ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

カテゴリ:レトリーブ (GRT)( 54 )

裾野の広い競技へ


4月12日(日曜)に、GRTA(ガンドッグ レトリーブトライアル 協会)2015年度の第一回目の定例競技会が開催されました。

ミドルクラスの競技に参加したソロモンの様子は次回に回し、今年で創設10周年の記念の年を迎えたGRTAの更なる発展を願って、私見を述べさせて頂きたいと思います。

今回の競技会に参加するにあたり、楽しみにしていたことが、ひとつ。
それは、友人のUさんが、新たな相棒である、オーストラリアン・ケルピー(牧羊犬) の、ナナちゃんと競技に参加することを、Uさんから聞かされていたこと。

ナナちゃんは、元保護犬で、縁あってUさん家の家族になりました。
これまでもUさんは、ラブラドールでGRT競技会に何度か参加しているのですが、そのラブラドールもまた、元保護犬でした。

さらにGRT競技に留まらず、JFA(日本フリスビードッグ協会)の、『ジャパンファイナル』においても、Uさんが元保護犬のラブラドールと、私が元飼育放棄犬のゴールデンのクワンを相棒として、ダブル出場したこともあり、「保護犬を相棒としてドッグスポーツに参加する」Uさんのスタンスには、かねてより共感を覚えておりました。

特に、今回はガンドッグ(鳥猟犬種)ではなく、牧羊犬を相棒としてGRT競技に参加するということでしたので、とても楽しみにしておりました。
Uさんと、ナナちゃんの雄姿を、何枚かご紹介します。
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そして、Uさんとナナちゃんの挑戦は、「元保護犬である」という意味合いもありますが、それにも増して 「非鳥猟犬種である」 という事にも、価値があるのではないかと思います。


さて、Uさんとナナちゃんが参加したノービスクラス、私がソロモンと参加したミドルクラスの競技を終え、Uさんと昼食をとっておりましたら、駐車場に中型犬種が、わらわらと・・・
それらは、遠目にも スパニエル種 と判りましたので、食べかけのピザを放り出し、誘蛾灯に誘われる蛾の様に、スパニエルの群れに近寄る私・・・

「スパニエルのイベントでも、あったのですか?」と問いかける私に、お一人の方が 『ワーキングコッカーという犬種が、GRT競技に参加していると聞いて、見学に来たのですが・・・』というお答え。
「GRT競技に参加しているワーキングコッカーって、うちのソロモンしかいないじゃん!」と思い、「私が、そのワーキングコッカーの飼い主なのですが・・・」ということで、大いに盛り上がり、バリケンで待機していたソロモンを引っ張り出し・・・ まあ、ソロモンは話題の中心になり、撫でられ、写真を撮って頂き、大喜びでした。

スパニエルの群れは、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルと、アメリカ系のブリタニー、そしてフランス系のブリタニー(エパニュール・ブルトン)でした。
飼い主さんたちが仰るには、「何か愛犬とドッグスポーツをしたいと考えている時に、レトリーブトライアルという競技があることを知り、かつその競技にスパニエルが参加していることを知り、興味を持った」との事でした。
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今年、設立10周年を迎える、ガンドッグレトリーブトライアル協会ですが、参加犬種の9割以上がレトリバー種で占められています。
「レトリーブトライアルなのだから、レトリバーが大部分って、当然じゃん!」という考え方もあると思います。

しかし、GRTA設立当時からの参加者である私が、設立当初によく耳にしていたのは 「欧州・・・特に、イギリスのワーキングテストをお手本にしよう」というワードでした。
そして、イギリスのワーキングテストには、レトリバー部門も勿論ありますが、HPR Dog部門(ジャーマンポインター、ワイマラナー、ビズラ、ブルトンなどの多目的ガンドッグ)もあり、またスパニエル部門もあり、その他「非ガンドッグ部門」まであり、それぞれが共通のダミーを用いて競技を行っております。
私の永遠の恋人フラウは HPR Dogとして、レトリーブトライアルに参加していたことになります。
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私個人の希望としては、レトリバー種のみならず、HPR Dogの飼い主さんや、スパニエル種の飼い主さんにも、広くGRTAが認知され、また競技に参加するHPR Dogやスパニエルが、増えていくことを願っています。
裾野が広がってこそ、GRTAがドッグスポーツ競技団体として、より大きく また成熟していけるのではないかと思うのです。

具体的に言うと レトリバー部門・HPR Dog部門・スパニエル部門・非ガンドッグ部門が、それぞれ年に何回かの定例競技会を開催し、各部門の上位で決勝戦(チャンピォンシップ)を行えたら、どんなに楽しいだろうと思います。
レトリバー部門5頭、HPR Dog部門2頭、スパニエル部門2頭、非ガンドッグ部門1頭の計10頭の各部門上位犬で優勝を競う・・・などと、考えると とても楽しそう。

私が、よぼよぼの爺さんになる頃でもいいから、この夢が実現したら、どんなに幸せか・・・
もう自分で車を運転するのが無理な年になっていたら、息子に運転させて競技会場へ!
その時、私の傍らに座っているのは、HPR Dogなのか スパニエルなのか・・・

レトリバーだけではなく、他のガンドッグの飼い主さんにとっても、敷居の低い 参加しやすい団体に成長して欲しいと思いますし、それは妥協することでも、レベルを下げることでも無いと、私は思います。

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by gundogclub | 2015-04-15 00:03 | レトリーブ (GRT)

憧れます!

facebookで繋がった英国の友人が編集した動画です。
なんか、感動して 何度も見直してしまいました。
高画質動画なので、拡大しても画質が低下しません。 拡大して、ご覧下さい!



