Japan Final への道 メンタルスポーツ
さて、 『31頭中、なんとか ”一桁順位” を獲得して、千葉に戻りたい。 8位でも9位でも良いから!』 という目標で臨んだにも関わらず、思いもよらぬ 31頭/2位 で、決勝戦へと駒 を進めることとなった、私とクワンのペア・・・
決勝進出が決まった後、実際に決勝戦が行われるまでには、1時間以上の 「間 (ま) 」 がありました。
この間、多くの方から 「おめでとう!」 とか 「凄いじゃーん!」 などと祝意を頂いたり、旅館のご主人が用意してくださった お弁当 (バラエティに富んだおかずで、量も多く とても食べきれるものでは、ありませんでした) を食べているうちに、なんか ほっこりとした気持ちになり・・・
お弁当を、頬張りながら シーズン中の競技会では シニアクラスは決勝戦は行われず、1R・2Rの 合計ポイントが順位になるので 『シーズン中なら、俺とクワンのペアが準優勝じゃん!』 などと考えているうちに (実際には、Final なので決勝戦が控えている訳ですが)、なんとなく戦意や覇気、気力というものが、溶けてしまいました。
これが、2R終了後、5分とか10分とか短い時間で、決勝戦を迎えていたら、覇気や気力も持続したいたかもしれません。
そんななか、決勝戦が始まりました。
決勝戦は、出場31頭の上位6頭で競うこととなり、 6位 ➡ 5位 ➡ 4位 ➡ 3位 ➡ 2位 ➡ 1位 の順で行われました。
私とクワンのペアは、最後から2番目の出場です。
6位 ➡ 5位 ➡ 4位 ➡ 3位 と競技が進んでいくなかで 「これは、ちょっと 追いつくのが難しいな~」 と感じるポイントを獲得するペアが何組かあり、元々 スタミナに不安を抱えているクワンでもあり 気持ちは、どんどん弱気に・・・
さぁ、そして いよいよ 私とクワンの出番となりました。
1 投 目
考えていたのは、 「短い距離に投げ込んで、クワンの様子を見よう!」 ということでした。
1Rでも、様子を見ながら 短い距離の5投勝負 で パーフェクトキャッチ だったクワン。 しかし1Rでは 「短い距離に、しっかりと投げ込む」 という "明確な意思" をもって投げ込んでいたのですが、 決勝戦の第1投目は ただ距離が短く、高く舞い上がっただけの、中途半端なスロー になりました。
一応、フリスビーは真っ直ぐに飛んだのですが、推進力を失ってからは急速に左側に曲がりながら落下する軌道に・・・
急速左旋回しながら落ちるフリスビーに、クワンはタイミングを合わせる様に飛びついてくれたのですが、キャッチならず。
2 投 目~ 3投 目
5~6ポイント で キャッチ成功!! 計12ポイント獲得
4 投 目 クワン3投目を持ち帰り、残り13秒!!
デジタルタイマーで、残りが13秒ある事を確認し、 『ただ単に6ポイントエリアに投げ込むのではなく』 ごく短い距離へのスロー (2ポイント想定) と 6ポイントエリアへの "2投" を瞬時に決めました。
これは初めての試みではなく、シーズン中も この戦法は何度か試みて、ほぼ成功しておりましたし、「残り時間15秒程度」を想定して、野原でも練習をしておりましたので!!
ところが、ごく短い距離へのスローをクワンが鼻で弾き、フリスビーは地面に落ちました。 空中キャッチならず!!
