ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

30分後のマーキングレトリーブ


野原で、ソロモンを相手に ちょっとした実験をしてみました。

① 草むらに1個のダミーを投げ入れる様子を、ソロモンに見せる

② 少し離れた場所で、ダミーやボールで30分ほど遊ぶ

③ ①でダミーを投げ入れる様子を見せた時とは異なる方向にソロモンを停座させる

④ 距離は約100m弱

⑤ 回収に向かわせる


ポイントのひとつは、ダミーを草むらに投げ入れて、すぐに回収に向かわせるのではなく、30分ほど 少し離れた場所で遊ぶこと。 (時間の経過による記憶の変化)

もうひとつは ダミーを投げ入れる様子を見せた方向とは異なる方向から回収をスタートさせること。 


「時間の経過」 に関しては、例えばボール遊びが好きな子犬なら、多少の草むらなら ボールを投げ込んで直後に回収に向かわせれば、草むらからボールを探し出し咥えて飼い主さんの足元まで戻ることができるかもしれません。
しかし、ボールを投げ込んで1分後に回収に向かわせたら・・・ それが5分後だったら・・・
ほとんどの子犬は、ボールが草むらに投げ込まれたこと自体を忘れてしまうのではないでしょうか?
まあ、これは子犬に限らず ニンゲンの幼児でも同じかもしれません。
「熊さんと、猫さんと、兎さんの 縫い包みを持ってきて!」 と言われた直後なら 「熊と猫と兎」 と記憶しているかもしれませんが、10分後に 「さっき、お話した縫い包みを持ってきて! 何と何と何だったか覚えている?」 と尋ねたら、3種類すべてを記憶している幼児は少ないのではないかと・・・

ニンゲンの幼児は、日常の生活の中で あるいは様々な学習を通して記憶力が磨かれていく訳ですが、犬に関しては意図的に 「記憶力を磨く」 練習をしなければ、あまり記憶力は伸びていかないのではないかと思います。
例えば、「生後2歳を過ぎたら、草むらにボールを投げ込んで10分後に回収に向かわせても、大部分の犬が記憶している」 なんてことは、ありません。
ですから、「記憶力」を磨く (鼻を使って探させるのではなく、記憶力を使って探させるような遊び) をすることも必要かもしれません。


「異なる方向からの回収」 は、 「ダミーが投げ込まれた周辺全体を記憶する」 ための練習だと思っています。
「木を見て森を見ず」 という諺がありますが、ダミーが投げ込まれた、その一点だけを記憶するのではなく、「周辺の景色を一団として記憶する力を養う」 ということ。
「長いススキが何本も生えている近く」 とか 「紫色の花が群生している近く(それが犬にとっても紫に見えるか否かは別として)」 とか 【ある程度の広さの風景の中で、ダミーが投げ込まれた場所を記憶する】 力を養うこともダミーレトリーブ力を磨く上で必要だと考えています。

ニンゲンだって、初めての場所に車で行くと、往路と復路は風景が異なって見えて、なんか違う場所を走っているような錯覚に陥ることがありますよね。
目印になる、特徴のある建物や珍しい看板などを記憶しておくと 「ああ、ここは来る時にも通ったよな!」 と不安にならずに済みます。 「何か目印を記憶する力」 を愛犬にも備えさせるための練習も、ほぼ一緒かと・・・

で、30分間 少し離れた場所で遊んだ後の、ソロモンのシングルダミー・レトリーブの動画です。



我が家では、記憶系の事柄は最後までシャドーの方が、フラウより勝っていたのですが、ソロモン君も体は小さいですが 記憶力はそこそこ及第点のようです。
まあ、「ダミーを草むらに投げ込んで、30分後に回収する」 なんて種目は、どこの国のレトリーブ系競技会にも無いでしょうが、「時間の経過を経ても記憶し続ける」 や 「一団の風景として目印を記憶する」 という練習は必要ではないかと思います。

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by gundogclub | 2013-04-10 13:23 | レトリーブ (GRT)