ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

マテ!強化月間

ソロモン君、6月は 「マテ!」 の強化月間です。
まあ「月間」と言っても、1ヶ月や2ヶ月で マテを極められる訳ではありませんので、これから数ヶ月間 毎月が強化月間となります。

ちなみに、私が 「マテ!」 と表現しているのは 停座したままの姿勢で待つ という意味です。
競技によっては、「フセて待つ」 を重点的に教える様ですが、レトリーブトライアルや野外実地訓練競技などの基本は 「停座して待つ」 ことです。

私は、この「マテ!」の強化を大別すると4項目に分けて練習しています。
四項目とは、距離・時間・誘惑物・不可視 です。
一項目ずつ、ご説明したいと思います。

1.距 離
これは単純に、飼い主と対面して マテ(停座でのマテ) ができる距離を伸ばしていく練習です。
最初から、飼い主と20mも30mも離れて、マテを続けられるワンは少ないと思います。
最初は1mでのマテ、それが出来たら3mのマテ・・・と少しずつ、距離を伸ばしていきます。
この練習のポイントは、無理して距離を伸ばして愛犬に失敗させないこと です。
3mでのマテが出来たからと言って 「ヨーシ!」と飼い主が張り切って、いきなり15mにトライする・・・
愛犬が失敗(停座を止めて動いてしまう等)すると、「あ~ぁ それ位 待てないのかよぉ!」 と不機嫌になったり、叱ったり・・・
愛犬が嫌がらずに、集中力をもって練習を続ける為には 「失敗させて叱る」のではなく、「成功させて誉める」回数を増やすこと!
ですから、私のスクールでは 飼い主さんに「歩数」で距離を伸ばしてもらいます。
「10歩離れて待つことは出来る、でも15歩だと待てない」など、きちんと歩数で 「停座でマテを続けられる距離」を飼い主さんに把握して頂き、その歩数を少しずつ増やす(つまり距離を伸ばす)様にアドバイスしています。

2.時 間
これも単純に、飼い主と対面して マテを続けられる時間を伸ばしていく練習です。
時間の伸ばし方は、上記の「距離」で書いたことと同じです。
少しずつ、対面して待つことのできる時間を伸ばしていきます。
一つ試して頂きたいのは わざと視線を外したり、あるいは愛犬に背中を向けてマテをさせることです。
愛犬と、ばっちりアイコンタクトをとって 「待ってよぉ~ 動いちゃダメよぉ~」 と目力(笑)で制している時は、停座を続けられる愛犬も、わざと視線を合わせなかったり、背中を向けたりすると、マテ!の停座を勝手に解いて、立ち上がったり飼い主さんに歩み寄ったりするかもしれません。

3.誘惑物
以前、ソロモンを停座させ、ボールやダミーや、ふわふわクリーナーを転がしたり投げたりしている動画を、ご紹介しました。
最近は、コンクリートの擁壁がある野原を使って練習をしています。
ソロモンを停座させ、軟式野球のボールを壁に投げます。 大げさに腕を振り回して投げたり、奇声を発しながら投げたり・・・ 擁壁は平坦ではないので、思わぬ方向にボールが跳ねかえったりするのですが、ソロモンは指示があるまでその場で停座!
私の大げさな動作、奇声、ボールが壁に当たる音、跳ねかえって飛ぶボール・・・
「様々な誘惑があっても停座の継続を続けられること」 が目標なのですが、ソロモン君はまだまだ、道半ばです。
最終的には、「私が他のワンとボールやフリスビーで遊んでいても停座を続けられる」男になって欲しいです。
ちなみに、現在我が家で これが出来るのはフラウ姐さんだけ・・・
クワンやエステルが出来ないのは、資質の問題ではなく 「その様な練習をしたか否か」 という一点だと思っています。
クワンやエステルには、「誘惑下での待て強化」 の練習をしませんでしたから・・・

4.不可視
「不可視」なんて難しい事を言っておりますが、簡単に申しますと 「飼い主が居なくても停座を続けられるか?」 ということです。
例えば、フラウ姐さんに野原の真ん中で停座の指示を出し、私は野原に隣接した道に停めている車に戻ってコーヒーを飲んで戻る・・・その間5分 ・・・ などという場合でもフラウ姐さんは、指示した場所で、そのまま停座を続けてくれます。
これがクワンやエステルだと、杭にでも繋いでおかないと、とてもとても・・・(苦笑)

この練習、 「飼い主の声も聞こえないし姿も見えない」 のいう状況にして練習を始めると難しい と思います。
私は、居間の真ん中でソロモンを停座させ、隣の部屋に入って扉を閉め 「待てぇ・・・待てよぉ~」 などと言いながら ”声は聞こえるけれど姿は見えない でもパパは、そこに居るらしい” という状態にして練習を始めました。 フラウ姐さんも、この方法で練習しました。
野原での練習では、草丈の長い草むらに飼い主が隠れてしまうとかね。
この練習もポイントは 「成功させて誉める」 ことです。
最初は、姿を消す時間が例え10秒でも、愛犬が停座を続けられたら、駆け戻って少し大げさに誉めたり、大好きなボールで遊んであげたり・・・

ヨーロッパには 「野外実地試験」 というものがあり、一定の年齢までに愛犬がこの野外実地試験に合格しないと、血統書を発行してもらえない (つまり繁殖に適さないと烙印を押される) 犬種もあるそうです。
特にドイツ、オーストリアでは、この試験が厳しく運用されているそうです。
そして、野外実地試験の項目に、この 「飼い主が居ない場所での停座の維持」 があり、 7分間の停座 が必要なそうです。
停座している間も、発砲音が鳴ったり、鳥が飛び立ったり、飼い主の話し声が聞こえたり、いろいろと誘惑が設定されている様です。

私なりの、マテ強化方法を項目別に記載してみました。
大切なのは、少しでも成長がみられたら大いに誉めてあげること、そしてそのご褒美として、ボールなど愛犬の好きなツールを用いて存分に遊んであげることだと思います。
「おっ できたな! ヨシ! じゃ、帰るぞ!」 などと、ぶっきらぼうに誉めて練習を切り上げていたら、愛犬のモチベーションもあがりません。

ボクも頑張るから、みんなも頑張ろうよ!! byソロモン
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by gundogclub | 2012-06-02 10:48 | 犬の躾・訓練