林間レトリーブ練習
昨日、ソロモンを連れて、長野の牧場に 『林間レトリーブ』 の練習に行きました。
早朝に自宅を出発する時は 千葉市は小雨でしたが 東京~神奈川 の高速道路走行中は 強い雨が降り、天候が危ぶまれましたが 中央道 釈迦堂付近 から雨は止み、その後は 曇天ながら時おり、青空がのぞく天候となりました。
ソロモンは平素、平坦な野原で練習をしているので 「平坦な場所での マーキング能力(ダミーの落下地点を目視し、記憶する力)」 は、年とともに良化し、マーキングできる距離も伸びてきております。
しかし、2年前の GRTAファイナル(決勝戦・ ソロモンはノービスクラスに出場)で、木々の間に投擲されたダミーに対して、予想以上に対応ができず ほとんどマーキングできなかった苦い経験があり、 「林間など障害物がある中でのマーキング力の強化」 を、したいと常々 考えていました。
平素 練習している野原も、外周には木々がありますので、時折 「プチ練習」 のようなことは、しておりましたが、林のように木が立ち並んでいる環境で 「投擲されたダミーが、木々に遮られて、ちらっとしか見えない & 落下地点も、よく判らない」 という環境での練習は、日ごろは行っておりませんので・・・。
実際に 「林間レトリーブ」 を試してみましたら、ソロモンは 2年前よりは きちんとマーキングが出来るように、なっておりました。
2年前は、 「えっ? 何で、判らないの? あの木と木の間に、ダミーが転がっているじゃん! 俺からでも見えるんだけれど・・・」 という感じのなか 木々の間を高速で飛び跳ねているだけのソロモンでしたが、少しは成長していたようです。
せっかくでしたので、 「サーチングホイッスルの強化練習」 も、してみました。
正確に言うと、 『ブラインドレトリーブ + サーチングホイッスル の強化』 という感じ。
ソロモンは、サーチングワイッスルの意味(その辺りを探せ! の指示の笛)は、判っているのですが、一通り探してダミーを発見できないと 「パパは、笛を吹いているけれど、きっと この辺りには、ないな! 俺、探したけれど 無かったもん!」 と、自らの意志で 違う場所を探し始める・・・という面があり 「サーチングホイッスルが吹かれているなら、必ず近くにダミーはある!!」 という認識が薄い面があります。
この辺りは、 「サーチングホイッスルが吹かれている間は、その辺り 半径5m位から逸れずに探し続ける」 フラウ姐さんとは、大きく異なります。
まあ、言うなれば 「ソロモンは 私が吹くサーチングホイッスルを、それ程 信用していない」 ということです。(苦笑)
今回は、林の中に 高さ30cm~50cm の切り株が沢山 ありましたので、その木の切り株の上にダミーを置いてみました。
ブラインドレトリーブの距離は 40m~50mと、短めにし(それ位の距離のブラインドは、真っ直ぐに走れるようになりました) 木の切り株の周辺に到達したら、サーチングホイッスル!
最初は、木の切り株周辺をウロウロしておりましたが、一度 発見に成功してからは、サーチングホイッスルが吹かれている近辺を、入念に探すようになり、自らの意志で探索範囲を広げることは、ありませんでした。
まあ、競技会などでは 木の切り株の上にダミーを置いたりはない訳ですが 「サーチングホイッスルが吹かれたら、必ず その付近にダミーはある!!」 と認識する一助になればと思います。
ちなみに、レトリーブとは全く関係ありませんが ソロモンは 私の JUMP! の声符で、何かに飛び乗るのが得意です。
高さ80cmくらいの、少し高い切り株の前で JUMP! の指示を出してみました。
ソロモン君、楽しそうに 飛び乗っていました。 垂直方向へのジャンプ力は、かなりあるソロモン君です。
1mを超える 居間とキッチンを隔てる壁も、軽々と飛び越えますから・・・
でも、障害レトリーブなどで使うネットは、飛びません。(苦笑)
練習を終え、帰路の中央道では 談合坂周辺から雨が降り始めて、帰宅するまで ずっと雨でした。
長野地方が、偶然 天気に恵まれるなか、雨も降らず さりとて暑くもない環境で、有意義な時間を過ごすことができました。
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by gundogclub
| 2016-07-22 10:16
| レトリーブ (GRT)