ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

犬は犬から学ぶ


我が家のソロモンはワーキングコッカースパニエル・・・つまり、スパニエルです。
「スパニエル」と名を冠する犬種の大部分が、FCI第8グループに分類されるのですが、第8グループには 「リトリーバー、フラッシング・ドッグ、ウォーター・ドッグ」 などがおります。
スパニエルは、このフラッシング・ドッグに分類されます。

これに対して、フラウ(ジャーマン・ショートヘアード・ポインター) や エステル(イングリッシュ・ポインター)は「ポインティングドッグ」としてFCI第7グループに分類されます。

フラッシング・ドッグとは、鳥を飛び立たせる(フラッシュ)させる役割を担う犬種であり、ポインティングドッグとは鳥が潜んでいる場所を前足を上げたり(ポイント)したり、伏せたり(セット)することによりハンドラーに教える役割を担っています。


ですから鳥猟の順番からいくと ①ポインティングドッグが鳥が潜んでいる場所を探す → ②フラッシング・ドッグが鳥を飛び立たせる → ③撃ち落した鳥をレトリバーが回収する という順になります。
鳥猟の3段階を、それぞれ異なった犬種に行わせる猟法を英国では 「ヴィクトリア・スタイル」(ヴィクトリア女王統治時代に流行ったクラシカルな猟法) などと表現しますが、日本ではこのヴィクトリアスタイルで鳥猟をしている方は殆どいないと思いますし、英国をはじめ欧州でもスパニエル&レトリバーの2種類を用いる、あるいはスパニエルかレトリバーの、どちらか片方だけを帯同する・・・という狩猟者が大半なそうです。


さてポインティング・ドッグとフラッシング・ドッグの一番の差は、「ポイントをするか否か」という部分です。
草むらに鳥が潜んでいるのを発見した場合、ポインティング・ドッグは鳥が潜んでいる草むらで、前足を上げたり、腰を低くした姿勢をとって、ハンドラー(飼い主・射手)に 「ここに鳥が隠れていますよ!」 と知らせます。
我が家のフラウ姐さんも 顔だけは私の方を向きながら右前足を上げて 「ここに鳥が居ます! どうしますか? 飛び込みますか?」 と私の指示を待っています。
この時、「ピピピピ」と短調4連音の笛を吹くとフラウは鳥が潜んでいる草むらに飛び込みます。


これに対して、フラッシング・ドッグはハンドラーの指示を待たずに、鳥を潜んでいる草むらから飛び立たせます。
ポイントやセットをしてハンドラーに知らせること無く、鳥を飛び立たせますから 「鳥が飛び立ってから照準を合わせて射撃する」 という、いささか忙しいことになります。


重ねての説明になりますが 「スパニエルはポイントやセットをせずに、フラッシングする!」 これが一般的。
ところがソロモン君、フラウ姐さんの 「草むらに鳥が潜んでいたら手前で停止する → 右前足をあげる → パパの方を見る → ピピピヒと笛が鳴ったら草むらに飛び込む」 の一連の動きを観察していたらしく、草むらに鳥(主に雉)が潜んでいると手前で停止して右前足を上げて私の方を見る様になりました。
そしてピピピヒの音で草むらに飛び込むソロモン君!

フラウ姐さん直伝 右前足ポイントで私の方を見るソロモン君
e0204314_1248156.jpg


あはは ソロモン君、 スパニエル・ポインター???(笑)
ソロモンは、落ち着き無くチャカチャカしているように見えて、フラウやエステルのことを、よく観察しています。
観察して、理解して、自分でも試してみる応用力があります。
まあ私は実猟をしないので、ソロモンがポイントをする様になったからと言って 「照準が合わせやすくなる」 とか 「鳥を沢山、獲れるようになる」 なんてことは無いので、意味が無いと言えば無いのですが・・・


ポイントに限らず、最先住犬のシャドーはロングリードを用いながら 呼び戻しの笛の意味を理解させましたが、シャドー以降 フラウ → クワン → エステル → ソロモン と笛による呼び戻しの練習をしたことがありません。
それぞれが 「ピーピッピッという笛の音 → 先住先輩犬がパパの足元に駆け戻る」 を見て、私が教えるまでも無く、笛の意味を理解しました。

まあ 「先住先輩犬の様子から学ぶ」 ということは、得手・不得手がある様で、ゴールデンのクワンちゃんは、比較的 他犬を観察して理解し実行する力が弱いかも・・・(苦笑)

それでもなお、「先輩犬から学ぶ」 ことの方が、「飼い主が手とり足とり教える」 より格段に理解が早い場合が多いですし 「後輩犬のお手本となる犬」 が居ると、その後の暮らしや練習が、とても楽に行えます。


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by gundogclub | 2013-03-21 13:07 | MY TALK