女教師
我が家のポインター・シスターズは、子犬や若犬に対して、口うるさい ”小姑タイプ” です。
ソロモンも、子犬の頃から、あれやこれやと、シスターズに叱られながら育ちました。
口うるさいことは同じシスターズですが、ちょっとタイプが異なります。
フラウ姐さんは、口で叱って、手本を示すタイプ です。
例えば、ソロモンが子犬の頃 私と停座の練習をしていたソロモンが雀に気を取られて、雀が居る方に駆け寄ったりすると、フラウ姐さんはソロモンの眼前でウォンウォン吠えて、私が立っている場所まで連れ戻そうとします。
そして、「ほら、見ていないさい オスワリは、こうやるんですよ!」 という感じで、私のコマンドに従って、少し大げさな位、キビキビと指示に従って見せます。
あれは、やはり手本を示しているのだと思います。
先輩犬や飼い主に対して、してはならない動作や表情をした子犬や若犬に対して叱る(ウォンウォン吠える)フラウ姐さんですが、 フラウ姐さん の頭の中では 「飼い主の指示通りに素早く動かないこと」 も 「してはいけないこと」 に含まれている感じです。
グループレッスンで、複数頭で停座の練習をしている時、停座をしないで、動き回っている犬がいると、近くまで寄って行って吠えて、そのあと 停座のお手本を見せたりしていますから・・・
それに対して、 エステル は 先輩犬や飼い主に対して、してはならない動作や表情をした子犬や若犬 に対しては、フラウと同様 ウォンウォン吠えますが、 「飼い主の指示に従わかったこと」 に関しては、「してはいけないこと」の範疇には含まれない 感じです。
その代わり、エステルは口だけではなく手も出るタイプ・・・
先日も、ドーベマンの生後6か月になる女の子のレッスンにエステルを帯同したのですが、生後5か月を過ぎた頃から、ブラッシングしたり、蒸しタオルで体を拭こうとすると、噛む素振りをしたり、実際に噛んだりするらしく、飼い主さんの手は傷だらけ・・・
試しに、飼い主さんにタオルでドーベル少女の体を拭いてもらおうとしたら、やはり飼い主の手を噛もうとしました。
乱暴に拭いたり、叱りつけながら拭いている感じではないのですが・・・
その様子を近くで様子を見ていたエステルがウォンウォンと吠えました。
「ちょっと あんた 何やっているのよ! 飼い主を噛むって、とんでもないわよっ!!!」
その途端、ドーベル少女がエステルに向ってきました。
鼻に皺を寄せて、犬歯をむき出して、少女とはいえ、なかなかの迫力です。
でも、実はエステルさんはレスリングの達人なんです。(笑)
クワン相手のレスリングでも、クワンの後肢の付け根に頭を入れて体を寄せてひっくり返したり、クワンの足首の辺りを咥えて、クワンを仰向けにひっくり返したり、実に技が多彩。
ひっくり返した後は、前肢でクワンの体を抑えながら首筋を軽く噛んで、「ウォン」と一声・・・
「どう? 参った? 勝負、あったわよねっ!」という感じでしょうか。
突進してきたドーベル少女にも、エステルは軽くいなして、仰向けに転がして少女のマズルを軽く咥えて「ウー」と教育的指導。
そのあと、エステルが目の前で睨めている近くで、飼い主さんにブラッシングやタオルを使って体を拭いてもらったのですが、ドーベル少女は 口をモゴモゴなせながら、飼い主を威嚇するのを我慢していました。
「エステルが見ている間 限定の一過性の我慢」かとも思いましたが、そのあと 数日たってから、この飼い主さんにお問い合わせをした処、随分と我慢ができるようになって、あまり威嚇の態度を示さなくなったそうです。
飼い主さんには、あまり手荒くタオルで拭いたりブラッシングしたりせず、ドーベル少女の様子を見ながら短時間で手入れを済ませるように、アドバイスしました。
女教師ポインターシスターズの2頭・・・それなりに「教師」の役割を果たしてくれますが、前述したように「叱るツボ」が異なるので、2頭同時には教壇には立たせられません。
船頭が多いと船は進まないと言いますが、教育方針が やや異なる女教師2人を教壇に立たせると、うまくいきません。
ですので、女教師2人を一緒に連れてレッスンに臨むことは、まずありません。
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ソロモンも、子犬の頃から、あれやこれやと、シスターズに叱られながら育ちました。