しかし、ぎりぎり クワンがすぐにフリスビーを持ち帰れば、もう1投する時間的余裕はありました。
ところが・・・ クワンが地面に落ちたフリスビーを咥えられないのです。 咥えようとしても、フリスビーがずるずると 地面を動くだけで 、咥えることが出来ません。 そうこうしているうちに、なんとタイムオーバー・・・
焦って、地面に落ちたフリスビーを 咥え上げることすら出来ないで、もがくクワンを、初めて見ました。
こうして、私とクワンの決勝戦は 「2キャッチ 12ポイントの追加」 に留まり、 結局 決勝進出6ペア中/6位 で終わりました。
結果として、決勝戦の第1投目を6ポイントエリアに、きっちり投げ込み クワンがキャッチしていたら あるいは 残り13秒で迎えた4投目に余計な事をせず6ポイントエリアに、きっちり投げ込み クワンがキャッチしていたら ・・・ 第1投目か、第4投目のどちらかを、6ポイントエリアでクワンがキャッチしていたら、なんと決勝戦3位という大金星 だったのですが、 『たら・れば』の妄想は、これ位にしておきましょう。
それにしても、フリスビー競技は、本当に、メンタルスポーツだと思います。
ちょっとした、『心の綾』が、勝敗に大きな影響を与えます。(個人差が、あるのかもしれませんが・・・)
フリスビー競技に参加するようになって、十数年が経ちますが、改めて この メンタルな部分に魅力を感じる様になりました。
きっと、この経験は、私にとって今後のフリスビー競技の糧となるように思います。
そして、思わぬ好成績を残した "黄金美魔女 クワン" は、2018年シーズンも、シニアクラスにて現役生活を続行する事にしたいと思います。
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これが、2R終了後、5分とか10分とか短い時間で、決勝戦を迎えていたら、覇気や気力も持続したいたかもしれません。
そんななか、決勝戦が始まりました。
決勝戦は、出場31頭の上位6頭で競うこととなり、 6位 ➡ 5位 ➡ 4位 ➡ 3位 ➡ 2位 ➡ 1位 の順で行われました。
私とクワンのペアは、最後から2番目の出場です。
6位 ➡ 5位 ➡ 4位 ➡ 3位 と競技が進んでいくなかで 「これは、ちょっと 追いつくのが難しいな~」 と感じるポイントを獲得するペアが何組かあり、元々 スタミナに不安を抱えているクワンでもあり 気持ちは、どんどん弱気に・・・
さぁ、そして いよいよ 私とクワンの出番となりました。
1 投 目
考えていたのは、 「短い距離に投げ込んで、クワンの様子を見よう!」 ということでした。
1Rでも、様子を見ながら 短い距離の5投勝負 で パーフェクトキャッチ だったクワン。 しかし1Rでは 「短い距離に、しっかりと投げ込む」 という "明確な意思" をもって投げ込んでいたのですが、 決勝戦の第1投目は ただ距離が短く、高く舞い上がっただけの、中途半端なスロー になりました。
一応、フリスビーは真っ直ぐに飛んだのですが、推進力を失ってからは急速に左側に曲がりながら落下する軌道に・・・
急速左旋回しながら落ちるフリスビーに、クワンはタイミングを合わせる様に飛びついてくれたのですが、キャッチならず。
2 投 目~ 3投 目
5~6ポイント で キャッチ成功!! 計12ポイント獲得
4 投 目 クワン3投目を持ち帰り、残り13秒!!
デジタルタイマーで、残りが13秒ある事を確認し、 『ただ単に6ポイントエリアに投げ込むのではなく』 ごく短い距離へのスロー (2ポイント想定) と 6ポイントエリアへの "2投" を瞬時に決めました。
これは初めての試みではなく、シーズン中も この戦法は何度か試みて、ほぼ成功しておりましたし、「残り時間15秒程度」を想定して、野原でも練習をしておりましたので!!
ところが、ごく短い距離へのスローをクワンが鼻で弾き、フリスビーは地面に落ちました。 空中キャッチならず!!
しかし、ぎりぎり クワンがすぐにフリスビーを持ち帰れば、もう1投する時間的余裕はありました。
ところが・・・ クワンが地面に落ちたフリスビーを咥えられないのです。 咥えようとしても、フリスビーがずるずると 地面を動くだけで 、咥えることが出来ません。 そうこうしているうちに、なんとタイムオーバー・・・
焦って、地面に落ちたフリスビーを 咥え上げることすら出来ないで、もがくクワンを、初めて見ました。
こうして、私とクワンの決勝戦は 「2キャッチ 12ポイントの追加」 に留まり、 結局 決勝進出6ペア中/6位 で終わりました。
結果として、決勝戦の第1投目を6ポイントエリアに、きっちり投げ込み クワンがキャッチしていたら あるいは 残り13秒で迎えた4投目に余計な事をせず6ポイントエリアに、きっちり投げ込み クワンがキャッチしていたら ・・・ 第1投目か、第4投目のどちらかを、6ポイントエリアでクワンがキャッチしていたら、なんと決勝戦3位という大金星 だったのですが、 『たら・れば』の妄想は、これ位にしておきましょう。
それにしても、フリスビー競技は、本当に、メンタルスポーツだと思います。
ちょっとした、『心の綾』が、勝敗に大きな影響を与えます。(個人差が、あるのかもしれませんが・・・)
フリスビー競技に参加するようになって、十数年が経ちますが、改めて この メンタルな部分に魅力を感じる様になりました。
きっと、この経験は、私にとって今後のフリスビー競技の糧となるように思います。
そして、思わぬ好成績を残した "黄金美魔女 クワン" は、2018年シーズンも、シニアクラスにて現役生活を続行する事にしたいと思います。
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by gundogclub
| 2017-10-28 15:15
| フリスビー(JFA)