晩 秋
本日は12月16日。
「二十四節気」によれば、大雪(12月7日)を過ぎた後は、「秋」という表現は使用しない様ですが、今年は今の処 暖冬ですし、感覚的には晩秋と表現しても良いかな?・・・と。
この季節になりますと、私が大の苦手の蚊もおりませんし、早朝4時に起きて野原に向わなくては暑くなる夏場とは異なり、ゆっくりと家を出て野原に行けますし、これから翌年の三月くらいまでが、私が最も好きな季節となります。
私がよく行く野原では紅葉の盛りは過ぎ、全体的にモノトーンとなりつつありますが、それでもまだ、そこかしこに秋の名残を感じます。
さて、数日前 私の心に冷たい秋風が吹き荒ぶ発見がありました。
それは 「フラウの視力が かなり低下しているのでは?」 ということ。
フラウと私が一対一で、レトリーブ練習をする際は、ダミーをどんなに力一杯投げても50mも飛ばすことは出来ません。 せいぜい、35m~40m程度。
また、フラウを停座させ、例えば80m先に歩いて行ってダミーを投げたとしても、私が往復する姿を見ている訳ですから、感覚的に方向とダミーが落下した場所がフラウには判るようです。
フラウの横から投げるダミー(35m程度の距離でしょうか?) や フラウを停座させておいて80m先まで歩いて行って投擲したダミー などは、指示を出すと確実に回収して来るので 「見えていないかも」 とは、想い至りませんでした。
しかし、数日前 スタートラインから50m程 離れた場所からスクールの生徒さんにダミーを投擲してもらった処、35m~40m直進した処で停止し、私の方に向き直り 『指示を出してください!!』 という顔をするフラウ姐さん・・・
「バック!!」の声符 ➡ ストップホイッスル ➡ ハンドシグナルで左右へ誘導 ➡ 「その辺りを探せ!!」の笛 で最終的にはダミーを発見し咥えて駆け戻ってくるのですが・・・
何度、試してみても結果は同じでした。
ダミーを発見し、咥えた後は10歳半の ”お婆ちゃん” とは思えないスピードで駆け戻って来ますので、レトリーブ練習が嫌で 「忌避行動」 の意思表示として 「判らないふり」 をしているのではなく、本当に50m先のダミーをマーキング(ダミーの落下地点を目視、記憶する)出来ない様です。
11月に開催された、GRTAのファイナル(決勝戦)で、50mのマーキング種目を落としたフラウ姐さん・・・
「あんな基本的な種目を、なんで?」と思ったものですが、見えていないのなら、納得です。
「50mのマーキングレトリーブ」という基本中の基本の種目すら、難しくなったのであれば、レトリーブトライアルドッグとしては、 引 退 するしかありません。
約3年の半引退状態を経て、今年2戦出場し、どちらも4位で ファイナルも4位のリザルトで出場。。。 が、フラウのレトリーブトライアルドッグとしての最後の輝きでした。
2006年、千葉のキャンプ場で開催された、雷鳴轟く大雨のGRT競技に、僅か生後9か月でデビューして、初級クラス 総合2位!!
幾度かの長期欠場はありましたが、この9年間 『非レトリバー種としては、最も長く競技に参加し、また実績も残した』 という自負があります。
おそらく、フラウも同じ気持ちなのではないかと!!
フラウも10歳7カ月となり、彼女の生涯も 「晩秋期」 に入ってきました。
これからは、ダミーのレトリーブも、ボールのレトリーブも、野原でのグラウンドワークも、「楽しむこと、リフレッシュすること」 を目的として継続していきたいと思います。
フラウちゃん、長い間 本当にありがとう!!
お疲れ様でした。
ゆっくりと、野原での日々を楽しんでください!
