失点に繋がるかもしれません。
そもそも、ワーキングコッカーのチャカチャカした動作は、レトリバーを基準にされると何もしなくても、「落ち着きのない動作」に見えてしまうかも。。。
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それでもね、あえてワーキングコッカーを相棒に選んだ訳ですから 「やはりレトリバーにシフトしよう」 とは思わないし、単に小さくてカワイイだけの 「イロモノ」 として競技に参加するつもりも、ありません。

まあ、「あまり器用に思えない」「初めてのことに弱そう」「経験を重ねて良化するタイプ」という見立ては、間違っておりませんでした。
せっかく、「日本では初めての、ワーキング・コッカー・スパニエルのレトリーブトライアル犬」ですから、じっくり楽しんで育成していきたいと思います。


そうそう スローワー(ダミー投擲係)などをしながら、他のペアを見て感じたこと 『アテンションホイッスルの練習の必要性』 『ストップホイッスル練習の必要性』 『腕で指示した方向に直進する練習の必要性』 などについて、折に触れてご説明したいと思います。


ソロモン君! まずはエントリーテスト合格&ノービス4種目クリア おめでとう!
なんか「満願成就」とは、程遠い感じだったけれど、それでもよく頑張りました。
ありがとう!
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by gundogclub | 2014-03-10 10:12 | レトリーブ (GRT)

レトリーブを遊びのメニューに!


朝起きて、facebookを覗いてみましたら、ネットを通じて知り合った英国のガンドッグ・トレーナーたちの 「サンデークラス(日曜日開催のクラス)」 の写真が掲載されておりました。
やはり、日曜日のレッスンが一番、参加者が多いようで 楽しそうに談笑をする飼い主さんの写真や、真剣な顔でダミーの落下地点を目視したり、ダミーに向って駆ける犬たちの写真が掲載されていました。


サンデークラスの写真を掲載したガンドッグトレーナーさんのうち、お一人は 「HPR Dog  (多目的ガンドッグ)」 を中心としたスクールを開催しております。
写真を見るとレトリバーも何頭かありますが、メインは GSP(ジャーマン・ショートヘアード・ボインター = フラウと同じ犬種) や ワイマラナー や ビズラ、そして エパニュール・ブルトン たち。

そして、もうお一人は フィールド系のスパニエル (ワーキング・コッカー や フィールド系のスプリンガースパニエル) をメインとしたスクール。
スパニエルと言うとフラッシング・ドッグ (草むらに潜んでいる鳥を見つけて、飛び立たせる役割) のイメージがありますが、英国ではスパニエルだけを連れて鳥猟をしている方も多く、レトリーブ(撃ち落された鳥を回収する役割) も、スパニエルがしっかりと働いています。


HPRのなかで ビズラは日本ではあまり見かけませんが、ワイマラナーやエパニュールブルトンは それなりの頭数が家庭犬として暮らしているように思います。
ワイマラナーもブルトンも、オフ会などの写真を拝見しますと 「こんなに集まったんだ・・・!」 と感心するほどの頭数です。


しかしながら、日本でレトリーブトライアル(回収競技会)に参加している HPR Dogって、ほんの数頭しか おりません。
私は、これって とても残念なことだと思うのです。
HPRとは HuntingのH、 PointingのP、 RetrievingのR の頭文字をとったもので 1頭で鳥を見つけ、鳥の居場所を飼い主に教え、飼い主が鳥を撃ち落した後は回収もする・・・ つまり、1頭で多くの用途をカバーできる犬種の総称なのです。
鳥を探すだけでも、飛び立たせるだけでも、回収するだけでもなく、1頭でその全てをカバーする為に作出されたのが HPR Dog なのです。


公園などで、たまたまお会いした HPR Dogの飼い主さんとお話をすると、「うちの子、ボールのモッテコイ!遊び が、できないんんですぅ~」 というお話を聞くことがあります。
それを聞くと、とても勿体ない気持ちになります。
生まれた時から、教えずともレトリーブが出来る犬もおりますが、教えて初めて出来るようになる犬もおります。
せっかく、HPR Dogとして生まれたのですから (「うちの子は猟犬じゃなくって、家庭犬なんで、レトリーブとか出来ないんですぅ~」 というフレーズは置いておいて;笑)  やはり、その能力を引き出してあげたいと、私は思います。