私としては、レトリバーだけではなく、ソロモンとそっくりの レヴァー(茶色)のワーキング・コッカー・スパニエル が登場するだけでも、うれしいのですが・・・

指示された犬だけが回収に向かい、他の犬たちは 停座待機が きちんとできる。

石積みの障害物(ローマ時代の遺跡?)を飛び越えて、撃ち落とされた鳥を回収に向かう意欲。

撃ち落とされた鳥の落下した場所を記憶する集中力。

飼い主がや他の犬が、停車した車の周りで談笑していても、少し離れた場所で伏臥を継続できるステディネス。

ノーリードでも飼い主の足元にあって、飼い主と歩調を合わせて歩けるステディネス。


レトリーブトライアルに参加していると、そのトライアルの規則や評価ボイントを念頭に置いて、規則や評価ポイントに沿った犬に育成しようとします。
それはそれで大切なことだと思うのですが、そもそも 「どのようなシーンを想定して、規則や評価をしているのか?」という部分が希薄になります。

特に日本の場合は、レトリーブトライアルには出場していても、それを実践の場(実猟)で生かす機会のあるトライアルマンは、ほぼ皆無。
なので、私も含め 「競技会の為の育成」 に、なってしまい、本来の目的を忘れがちです。

この動画は、 『そもそも、どのようなシーンを想定し、それをバーチャルであるダミーに置き換えて練習しているのか』 を、改めて認識することのできる 素晴らしい動画だと思いました。


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by gundogclub | 2015-03-08 10:59 | レトリーブ (GRT)

ライン・トレーニング


英国は湖水地方のガンドッグスクールの ライン・トレーニング風景です。
よくメッセージをくださるトレーナーさんで、レトリバー種だけではなく HPR Dog(ワイマラナー、GSP、GWP、ビズラ などの多目的ガンドッグ)についても、造詣の深い方です。
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ライン・トレーニング とは、複数頭の犬が一定の間隔を置いて横一列に並び、互いに歩くスピードを合わせながら歩く練習です。
自分と愛犬とのペアが歩くスピードが速過ぎて前に出てしまった場合は歩くスピードを緩める必要がありますし、遅れ気味になった場合は歩くスピードを速める必要があります。

上記写真の犬たちは、アドバンス・クラスなのでノーリードですが、エントリークラスやノービスクラスの犬たちは、リードを装着したままで歩きます。

「リードをつけて歩くだけなら簡単じゃん!」と思われるかもしれませんが、横一列の綺麗なラインを保つための歩度(歩くスピード)の微調整を、ペアである犬が感じ取ってくれなければ、結果としてリードで抑える(犬の歩度が速すぎる場合)か、リードを引っ張る(犬の歩度が遅すぎる場合)ことになってしまいます。
それでは、美しいラインは作れません。

そして、ライン・トレーニングの もう一つの目的は ダミーが投擲されても(あるいは雉などが撃ち落されても)回収の指示があるまでは、しっかりと脚側の位置で停座を継続する練習です。
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本日、ご紹介した写真は2枚ともアドバンス・クラスなのでノーリードで行っておりますが、エントリー・クラスやノービス・クラスはリードを装着して待機しておりました。

ちなみに、エントリー・クラスの回収練習はダミーだけではなく ボールや縫いぐるみなど、それぞれの参加犬の好きな回収対象物を使用しておりました。
つまり、 まだダミーではなくボールや縫いぐるみなどしかレトリーブできない段階 から既にライン・トレーニングを行っている ということです。

GRTAにおいても、このライン・トレーニングを基にした競技種目が行われておりますが、せいぜい3頭が横に並ぶ位で、練習会においても競技会においても、5頭とか8頭とかの複数頭でラインを作る機会は、日本ではありません。


最初は、リード装着で良いので複数頭でラインを作る練習 (リードを抑えたり、引っ張ったりしなくてもハンドラーの歩度をペアである犬が意識して歩く速さを合わせられる練習)、そして自分の回収の順番までは、しっかりと停座位置で待機できる練習 を、行いたいですね。


どうしても、ダミーをレトリーブさせることに意識が向きがちになりますが、ライン・トレーニングのように ステディネスを磨くためのグループ練習も、疎かにしてはいけない。
そう考えると、ガンドッグトレーニングは奥が深くて、やるべきこと 覚えるべきことも沢山あって、飽きることがありません。

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by gundogclub | 2015-02-10 19:29 | レトリーブ (GRT)

太陽の王子


11月2日に長野の牧場で開催された GRTAの2014年ファイナル (決勝戦・チャンピョンシップ)にソロモンと参加しました。

懸念されたお天気も1日(土曜)のお昼頃から 開催地の2日の天気予報が くもり/雨 から くもり/晴れ に変わり、一安心。
あせって、ソロモン用の防寒性のあるレインスーツを購入しなくてよかった。


ところが1日の夕方、競技会に向けて あれやこれやと荷物を車に搬入している私に向ってカミサンが 『朝から寒気がして、さっき体温を計ったら37.4℃あったんだけれど・・・それでもアナタは明日、競技会にいくわよね?』 との問い。
カミサンの問いに、数秒の沈黙のあと 『ごめん 悪いけれど行かせてくれる?』 と私。
私の答えに、これまたしばしの沈黙の後 『そう言うと思ったけれど・・・・・やっばりね・・・・』 (苦笑)


競技会が開催された長野の牧場は、紅葉も美しく、また寒くもなく清々しさに満ちていました。太陽が顔を出すと、少し暑く感じるくらいでした。
ソロモン君も、ニコニコとご機嫌!
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で、競技の方はと言うと ソロモンはノービスクラス(初級クラス)のチャンピョンシップに出場した訳ですが、まあ終始 あわあわと落ち着きがなく・・・

・いつも練習している野原より、草丈が短いブッシュに投げ込まれたダミーなのに、なかなか探せない。
・ダブルダミーのレトリーブでは私が指示した方向とは逆のダミーから取りに行く。
・練習でも、今までの競技会でも一度もしたことのないシッピング(ダミーを口から離して別のダミーを咥える)をする。
・落下したダミーに真っ直ぐに駆け寄らない。
等々、まあ情けない内容でした。