これで、我が家の現役レトリーブトライアルドッグ は、ソロモンのみ。
ソロモンの頭に、全盛期の頃のフラウの脳味噌を移植したい・・・(苦笑)
まあ、ソロモンは、ニパニパ笑いながら 「ダイジョウブだよ パパ!! ボクに任せて!!」とか言いそうだけれどな。(苦笑)
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この季節になりますと、私が大の苦手の蚊もおりませんし、早朝4時に起きて野原に向わなくては暑くなる夏場とは異なり、ゆっくりと家を出て野原に行けますし、これから翌年の三月くらいまでが、私が最も好きな季節となります。
私がよく行く野原では紅葉の盛りは過ぎ、全体的にモノトーンとなりつつありますが、それでもまだ、そこかしこに秋の名残を感じます。
さて、数日前 私の心に冷たい秋風が吹き荒ぶ発見がありました。
それは 「フラウの視力が かなり低下しているのでは?」 ということ。
フラウと私が一対一で、レトリーブ練習をする際は、ダミーをどんなに力一杯投げても50mも飛ばすことは出来ません。 せいぜい、35m~40m程度。
また、フラウを停座させ、例えば80m先に歩いて行ってダミーを投げたとしても、私が往復する姿を見ている訳ですから、感覚的に方向とダミーが落下した場所がフラウには判るようです。
フラウの横から投げるダミー(35m程度の距離でしょうか?) や フラウを停座させておいて80m先まで歩いて行って投擲したダミー などは、指示を出すと確実に回収して来るので 「見えていないかも」 とは、想い至りませんでした。
しかし、数日前 スタートラインから50m程 離れた場所からスクールの生徒さんにダミーを投擲してもらった処、35m~40m直進した処で停止し、私の方に向き直り 『指示を出してください!!』 という顔をするフラウ姐さん・・・
「バック!!」の声符 ➡ ストップホイッスル ➡ ハンドシグナルで左右へ誘導 ➡ 「その辺りを探せ!!」の笛 で最終的にはダミーを発見し咥えて駆け戻ってくるのですが・・・
何度、試してみても結果は同じでした。
ダミーを発見し、咥えた後は10歳半の ”お婆ちゃん” とは思えないスピードで駆け戻って来ますので、レトリーブ練習が嫌で 「忌避行動」 の意思表示として 「判らないふり」 をしているのではなく、本当に50m先のダミーをマーキング(ダミーの落下地点を目視、記憶する)出来ない様です。
11月に開催された、GRTAのファイナル(決勝戦)で、50mのマーキング種目を落としたフラウ姐さん・・・
「あんな基本的な種目を、なんで?」と思ったものですが、見えていないのなら、納得です。
「50mのマーキングレトリーブ」という基本中の基本の種目すら、難しくなったのであれば、レトリーブトライアルドッグとしては、 引 退 するしかありません。
約3年の半引退状態を経て、今年2戦出場し、どちらも4位で ファイナルも4位のリザルトで出場。。。 が、フラウのレトリーブトライアルドッグとしての最後の輝きでした。
2006年、千葉のキャンプ場で開催された、雷鳴轟く大雨のGRT競技に、僅か生後9か月でデビューして、初級クラス 総合2位!!
幾度かの長期欠場はありましたが、この9年間 『非レトリバー種としては、最も長く競技に参加し、また実績も残した』 という自負があります。
おそらく、フラウも同じ気持ちなのではないかと!!
フラウも10歳7カ月となり、彼女の生涯も 「晩秋期」 に入ってきました。
これからは、ダミーのレトリーブも、ボールのレトリーブも、野原でのグラウンドワークも、「楽しむこと、リフレッシュすること」 を目的として継続していきたいと思います。
フラウちゃん、長い間 本当にありがとう!!
お疲れ様でした。
ゆっくりと、野原での日々を楽しんでください!
これで、我が家の現役レトリーブトライアルドッグ は、ソロモンのみ。
ソロモンの頭に、全盛期の頃のフラウの脳味噌を移植したい・・・(苦笑)
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by gundogclub
| 2015-12-16 11:36
| フラウ (GSP)