「レトリーブトライアル」などと大上段に構えなくても、まずは ボールやダミーを用いて、楽しく遊ぶことが出来る愛犬に育てることだと思います。
レトリーブ遊びが出来るようになると、遊びのメニューが格段に増えます。
目標しては、ボールにしろダミーにしろ 「咥えたら、しっかり飼い主の足元まで戻ってきて、飼い主に渡すことが出来ること」 です。


私が、「HPR DogであるGSPのフラウと暮らしているから」 ということもありますが、特にHPR Dogの飼い主さんや、フィールド系スパニエルの飼い主さんには、レトリーブ遊びの出来る愛犬に育てて頂き、やがては「レトリーブ遊び」から「作業としてのレトリーブ」へと移行して頂きたいと願うのです。

日本のレトリーブトライアル競技においても、HPR Dogが少数派ではなく、ごく普通に・・・ レトリバー種に混じって灰色や霜降りや赤褐色の犬たち、あるいは仏蘭西の誇る多目的ガンドッグが参加している光景を見ることが私の夢の一つです。


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by gundogclub | 2013-11-18 17:05 | レトリーブ (GRT)

発砲音

ここ1年ほど使用していた、発砲音馴致用のピストル (陸上競技で使うスタートピストル) の紙火薬の在庫が無くなったので、メーカーに紙火薬を発注したところ、製造中止になったとのこと。
最近は、光電式と言うのか、ピストルの引き金を引くと設置されたスピーカーから発砲音が鳴るシステムが陸上競技会では主流となり、紙火薬を用いたピストルは競技会では使用されなくなっているそうです。

「困ったな・・・」と思っておりましたら、朝日新聞に全面広告を出していた通販会社の商品のなかに 「カラスやイノシシ対策に!」と火薬式のピストルが掲載されていたので、早速購入してみました。
「44MAGUNM」と書かれている割には、小型で、ちゃちな感じでした。(笑)
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英国をはじめ、欧州のレトリーブトライア(ワーキングテスト)では、発砲音が用いられます。
YouTubeに、わかりやすく、かつあまり長くない動画がありましたので、ご紹介します。
この動画は、ダミーが投げられている様子を犬にも見せる「マーキングレトリーブ」と、あらかじめダミーを置いておき(ダミーを置く様子を犬には見せない)、ハンドラーの遠隔操作でダミーを発見・回収させる「ブラインドレトリーブ」の 「ダブルレトリーブ種目」です。



「発砲音 → ダミーを投擲」は、鳥が飛び立つ → 猟銃で撃つ(発砲音) → 鳥が撃ち落される(ダミーを投擲) → 回収に向わせる の実猟を模したものです。


日本のGRTA(ガンドッグ・レトリーブトライアル協会)では2005年の発足以来、経過措置として、競技会で発砲音を用いられませんでした。
これは、協会発足時に既に成犬に達している競技参加犬に、いきなり発砲音を聞かせ畏怖させることを避けるためでした。
「次回、新たに子犬を迎え入れた際には、子犬の頃から発砲音に鳴らす訓練もしつつ、競技に参加してください」という経過措置でした。
協会発足当時から競技に参加していた犬が減り、既に2頭目、3頭目の犬を迎え入れている会員が増えたため、現在はGRT競技会では発砲音を用いて競技を行っています。


我が家では、フラウを迎え入れた時から、フラウには発砲音に慣らす練習をしてきました。
ボールのレトリーブ遊びが子犬の頃から大好きだったフラウですので、野原でボールのレトリーブ遊びをしている最中に、カミサンに爆竹に火をつけて鳴らしてもらったり・・・


やはり、いきなり子犬に発砲音を聞かせて、怖がらせたり驚かせたりするのではなく、少しずつ慣らしていくことが必要だと思います。


いきなり近くで発砲音を鳴らしても、頓着しない子犬(ソロモンは、このタイプでした)もいると思いますが 「ガンシャイ」 という言葉があるとおり、発砲音にトラウマができたり、発砲音を怖がって逸走したりしない犬にするには慎重な対応が必要だと思います。

日本では、「レトリーブトライアルに参加する」 とか 「実猟に供する」 というレアなケースを除き、発砲音馴致訓練は必要ないかもしれません。
しかし、英国をはじめ欧州では 「どちらかというと、発砲音を怖がる犬が多く産出される血統」は、ブリード(繁殖)から除外されるそうです。

