14ヶ月
フラウ ・・・ 1日
クワン ・・・ 4日
エステル ・・・ 14ヶ月
私が投じるフリスビーの過半数 (10投したら5回以上) を空中キャッチできる様になるまでに要した日数です。
フラウは、「私が、まともに投げさえすれば」 最初から空中キャッチができました。
なにしろ ”ファーストスロー ファーストキッャチ” で、 初めてフラウにフリスビーを投じた「第1投目」から、彼女はキャッチしてくれましたから・・・
クワンは練習を開始した日は、フリスビーが地面に落ちてから咥えて持ち帰るだけ。
初めて空中でキャッチしたのは練習開始2日目でした。
でも、そこからの進歩は著しく、練習を開始して4日目には、10回投げたら6~7回は空中でキャッチできるまでになりました。
問題は、エステルさん・・・
目の前でフリスビーを投じても、最初は目で追うことすら、しませんでしたから・・・
全くもって、フリスビーには興味がありませんでした。
今でこそ、エステルはフリスビーに意欲満々ですが・・・
フリスビーに興味が無い犬に、いくら練習をさせようとしても、上手くいきません。
馬を川岸に引っ張っていく事はできても、水を飲ませることはできない ・・・ という例えもあります。
まあこれは、どのドッグスポーツでも同じだと思うのですが、「無理矢理」 ではうまくいきません。
飼い主もワンも、共に楽しんでこそのドッグスポーツだと思うのです。
そこで、私は 遠回りをすることにしました。
それも、ものすごい遠回りを・・・
エステルは、我が家に迎え入れた頃(昨年の3月末)は、 エステルの目の前で フラウやクワンを撫でたり誉めたりしても無反応だったのですが、1ヶ月もしないうちに、鼻をピーピー鳴らしてアピールする様になりました。
「私のことも撫でてください!」 という感じでしょうか・・・
そのうち、遠慮がちに フラウやクワンと私の間に、割り込んでくる様になったので 「これはいけるかも!」 と作戦を開始。
その作戦とは、 「私のことを大好きにさせる」 ・・・ 私が他のワンと遊んでいたら、嫉妬の炎をメラメラと燃えさせるほど(笑) 私を好きになってもらうことです。
これは私見で、何の根拠も無いのですが 生後数ヶ月~2歳くらいまでの ”お年頃” のワンちゃんには、異性の飼い主さんの方が、軋轢が少ない 様に思います。
女性の飼い主さんとオス犬、男性の飼い主さんとメス犬 という事です。
簡単に申しますと 「お年頃」の子供は、ニンゲンの息子、娘に限らずワンコも自我の確立の過程で、反抗的になります。 「反抗期」という奴です。
例えば、ニキビ面の反抗期の少年は父親には口やあるいは腕力で抗おうとしますが、母親に対しては、やはり甘える部分があって、父親に対する程は反抗が顕著ではない場合が多い様です。
娘さんも、「同じ女同士」 ということで、母親に対しては「ライバルとして比べる」面があると聞きます。
「私のほうが可愛いし、スタイルもいいしぃ・・・!」 などと思う訳ですね。
どうも、犬も同じような傾向があると思うんです。
勿論、ニンゲンの息子や娘も、ワンコも、反抗期がずーっと続くものではありませんし、「異性の方が相性が良い」 のは一過性のものだと考えます。
それと同時に、これは私の趣味(笑) ですが、愛犬と恋愛関係にあるのが好き なんです。
男性コーチと女性アスリートの恋愛関係みたいなものかも・・・
「好きだから、誉められたくって一生懸命やる・・・」 みたいな!
で・・・ 一方的に私が、そう思っているだけではない様で 精神的に幼いクワンは、そうでも無いのですが、フラウ姐さんの私に対する態度や視線には オンナの情念 のような何かを感じるんです!(爆)
・・・と言う訳で エステルにも、私のことを大好きになってもらうべく日々を過ごしフリスビーの練習はエステルとは全くしませんでした。
フラウやクワンとフリスビーの練習をする間、エステルは杭に繋いで待機してもらいました。
最初は、全く反応せず大人しく杭に繋がれていたエステルですが、私との関係が深まるにつれて、鼻をピーピー鳴らすようになり、いつの間にか 地団太踏むわ、吠えるわ、杭を曲げる程、引っ張って暴れるわ・・・(笑)
そうなってからのエステルの上達は早かったです。
もともと空中を飛んでいる物を咥えるセンスはあった様で(飛んでいる蝶やトンボをキャッチするのは上手でした)、フリスビーを咥えるのも、すぐに上手くなりました。
興味が無かったから、追いかけず、咥えもしなかった訳で、「私だって、できるもん!」 という意欲が出てからの上達は早かったです。
ただ、一見 成功に思える ”恋愛大作戦” ですが、支障も・・・
3人娘の序列がフラットになってしまい(フラウ姐さんは、自分が一番だと思っている様ですが) それぞれが「一番はワタシよ!」 と思っているみたいで・・・
それぞれが、お互いを監視している気がします。
誰か1人だけが撫でられたり、誉められたり、美味しい物を貰ったり、何かを買ってもらったりしないか、アンテナを張り巡らせている感じで・・・(汗)
ですから、先日の様に エステルにだけ新しい首輪を買ってあげたりすると、大騒ぎになる訳です。
体も態度も大きな長老のシャドーが居た頃は、今ほど3人娘が対等に張り合う感じでは無かったのですがねぇ。
でもまあ・・・
中年の、お腹の出っ張ったオジサンを相手に、美女3人が、恋の鞘当を繰り広げてくれるのですから、男冥利に尽きると言えなくもないかも・・・