競技会では常に「あわあわと興奮している」という訳ではなく、第2回競技会が行われた岐阜のスキー場では、とても落ち着いていましたし(この時に3位入賞した訳ですが)、普段から競技会場より遥かに刺激の多い野原で練習しているのに、 「ソロモンの興奮のツボ」 が、よく判りません


で、ノービスの競技を終了し、ミドルクラスのスローワー(ダミーを投擲する係)の、お手伝いなどをしておりましたら、家内から 『熱が、39℃を超えてきました』 というメールがあり、早退して自宅へ戻りました。
「39℃の熱がある」と知らされたにも関わらず、表彰式が行われる時間まで留まっていたら3連休の真ん中ということもあり、帰宅が深夜になりそうだったので、流石にそれはマズイと思い・・・
ということで、チャンピョンシップのソロモンの順位は確認していないのですが、おそらく、ノービス出場12頭のうち最下位に近いのではないかと。。。


ところで、ワーキング・コッカー・スパニエルは英国では、別名 「サニーコッカー」  と呼ばれています。
太陽の様に明るく、いつも朗らかに笑っている ことからつけられた愛称なそうです。
そのサニーコッカーが、停座位置で飼い主を見上げながら、嬉しそうに笑っている数々の写真をfacebookなどで見てきました。
本当に、楽しそうに嬉しそうに、パパやママを見上げるサニーコッカーたち!


カミサンが、その話を私から聞いて、『じゃ、我が家のソロモンはソロモン王ではなく、まだ若い王子様だから、太陽の王子だね!』と言っていました。
そして、常々 パパやママを見上げるサニーコッカーの写真を見て羨ましいと思っておりましたら、昨日 GRTA会員の方に撮影して頂いた写真の中に・・・
灯台もと暗しで、我が家のサニーコッカーも、しっかり私を見上げて笑っているのを発見!
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まあ、こんなに嬉しそうに私を見上げてくれる王子なら、今になんとかなるでしょう!
でもね ソロモン君、いつまでも幼く明るい王子様のままではダメなんだよ。
いつか、落ち着きのある しかし意欲も備わった青年に成長しないとね!
その時こそ、若き王子から、国王となる戴冠式も迎えられるはず。
爺や(私)は、若君の戴冠の日を待ち望んで、おりますぞ!!

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by gundogclub | 2014-11-03 16:03 | レトリーブ (GRT)

変則ダブル・レトリーブ


ソロモン君と、ダブル・レトリーブの練習をしました。
『ダブル・レトリーブ』 と言っても、ちょっと変則的な練習を・・・

ソロモンは、「ダミーを2個」 とか 「ボールを2個」 とか、同じツール(回収対象物)を用いた練習では 「パパが腕で指し示した方から回収する」 という約束事は、比較的早く 習得できました。
と言うより、最初から ダミーやボールを複数個 回収させる練習を始めた時点で 「指示を伴う回収」 で練習をしたソロモン君。
「どちらでも、好きな方から回収していいよ!」 という方法で練習(遊び)を、したことは、ありません。

ところで、ソロモンはパピー ~ 生後2歳くらい までは、ボールよりダミーが好きな 奇特な犬(笑)だったのですが、フラウ姐さんやクワン、エステルとのボール遊び (レトリーブ競争) を通して、ボールも大好きになってしまい、最近では以前とは真逆で ボール > ダミー になってきました。

で・・・
今日は、あえて ボールとダミーを用いた ダブル・レトリーブの練習。
ボールとダミーを投げ、指示でボールから先に回収させたり、ダミーから先に回収させたり・・・
最初は、何度かボールの方へ行きたがる素振りを見せましたが、すぐに練習の意図を理解したようで、指示どおりの回収ができました。
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今度は、 ソロモンを停座させ 左前方に匂いの強いレバーなどを煮たものをお皿に入れて 右前方にダミーを置いて、ダミーの方を指し示して ソロモンがどんな動きをするか、試してみたいと思っています。
「誘惑物」 とか 「犬自身の意志」 よりも、指示(腕で指し示した方向に直進し、回収する)を優先する練習・・・ 怖い声で叱ったり、威圧したりして馴致するのではなく 『さしあって、指示された回収作業を優先しよう』 という心を育てながら訓練をしていきたいと思っています。


ここからは、オマケ
今日の野原には、フラウ姐さんも一緒でしたので、ちょっと 「おさらい」 をしてみました。
紐付きボールを投げ、回収に向わせます ➡ ボールを咥えて戻る途中でストップホイッスル ➡ 咥えたままの即時停座
しばらく、練習しておりませんでしたが、フラウ姐さんは忘れてはおりませんでした。
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ついでに、ソロモン君も、同じ練習。
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「ダミーを咥えて戻る途中に、ダミーを咥えたまま停座」 とか  「ダミーを咥えて戻る途中に、ダミーを咥えたまま伏臥」 などはGRT競技会では用いませんし、そのような競技種目もありません。
ただ、自分なりに 「競技には無用だけれど、出来る様になって欲しい回収作業」 が、いくつかあって、その練習は競技の種目に関係なく、我が家のガンドッグたちには見につけさせたいと思っています。

例えば、今はフラウ姐さんしか出来ませんが

1本目のダミーを咥えて駆け戻る ➡ 咥えたまま停止(停座)のホイッスル ➡ 咥えていたダミーを口から離す ➡ 2本目のダミー(ブラインド)に向う ➡ 2本目のダミーを回収して戻る ➡ 口から離した1本目のダミーを回収に向う などの連続作業を、ソロモンにも出来るようになって欲しいと思っています。
思いっきり画質悪いですが、咥えて戻る途中、停止してダミーを口から離し、別方向のダミーに向うフラウの姿だけは、ご確認できると思います。 かなり以前の動画なのですが・・・