口うるさいことは同じシスターズですが、ちょっとタイプが異なります。
フラウ姐さんは、口で叱って、手本を示すタイプ です。
例えば、ソロモンが子犬の頃 私と停座の練習をしていたソロモンが雀に気を取られて、雀が居る方に駆け寄ったりすると、フラウ姐さんはソロモンの眼前でウォンウォン吠えて、私が立っている場所まで連れ戻そうとします。
そして、「ほら、見ていないさい オスワリは、こうやるんですよ!」 という感じで、私のコマンドに従って、少し大げさな位、キビキビと指示に従って見せます。
あれは、やはり手本を示しているのだと思います。
先輩犬や飼い主に対して、してはならない動作や表情をした子犬や若犬に対して叱る(ウォンウォン吠える)フラウ姐さんですが、 フラウ姐さん の頭の中では 「飼い主の指示通りに素早く動かないこと」 も 「してはいけないこと」 に含まれている感じです。
グループレッスンで、複数頭で停座の練習をしている時、停座をしないで、動き回っている犬がいると、近くまで寄って行って吠えて、そのあと 停座のお手本を見せたりしていますから・・・
それに対して、 エステル は 先輩犬や飼い主に対して、してはならない動作や表情をした子犬や若犬 に対しては、フラウと同様 ウォンウォン吠えますが、 「飼い主の指示に従わかったこと」 に関しては、「してはいけないこと」の範疇には含まれない 感じです。
その代わり、エステルは口だけではなく手も出るタイプ・・・
先日も、ドーベマンの生後6か月になる女の子のレッスンにエステルを帯同したのですが、生後5か月を過ぎた頃から、ブラッシングしたり、蒸しタオルで体を拭こうとすると、噛む素振りをしたり、実際に噛んだりするらしく、飼い主さんの手は傷だらけ・・・
試しに、飼い主さんにタオルでドーベル少女の体を拭いてもらおうとしたら、やはり飼い主の手を噛もうとしました。
乱暴に拭いたり、叱りつけながら拭いている感じではないのですが・・・
その様子を近くで様子を見ていたエステルがウォンウォンと吠えました。
「ちょっと あんた 何やっているのよ! 飼い主を噛むって、とんでもないわよっ!!!」
その途端、ドーベル少女がエステルに向ってきました。
鼻に皺を寄せて、犬歯をむき出して、少女とはいえ、なかなかの迫力です。
でも、実はエステルさんはレスリングの達人なんです。(笑)
クワン相手のレスリングでも、クワンの後肢の付け根に頭を入れて体を寄せてひっくり返したり、クワンの足首の辺りを咥えて、クワンを仰向けにひっくり返したり、実に技が多彩。
ひっくり返した後は、前肢でクワンの体を抑えながら首筋を軽く噛んで、「ウォン」と一声・・・
「どう? 参った? 勝負、あったわよねっ!」という感じでしょうか。
突進してきたドーベル少女にも、エステルは軽くいなして、仰向けに転がして少女のマズルを軽く咥えて「ウー」と教育的指導。
そのあと、エステルが目の前で睨めている近くで、飼い主さんにブラッシングやタオルを使って体を拭いてもらったのですが、ドーベル少女は 口をモゴモゴなせながら、飼い主を威嚇するのを我慢していました。
「エステルが見ている間 限定の一過性の我慢」かとも思いましたが、そのあと 数日たってから、この飼い主さんにお問い合わせをした処、随分と我慢ができるようになって、あまり威嚇の態度を示さなくなったそうです。
飼い主さんには、あまり手荒くタオルで拭いたりブラッシングしたりせず、ドーベル少女の様子を見ながら短時間で手入れを済ませるように、アドバイスしました。
女教師ポインターシスターズの2頭・・・それなりに「教師」の役割を果たしてくれますが、前述したように「叱るツボ」が異なるので、2頭同時には教壇には立たせられません。
船頭が多いと船は進まないと言いますが、教育方針が やや異なる女教師2人を教壇に立たせると、うまくいきません。
ですので、女教師2人を一緒に連れてレッスンに臨むことは、まずありません。
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by gundogclub
| 2013-09-25 16:04
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