生活に何ら支障なく
北関東の保健所から、保護団体のご協力を頂いて引き出し、我が家の一員になったイングリッシュポインターのエステルさん。
早いもので、我が家に来て2年2ヶ月余が過ぎました。
我が家に迎え入れた当初は、バリケンから出すと間断なく居間をグルグルと歩き回り、一時たりとも じっとしている事がありませんでした。
それと、室内での排泄 (小さい方だけですが) には、ちょっと困りましたら。 パピーと違って成犬ですので、一回の排泄量が多いですし・・・
初めて居間のソファーに寝転んでいるエステルの姿を見るまで2ヶ月を要しました。
でもバリケンの中では大人しく、吠えたりすることが一切無かったので、その点では楽でした。
散歩時のリードの引っ張りは当初は強かったのですが、すぐに引っ張らなくなりましたし、自転車に併走することも短時間で上達しました。
野原では、フラウ姐さんの様子を見ながら 「笛が鳴ったらパパの足元まで戻る」 ということ数回の練習で理解したので、それ以降は何ら問題がなく・・・
おそろく、保護団体のシェルターや、預り親さん宅での日常生活に慣れた後に譲り受けていたら、あんなに室内をグルグルと歩き回ることも無く、一般家庭の里親さんの処に嫁いでも、普通に暮らすことが出来たのではないかと思います。
しかし、直接 保健所から一般の飼い主さんが譲り受けた場合は、「常に室内をグルグルと休みなく歩き回っている姿」 を目の当たりにしたり、あるいは 「所かまわず室内で排泄してしまう」 という事象に対して、「やっぱり保護犬、それもポインターなんて、家では無理!」 と早々に結論付けられて、保護団体に出戻っていた可能性も否定できません。
ガンドッグに限らず、保護犬を譲り受けたら 最初の数ヶ月間は、様々な事件が(笑)勃発するかもしれませんが、可能な限り大目に見て頂きたいと思います。
やがて、里親さん宅に慣れ、「ボク(アタシ)は、このお家の子になるんだ!」 とワンちゃんが思い始めた頃・・・ ブリッこをやめて、良くも悪くも地金を見せるようになる頃には、譲り受けた当初に見られた問題点はかなり改善されている のではないかと思います。
我が家のエステルさん、日常生活&野外活動に、何ら支障はありません。
野原を走り回り・・・
野原で私の姿を見失うと垂直飛びで四方を見渡して私を見つけ・・・(笑)
フラウ姐さんやクワンとレトリーブ競争に夢中になり・・・
50m程度のマーキングレトリーブ(ダミーの落下場所を目で確認しての回収)は出来る様になりました
保護犬・・・特に保護ポインターやセッターとの暮らしの楽しさを、より多くの愛犬家の方々に、経験して頂きたいと願っています。
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by gundogclub
| 2012-06-01 20:01
| エステル (EP)