たかが発砲音とはいえ、欧州では繁殖から馴致にいたるまで、ガンドッグにとっては重要事項として捉えられています。


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by gundogclub | 2013-07-19 08:53 | レトリーブ (GRT)

思い出のダミー


今は亡きシャドーが愛用していたダミーを、ソロモンとの練習で使用してみました。
フラウには一度も使わせたことの無いダミーです。
このダミーは、GRTA(ガンドッグレトリーブトライアル協会)が発足した間際だったか、発足する直前だったか、とにかく2005年の4月頃に数十本を英国から協会が輸入し、数量限定販売をしたものです。

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上が、現在 練習用としてGRTAが販売しているダミー、そして下(黄緑色)のダミーが英国から輸入したダミー。
確か、「上限を2本」として販売したはずで、我が家にも このダミーは2個しかありません。


このダミーを用いて、会社から帰宅後に深夜に近くの公園で常夜灯を頼りに、あるいは会社が休みの日に野原でGRTA第一回競技会(2005年6月)を目標に練習をしました。
今となっては、本当に懐かしい・・・

シャドーは、何度か書いたことがありますが2001年の10月に我が家に迎え入れて以降、2004年11月頃までの3年間は、「レトリーブしないレレトリバー」でした。
ボールやフリスビーを投げると、駆け寄って咥えるまでは良いとして、戻って来ずに木陰などに咥えて行って、座り込んで齧るだけ・・・ 
ボールもフリスビーも、あっと言う間に破壊してしまいました。

それが、2004年11月頃に有志の方が長野の牧場で開催した練習会に参加して、「レトリーブするレトリバー」の姿を見て 「なんだ 咥えたまま、持ち帰って渡せば誉められるのか!」 って理解したみたい。。。
自宅の近所の公園にも、レトリバーは何頭も遊びに来ていましたが、きちんとレトリーブする先輩犬が、いなかったんですよ(苦笑)
だから、「ボールが投げられたら駆け寄って咥えて、その後 どうすべきなのか」 は、この長野の牧場で先輩犬たちの姿を見て、初めて理解したようです。
理解してからの上達は、親バカかもしれませんが、かなり速かったように思います。


「レトリバーなのに、先輩犬の姿を見て学ぶまで、どうすれば良いのか判らなかった」 というのも、「本能的に、それってどうよ?」 とも思いますが(苦笑)、まあ全てのレトリバーが生まれながらのレトリーブ欲が備わっている訳ではありませんし、学習するまで判らないレトリバーも居ると思うんです。
まあ、「塞翁が馬」 で、シャドーのお陰で、レトリーブ欲が希薄な個体に対する対処法を学ぶことが出来ました。
きちんとレトリーブが出来る様になって以降は、シャドーは本人(犬)的には、「俺はレトリーブが得意だ!!」って自信を持っていたようですから、それはそれでよかったかと・・・

シャドーのブッシュレトリーブ
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その点、ソロモンは我が家に迎え入れた翌日から 私が投げた小型の縫い包みやボールに駆け寄って、咥えて私の手元まで、レトリーブしていました。
多少、手を叩いたりキャーキャー甲高い声を出したりして、私の手元まで持ち運ぶように誘導の補助はしましたが、誘導補助が必要だったのは最初の数日間だけ!
その後は 望むと望まざるとに関わらず、とにかく何かを咥えて私の手元まで持ってくる ”レトリーブマシーン” と化してしまいました。


「レトリーブの、とっかかり」 という点では対照的なシャドーとソロモンですが、 いつも朗らかで陽気で、他の人や犬が大好き!・・・ という点では2頭は、よく似ています。
大きさは全く違いますが、茶色坊主で、癖のあるウエイビーヘアーなのも一緒。
なんとなく、ソロモンの背後にシャドーも一緒に居て遊んでいる様な気がします。

なので・・・ 大事にしまっていた思い出のダミーを押入れから引っ張り出し、「シャドー! お前の弟分の練習にダミー、使わせてもらうよ!」ってシャドーに語りかけました。

「ソロモンは、他の人や犬が居ると、注意力が散漫になる・・・ ボクはダミー遊びの時は、他の人や犬が居ても、もっと集中していたよ! あいつも、まだまだ半人前だね! そう思わない? パパ・・・」 
シャドーの、得意そうな声が聞こえてきそうです。

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by gundogclub | 2013-06-06 17:04 | レトリーブ (GRT)

