ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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同行避難のできる犬に

先週の金曜日に 2011年度の 千葉市動物取扱責任者研修会 に参加しました。
講師は、日本動物福祉協会のY先生でした。
今回の講義のテーマは 「動物福祉を考える ~現状と課題~」 でした。
ブリーダー崩壊現場、保護団体の崩壊現場、飼い主が保健所に持ち込んだ手入れが全くされていない長毛小型犬 等々・・・ 写真を交えながら約3時間の講義でした。


相変わらず、千葉市の動物取扱責任者講習は、ザワザワしています。
講師が講義をしている最中に、隣同士で話し続けていたり、席を立って知人の処に話をしに行く人が居たり・・・
我が家の小学3年の次男でさえ、授業中に立って友達の処に話をしに行ったりはしませんよ!

そして、休憩時間に60歳代とおぼしき二人の男性受講者の会話を小耳にはさみました。
A 「まったくよぉ~ くだらない話を長々とよぉ・・・」
B 「金(講習費)取っているんだから ”こうすれば、もっと儲かる!” とか、為になる話をすればいいのになぁ~」

動物取扱責任者というのは 「動物の愛護及び管理に関する法律」 の中で規定されているものですから、講義の内容は愛護とか管理に関するものになるのは当然で、そもそも 動物取扱責任者の講習会で、商売のノウハウなんか講義したら、その方が問題だと思うのですが・・・(苦笑)

講習会を主催している動物保護指導センターも、 動物取扱責任者が法律で定められた講習を受講するのは義務な訳ですから、態度が悪かったり、大幅に遅刻してくる様な受講者には「研修終了証を交付しない」とか、強権を発動できる立場にある訳ですが、見ていると職員の皆さん 受講者に対して必要以上に低姿勢です。



さて、講師のY先生は 日本動物福祉協会 のメンバーとして、何度も福島を中心として東北地方の被災地に足を運ばれ、実際に保護活動に携わっていらっしゃいます。

講義の中で 「災害が発生した時、飼い主と共に一緒に避難所に行ける様に、日頃から愛犬の練習して欲しい」  というお話がありました。
これは、私も震災直後に日記に書かせて頂いたのですが (愛犬を伴っての避難) やはり、実際に被災地では大きな問題になった様です。


愛犬・愛猫との同行避難が可能な避難所であっても、 人間の避難所と愛玩動物の避難場所は、異なります。
大抵は、人間の避難所の近くに ペット収容エリアを作ったり、あるいはペット収容用プレハブを建てたりします。
そしてペット収容エリアにしろ、収容用プレハブにしろ、その中で放し飼いになっていたり、杭や柱に括り付けられている訳ではなく、 バリケン(ケージ、クレート)に入れて保管  することになります。

もし バリケンに入ることさえ出来なければ・・・
あるいは、飼い主さんの姿が見えなくなると、吠え続けてしまうなら・・・
愛犬を連れて避難場所から退去しなくてはならないケースも起こりえるのです。

「私は、どんな大災害が起ころうが、決して避難所には行かない!」 という飼い主さんは別として 「もしかしたら、避難所にお世話になるかも・・・」 という可能性のある愛犬家の皆さんは、日頃から 「バリケンの中で静かに待機できる」 ・・・ もっと詳しく申しますと 「飼い主の姿が見えなくても、バリケンの中で静かに数時間、待機できる」 という練習を平時から積んでおくことを、お勧めします。
そのような意味でも 優良家庭犬普及協会が主催しているGCT(グッドシチズンテスト)の 「クレートに入って留守番 飼い主を10分間待つ」 というテスト項目は(震災用に作られたものではないにしろ) 実生活でも必要なものであると思います。


「バリケンに入らない(慣れていない)犬」 に関しましては、迷子になった愛犬を保護団体の方が保護して収容する・・・というケースでも重要で、被災地では実際に なかなかバリケンに入らなかったり、バリケンに収容しようとした人を噛んで再度、逃亡してしまった という ”保護担当者泣かせ” の犬たちが多かったそうです。

シャドー、フラウ、クワンが揃ったラストシッョト
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Y先生は もうひとつ 「もう犬を番犬として飼うのはやめて欲しい!」 という事も仰っていました。
福島、宮城、青森 などの被災地では、まだまだパートナーとしてではなく 「番をさせる為に」犬と暮らしている方が多い様で、そのことが被災地の犬たちを保護する上で大きな障害となっている(なった)そうです。

この件に関しても詳しく記載することも考えましたが 少なくとも私の日記を読んでくださっている愛犬家の方々で 「番の為に」犬を飼っている方は、いないと思われますし、「どの様に犬と暮らすのが正しいのか」 という問題は、個人や地域全体の価値観とも関わってくるデリケートな問題です。
ここは、「番犬として飼われている犬が多い地域では、保護収容活動が難しかった」 というY先生からお伺いした話を紹介するに、とどめたいと思います。


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by gundogclub | 2011-08-28 13:36 | MY TALK