受験勉強をする時に 「試験では出題されない範囲だから勉強を省く」 のは効率的かもしれませんが、出題されない範囲であっても 「知ることが不必要」な訳ではない・・・ というのと、同じ事だと私は考えています。

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by gundogclub | 2014-10-27 16:47 | レトリーブ (GRT)

震える犬 第4回GRT 定例競技会

10月5日、GRTA 第4回定例競技会の朝は、午前4時に起床。
競技会場の 霧ヶ峰高原 までは一般道で1時間半程度を要する場所にあるペンションでしたので、午前4時半には、競技会場へ向けて出発しました。
今回の競技会は、参加頭数が多く そのため受付開始時間が6時45分と、いつもより早かったので 不案内な場所でもあり、少し早めに出発。


台風の接近に伴い、霧ヶ峰周辺のピンポイント天気予報では大雨と強風が予想されていましたが、ペンションを出発した時点では、小雨が ぱらついている程度でした。
しかし、霧ヶ峰高原を目指して山道を登っている途中から霧が濃くなり、とうとう3m程度の視界しか、ない有様になってしまいました。
車の前照灯をロービームにしていても、霧に反射して見え辛く、道路と道路脇のU字溝の境も見えず、本当に怖かったです。
まさに、霧ヶ峰の名に違わない、濃霧でした。
U字溝に脱輪しない様に、なるべくセンターライン寄りを走りつつ、事前に事務局から送られた地図を頼りに、「道の駅」の様な場所まで、たどり着いたのが 午前5時50分・・・
なるべく道路際に車を駐車し、顔見知りの方が施設内に入って来るのを待つこと40分・・・

この 「道の駅」の様な施設から、競技会場までの道順も、頂いた地図には載っていたのですが、もうどこに道路があるのかも、濃霧で見えない状態だったので、自力で競技会場に向かう勇気はありませんでした。
しばらくして、施設の駐車場の奥の方で、バタンと車の扉を閉める音がしました。
商品などの納入業者さんだったら、道を教えて貰おうとしたところ・・・ 奥側の駐車スペースに見知った車と、会員さんの姿が!
いやぁ~ 『地獄に仏』 と言うか、本当にホッとしました。 
そして、お会いした会員の方の後ろをついて行かせて貰い、なんとか競技会場に到着!


競技会場に到着し ふと車に搭載されている外気温計を見ると 4.2℃
まあ、あまり正確ではないので、何とも言えませんが 外に出ると 雨は殆ど降っていなかったのですが、肌酒かったです。
やがて、徐々に雨が強くなってきました。
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雨が降っている中、ソロモンを排泄&小散歩のために外に出したのですが、ソロモン君 元気いっぱい!
後に起こる事を予想することは、その時点では できませんでした。


開会の挨拶や競技会場の説明などが終わり、ノービスクラス(初級クラス)の競技がスタートする頃には、さらに雨が強くなってきました。
北国育ちで、かつ平均的な男性より脂肪で武装(笑)している筈の私でさえ、震えるほどの寒さ・・・


やがて、ノービスクラスの競技が終わり、ソロモンが出場するミドルクラスの競技の開始が告げられました。
車の荷室に搭載したバリケンから、元気に飛び出すソロモン!


ところが、ここでアクシデント発生。
冷たく強い雨が降り続く中、大会本部テント前で、かなり長い時間 待たされることとなってしまいました。
やがて、ソロモンが ブルブルと震えだしました。
その姿を見て 「えっ?!」 という感じ。
夏の間も、朝露でビショヒジョに濡れながら 全く気にすることなく走り回っているソロモンを見続けておりましたので 濡れることを全く気にしない犬 だと思っておりましたので・・・

ただ、考えてみると 寒い季節にビショビショに濡れているソロモン というのは、見たことがなかったかも。
冬は野原も乾燥していることが多いので 濡れる+寒い という経験 は、これまで無かったかもしれません。


他の参加犬 (大部分がレトリバー種)は、冷たく強い雨に打たれながら 平然とハンドラーの横で停座していたり、ハンドラーを見上げて尻尾を振っておりました。
改めて、レトリバー種の耐寒性を実感しました。
そういえば、我が家のフラットコーテッドレトリバー、シャドーも岸辺に氷が張っている様な湖に飛び込んで、泳いでいたような。。。

冷たく良い雨の中、平然としているレトリバーたちと、停座して前方を見つめながらブルブルと震えているソロモン ・・・  この時点で もう競技の趨勢は決していた  のでした。


とにかく集中力は無いし、笛や声符に対する反応も悪い・・・
何より ショックだったのは 第三競技の 120mのロングマーキング競技。
私は、練習の時も競技会の時も スローワー(ダミーを投擲する係) が 「マーク!」 という合図や発砲音を鳴らす直前に 腕で指し示しながら 「ソロモン マーク!!」 と口で言うのですが、私の 「ソロモン マーク!!」 の指示に合わせ、小さな体を精一杯 伸ばして ダミーが落下していく方向を真剣に見定めるソロモンの姿が好きでした。

しかし、この時は ダミーが投擲される瞬間 「ソロモン マーク!!」 という私の声を聴いたソロモンは、ダミーを見ずに 真横を向いてしまった のでした。
もう、本当に寒くて辛くて、嫌だったのだと思います。


第四競技で出番を待っている間、 ソロモンが震えながら歯をカチカチと鳴らす音 が聞こえました。
寒さで震えながら、歯を鳴らす犬を、初めて見ました。
こんな状態であったにも関わらず、第四競技のダブルレトリーブ(マーキング&ブラインド)は、力を振り絞って成功させてソロモン。
ありがとう!!