「楽しい!」 が一番! レトリーブ編


facebookで友人となった英国のガンドッグトレーナーさんに、イラストがとても上手な方がいらっしゃいます。その方の描くイラストを見ると 「うんうん あるある!」 と、思わず大笑いしてしまうことも、しばしば・・・

前回、描いていたイラストは、飼い主がダミーを投げて 「Go! Get on!」 と指示を出しているのに、犬は後足で耳を掻きながら 「あんたが投げたダミーなんだから、あんたが取りに行けば?」 と、うそぶいているイラスト・・・ なんだか目に見えるような光景で、大笑いしてしまいました。

そして、最新のイラストが、こちら。。。
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飼い主さんが投げようとしたダミーに飛びついて、咥えている黒犬・・・
あれ? どこかで見たような??? これって生後4~5ヶ月の頃のソロモンじゃん!
体の大きさといい、ぷっくりしたお腹の感じといい、尻尾の感じといい、これはワーキングコッカーですね きっと!


このイラストを描いたガンドッグトレーナーさんから 「日本のWT(ワーキングテスト)は、ステディネス派が主流か、それとも意欲派が主流か?」 という質問を頂きました。
「日本では、ワーキングテストとは呼称せず、レトリーブトライアルと表現している。 数年前まではタイムトライアルだったので、どちらに重きを置いているわけでもなかった。レギュレーション(規則)が変更になってジッャジによる主観評価に変更になって以降は、ステディネスの比重が高くなったように思う。 まあ、あくまでも私の主観ですが・・・」 とお答えしておきました。


このトレーナーさんが仰るには 英国では 地域別だったり犬種別だったり 数多くの団体があり、それぞれが独自のルールでWT(ワーキングテスト ・・・ まあレトリーブトライアルみたいなもの) を行っているそうです。
各団体によってルールが異なるので、全国大会を開催する時は WRWT(ワールド・レギュレーション・ワーキング・テスト)という暫定的なルールを適用するのだそうです。
「英国国内の統一ルールに ”ワールド・レギュレーション” と謳ってしまうたり、さすが英国ですね!」と半分、皮肉交じりでメッセージを行ったら 「英国国内」 ではなく 「英連邦全て、オーストラリアもニュージーランドもフォークランド諸島にも適用するルールだから、ワールドでいいんだっ!!!」 って言われました。


で、ハナシを元に戻しますが英国では、大別すると ステディネス(落ち着き、立ち振る舞い、作業の正確さ)を重視する団体と、作業意欲を重視する団体があって 例えば自分が所属していた団体は意欲重視の団体で結構 良い成績を収めていたのに、引越しをした地域にはステディネス重視の団体しか無くて、そこの団体に移籍してからは、でんで駄目・・・ なんて事が往々にしてあるそうで、勿論 その逆もありえるわけです。


このイラストがお上手なトレーナーさんは意欲重視派のトレーナーさんなのですが 「ステディネス重視派の団体の犬たちは、見ていて面白くない。 「いい子ちゃん」 かもしれないけれど、「作業が義務的・事務的で、喜びに溢れていない!」 とのこと。。。。

一番の違いはパピーの頃に 「服従訓練も含めたステディネスを重視した訓練をするか」 or「まずは回収意欲を高め、大好きなレトリーブ遊びの為なら服従訓練も我慢して頑張る犬に育てるか」 の違いなのだそうです。

そして、「きっと、このイラストを見たら ステディネス派の連中は、鼻で笑うだろう!」 と言っていました。
ステディネス重視派のトレーナーが育てた犬は、振りかざしたダミーに食いつくなんて、ありえないらしく・・・
このイラストを見て 「あるある!」 と大笑いしてしまった私は、図らずも 意欲重視派の一員??


