ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

Lining Practice (直進練習)

今日は、飼い主さん(ハンドラー)が、腕で指し示す方向へ愛犬を直進させる練習について記載します。
犬を直進させる練習を、ライニング(lining) などと言います。
JKCの訓練競技会規定にも CDX(大学科)に 「前進」 という課目があります。
ただ、JKCの試験課目の「前進」とは異なり、ガンドッグの場合は直進させる距離が長いこと(50m超)と、単に直進するのではなく 「飼い主が腕で指し示した方向に回収すべきダミー(回収目的物)が必ずある!」 と犬に理解させる為の練習(つまり直進させること自体が目的ではなく、回収させるために必要なスキルとして直進練習をする)点が異なります。


ガンドッグの競技会には、 ブラインドレトリーブ という種目があります。
スローワー(ダミー:回収目的物 を投げる係) が、声(マーク!などと叫ぶ) や発砲音 の後でダミーを投げる マーキングレトリーブ(犬がダミーを落下した場所を瞬時に記憶して回収に向かう) とは異なり、ブラインドレトリーブでは、ダミーを置いた場所を犬に見せません。 

ジャッジ(審判)が、スタートラインでハンドラー(飼い主)に 「左前方に木が3本、生えている場所がありますよね。 その一番右の、黄色の葉っぱの木が見えますか? おの黄色い葉っぱの木の10mほど奥に、ダミーが置いてあります」 などと教えてくれます。
犬は長々とした日本語の説明は判りませんから ハンドラーの隣に停座していても 「ふんふん なるほど・・・あの黄色い木の先にあるのか!」 などとは理解できません。
この時に必要になるのが ハンドラーが腕で指し示した方向に真っ直ぐに走ることのできる技術・・・つまりライニングのスキルなのです。


「飼い主が腕で指し示した方向に必ずダミーがある!」 と犬に理解(理解というより、犬が信じる という表現が妥当かもしれません) させるには、最初は 目視できるダミーから練習を行います。
「腕で方向を指し示す動作」 あるいは 「Get On!という声符」 が、回収目的物(ダミーでもボールでも縫い包みでも何でも良いのですが)を回収に行くための、体符であり声符であることを、愛犬に覚えてもらうことが第一段階です。


次に、短い距離(15m~20m)で 愛犬に置くところを見せないでボールやダミーを置き、腕で方向を指し示し、回収に向かう練習をするのですが、犬が曲がって見当違いの方向へ行ってしまわない様に、最初は 犬が直進しやすい場所  を選んで練習を行います。 
例えば、ドッグランのフェンス沿いとか 土手の狭い歩道とか・・・
農家の方にお願いして稲刈りが終わった後の田んぼの、あぜ道などで練習するのも良いかもしれません。
繰り返し練習をすること(成功させること)によって、 「飼い主が腕で指し示した方向へ行けば、必ずダミーがある!」と愛犬が確信するまで、何日でも何ヶ月でも、根気よく練習をしてください。


そして、短い距離での練習から、少しずつ距離を伸ばしていきます。
e0204314_10325990.jpg

上の写真は、スクールの生徒さんに ブラインドレトリーブの練習をする時に使用している場所です。
土手の際の部分の草が刈られていて、その草の刈られている部分を、直進すれば、どこかしらにダミーが置かれています。
土手が左側に湾曲していて、また葉っぱの生い茂った木が途中にあり、犬の視線では、「ダミーを置いている姿」が見えない様になっています。


我が家の フラウ姐さん で、ブラインドレトリーブを試してみました。


ちなみに、動画中 ピキッピキッピキッピキッという笛の音は 「その辺りを探せ!」、 ピーピッピッという笛の音は、呼び戻しの合図の笛です。

ダミーを咥えたフラウ姐さん
e0204314_10442828.jpg



フラウちゃん、ダミーの端っこを咥えて戻ってくるのは、見栄えが悪いよぉ~!(苦笑)
真ん中を咥えてよ! 真ん中・・・!
ダミーの真ん中ほ咥えて戻ってくる動画に、撮り直してもよかったのですが(笑)、まあいいでしょう・・・


動画の終わりの頃 私が 「グッガール!」 と言うと、断尾された短い尻尾をピコピコと振っていますよね!
大げさにテンションを上げて誉めなくても、「グッガール!」と言われたら、誉められたことが嬉しくって、尻尾を振る・・・ 私が生徒さんに日頃から言っている 「飼い主が冷静な声であっても、誉められたことを喜べる愛犬に!」 ということです。


はしょりにはしょって、ブラインドレトリーブについて、ご説明しました。
直進と言っても、ダミーが置かれた場所に、ドンピシャで駆け寄れるとは限りませんので、愛犬を停止させたり、前後左右に動く指示をしたりと、他にもブラインドレトリーブに伴って必要となるスキルは多々あるのですが、まあ今日は 「ガンドッグには直進練習とか、ブラインドレトリーブというものがある」 という、さわりの部分だけでも、ご理解頂ければよろしいかと・・・



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by gundogclub | 2011-09-12 11:01 | レトリーブ (GRT)