フリスビーやアジリティーの競技では、出場直前まで車の中やターフの中で待機している事も可能ですが、GRT競技は 競技場所を変えながら四種目を連続で行うので 降雨時は ずーっと雨に打た続けることになります。
事前に寒さに弱い事を知っていれば、脱着が容易なレインコートなどを用意できたのですが、「ソロモンは冷たい雨に弱い」 という認識が欠落しておりましたので・・・

結局4種目中 成功したのは2種目、昨日順位が発表され 13位/23頭中 でした。


まあ体の表面積が小さい というこは 熱が奪われるのも早い という事でしょうから、こればかりは仕方ありません。
「根性で寒さに勝つんだ! 気合だ 気合だ ソロモン おー!!」 とか言ってもダメでしょうし、レインスーツを用意しつつ、冷たい降雨と競技会が重なったら、ある程度の諦め(苦笑)も必要かも・・・
facebookの友人で、英国でラブラドールとワーキングコッカーの繁殖とトレーニングをしている方が、いるのでお尋ねしましたら やはり 『ラブラドールとワーキングコッカーの耐寒性能は、大きく異なります。ワーキングコッカーは冬場のウォーターレトリーブは1回が限度だけれど、ラブラドールなら何回でも回収に行けます』 というお答え・・・
ソロモンだけが、寒がりな訳ではなかったようです。


ちなみに写真は、ミドルクラスの競技会終了後のソロモン。
いつもは、ご機嫌でニコニコ笑っているソロモンの、こんな物調面、初めて見ました。
体をタオルで拭いてあげましたが、ペンションに戻っても しばらくは震えていましたから・・・
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ソロモンにとっては、かなりの悪条件の中、ソロモンなりに一生懸命、頑張ってくれたのだと思います。
次回・・・ 今度の競技会が 「晴れの日」 なら また一緒に頑張ろう!

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by gundogclub | 2014-10-08 12:40 | レトリーブ (GRT)

信濃路へ! GRT第4回 定例競技会

GRTA(ガンドッグレトリーブトライアル協会)の 2014年度 4回目の定例競技会に出場しました。
GRTAの定例競技会は 年/4回 なので、今回が2014年度最後の競技会でした。
あとは、各クラスのファイナル(決勝戦)を残すのみとなりました。
『猫と犬と子供のいる居間 後編』 は、後日・・・

数年前までは、GRT競技会に出場するにあたり 競技会当日の早朝に自宅を出発 ➡ 競技会場到着 ➡ 競技に出場 ➡ 競技会終了後、自宅に戻る という強行軍でも平気だったのですが、寄る年波には勝てず、最近は競技会場にたどり着いた時点で、かなり疲労していることも多く・・・

今年は第2回目と3回目の競技会では  競技会当日の早朝に自宅を出発 ➡ 競技会場到着 ➡ 競技に出場 ➡ 競技会終了後、宿に泊まる ➡ 翌日、自宅に戻る という方法をとったのですが、今回はさらに 競技会前日から宿に泊まり、競技会終了後も、その宿に戻る という 「二泊三日」 のパターンを試してみました。 自宅から競技会場に到着し、すぐに競技に臨む・・・ということが、かなり辛くなってきましたので。


10日5日(日曜日)に、霧ケ峰高原で開催される競技会に向け、4日(土曜日)の早朝に自宅を出立。
そんなに早く家を出る必要は無かったのですが、高速道路の渋滞が人一倍、嫌いなので あまり高速道路が混雑しない時間に、渋滞ポイントを通過してしまおうと・・・


千葉の自宅を出て、土曜・日曜に渋滞する、いくつかのポイントを過ぎるまでは一気に走り続けました。
東京側から中央道で長野方面に行く際に渋滞するポイントをすべて通り過ぎた時点で、まだ午前8時。
そこからは、パーキングエリアやサービスエリアで、休憩をとったり、ソロモンと散歩をしたり写真を撮影したりしながら、ゆっくりゆっくりと中央道を走り・・・

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それでも、高速道路を下り、予約したペンションに午前11時には到着してしまいました。
このペンションのチェックインの時間は、午後3時以降!(苦笑)


ただ、事前にこのペンションを予約する際に 「ペンションの近くに、ドッグランとか 広い野原とか、ありますか?」 とお尋ねしたところ 「友人が事務長をしている専門学校の芝生のグラウンドが土曜・日曜なら使わせて貰えます。 事前に話しておきますから!」 というお答えだったので、ペンション到着後に場所をお聞きして、行ってみました。

広い広い芝生のグラウンド・・・ いたのはカラスのみ。
ここでソロモンと、紐付きボールやフリスビー、ダミーなどを用いて、思いっきり遊びました。
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しかし、かなり へとへと(私が) になるまで遊んでも、まだ午後1時前・・・
お腹もすいたので、専門学校の職員の方に、「この辺りで、食事ができるところ、ありませんか?」 とお尋ねしましたら、プチ観光農園のような場所を紹介してくださいました。

観光農園で、お弁当と焼き芋を食べ、ソロモンと散歩。
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そうこうしている間に、やっと午後3時を過ぎ、チェックインのために、ペンションへ。

ところで。。。
今回宿泊したペンションは、リーズナブルな価格設定と、珍しいガンドッグが看板犬だったことで、宿泊を決めたのですが、ペンションに入ってみると、そこは 「オタクの館」 でした。 
客室のある2階の壁際は全て本棚で、コミック(漫画)で埋め尽くされていました。 
蔵書は、2,000冊くらい、あるそうです。

しか、オーナーの奥さんは少女漫画ではなく、深夜枠のアニメで放送する様な 「なんか冴えない男の子が急に、女の子にモテモテになり始め、でも何故か その女の子たちは尻尾が生えていたり、猫耳だったり、空から落下してきた天使だったり・・・」 みたいな、ラブコメ系アニメの 「原作コミック」 がお好きなそうで。。。