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私が投じるフリスビーの過半数 (10投したら5回以上) を空中キャッチできる様になるまでに要した日数です。
フラウは、「私が、まともに投げさえすれば」 最初から空中キャッチができました。
なにしろ ”ファーストスロー ファーストキッャチ” で、 初めてフラウにフリスビーを投じた「第1投目」から、彼女はキャッチしてくれましたから・・・
クワンは練習を開始した日は、フリスビーが地面に落ちてから咥えて持ち帰るだけ。
初めて空中でキャッチしたのは練習開始2日目でした。
でも、そこからの進歩は著しく、練習を開始して4日目には、10回投げたら6~7回は空中でキャッチできるまでになりました。
問題は、エステルさん・・・
目の前でフリスビーを投じても、最初は目で追うことすら、しませんでしたから・・・
全くもって、フリスビーには興味がありませんでした。
今でこそ、エステルはフリスビーに意欲満々ですが・・・
フリスビーに興味が無い犬に、いくら練習をさせようとしても、上手くいきません。
馬を川岸に引っ張っていく事はできても、水を飲ませることはできない ・・・ という例えもあります。
まあこれは、どのドッグスポーツでも同じだと思うのですが、「無理矢理」 ではうまくいきません。
飼い主もワンも、共に楽しんでこそのドッグスポーツだと思うのです。
そこで、私は 遠回りをすることにしました。
それも、ものすごい遠回りを・・・
エステルは、我が家に迎え入れた頃(昨年の3月末)は、 エステルの目の前で フラウやクワンを撫でたり誉めたりしても無反応だったのですが、1ヶ月もしないうちに、鼻をピーピー鳴らしてアピールする様になりました。
「私のことも撫でてください!」 という感じでしょうか・・・
そのうち、遠慮がちに フラウやクワンと私の間に、割り込んでくる様になったので 「これはいけるかも!」 と作戦を開始。
その作戦とは、 「私のことを大好きにさせる」 ・・・ 私が他のワンと遊んでいたら、嫉妬の炎をメラメラと燃えさせるほど(笑) 私を好きになってもらうことです。
これは私見で、何の根拠も無いのですが 生後数ヶ月~2歳くらいまでの ”お年頃” のワンちゃんには、異性の飼い主さんの方が、軋轢が少ない 様に思います。
女性の飼い主さんとオス犬、男性の飼い主さんとメス犬 という事です。
簡単に申しますと 「お年頃」の子供は、ニンゲンの息子、娘に限らずワンコも自我の確立の過程で、反抗的になります。 「反抗期」という奴です。
例えば、ニキビ面の反抗期の少年は父親には口やあるいは腕力で抗おうとしますが、母親に対しては、やはり甘える部分があって、父親に対する程は反抗が顕著ではない場合が多い様です。
娘さんも、「同じ女同士」 ということで、母親に対しては「ライバルとして比べる」面があると聞きます。
「私のほうが可愛いし、スタイルもいいしぃ・・・!」 などと思う訳ですね。
どうも、犬も同じような傾向があると思うんです。
勿論、ニンゲンの息子や娘も、ワンコも、反抗期がずーっと続くものではありませんし、「異性の方が相性が良い」 のは一過性のものだと考えます。
それと同時に、これは私の趣味(笑) ですが、愛犬と恋愛関係にあるのが好き なんです。
男性コーチと女性アスリートの恋愛関係みたいなものかも・・・
「好きだから、誉められたくって一生懸命やる・・・」 みたいな!
で・・・ 一方的に私が、そう思っているだけではない様で 精神的に幼いクワンは、そうでも無いのですが、フラウ姐さんの私に対する態度や視線には オンナの情念 のような何かを感じるんです!(爆)
・・・と言う訳で エステルにも、私のことを大好きになってもらうべく日々を過ごしフリスビーの練習はエステルとは全くしませんでした。
フラウやクワンとフリスビーの練習をする間、エステルは杭に繋いで待機してもらいました。
最初は、全く反応せず大人しく杭に繋がれていたエステルですが、私との関係が深まるにつれて、鼻をピーピー鳴らすようになり、いつの間にか 地団太踏むわ、吠えるわ、杭を曲げる程、引っ張って暴れるわ・・・(笑)
そうなってからのエステルの上達は早かったです。
もともと空中を飛んでいる物を咥えるセンスはあった様で(飛んでいる蝶やトンボをキャッチするのは上手でした)、フリスビーを咥えるのも、すぐに上手くなりました。
興味が無かったから、追いかけず、咥えもしなかった訳で、「私だって、できるもん!」 という意欲が出てからの上達は早かったです。
ただ、一見 成功に思える ”恋愛大作戦” ですが、支障も・・・
3人娘の序列がフラットになってしまい(フラウ姐さんは、自分が一番だと思っている様ですが) それぞれが「一番はワタシよ!」 と思っているみたいで・・・
それぞれが、お互いを監視している気がします。
誰か1人だけが撫でられたり、誉められたり、美味しい物を貰ったり、何かを買ってもらったりしないか、アンテナを張り巡らせている感じで・・・(汗)
ですから、先日の様に エステルにだけ新しい首輪を買ってあげたりすると、大騒ぎになる訳です。
体も態度も大きな長老のシャドーが居た頃は、今ほど3人娘が対等に張り合う感じでは無かったのですがねぇ。
でもまあ・・・
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by gundogclub
| 2011-09-02 10:27
| エステル (EP)