ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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ブログジャンル
犬

馬は乗る物


本日は、犬ではなく馬の話が中心です。

数日前に、SNSを通じてイギリスで「保護犬の公営シェルターの責任者」をなさっている女性の主張を読む機会があったのですが、簡単に言うとこの女性責任者の主張は 「動物を人間のために使役するのは全面廃止にしよう」 というものでした。
使役動物には、馬・牛・山羊・犬などがあり、流し読みでしたので確証は無いのですが、食用の為に供すること(食肉や酪農の為の家畜や家禽)まで禁止にするという考えではないようです。

要は、「機械などで代替できる(機械の方が効率もよい)作業を、動物に担わせる必要は無い」 ということでしょう。
特に力を入れているのが、馬と犬の使役廃絶のようです。
犬に関しては、まだ読み進んでいないのですが 馬に関して要約すると、
○ 競馬の廃絶
○ 競馬に供するための繁殖・交配の廃絶
○ (目標として)馬を乗用として使役することの廃絶


ここ数年、欧州各国の動物愛護団体からの圧力もあり、欧州の競馬においては「様々な制限」が設けられるようになっています。
それは新馬(幼齢馬)の調教方法であったり、あるいは競馬においてはステッキ(鞭)の使用回数制限であったりと、様々。
日本が誇る天才騎手 武豊さんも、欧州競馬に出場した際、「制限回数を上回って鞭を用いた」ということで、制裁(罰金)を受けたこともあります。
私も、旧来の方法に固執せず、より論理的な方法で新馬を調教したり、あるいはステッキの使用回数に制限を設けることは良いことだと思います。

しかし、「合理的な調教を行ったり、ステッキの使用を制限する」 という事と、 競馬を廃止したり繁殖を禁止したり、いわんや 馬を乗用に用いることを禁止(つまり、競走馬だけではなく、一般の乗馬も含め禁止)する事とでは、意味が異なると思うのです。

ポニークラブ(幼児・小学生の乗馬学校)に所属していた頃の我が家の長男 
※ 手綱の持ち方からしてダメダメ!(笑)
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馬に乗ることを禁止されたら、 あんな大きな動物を「愛玩用」として飼う人は滅多にいないでしょう。
馬は、毎日 適度な運動が必要です。 狭い馬房に閉じ込めておくと、血行が悪くなったり、疝痛(せんつう)が起こりやすくなったりします。  疝痛は死亡に至ることも多い厄介な症状です。

馬を運動させるには、群れにして放牧してやるか(自由運動)、あるいは人間が中心となってロングリードの様なもので追い鞭を用いながら円周運動をさせる、などいくつか方法がありますが、最も一般的なのは人が乗って運動をさせることです。
しかし、「乗ること」を禁止されてしまうと、自由運動・・・つまり放牧が可能な程、広い野原を所有している人以外は馬を運動させることが難しくなってしまいます。


乗ることは禁止・・・ 必要不可欠な運動をする場所さえ、ままならない・・・ 体重が450kg以上もある・・・
馬と共に暮らす人は激減するのではないでしょうか?
もっとも、この公営シェルターの責任者の方は、「競走馬以外の馬の繁殖・交配」まで禁止にしようとは、考えていらっしゃらない様ですが、乗ることのできない大きな動物と暮らし続ける人が、どれだけ居るのか???


少なくとも、何百年もの間 「より速く、より美しく走る」 ことを目標に幾多のホースマンにより連綿として育くまれてきたサラブレッドは、動物園や観光牧場でしか目にする事ができなくなるかもしれません。
もっとも欧州で保護活動をなさっている方は 「動物園の廃止」 を主張している方も多いので、そうして考えると やがては サラブレッドという動物の消滅 に繋がっていくのではないでしょうか?

人が乗用として使役したり、無理に競争させることは可哀想だが、消滅あるいは衰退してしまうことは構わないのでしょうか?
まあ、この公営シェルターの責任者の方の主張を全て読破した訳ではないので、浅学な私には思いも寄らぬ深い英知で考えていらっしゃるのかもしれません。 ですから、読みかじりで批判するのも何ですが。。。 


同様のことが、一部の使役犬種にも言えると私は思っています。
世界には、「労働があるからこそ、存続している」 犬種もあります。
彼らから労働を奪うことは、犬種の存亡にも深く関わってくると思います。

トルコで、「ある一部の地方でのみ繁殖されている牧羊護衛犬」を多数、抱えている牧場主が「本当は機械を導入したり、牧童を雇った方が安くつくけれど、気性が荒くて家庭犬には向かないし、先祖代々 使役してきたこの犬種を絶やさない為に出費が増えることを覚悟で、働かせている」 とインタビューに答えているのを某動物専門チャンネルで見たことがあります。 それでも犬を使役するのは廃絶すべきなのでしょうか?
廃絶と共に、その犬種そのものが消滅するかもしれないのに・・・


馬は人が乗ってこそ馬、使役犬種は労働あってこそ華・・・ 私はそう思っています。


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by gundogclub | 2013-01-22 10:43 | MY TALK