で、旦那さんの趣味は、アニメ系美少女フィギュアの作成と収集。
1階の食堂をはじめ、いたる処が美少女系フィギュアだらけ・・・

恥ずかしながら、私も アニオタ(アニメタク)なので、犬の話よりむしろ、そちら系の話で、ご夫婦と盛り上がってしまいました。


雪が降ったら、次男を連れて(スキーのため)、泊まりに行きます。
そして、来年も霧ヶ峰で競技会があるなら、迷うことなく このペンションを予約!
できれば、犬連れて あのペンションに1週間くらい、籠りたいです!(笑)


さて、翌日は 2014年度4回目のGRT競技会。
大型の台風が接近していて、午後10時を過ぎた頃から、雨が降り始め、風も次第に強くなってきました。
ペンションの部屋でも、ニコニコと ご機嫌だったソロモン君。
明日の競技会終了後も、この笑顔を見ることが、できますように!
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つづく

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by gundogclub | 2014-10-07 14:55 | レトリーブ (GRT)

I 型 レトリーブ


先日の蓼科でのレトリーブトライアル競技会のアドバントクラス(上級クラス)の競技種目を見学していたら、初めて見る種目がありました。

『競技ペアは、ジャッジからコールされたら待機場所からジャッジのいるスタート位置に移動する。移動中はリードとカラーは装着していてよい。
スロアーは、ジャッジの指示によりスタート位置から30m~100m離れた場所にブラインドの場合は事前にダミーをセットし、マーキングの場合は発砲音またはマーク声の後、ダミーを投げ入れる。さらに2本目のダミーをブラインドの場合は事前にセットし、マーキングの場合は発砲音またはマーク声の後投げ入れる。2本のダミーの位置は V型、I型、L型
前後など地形や条件により組み合わせる。会場により、スロアーは2人で行うこともある。』


V型、I型、L型とは、スタートラインで ハンドラーが立ち、その左横に競技犬が停座している状態を起点として、2本のダミーが、どのような方向に投擲されるかを表しています。
V型とL型は、なんとなく想像がつくと思うのですが、I型って???
『I 型』 とは ハンドラーから見て、一列になるように2本のダミーが投げられることを指します。
直線上に、スタートラインからは距離の異なる2本のダミーがある と表現すれば、お判りになるでしょうか?


この 『I 型』 は、ソロモンが参加しているミドルクラスでも競技種目に含まれておりますので、練習も兼て実験してみました。


この練習は、ダミーではなく ボールでもできるので、多少デフォルメして、説明します。
まず、スタート地点を決め、愛犬を停座させ、その横にハンドラーが立ちます。
スタート地点から10mの場所にボールを1個置いてもらいます。 このボールをAとします。
次に、スタートラインから20mの場所に、ボールを1個置いてもらいます。 このボールをBとします。


まず、前提として 犬には言葉は通じません。 「奥の方にあるBのボールから、持ってきてくれる?」 と話しかけても犬には通じません。
次に、何も指示をしないで、犬を送り出したら 近くにあるAのボールから咥える犬が大半だと思います。
言葉では通じない、かつ 何も指示をしなければ、大半の犬は近くにある方のボールから咥えてしまう・・・ では、AではなくBのボールから咥えさせるには、どうしたら良いのか? ということです。


実際の実験は、50mの巻尺を使って、スタートラインから30mの処にダミーを1個 (これをAとします )、そこから直線上 スタートラインから50mの処にダミーを1個 (これをBとします) 置いて、行いました。

Get on!の声符で予想通り、Aのダミーを咥えようとするソロモン ➡ 咥えようとした瞬間にストップホイッスル ➡ 咥えるのを止めて、こちらに向き直るソロモン ➡ バック!の声符とハンドシグナル ➡ ソロモンがBのダミーをめがけて走る ➡ 咥えて戻り私にダミーを手渡して終了!
思いの外、一発目から、上手くいきました。
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そして、この一連の動きを3回ど繰り返しましたら、ソロモンは もうAのダミーには見向きもしなくなりました。
「どうせ、奥にあるダミーから、回収しろって言うんでしょ!」 と、Aのダミーを踏んづける様に、Bのダミーに駆け寄るようになりました。


やったぁ~! これで競技会もダイジョウブ!! と思えばよいものを、私は面白くありません。
何故なら、ソロモンは 『単に、奥の方から回収すればいいんだ!』 と条件反射で行っているだけですから。


おそらく、競技会でも手前側Aのダミーからの回収をジャッジが指示することは無いと思うので (これだと簡単すぎるので) 『奥側のBのダミーから回収する』 を馴致させるだけでも良いのかもしれませんが、これでは面白くありません。
だってこれでは、「指示に従って回収」 ではなく 「条件反射で奥側から回収」 するだけに、なってしまいますから・・・


で、競技会の事だけ考えるなら、よせばいいのに(苦笑) ダミーをもう1個、増やしてみました。
直線上に、スタートラインから近い方から A・B・C と3つのダミーを置いてみました。
Aのダミーはルアーダミー(囮のダミー)にして、回収はさせません。

Bのダミーを回収するのか Cのダミーを回収するのかで、ハンドリングが異なります。

【Bのダミーから回収の場合】
①Get Onの声符で回収に向わせる
②Bのダミーの、ごく手前でストップホイッスル
③ソロモンが、こちらに向き直る
④「フェッチ!」の声符
  ※ 「フェッチ! の声符で咥える練習」 はパピーの頃からしておりました
⑤ソロモンがBのダミーを咥え戻り手渡す

【Cのダミーから回収の場合】
①Get Onの声符で回収に向わせる
②Bのダミーの、ごく手前でストップホイッスル
③ソロモンが、こちらに向き直る
④「バック」の声符&体符
⑤ソロモンがCのダミーを咥え戻り手渡す

こうして、ダミーを3個にすると 「とにかく、奥側のダミーから回収すりゃ、いいんでしょ!」という条件反射的レトリーブはできなくなります。
「ハンドラーのコントロールによるレトリーブ」 が可能となります。
やはり、この方が 断然 面白いです。
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ちなみに、こういう 「マーキングレトリーブの派生型」 の練習は、ソロモンは本当に理解が早いです。
「どうやって理解させようか?」と悩むこともなく、Bの回収&Cの回収とも、初回から成功!
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やはり、当面の課題(あるいは生涯の課題かも・・・)は ブラインドレトリーブと100mを超えるようなロングレトリーブとなりそうです。


