長靴から始まる新たなドッグライフ
私のスクールの生徒は、ポインター、セッター、レトリバー、スパニエルなど「ガンドッグ」と総称される犬たちが多く、生徒の約7割が ガンドッグです。
ドッグスポーツ施設 LADFでの基礎クラスを卒業しますと、野原での呼び戻しとグラウンドワークに特化したグラウンドワーククラス(通称 野原組) に進む生徒も多いのですが、「何を用意して行けばいいですか?」 という飼い主さんの問いに 私は 「ロングリードと長靴を用意してください」 と申し上げます。
ポインターやセッター(保護犬であるか、否かを問わず)との暮らしを始められる飼い主さんは、「初めて犬と暮らす」という方は少なくって、大抵は以前にレトリバー種などの大型犬と暮らした経験をお持ちなのですが、大抵の方は、長靴をお持ちではありません。
舗装された道を散歩したり、ドッグランやドッグカフェなどに行くのに、長靴は必要ありませんから・・・
ところが、野原では季節によっては朝露で膝より上の部分まで濡れてしまったり、水溜りがあったり、湿地の部分があったりで、長靴が必要不可欠となります。
ですから、長靴をお持ちでない飼い主さんには、まず長靴を用意して頂きます。
そのうち、休憩時間に座るために キャンプなどで使う、折りたたみ式の椅子を自主的に用意する飼い主さんも、いらっしゃいます。
「初めて、キャンプ用品を売っている店に行きましたよ!」 などと、楽しそうにお話くださる飼い主さんも・・・
で、野原組は基本的には、雨天決行なので 雨合羽を用意して頂くことになります。
「どうせなら、夏でも蒸れにくい透湿素材のものが良い!」 ということになり、折り畳み椅子を購入したアウトドアショップにレインウエアを見に行ったり・・・
「長靴もあるし、レインウエアもあるし・・・ 別に雨でもいいかぁ!」 と、雨が降っているにも関わらずレッスンをキャンセルせず、”びしょ濡れ犬 と びしょ濡れ飼い主” が嬉々として野原を歩くようになる頃から、飼い主さんの人格に変化が現れます!(笑)
一言で言うと、活動的になるんですね。
セッターやポインターなどを中心に保護活動をなさっている団体の代表の方から 「スクールに入ってしばらく経った頃に里親さんとお会いすると、里親さんが活動的になって声も元気になって、飼い主さんの印象が変わっている」 と言われます。
そして、愛犬の呼び戻し訓練がある程度のレベルに達した頃になりますと、私が何を言わなくても(笑)、飼い主さんが積極的に、野外活動を始められます。
別荘地に隣接した野原だったり、夏は使用されていないスキー場の斜面だったり・・・
「とても楽しかったです!」 と 愛犬と野原で遊ぶ飼い主さんの姿が添付されたメールなどを頂戴する度に、とても嬉しい気持ちになります。
せっかく ポインターやセッター、スパニエルと暮らすからには、やはり野原を走る楽しさをを経験して欲しいと思います。
もちろん、呼ばれたら きちんと飼い主さんの足元まで戻れることが前提・・・
加えて、飼い主さんご自身が、「野原で犬と遊ぶのは楽しい!」 と感じて頂けなければ、長続きはしません。
「いやいや野原に犬を連れて行く」 のでは飼い主は楽しくないし、飼い主が心から楽しんでいなければ、きっと愛犬にも伝わってしまいますから・・・
ローマへの道も一歩から!
愛犬との野原遊びの道は長靴から!
もしかしたら長靴は、飼い主さんのライフスタイルを変え、価値観を変え、ドッグライフまでも変えてしまう魔法の履物なのかもしれません。
2012年も今日で終わり・・・
この1年間、 THE GUNDOG CLUB 2’d stage をご愛読いただき、ありがとうございました。
来るべき2013年が皆様にとって、そして ご愛犬にとって 笑顔に満ちた素敵な年となりますよう、お祈り申し上げます。
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ドッグスポーツ施設 LADFでの基礎クラスを卒業しますと、野原での呼び戻しとグラウンドワークに特化したグラウンドワーククラス(通称 野原組) に進む生徒も多いのですが、「何を用意して行けばいいですか?」 という飼い主さんの問いに 私は 「ロングリードと長靴を用意してください」 と申し上げます。
ポインターやセッター(保護犬であるか、否かを問わず)との暮らしを始められる飼い主さんは、「初めて犬と暮らす」という方は少なくって、大抵は以前にレトリバー種などの大型犬と暮らした経験をお持ちなのですが、大抵の方は、長靴をお持ちではありません。
舗装された道を散歩したり、ドッグランやドッグカフェなどに行くのに、長靴は必要ありませんから・・・
ところが、野原では季節によっては朝露で膝より上の部分まで濡れてしまったり、水溜りがあったり、湿地の部分があったりで、長靴が必要不可欠となります。
ですから、長靴をお持ちでない飼い主さんには、まず長靴を用意して頂きます。
そのうち、休憩時間に座るために キャンプなどで使う、折りたたみ式の椅子を自主的に用意する飼い主さんも、いらっしゃいます。
「初めて、キャンプ用品を売っている店に行きましたよ!」 などと、楽しそうにお話くださる飼い主さんも・・・
で、野原組は基本的には、雨天決行なので 雨合羽を用意して頂くことになります。
「どうせなら、夏でも蒸れにくい透湿素材のものが良い!」 ということになり、折り畳み椅子を購入したアウトドアショップにレインウエアを見に行ったり・・・
「長靴もあるし、レインウエアもあるし・・・ 別に雨でもいいかぁ!」 と、雨が降っているにも関わらずレッスンをキャンセルせず、”びしょ濡れ犬 と びしょ濡れ飼い主” が嬉々として野原を歩くようになる頃から、飼い主さんの人格に変化が現れます!(笑)
一言で言うと、活動的になるんですね。
セッターやポインターなどを中心に保護活動をなさっている団体の代表の方から 「スクールに入ってしばらく経った頃に里親さんとお会いすると、里親さんが活動的になって声も元気になって、飼い主さんの印象が変わっている」 と言われます。
そして、愛犬の呼び戻し訓練がある程度のレベルに達した頃になりますと、私が何を言わなくても(笑)、飼い主さんが積極的に、野外活動を始められます。
別荘地に隣接した野原だったり、夏は使用されていないスキー場の斜面だったり・・・
「とても楽しかったです!」 と 愛犬と野原で遊ぶ飼い主さんの姿が添付されたメールなどを頂戴する度に、とても嬉しい気持ちになります。
せっかく ポインターやセッター、スパニエルと暮らすからには、やはり野原を走る楽しさをを経験して欲しいと思います。
もちろん、呼ばれたら きちんと飼い主さんの足元まで戻れることが前提・・・
加えて、飼い主さんご自身が、「野原で犬と遊ぶのは楽しい!」 と感じて頂けなければ、長続きはしません。
「いやいや野原に犬を連れて行く」 のでは飼い主は楽しくないし、飼い主が心から楽しんでいなければ、きっと愛犬にも伝わってしまいますから・・・
ローマへの道も一歩から!
愛犬との野原遊びの道は長靴から!
もしかしたら長靴は、飼い主さんのライフスタイルを変え、価値観を変え、ドッグライフまでも変えてしまう魔法の履物なのかもしれません。
2012年も今日で終わり・・・
この1年間、 THE GUNDOG CLUB 2’d stage をご愛読いただき、ありがとうございました。
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by gundogclub
| 2012-12-31 08:15
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