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ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
by gundogclub
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マイ・リトル・ボーイ

ソロモンが我が家に来て2年が経ちました。

2歳を過ぎたというのに、頭の中は、お花畑のソロモン君。
一向に落ち着く気配がありません。
シャドーもフラウも、そしてクワンでさえ(笑) 1歳半を過ぎたあたりから、何らかの兆しが見えたものですが、ソロモン君は、まだまだ オコチャマのまま・・・

まあ、元々が中型犬で、チョコマカしていますから余計に、落ち着きなく見えるのかも。
でもこれは、ソロモンに限らない様で 『ワーキングコッカーの♂は、なかなか大人にならない』 と、ファンシャーの方が仰っていました。
女の子は、まだしも3歳を過ぎた頃(笑)から、手の内に入るみたい。
まあ、当分 我が家にパピーは来ないと思うので 「何歳になっても幼い犬」 がいるのも、パピーが居るみたいで騒々しくていいかも。


家の中では、 『チャラ男』 のソロモンですがスピードと回収意欲 には、天賦の才を感じます。
我が家に迎え入れた当日から、私が投げた縫い包みや柔らかいボールを私の足元まで咥えて運んできましたから・・・
マイ・リトル・ボーイ_e0204314_125267.jpg


ただ、 「レトリバー種などと比べて小さい」 ということが、やはりプラスになることはなく、思わぬ苦労もあります。
少なくとも、GSP(ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)のフラウは、少し小ぶりのレトリバー位の大きさがありましたので、非レトリバー種でも あまり気にはならなかったのですが・・・


まず、競技会で使用されるのと同じ大きさの練習用ダミーを咥えるには、ミニマムな口の大きさであること。
加えて、ソロモンはものすごくソフトマウス(ソフトバイト) なので、50mを超えるようなレトリーブだと咥えて戻る途中にダミーが口から落下してしまうことがあります。
落下は競技会では減点対象となります。


ワーキングテストが盛んな欧州では、 犬種別の回収競技会の際 ワーキングコッカーやスプリンガーに関しては、少し小ぶりのダミーを使用する団体もある様ですが日本のGRTAでは 犬種別ダミーを使用する程、隆盛を極めている訳でもなく、統一ダミーで競技が行われるので、どうしてもチビのソロモンには不利。


最近まで 「ダミーを咥えて戻る → ハンドラーの前にダミーを咥えたまま正面停座 → ダミーを受け取る → ヒールポジションにつかせる」 の王道で(笑) 練習をしていたのですが、80m~100mの距離で練習すると、正面停座と同時に口からダミーが落下してしまうケースがあり、不安定なので 正面停座を省いて直接ダミーを受け取る方法に変更しました。
減点になるかもしれませんが、ダミー落下は避けたいので。。。
マイ・リトル・ボーイ_e0204314_12221092.jpg


ダミーが投擲された時も、落下場所を確認・記憶(マーキング)するのに、背伸びをする癖(当然、停座していても、腰が浮いてしまう)がついてしまったので、なんとか矯正しました。
レトリバー種とかGSPなら、背伸びしなくてもダミーの落下地点が見えそうなものですが、やはり 「チビなりに、なんとか背伸びしてでもダミーの落下地点を確認したい」 という気持に起因して、身についてしまった悪癖のような気がします。
マイ・リトル・ボーイ_e0204314_1226334.jpg


こうして考えると、 欧州では 「ワーキングコッカー限定」 とか 「フィールド系スプリンガースパニエル限定」 とかのワーキングテストが開催されているので問題ありませんが、全犬種共通ダミー&共通ルールで行われる日本のGRTでは ワーキングコッカーを選択するメリットって無いように思えます。(苦笑)


バリケンが小型で済む位かな?
フードに関しては、ソロモンは体重22kg程度のフラウやクワンと同じ量を平気で平らげますので 「オチビちゃんだからフードが少なくて済む」 というメリットさえ、ありません!


ただ、住宅事情などから 「大型犬と暮らすのはちょっと無理!」 という方も、いらっしゃると思うのです。
「レトリーブトライアルには興味があるけれど、レトリバーは飼えないから無理!」 とか 「アジリティーやフリスビーに興味があれけれど、ボーダーリーは うちのマンションではちょっと・・・」 などと言うことがネックになる方にとっては、ワーキングコッカーというのは、意外と良い選択肢なのではないかと。。。
ワーキングコッカーの俊敏さは、きっとアジリティーやフリスビーの競技でも通用すると思うのです。


そして、私にとっては ワーキングコッカーは、レトリーブトライアルに参加する上での、一つの試金石と言えます。
そりゃね、『ワーキングコッカーがレトリバー種より回収競技に向いている』 なんてことは決してありません。
やはり、餅は餅屋ということで!
とは言え、英国をはじめ欧州では盛んに開催されているコッカーのワーキングテスト。
決して、レトリーブが不得意な訳ではありません。
ただ、レトリバー種と同じ馴致方法では上手くいかない。


ですから、ノウハウを蓄積する上でもソロモンの存在は大切です。
「ノウハウを蓄積」 って・・・ 俺、次に犬を迎え入れる時も、ワーキングコッカーにするつもりなのか?(笑)
マイ・リトル・ボーイ_e0204314_143630.jpg


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by gundogclub | 2014-02-20 13:24 | ソロモン (WC)