咥えたまま座る
9月に入り、朝晩は少し涼しくなってきました。
本朝は、久々に あまり暑さを気にせず、フラウとソロモンのフィールドトレーニングができました。
トレーニングと言っても、ほとんど遊び・・・(笑)
フリスビーで遊んだり、紐付きボールで遊んだり。。。
ちなみに、フラウとフリスビーで遊んでいる間はソロモンがノーリードで停座継続、逆にソロモンとフリスビーで遊んでいる間は、フラウ姐さんがノーリードで停座継続。
「誘惑があっても停座を継続すること」 の練習も兼ねて、フリスビー遊び。
これは紐付きボールの場合も一緒です。
「すぐ近くに、散弾銃で撃ち落された鳥が落ちてきても、指示があるまでは不動停座を継続」の欧州のガンドッグに一歩でも近づこうかと!(笑)
フラウ姐さんとフリスビー遊び
ソロモンとフリスビー遊び
紐付きボールに駆け寄るフラウ姐さん
フラウ姉ちゃん ボール頂戴! ボールを咥えているフラウに、こんな事をして、叱られないのはソロモンだけです(苦笑)
そして、ソロモンと競技会で使用するのと同型のダミーでレトリーブ練習。
落下したダミーに向かって走るソロモン ソロモン君、生後8ヶ月の小僧にしては、なかなかの走りです。
ここ数日の練習を経て、ソロモンはダミーを真横に咥えるケースが増えてきました。 投擲用の紐の部分を咥えたり、葉巻を咥える様に縦に咥えるより、横に咥えた方が走り易いことが経験を通じて判ってきたようだす。
犬種別カレンダーの写真みたい? その1
2週間ほど前から コマンドホイッスル で ダミーを咥えて戻る途中 「笛が鳴ったら咥えたまま停座する」 練習を始めました。
犬種別カレンダーの写真みたい? その2
「物を咥えたまま停座を継続する」 ということは、日常生活では必要ありませんし、日本のGRTA(ガンドッグレトリーブトライアル協会)の競技においても必要とされません。
しかし、欧州のフィールドトライアル(レトリバーの場合はレトリーブ競技)では、団体によってはこの 「咥えたまま座る」 とか 「咥えたまま伏せる」 などの動作が競技種目に含まれている団体もあります。
日本の実猟界は異なると思いますが イギリスなどでは、比較的平らかな野原で養殖した雉などを放鳥してフィールドトライアル(レトリーブトライアル)を開催したりするのですが、その際に 「咥えたまま停止(停座)」 とか 「咥えたまま伏せ」 などのコマンドが使われます。
日本の鳥猟で使用可能なコマンドか否かは別問題・・・
例えば、撃ち落された鳥を咥えて丘の斜面から犬が降りてくる最中に、同じ方向から鳥が飛び立ち、それを射撃する・・・というケース。
仰角(射手と犬の居る位置の高低差)によっては、散弾銃の弾が犬に当たってしまうケースもあります。
ですから 「コマンドホイッスルで瞬時に身を低くして、かつ咥えて戻る途中の鳥は、決して口から放さない」 という猟芸 が必要となり、実戦形式を重んじる競技団体 (禁猟期に愛犬の回収能力を維持することを主眼とした競技団体等) では、これを競技種目に加えている訳です。
まあ、「犬と暮らす上で 咥えたまま座る ことを習得させるのは必要か?」 と問われたら 日常の生活では全く必要ない訳ですが(笑)、 「必要か否か」 は飼い主が決める事です。
「日常生活に必要か否か」 という観点でのみ考えると、別に飛んでいるフリスビーを追いかけて咥える必要も、アジリティー競技で使用するタイヤを飛ぶ必要も、ボタンを押して飛び出たボールを咥えて走る必要も、水面に投げ込まれたボールめがけて水面ダイブする必要もないわけです。
「日常生活に必要か?」 という観点だけで考えれば 愛犬にドッグスポーツに参加する上で必要な事柄を教えることは "全て不必要" かもしれませんし、トレーナーさんのなかにも その様なお考えの方もいらっしゃるみたいです。
しかし 「愛犬と、どのように暮らすか」 ということは、飼い主さん自らが、きちんとビジョンを持つべきであり、そのビジョンの中で 「ドッグスポーツを楽しむ事」 に大きな比重を持つ飼い主さんも居るわけで、そのドッグスポーツを楽しむために (日常生活では全く必要が無くても) 各競技に参加するために必要な様々な事柄を愛犬に教えていくことは、重要なことだと私は思います。
私にとっては 「ダミーを咥えたまま笛の指示で停座をすること」 を愛犬に習得させることも、必要な事柄です。
にほんブログ村
↑ ブログランキングに参加しました。
ポチッとのクリックを
お願いします
