ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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ブログジャンル
犬

慣れと自信


私は今でも、「犬と関わってきた年数」 より 「馬と関わってきた年数」 の方が長いのですが、その中でも私は障害馬術を中心として馬と関わってきました。
現在、ドッグスポーツとして盛んなアジリティーは、この障害馬術競技が基になっていると言われています。

馬の平均体高はサラブレッドで160cm程度、アラブ種は少し低くて150cm程度ですが、地上から160cmある馬の背に座り、例えば座高が90cmの人なら、地上から250cm(実際には鞍の上に座るのでもっと高い処に視線があるわけです)の高さから物を見ることになります。
乗馬初心者は、まずこの「高さ」に恐怖心を感じる人が多い程の高さです。

障害馬術の練習も、最初からハードルを飛ぶ訳ではなく、地面に置いた木を通過することからはじめ、木の棒を×型に組んで、その真ん中を飛ぶ(と言うか、跨ぐ)練習をし、地面と水平にハードルの棒を置いて(最初は30cm位の高さ)練習をするのは、その後からです。

30m程度の障害ならまだしも、ハードルの高さが90cmを超える傷害を飛越するレベルになると、練習を始めた当初は、恐怖心を感じます。
ハードルのバーの高さに対する恐怖、そして馬の急停止に対する恐怖です。
馬は、障害直前で急停止するのが実に上手い(笑)のです。
もともと障害を飛ぶ時は前傾姿勢をとっておりますから、急停止されると、馬上の乗り手は、あっけなく前方へ放り出されてしまいます。
ハリウッドの俳優でスーパーマンを演じた、クリストファー・リーヴは、愛馬と障害馬術練習中、障害前の急停止で前方へ投げ出され脊椎損傷により下半身不随となりました。


ですから、障害に向かうときは、様々な事が頭を去来します。
怖いなぁ~・・・ 落馬したらどうしよう・・・ 馬が急停止したら、どうしよう・・・
そして、そんな事をあれこれと考えている時に限って、本当に馬は障害前で急停止してしまうのです。
馬に跨っている人の恐怖心や不安が、手綱や鞍を通して馬に伝わってしまう のです。
馬も、背中に60kgの重り(人)を乗せて、障害物を飛びたくはありません。
まして、不安や自信の無さが伝わってくる様な人を乗せてなら、なおさら飛びたくはありませんよね。


馬術競技における障害には、様々なタイプがあります。
高さのある障害、幅のある障害、レンガを模した障害、障害と障害の間に水郷が設けられている障害、雛壇の様になった障害・・・
乗り手が恐怖心を克己し、また相棒(愛馬)に不安感を持たせずに、一丸となって障害に挑める様になるためには、様々な障害に対する飛越を繰り返し練習し、苦手意識を克服し、自信を持って立ち塞がる障害物に向かえる様になることが必要です。

泳ぐのも苦手でちたが、今では潜れるようになりまちた byクワン
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先ほど、馬は 「手綱と鞍(重心のかけ方など)から乗り手の感情を読み取る」 と書きましたが、同じように 犬は「リードと飼い主の発汗から感情を読み取る」 と言われています。
飼い主さんの、様々な感情(喜び、怒り、不安)によって、汗の匂いが微妙に異なるらしく、その微妙な汗の匂いを感じ取って犬は様々な判断をしているらしいです。

例えば、スクールに 他のワンを連れた人が近づいて来ただけで、吠えて暴れるワンちゃん(仮にAちゃんとしましょう)が居るのですが、私がリードを持つと、他のワンが近づいても、Aちゃんは殆ど吠えたり暴れたりしません。
同じく、当初はガウガウ犬だった愛犬の飼い主さんに、Aちゃんのリードを持ってもらった場合も、吠えたり暴れたりしないんです。
元ガウガウ犬の飼い主さん、「うちの子は昔、もっともっと凄かったから、Aちゃんなんか どうって事 ないわよぉ~」 などと笑いながら平然としていました。


私も、元ガウガウ犬の飼い主も、ガウガウ犬に対する耐性というか、自信がある訳です。
「これ位、たいしたこと ないね!」 という、自信の匂いが、Aちゃんに伝わっているのだと思います。
これに対し、Aちゃんの飼い主さんは、他の犬を連れた人が近くに来ただけで、文字通り「手に汗握る」状態となってしまうので、それがAちゃんにダイレクトに伝わっているのだと思います。


苦手な事は避けずに、繰り返し練習することにより、苦手意識は薄れ、逆に得意な事になる場合もあります。
人も愛犬も、苦手な事から逃げず、でも焦らず 繰り返し繰り返し練習をする事により、飼い主・愛犬共に苦手意識が薄れ、人犬共に自信を持つ事ができる様になると考えています。

苦手な事に慣れていく事・・・ 慣れる事により自信に繋がる・・・
その為には、逃げるのではなく 地道な練習の繰り返しが必要です。


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by gundogclub | 2012-02-05 14:22 | MY TALK