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by gundogclub | 2014-05-23 17:38 | レトリーブ (GRT)

信濃路 競技編


2014年5月11日 長野県蓼科の牧場で開催されたGRTA (ガンドッグレトリーブトライアル協会) の、今年3回目の競技会にソロモンと参加しました。

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↑ 開催地の写真です。 草丈も短く、これならソロモンも 草丈に悩まされることもない? ・・・ はずなのだけれど・・・

ソロモン君、今回から ミドルクラス に昇格です。
ソロモンのミドルクラスの競技の順番は ブラインド (シングル 50m) ➡ WALKED UPマーキングシングル (今回はミドルの参加ペアが多かったので3組ずつの競技) ➡ ダブル30m(マーキング&マーキング) ➡ 100mロングマーキング でした。
ミドルクラスの競技種目詳細については、 こちら をご参照ください。

さて、我が家の茶色坊主は。。。

① ブラインド (シングル 50m)
この競技種目は、最初から 諦めていました。
練習でさえ、 30m位しか ブラインドレトリーブができないソロモンが、50mのブラインドが出来る筈もない! 
がっ 結果的には成功してしまいました。 
予想どおり、私が腕で指示した方向に直進できたのは30m位で、その後 さかんに右方向に行きたがったのですが、 なんとか ストップホイッスルによる停止 と バックの声符 で、左方向へ誘導することができ、走り回っているうちに、偶然 ダミーを発見し、回収成功。
これは、「できた」 とは言いません。 できていない。 走り回ったラインの草むらに 偶然ダミーが転がっていただけのハナシ!
ただ、あの状況で ストップホイッスルで停止し こちらに向き直り、かつパックの声符で後方に走る 「聞く耳」 を、ソロモンが持っていたことだけは、評価したいと思います。
秋までには、「偶然」ではない、ブラインドレトリーブを習得させる様に、頑張らないと・・・


② WALKED UPマーキングシングル
今回のミドルクラスの競技会で、唯一 満足のできる内容だったのが、この競技。
この競技に出場することを見越して、ソロモンがパピーの頃から 『ちょっと特殊なヒールウォーク』 の練習をしてきました。
この競技は、簡単に説明すると 2組~3組のペア(ハンドラー&犬) が横一列になり、歩きます。
勿論、ヒールウォークであることが望ましく、ハンドラーと犬が1mも離れていたり、あるいは無理矢理リードを手繰って一緒に歩かせようとしている場合は、減点の対象となると思います。
ただし、この 『ヒールウォーク』 にポイントがあるのです。
2組~3組のペア(ハンドラー&犬) が横一列になり歩いている最中に、いきなり発砲音が鳴りダミーが投擲されます。 発砲音がしてダミーが地面に落下するまでの時間は 3~4秒。
発砲音が鳴ると同時に、前方を見て ダミーが落下場所を犬が確認できなくては、ダミーの回収は、できません。
しかし、服従訓練競技会とかドッグダンスなどで用いられる 『ヒールウォーク』 では、犬がハンドラーを見上げながら歩く(アイコンタクト付ヒールウォーク) のを良しとする為、ハンドラーの顔を見上げているうちにダミーが地面に落下してしまい、ダミーの回収が難しくなってしまいます。
ですので、ソロモンには 私の左足とソロモンの右前脚部が、こすれ合うほど密着していても、視線は前方を向いて歩く & 私が歩くのを停止した場合は声符が無くてもソロモンも停止~停座 をする練習をしました。
これが、私が言う処の 『ちょっと特殊なヒールウォーク』 の内容です。


③ ダブル30m(マーキング&マーキング)
実は、競技前に一番、自信があったのが、この種目でした。
ソロモンは、ダブルダミーの練習を方向指示付のダブルダミーで最初から練習していたのです。
ノービスクラス(初級クラス) のダブルダミー競技には方向指示は無く、好きな方から回収することが出来ますが、これをせずに 最初から 「ダブルダミーは方向指示を伴うもの」 として、教えました。
前回のノービスの競技会でも、方向指示を用い かつ満足のいく内容でした。

が・・・ 今回は 投擲されるダミーの方向に私と共にソロモンも体を正対させ ダミーを確認したにも関わらず、二つのダミーの真ん中方向に何度も走って行ってしまいました。

ここ10日ほど ダミーを 「V字型」 に投げ、両方のダミーの真ん中辺り (つまり正面方向) の草むらに、ブラインドダミーを置く練習を盛んにしておりました。 (競技種目には、ありません)
目視したダミー(マーキングダミー) の誘惑に負けずに、腕の指示した方向に直進してブラインドダミーを発見回収する練習 を、やり過ぎたみたい。
『ダブルダミーの時は、その前に 必ずブラインドのダミーがある』 という、間違った擦りこみをしてしまったかもしれません。
とは言え、しっかりマーキングダミーを腕で指示したのに、ありもしないブラインドダミーを探して、正面方向に何度も走ろうとしたソロモンも、ちゃんと理解していないなぁ~
もう一度、練習のし直しです。 一応、規定時間内に指示された方のダミーから回収できたので、一応この種目もクリアしました。


④ 100mロングマーキング
草丈が短い競技会場だったので、「なんとかなるのでは?」 と思っていましたが、心臓パクパク 薄氷を踏む感じでした。
facebookで友人となった、英国のワーキングコッカー専門のドッグトレーナーも 『110ヤード (約100m) のマーキングレトリーブは、かなり練習を重ねないと難しいし、生まれながらのセンスとか血統にも左右される。 どんなに練習しても、できないワーキングコッカーも多い。 そもそも110ヤードのロングマーキングは、ワーキングコッカーのディスタンス(距離)ではない!』 と言っておりますし、ハンドラーの腰が引けている面があって・・・(苦笑)