ワーキングテストやレトリーブトライアルは純粋にドックスポーツとは言えない面があって 「作業」 という要素が強いように思います。
そして、「作業や労働」 は、真面目に謹厳に行うべきものなのかもしれませんが、それでも一番大切なことは、やはり 「楽しい!」 ことだと私は思っています。
ニンゲンだって、イヤイヤやっている仕事なら残業や休日出勤は苦痛でしかありませんが、本当に好きな仕事なら、あまり苦にならないですし。。。


投げようとしたダミーに食いつくソロモンの飼い主が言うのもナンですが(苦笑)、 「ダミー遊び → 高じて 回収作業が三度の飯より好き!」 という意欲を持たせ 「(ダミーで)遊びたいなら、勉強(服従訓練、ステディネス練習)を ちゃんとしてからですよ!」 という 順番の方が私は好きかな。
まあ、この点に関しては、今後 日本でも優先順位が二分される気がします。

三度のメシよりダミーが好き?
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by gundogclub | 2013-05-10 22:12 | レトリーブ (GRT)

30分後のマーキングレトリーブ


野原で、ソロモンを相手に ちょっとした実験をしてみました。

① 草むらに1個のダミーを投げ入れる様子を、ソロモンに見せる

② 少し離れた場所で、ダミーやボールで30分ほど遊ぶ

③ ①でダミーを投げ入れる様子を見せた時とは異なる方向にソロモンを停座させる

④ 距離は約100m弱

⑤ 回収に向かわせる


ポイントのひとつは、ダミーを草むらに投げ入れて、すぐに回収に向かわせるのではなく、30分ほど 少し離れた場所で遊ぶこと。 (時間の経過による記憶の変化)

もうひとつは ダミーを投げ入れる様子を見せた方向とは異なる方向から回収をスタートさせること。 


「時間の経過」 に関しては、例えばボール遊びが好きな子犬なら、多少の草むらなら ボールを投げ込んで直後に回収に向かわせれば、草むらからボールを探し出し咥えて飼い主さんの足元まで戻ることができるかもしれません。
しかし、ボールを投げ込んで1分後に回収に向かわせたら・・・ それが5分後だったら・・・
ほとんどの子犬は、ボールが草むらに投げ込まれたこと自体を忘れてしまうのではないでしょうか?
まあ、これは子犬に限らず ニンゲンの幼児でも同じかもしれません。
「熊さんと、猫さんと、兎さんの 縫い包みを持ってきて!」 と言われた直後なら 「熊と猫と兎」 と記憶しているかもしれませんが、10分後に 「さっき、お話した縫い包みを持ってきて! 何と何と何だったか覚えている?」 と尋ねたら、3種類すべてを記憶している幼児は少ないのではないかと・・・

ニンゲンの幼児は、日常の生活の中で あるいは様々な学習を通して記憶力が磨かれていく訳ですが、犬に関しては意図的に 「記憶力を磨く」 練習をしなければ、あまり記憶力は伸びていかないのではないかと思います。
例えば、「生後2歳を過ぎたら、草むらにボールを投げ込んで10分後に回収に向かわせても、大部分の犬が記憶している」 なんてことは、ありません。
ですから、「記憶力」を磨く (鼻を使って探させるのではなく、記憶力を使って探させるような遊び) をすることも必要かもしれません。


「異なる方向からの回収」 は、 「ダミーが投げ込まれた周辺全体を記憶する」 ための練習だと思っています。
「木を見て森を見ず」 という諺がありますが、ダミーが投げ込まれた、その一点だけを記憶するのではなく、「周辺の景色を一団として記憶する力を養う」 ということ。
「長いススキが何本も生えている近く」 とか 「紫色の花が群生している近く(それが犬にとっても紫に見えるか否かは別として)」 とか 【ある程度の広さの風景の中で、ダミーが投げ込まれた場所を記憶する】 力を養うこともダミーレトリーブ力を磨く上で必要だと考えています。

ニンゲンだって、初めての場所に車で行くと、往路と復路は風景が異なって見えて、なんか違う場所を走っているような錯覚に陥ることがありますよね。
目印になる、特徴のある建物や珍しい看板などを記憶しておくと 「ああ、ここは来る時にも通ったよな!」 と不安にならずに済みます。 「何か目印を記憶する力」 を愛犬にも備えさせるための練習も、ほぼ一緒かと・・・

で、30分間 少し離れた場所で遊んだ後の、ソロモンのシングルダミー・レトリーブの動画です。



我が家では、記憶系の事柄は最後までシャドーの方が、フラウより勝っていたのですが、ソロモン君も体は小さいですが 記憶力はそこそこ及第点のようです。
まあ、「ダミーを草むらに投げ込んで、30分後に回収する」 なんて種目は、どこの国のレトリーブ系競技会にも無いでしょうが、「時間の経過を経ても記憶し続ける」 や 「一団の風景として目印を記憶する」 という練習は必要ではないかと思います。

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by gundogclub | 2013-04-10 13:23 | レトリーブ (GRT)