ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

流 派

本日2つめの日記です。 一日に2つも日記を書くことは珍しいのですが、ちょっと面白いメールを頂戴したので、独り言を・・・(笑)

メールを頂戴した方は、中国地方にお住まいで、黄ラブラドールと暮らしているそうです。
今年1月に、ご夫婦でイングランドやアイルランドを旅行し、アイルランドで興味深いオプションツアーに参加なさったそうです。
それは、簡単に申しますと 大きなお屋敷に付属した私有地で、『鳥を撃って、その撃ち落した鳥をレトリバーに回収させる体験ツアー』 みたいな感じらしいです。 釣堀の鳥版とでも言いましょうか・・・
午前中に銃の取扱講習を受け、豪華な昼食を食べ、午後からは 実際に鳥を放ってそれを撃ち、自分の横に座って待機しているレトリバーに回収させる経験をなさったそうです。
かなり高額なオプションだったとか・・・

このツアーには、常連(何度も参加している方)も多かったらしく 「ラブラドールが雉を咥えて戻る途中、ある一定の笛を吹くと、雉を咥えたままフセをし、その間にもう一度射撃をする」 というハンドラーとラブラドールの連携を見て感心なさったそうです。
ご自分の愛犬とも類似した遊びをなさりたくなった様子で、「私は愛犬とボールのレトリーブ遊び位しかしませんが、ボールを咥えて戻る途中に、咥えたままフセをする練習は、どの様にすればできますか?」というお問い合わせのメールを頂きました。

一応、練習の方法をご説明しました。
我が家のフラウ姐さんで、デモ動画も撮影してみました。



英国をはじめヨーロッパには多くのガンドッグの競技団体やクラブがあり、団体やクラブにより、ルールや競技種目が異なります
ウォーターレトリーブ(水上回収)が競技種目に必ず含まれる団体もあればダミーを咥えて戻る途中、指示で素早く停止し咥えたまま伏せる  という作業が競技種目に含まれる団体もあります。
これは、雉などのゲームを咥えて戻る途中、二の矢(次の射撃)をする必要が生じた場合、犬が居る場所の傾斜によっては散弾銃の弾が当たる危険がある為、「指示があったら素早く、かつ咥えたゲームは口から離さないで伏せる」という訓練が実際に必要であり、かつそれを競技のルールとして応用したものです。

次の動画もフラウ姐さん。 2年ほど前の動画ですが、ダミー(オレンジ)を咥えて戻る途中の停座の指示 →口から離す → 別のダミーに方向転換(ブラインド) → 咥えて戻った後、最初に咥えていたダミーを再度、咥えて戻る の一連の作業を動画にしたものです。



しかし、日本で唯一のレトリーブ競技団体であるGRTA(ガンドッグレトリーブトライアル協会)では、「咥えたまま停座」とか「咥えたままフセ」とか「口から離して次のダミーに向かう」などに類した競技は一切無いので、こんな事が出来ても競技的には何の得もありません。(苦笑)

2005年のGRTAの発足依頼、役員の方々や協会会員の支えにより、少しずつその規模を広げています。
特に先日もお話しましたルール大幅改定により、ジャッジが出来る方が少ないこともあり、役員や運営スタッフの方々の中には、ご自分は競技に参加せず、運営に専念なさっている方もいらっしゃいます。
また、競技会の運営の為に、ご自分の愛犬は参加しないのに(例えば愛犬がヒートであるとか)、競技進行のサポートの為に、駆けつけてくださる会員もいらっしゃいます。
その様な方々の努力や熱意があってこそ競技会が開催できる訳であり、本当に頭が下がりますし、感謝もしております。


ただ、一言だけ言わせて頂きたいのは、ここからは 例え話ですが 英国人の方が日本で茶道や華道を学び、免状を手に祖国に戻ったとします。
祖国で茶道や華道の教室を開き、「私が教える茶道や華道が唯一、日本で行われてるものだ!」と説明したら、それはちょっと違いますよね。
調べましたら、大小はあるのでしょうが 茶道で40流派、華道で8流派ほどが日本にはある様です。
つまり、この方が習ったのは、そのうちの一つの流派な訳です。
ですから ”that’s all!(これだけが全てだ!)” ではなく、 「日本には茶道や華道に沢山の流派があるようです。 他の流派のことはよく知らないのですが、私は華道は△△流、茶道は○○○流の師範の元で学びました。 ですから皆さんにも、私が修めた流派を伝授します。」 という説明を、お弟子さん達にするのが良いのではないかと・・・


ランドレトリーブ(陸上での回収)だけではなく、ウォーターレトリーブを重視する団体もあれば、障害物飛越の必要なレトリーブが競技種目にある団体もあり、あるいは実際の猟を想定したルールを用いている団体もある・・・
あまり日本では馴染みの無いドッグスポーツであるからこそ、 ”that’s all! ではなく、レトリーブトライアルが盛んな欧州にも、国によりまた団体により様々なルールや競技種目があることを、きちんと説明する機会が必要である様に思います。


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by gundogclub | 2012-03-21 20:30 | レトリーブ (GRT)