ソロモン君 100mの距離の往復(200m) を 3回、繰り返しました。
ソロモンには、パピーの頃から 「ダミーを発見できなかったら、勝手に探し回らないで 私の足元に戻る訓練」 をしております。
ですから、まず 宙を滑空する様なスピードで走り、ダミーに向い、少しダミーの落下場所とは異なる場所を探し周り、見つけられずに また宙を滑空する様なスピードで私の足元に戻る を2回繰り返し、3回目の出撃(笑)で、やっとダミーを発見し、戻ってきました。
制限時間内に、延べ600mを走るソロモンのスピードは確かにすごいけれど、あと数秒でタイムオーバーで失格だったそうです。


以上、諦めていたのにパスした競技が1種目、思い通りにできた種目が1種目、自信があったのに 「なんでやねん?」 の種目が1種目、100mという距離がさらに怖くなってしまった種目が1種目と、なんとも総括しにくい結果となりましたが それでも一応 4種目を全てクリア。
確か、ミドルクラスで7位だったと思います。


秋に向けての課題満載。
でも、あれもこれも は難しいですから まずは ダブルダミー(マーキングとプラインドを交え、かつ勝手にありもしないブラインドダミーを探したり等の先読みをさせず) の精度をあげること そしてブラインドレトリーブが可能な距離をもう少し伸ばすことを目標としたいと思います。

次回のプログテーマは 「信濃路 旅情編」 競技終了後の あれやこれやこそ 今回の旅の目的だった・・・かも・・・・

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by gundogclub | 2014-05-12 17:27 | レトリーブ (GRT)

期待感


我が家のソロモンは、人も犬も大好きで いつも尻尾ブンブン、うひょうひょ わさわさと落ち着きのない男です。
とは言え、常に落ち着きなく動き回っている訳ではありません。

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例えば、私のスクールのレトリーブ練習の時、ソロモンをノーリードで停座させ そこから50mほど離れた場所で、私がスクールの生徒さん(犬)の為にダミーを投げていても、ソロモンは、ぴくりとも動きません。
ダミーが落下した場所を目で追いつつ、それでも動くことはありません。
かつ、50m離れた場所からでも私が、 『ソロモン! Get On!』 と指示を出せば、場所を誤ることなくダミーに駆けよって回収します。

おそらく、犬を停座させ その停座している犬に対し、様々な誘惑を与え、どれだけ動かずに待つことができるかを競う 『マテ競争』 をしたら、ソロモンは上位進出できるのではないかと思います。(親バカ&手前味噌で、申し訳ありませんが)


ソロモンを我が家に迎え入てから現在に至るまで 『誘惑があっても停座で待つ』 練習は継続して行っておりますが、しかし私は 「誘惑があっても停座で待つ練習」の際、失敗したからと言ってソロモンを大声で叱ったり、叩いたり、地面に押さえつけたり、チョークチェーンで絞めたり等は、一度もしたことがありません
また、「指示を継続できないのは、上下関係が希薄だからだ」とか 「反抗心の芽は摘まなくてはならない」 などと考えたこともありません。


私は先ず、縫い包みや紐付きボールや小型のダミーを用いて、愛犬と遊ぶ処から始めます。
ソロモンも、我が家に迎え入れた その日から小さなボールや小型の縫い包みを用いて遊び始めました。
「誘惑があっても、動かずに停座を続ける」という、どちらかと言えばオビィディエンス的なことを習得させる為に、何でボールや縫い包みで遊ぶのか?


それは、ボールや縫い包みを 「期待感を抱かせるツール」 として用いる為です。
犬に何の目的や目標を持たせずに「飼い主に指示されたから座って待つ」のではなく、 「座って待っていたら、大好きなボールや縫い包みを投げてもらえる!」 という期待感を抱かせて、その期待感をオビィディエンスを継続させる意欲源にするのです。


この方程式を成り立たせるためには、ボールや縫い包み、ダミーなどが愛犬にとって、意欲源となっていなくてはなりません。
簡単に言うと、ボールや縫い包みやダミーを用いて飼い主と遊ぶことが大好きな犬でなければ、この方程式は成り立ちません。


例えば、ゲームが大好きな子供に 「今度のテスト、上位30番までになったら、最新のゲーム機を買ってあげる!」 と言ったとします。
ゲームが大好きな子には、「最新のゲーム機」は試験勉強を頑張るモチベーションとなりますが、ゲームにあまり興味の無い子にとっては「最新のゲーム機」は、頑張って試験勉強をするモチベーションには、なり得ません。


また、人間の子供の場合は 「ゲーム機は要らないので、試験で30番以内に入ったら、スマホ買ってくれる?」 などと親に代替品を提示することも可能です。
しかし、レトリーブトライアル出場を目指している(あるいは、既に出場している)犬にとって、「ダミーはあまり好きではないので、美味しいお菓子を貰えますか?」と代替品を提示することは、できません。
あくまで、モチベーターはダミー以外にはありません。(競技会においては)


ですので、まずは 『飼い主とダミーで遊ぶのが大好きな犬』であり、かつ 『飼い主とダミーで遊ぶ期待感からオビィディエンス練習も喜んでやる犬』 であるべき だと私は思います。

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そして、もし「ダミーで遊ぶ意欲」と「オビィディエンスを習得させる」ことの優先順位の二者択一を迫られたら、私は迷うことなく「ダミーで遊ぶ意欲」を優先させます。
上下関係うんぬん とか 反抗心の芽を摘むうんぬん とかで服従を優先させた犬が、ストレスフルにダミーに向って 『オビリーブ』 をする姿は、私は好きではありません。

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by gundogclub | 2014-05-06 15:54 | レトリーブ (GRT)