ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

若くして散った命

昨日、夕方6時頃に掛かり付けの動物病院にフラウを連れて行きました。 家内も、「たまには、一緒に行こうか!」 と、つきあってくれました。
フラウ姐さん、病気や怪我ではなく 8種混合ワクチンの接種でした。
ここの動物病院は、飼い主さんへの説明がとても丁寧なので、診察に時間がかかります。
待合室で待っている患者さんが3頭いたら、待ち時間は1時間超え・・・


ですから、いつも事前に電話をして、待合室の状況を確認しているのですが、昨日 問い合わせの電話をした時、受付担当の女性から 「ちょっとバタバタしていますが、待っている患者さんはいませんので、すぐに診察できます」 とのお答え。
「バタバタしているけれど患者は居ない??? 緊急手術でもしているのかな?」 などと考えながら動物病院へ!

病院の診察室には、一組のご夫婦(私より若い感じ)がおりました。
ご主人が、毛布に包まれた犬を抱いていて、その側で奥さんが泣いていらっしゃいました。
毛布から、のぞいているワンちゃんのお顔から推測するに、まだ若そうな感じでした。
犬種は黒のラブラドールレトリバー。
泣いている奥さんに、ご主人が 「洋犬だから、仕方ない!」 と言っているのが聞こえました。


間もなく、フラウが診察室に呼ばれました。
聴診器を当て、各部位の触診をしながら、今日の院長先生は無愛想で機嫌が悪い・・・
いつもは、とても温和で笑顔の絶えない先生なのですが。

フラウの背中に注射器を刺しながら(笑)、先生が口を開きました。
「待合室のラブラドール、見ましたか?」 と・・・
私が 「はい 若そうなラブでしたね!」 と答えると、堰を切ったように先生は話し始めました。
「医師の秘守義務違反だろ!」 というご意見は、横に置いておいて・・・(苦笑)


かいつまんでお話しますと、仕事が休みだった黒ラブの飼い主が、午前11時頃から1時間ほど、この黒ラブを自転車で曳いていたところ、家の近くまで戻った処で倒れてしまったのだそうです。
すぐに病院に連れてくれば良いものを、午後の診察時間(午後4時~)になってから診察に連れてきたそうで、診察した時点で既に昏睡状態で危篤だったのだとか。
炎天下のなか、黒い犬を自転車で1時間も引いたものだから 熱中症 になってしまったのです。しかも、倒れた愛犬を犬小屋まで運んで、あとは放置していた様です。 


聞くと、亡くなった黒ラブは、生後10ヶ月だったそうで 「ソロモンと、ほとんど同じ月齢じゃないか!」 と思った途端、図らずも涙が溢れてきました。
そして「洋犬だから、仕方ない!」 と言った飼い主の言葉を思い出し、怒りがこみあげてきました。


「真夏の炎天下に、自転車で犬を引き運動する」 あまつさえ 「倒れた愛犬を放置する」・・・これは虐待です。自分の愛犬を自らの手で死に追いやったようなものです。
犬と暮らしながら、「熱中症」について、何らの知識も持っていなかったのか、それとも知りつつ飼い主の都合で自転車散歩を強行したのか?

それを 「洋犬だから、仕方ない!」 ・・・ 洋犬は(虚弱だから)、死んでしまった。 和犬や雑種だったら大丈夫なのに・・・ というニアンスのセリフでしようか? 
洋犬だろうが和犬だろうが雑種だろうが、真夏の炎天下に自転車曳きして良い犬なんかおりません。


院長先生も嘆いていました。

・ 病院の待合室に熱中症の注意を喚起するポスターを貼ったり、パンフレットを作成して配ったりしても、一向に熱中症で運ばれて来る犬が減らない。
・ フィラリアの予防に関しても、「和犬は予防しなくても大丈夫」 とか 「雑種はフィラリアに強いから予防しなくても大丈夫」 とか私の前(医師の前で)平気で口にする人が多い・・・
・ 洋犬は弱いが、雑種は何もしなくても大丈夫だと思い込んでいる飼い主が多い。 そもそも和犬・洋犬という表現は、30年前でさえ東京では滅多に聞かなかった・・・
首都東京に隣接した県でありながら、近隣の飼い主の意識の低さには院長先生も辟易しているようです。  


黒ラブちゃんも、飼い主が熱中症に対する知識を持ち、あるいは応急処置の方法などを知っていれば、あたら若い命を散らす必要はなかった筈・・・
私より若そうな飼い主さん、 ネットで調べたり、犬の飼育本や雑誌を少しでも目にしていたら、熱中症の恐ろしさ(少なくとも炎天下に自転車で曳く危険性)を知ることが出来たはずです。

「知らなかった」 では済まされない。
「クーラーをつけておけば大丈夫だと思った。車内がそんなに暑くなるとは知らなかった」 ・・・パチンコ屋の駐車場に幼児を放置してパチンコに興じ、幼い我が子を死に至らしめたバカ親は、たとえ「知らなかった」としても逮捕されます。
「男の子は弱いですね~ 長女の時は、夏でも車の中に寝かせておいても大丈夫だったのに!」 と逮捕された親が言ったとしたら・・・
「洋犬だから、仕方ない!」 というのは、これと全く同じ言い訳ですよね。

黒ラブちゃん、ソロモンとほぼ同じ月齢の子だと思うと、悲しくって・・・
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by gundogclub | 2012-08-21 08:51 | MY TALK