レトリーブ・トレーニング
初代 シャドー (フラットコーテッド・レトリバー)
二代目 フラウ (ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)
レトリーブ・トレーニングには、 『単に、投げられたダミーを咥えて戻る練習』 ではなく、練習の過程において 「愛犬と共に暮らすうえで、愛犬に習得させるべきこと」 「習得させた方が、より暮らしやすくなること」 の多くが含まれていると、感じています。
パピー・トレーニングにとっても、レトリーブ・トレーニングを取り入れることにより、 飼い主を意識すること 飼い主と共に歩くこと 飼い主の指示に従って遊ぶこと 飼い主と遊ぶ楽しさを知ること 様々な誘惑を我慢すること など、遊びを通してパピーに習得させることが可能です。
三代目 クワン (ゴールデン・レトリバー)
パピー・トレーニングにとっても、レトリーブ・トレーニングを取り入れることにより、 飼い主を意識すること 飼い主と共に歩くこと 飼い主の指示に従って遊ぶこと 飼い主と遊ぶ楽しさを知ること 様々な誘惑を我慢すること など、遊びを通してパピーに習得させることが可能です。
三代目 クワン (ゴールデン・レトリバー)
四代目 エステル (イングリッシュ・ポインター)
よく、例えに用いるのですが 例えば 紐付きボールで遊ぶにしても 「飼い主が、ボールを投げる動作に入ると同時に走り出し、投げられたボールを咥えて戻る」 のと 「飼い主がボールを投げ、投げられたボールが地面に転がっても動かず、飼い主からの指示があって はじめてボールの回収に向かう」 のとでは、大きく異なります。
「うちの子は、ボール遊びが大好きなんですっ!」 と飼い主が自慢する犬たちのなかでも、 この 「指示があるまで、待てる犬」 は、そんなに多くないかもしれません。
まして、「早くボールを投げてくれ!」と飼い主に吠えて要求する様では、 「飼い主が犬と遊んでいる」のではなく、「犬に飼い主が遊ばれている」ような感じかもしれません。
五代目 ソロモン (ワーキング・コッカースパニエル)
我が家の犬たちは、犬種を問わず、日々の生活の中に レトリーブ・トレーニングを取り入れています。
クワンやエステル、美琴のように レトリーブ競技会に参加した事もなければ、参加する予定もない犬たちも含め、
・ ダミー遊びが、好き
・ 指示があるまでは、ダミーが投擲されても停座を続ける
・ しっかり、ダミーの真ん中を咥える
・ 可能な限り、フルスピードで戻ってくる
・ 咥えてきたダミーを、きちんと手渡すことができる
などは、こなすことができます。
「物を咥えたら、全速力で しかも最短距離で戻ってくる」という修練は、クワンの場合はフリスビー競技会で大いに役立って います。
「レトリーブ競技会に参加する、しない」に関わらず前記のように、レトリーブ・トレーニングは愛犬と暮らすうえで、非常に有益だと思っています。
今後も、我が家に迎え入れた犬たちは、犬種を問わず、レトリーブ・トレーニングをドッグライフのルーティーンとして、取り入れていくことになると思います。
しかし、ドッグスポーツに限らず 「習い事の成果・上達具合」を計り、また同じ道を歩む他者と練度を競うことによって、自らの習得度を客観的に判断できる 競技会や発表会、コンテストは、必要であると感じます。
独学だけでは、意欲の維持が困難ですし、自らの習得度やレベルを計ることが出来ません。
「競技会のために、犬と暮らしている」のいうのは 何か本末転倒のようにも思えますが、「同じ道を歩む他者と競う」ことも、必要なことだと感じています。
by gundogclub
| 2018-02-18 09:16
| レトリーブ (GRT)