マテ! を遊びながら
今日の野原は、エステル & ソロモン のペア。
そして、今日の 遊具 は、紐付きボールのみ。
ソロモンはもとより、迎え入れた当初はボールに見向きもしなかったエステルも、今では 立派な(笑)、ボールフェチです。
エステル & ソロモン を、同時にボールのレトリーブに向わせる 「レトリーブ競争」 も行いましたが、ソロモンとは 『誘惑の中でのマテ! 遊び』 も、行いました。
その時の動画が、 ↓
あ、ちなみに エステルさんは フリスビーやダミーはキャッチすると私の手元まで持ってきますが、ボールは途中で 「カジカジ・モード」 になってしまいます。
途中まではボールを咥えて戻って来るものの、しゃがみこんで ボールを齧りだすので・・・
まあ・・・お見逃しください。(苦笑)
動画で行っている事は
① エステルがボールに向って駆け寄っている間、ソロモンは伏臥
② 途中までボールを咥えて戻って来たエステルが、しゃがみこんでボールを齧っている間も伏臥
③ ソロモンの近くにボールが転がり、そのボールにエステルが駆け寄っている間も伏臥
という感じですが、 これもまた 私とソロモンの遊びの一つ です。
大きな声を出したり、怖い声を出したりして、ソロモンを制御している訳ではありません。
動画の最後に ”Good boy!!” の声が私からかかり、私に駆け寄って来るソロモンの表情は、『ドヤ顔』で、得意そうです。
ボールなどを用いて、「停座」とか「伏臥」をさせて 「誘惑があっても動かない練習」 をする場合、最初から 複数頭 のなかで行うと、まず失敗するので、お勧めできません。
失敗させて怒る のが目的ではなく、成功させて褒める のが目的 ですから、まずは簡単なところから。
愛犬を停座 or 伏臥させて、紐付きボールを くるくると回す・・・それだけでも 「誘惑の中で動かず停座や伏臥を継続する」 という経験が無い場合は、かなりの確率で動いてしまうのではないかと思います。
ですから、最初は紐付きボールをブンブンと振り回すのではなく、紐付きボールを飼い主が手に持っているのを見せる ➡ 動かなかったら褒める とか、ごくごく簡単な処からスタートするのが良いと思います。
重ねて書きますが、失敗させて叱る 為に行う のではなく、成功させて褒める 為に行うのですから!!
難易度をあげるのは簡単で、ボールの数を増やしたり、停座させておいて50mほど離れた場所で他の犬と遊ぶ (飼い主がアイコンタクトで制御できない距離) とか、まあ いくらでもできます。
ただ、私はこれを 「服従訓練」とか「強制訓練」 だとは思っていません。
「停座や伏臥の解除のコマンドが発せられるまで、どれだけ我慢できるか?」 という、 飼い主と愛犬の間のゲームの一つ として、捉えています。
であればこそ、このゲームが終了した時、我が家の犬たちは 得意満面の顔で 私に駆け寄ってきます。
強制され、単に服従を強いられているだけなら、あんな得意そうな顔で、駆け寄っては来ないと、私は思いますから・・・
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by gundogclub
| 2016-10-28 09:40
| 犬の躾・訓練