水陸両用小型回収犬
長野の湖、ソロモンにとっては今年2回目の水遊びでした。
今年の1回目は6月に海へ行きました。 少し波が高い日でした。
波を乗り越えて、ダミーに向うソロモン & 波に向って突っ込むソロモン
波濤を乗り越えてダミーに向って泳いだ海に比べれば、湖でのボールやダミーのウォーターレトリーブは容易だったようで、何度も何度も 飽きずにダミーやボールに向って泳いでいました。
なんか、泳いでいる姿は、カワウソみたい・・・(笑)
ソロモンは、泳ぐのが大好きなようです。
ただ、フラウ姐さんのような、派手な飛び込みはしません。 飛び込まずに、すーっと泳ぎ始めます。
それと、フラウ姐さんのように、ウォーターレトリーブ中のホイッスル・コマンドは、まだ効きません。
例えば、ダミーを湖面に2個投げておいて、ダミーAに向って泳いでいる途中でストップホイッスルを吹くと、フラウは立ち泳ぎの様な感じで、陸地に立っている私の方に向き直るので、改めてダミーBにハンドシグナルで向わせる・・・などという作業ができましたが、ソロモンにはまだ無理です。
陸上でのフラウとソロモンのストップ・ホイッスルに関する精度の差が、ウォーターレトリーブでも そのまま出てしまっている感じ。
とは言え、ソロモンにもフラウ姐さんに勝っている面もあります。
今回、遊んだ湖には小川が流れておりまして、その小川の護岸のために、石を組んで擁壁(ようへき)にしている場所があります。
石のひとつひとつが、お城の城壁の石のように大きく、しかも石組みの擁壁は、ほぼ垂直です。
この擁壁の上にダミーや棒切れを投げて回収させようとした場合
① 川を渡って、擁壁に取りつく。
② ほぼ垂直の擁壁を、よじ登る
③ ダミーや棒切れを咥える
④ ダミーや棒切れを咥えたまま、ほぼ垂直の擁壁を下る
⑤ ダミーや棒切れを咥えて川を渡る
⑥ ダミーや棒切れを私に渡す
という感じになります。
全盛期のフラウ姐さんでさえ、躊躇した ほぼ垂直の擁壁を、ソロモンは平気で登って行きます。
まあ、体が小さく軽いという利点もあるのでしょうが・・・
それでも、この一連の作業は強いレトリーブ欲と勇気が無くては、成り立ちません。
小型軽量 (ワーキングコッカーは、英国最小のガンドッグ) であるにも関わらず、意欲と勇気をもってレトリーブに向うソロモンは、自慢の息子です。
ソロモン君、陸上回収も水上回収も意欲満々、楽しくて尻尾ブンブンの 『水陸両用小型回収犬』 です。
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by gundogclub
| 2014-08-24 08:37
| ソロモン (WC)