本朝は、久々に あまり暑さを気にせず、フラウとソロモンのフィールドトレーニングができました。
トレーニングと言っても、ほとんど遊び・・・(笑)
フリスビーで遊んだり、紐付きボールで遊んだり。。。
ちなみに、フラウとフリスビーで遊んでいる間はソロモンがノーリードで停座継続、逆にソロモンとフリスビーで遊んでいる間は、フラウ姐さんがノーリードで停座継続。
「誘惑があっても停座を継続すること」 の練習も兼ねて、フリスビー遊び。
これは紐付きボールの場合も一緒です。
「すぐ近くに、散弾銃で撃ち落された鳥が落ちてきても、指示があるまでは不動停座を継続」の欧州のガンドッグに一歩でも近づこうかと!(笑)
フラウ姐さんとフリスビー遊び
ソロモンとフリスビー遊び
紐付きボールに駆け寄るフラウ姐さん
フラウ姉ちゃん ボール頂戴! ボールを咥えているフラウに、こんな事をして、叱られないのはソロモンだけです(苦笑)
そして、ソロモンと競技会で使用するのと同型のダミーでレトリーブ練習。
落下したダミーに向かって走るソロモン ソロモン君、生後8ヶ月の小僧にしては、なかなかの走りです。
ここ数日の練習を経て、ソロモンはダミーを真横に咥えるケースが増えてきました。 投擲用の紐の部分を咥えたり、葉巻を咥える様に縦に咥えるより、横に咥えた方が走り易いことが経験を通じて判ってきたようだす。
犬種別カレンダーの写真みたい? その1
2週間ほど前から コマンドホイッスル で ダミーを咥えて戻る途中 「笛が鳴ったら咥えたまま停座する」 練習を始めました。
犬種別カレンダーの写真みたい? その2
「物を咥えたまま停座を継続する」 ということは、日常生活では必要ありませんし、日本のGRTA(ガンドッグレトリーブトライアル協会)の競技においても必要とされません。
しかし、欧州のフィールドトライアル(レトリバーの場合はレトリーブ競技)では、団体によってはこの 「咥えたまま座る」 とか 「咥えたまま伏せる」 などの動作が競技種目に含まれている団体もあります。
日本の実猟界は異なると思いますが イギリスなどでは、比較的平らかな野原で養殖した雉などを放鳥してフィールドトライアル(レトリーブトライアル)を開催したりするのですが、その際に 「咥えたまま停止(停座)」 とか 「咥えたまま伏せ」 などのコマンドが使われます。
日本の鳥猟で使用可能なコマンドか否かは別問題・・・
例えば、撃ち落された鳥を咥えて丘の斜面から犬が降りてくる最中に、同じ方向から鳥が飛び立ち、それを射撃する・・・というケース。
仰角(射手と犬の居る位置の高低差)によっては、散弾銃の弾が犬に当たってしまうケースもあります。
ですから 「コマンドホイッスルで瞬時に身を低くして、かつ咥えて戻る途中の鳥は、決して口から放さない」 という猟芸 が必要となり、実戦形式を重んじる競技団体 (禁猟期に愛犬の回収能力を維持することを主眼とした競技団体等) では、これを競技種目に加えている訳です。
まあ、「犬と暮らす上で 咥えたまま座る ことを習得させるのは必要か?」 と問われたら 日常の生活では全く必要ない訳ですが(笑)、 「必要か否か」 は飼い主が決める事です。
「日常生活に必要か否か」 という観点でのみ考えると、別に飛んでいるフリスビーを追いかけて咥える必要も、アジリティー競技で使用するタイヤを飛ぶ必要も、ボタンを押して飛び出たボールを咥えて走る必要も、水面に投げ込まれたボールめがけて水面ダイブする必要もないわけです。
「日常生活に必要か?」 という観点だけで考えれば 愛犬にドッグスポーツに参加する上で必要な事柄を教えることは "全て不必要" かもしれませんし、トレーナーさんのなかにも その様なお考えの方もいらっしゃるみたいです。
しかし 「愛犬と、どのように暮らすか」 ということは、飼い主さん自らが、きちんとビジョンを持つべきであり、そのビジョンの中で 「ドッグスポーツを楽しむ事」 に大きな比重を持つ飼い主さんも居るわけで、そのドッグスポーツを楽しむために (日常生活では全く必要が無くても) 各競技に参加するために必要な様々な事柄を愛犬に教えていくことは、重要なことだと私は思います。
私にとっては 「ダミーを咥えたまま笛の指示で停座をすること」 を愛犬に習得させることも、必要な事柄です。
にほんブログ村
↑ ブログランキングに参加しました。
ポチッとのクリックを
お願いします
by gundogclub
| 2012-09-03 11:02
| 犬の躾・訓練