ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

犬種原理主義


今日のタイトルは、 「犬種原理主義」 です。
これは、私が作った造語であって、こんな日本語はありません。
簡単に言うと 犬と暮らすからには、その作出目的に沿った、あるいは本来の作出目的に類した仕事(遊び)を、取り入れた暮らしがしたい という意味合いであり、私の信条でもあります。


さて、犬種図鑑を紐解くと、欧州で発行された犬種図鑑を和訳したものと、日本で発行された犬種図鑑には、大きな差があります。
欧州で発行された犬種図鑑が、各犬種の作られた目的や有している能力について詳しく言及しているのに比べ、日本で発行された犬種図鑑は、「性格や飼いやすさ」に関する記述が多く、本来の作出目的に言及されることは僅かです。

例えば、日本で発行された犬種図鑑のラフラドールレトリバーの説明を読むと 「犬にも人にも友好的で、とても暮らしやすい」 などと記載されており、申し訳程度に 「昔は、ハンターが撃ち落した鳥の回収作業などをしていました」 などと書かれています。
しかし、撃ち落した鳥の回収は昔話ではなく、今でも英国をはじめ欧州では、撃ち落された鳥の回収をしたり、リアルな鳥の回収はしないまでも、それを模したワーキングテストなどに携わっているラブラドールは、かなりの割合に達するはずです!

まあ、欧州と異なり 犬をノーリードにできる場所が、ごく限られていて、 『愛犬の生涯の外出の大部分が、リード付の散歩』 となりがちな日本では、確かに作出目的云々より、「性格が温和か」 とか 「飼いやすいか」 という部分に関心が集まるのは、致し方ないとも言えますが、そうなると犬種を選択する必要性自体が希薄になって・・・ 極端に言うと 「純血種の必要、ないじゃん!」 ということになってしまいます。


私が唱える「犬種原理主義」 とは、「その犬種を選択した理由が、きちんとあることが望ましい」 と言うことでもあります。
例えば、「サイトハウンドが走る姿が、美しくて、とても好きです。 走っている姿を見ると、惚れ惚れとして、この犬種とともに暮らしている幸せを感じます。ウサギでも追いかけさせてあげられれば良いのですが、そうもいかないので、擬似のルアーを追いかけるルアーコーシングの練習、そして競技にも参加しています!」 などという生活が、「犬種原理主義」に則したドッグライフであろうと思います。



ところで、この犬種原理主義的な生活においては、飼い主さんと愛犬はリードでは繋がっておりません。
飼い主と愛犬が、どれ位の距離、離れるかは その犬種や各々の個体によって異なるかもしれませんが、脚側歩行である必要はありません。
飼い主の足に擦りつきながら、飼い主を見上げながら脚側歩行をすることを目的として作出された犬種はありません。
ドッグスポーツの入会審査のようなテストに合格するために、脚側歩行の練習をすることは必要ですが(合格しないと、競技に参加できなかったりするので)、服従訓練は手段であって、それ自体が目的となるのは、どうかと思います。

「広い野原なんかに犬を放したら、コンタクトが悪くなる」 という考えもある様ですが、私はそれでは「畳水練」だと思います。
「潜水練習用のプールでは何度も練習したけれど、本物の海には潜ったことがない」 というのと一緒かと・・・

ちなみに、我が家の3女1男は 広い野原に放してもコンタクトの精度が落ちることはありません。
むしろ、ドッグランなど囲まれている狭い場所の方が集中力が切れるかも・・・(苦笑)
リードで繋がっているのではなく、心で繋がっている関係であることが、犬種原理主義の上では、最も大切なことになります。



併せて、「広い野原なんかで犬同士が遊ぶ楽しさを覚えたら、飼い主の言うことを聞かなくなる」 とか 「飼い主と遊ぶより、犬同士で遊ぶことが好きになってしまう」 という考え方もある様ですが。。。。
もともと、他の犬と連れ立って遊ぶのが、あまりお好きではないフラウ姐さんやエステルを除くと、クワンもソロモンも、実に楽しそうに他の犬たちと野原を駆け回ります。
でも、走り回りつつもチラッチラッと私の方に視線を送っているクワンやエステルにボールやダミー、フリスビーを見せたら・・・ どんなに大興奮で他の犬たちと転げまわって遊んでいたとしても、私の足元に駆け戻ってきます。
パパとボールやフリスビーで遊ぶ > 他の犬たちと遊ぶ なのです。
「犬同士で遊ぶ楽しさを覚えてしまうと。。。」 という説は、ある意味 正しいと思うのですが それは  「私は犬と遊ぶのが下手な飼い主です!」 と告白 しているようなものかも・・・
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「テレビゲームなんか子供に与えたら、勉強しなくなる」 というのと一緒で 、「楽しい物があることを教えずに、子供を管理する」 のと 「テレビゲームの楽しさを知りつつ、それでも自律して、勉強もきちんとやる子に育てる」のと、どちらが簡単かは、言わずもながなです。
しかし 「たやすい」 と 「望ましい」 は、異なります。
時間がかかるかもしれないが・・・ なかなか難しいかもしれないが・・・ それでも、たやすさを求めず、あえて非効率でも望ましい方向に導く努力をすることもまた、犬種原理主義の教義であると考えています。



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by gundogclub | 2013-07-07 13:26 | MY TALK