ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

訓練するのは可哀想?


ここ数年、一度は保健所や愛護センターの門をくぐった経験を持つ 「元保護犬」 ・・・ 特に保護ガンドッグを譲り受けて共に暮らす方々が、少しずつ増えていることを嬉しく思います。
ただ、これはガンドッグに限らないことですが、良くも悪くも元保護犬を譲り受けた飼い主さんが、 「この犬は、元保護犬だから・・・」 という表現をなさる場合があります。


例えば、「この子は元保護犬だから、命が助かって、こうして我々と暮らしているだけでも幸せなのだ。今まで辛い生活をしてきたのだから、これからは楽しく暮らして欲しい。訓練なんかするのは、可哀想!」 などと保護犬の飼い主さんが仰る場合があります。

一般の飼い主さんが 「訓練=可哀想」 と連想(思い浮かべる)してしまう様な、訓練方法にも問題があったとは思いますが、私は 「訓練とは飼い主さんと愛犬が、共に楽しめる場所や機会を増やす為のもの」 と考えております。
また私のスクールのクラスの一つである 「快適生活クラス」 は、同様の目的で行われております。

保健所の収容情報に掲載されていたエステルの写真
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誘惑があっても座っていられる。 誘惑があっても、落ち着いて待てる。 誘惑があっても呼ばれたら飼い主の足元まで戻れる。 飼い主さんが投げたボールなどを、咥えてきちんと飼い主さんの足元まで戻ることができる・・・などなど。 
海に山に野原に・・・飼い主さんと愛犬が様々な場所で、様々なことを楽しみ、沢山の思い出を作るための「準備」として訓練を行っていると言っても過言ではありません。


訓練を「可哀想」として否定することは結果として、飼い主さんと愛犬(元保護犬に限らず)が共に楽しむ機会を喪失している事と同じだと思うのです。
この子はすぐ吠えるから・・・ この子は興奮して、すぐに走り出すから・・・ この子はリードを外したら戻って来ないから・・・  だから、何処へも連れて行けないワ!・・・
それが、その元保護犬にとって本当に幸せなことでしょうか?
飼い主さんと愛犬が、共に楽しめる場所や機会を増やす為の訓練・・・私はそれを可哀想とは思いません。



また 「この子は保護犬だから訓練なんかしたら可哀想」 ということで、「吠えたり、噛んだり、リードーを引っ張って歩いたり、呼んでも戻ってこなかったりすること」 を放置した場合、近所にお住まいの方々は 「元保護犬で可哀想な子だから、大目に見てあげなきゃ!」と思うでしょうか?
近所の方々が思うのは 「やはり保護犬は・・・ 捨てられた犬なんて、あんなものよね!」 という事ではないでしょうか?



これでは、「憐憫という感情を抜きにして保護犬と暮らす方」が増えないのではないかと私は思います。
「あの子、いい子よね~ 本当に、おりこうさんで・・・ でもあの子、昔は保健所に入っていた捨て犬だったんですって! それが、あんな子になるんだったら、うちも今度はペットシッョプではなく保護団体から犬を貰ってみようかしら!」
そういう、「お手本となる」と言うかその地域にお住まいの方々が一目置く様な元保護犬が増えてこそ、本当の意味で保護犬が認知される のではないかと思っています。



昨年の3月末に、我が家に迎えたイングリッシュポインターのエステル。
迎え入れた当初 エステルは リードをつけて散歩する ということすら苦手でした。
散歩というものを経験した事が無いのでは? ・・・ と思うほどでした。
リードの引張りは強い方だったと思います。
自転車運動も、勿論 できませんでした。
ボールを投げても追いかけることもせず、勿論 フリスビーには全く反応しませんでした。
野原を走らせると 自らの意思で私の処へ戻ることは出来ましたが(この点は当初から優れていました) 笛による呼び戻しは全く出来ませんでした。


それから1年・・・
エステルの散歩は小学3年の次男でも行うことが出来ます。
リードを強く引いて歩くことはありません。
自転車運動も普通に出来ますし(自転車と併走するのはフラウより上手いかも・・・)、ボールのレトリーブ運動も大好きになりました。
フリスビーも、そろそろ JFA(日本フリスビードッグ協会)の、チャレンジクラス(下から2番目のクラスですが空中キャッチをしないとポイントになりません) に出場しようかと思っています。
おそらく、クワンと同様に ”初出場初優勝” も夢ではないのではないかと思っています。
野原を走らせても、元々の戻りの良さに加え、笛による呼び戻しも、完全に習得しました。

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リードを引かずに歩く訓練。
自転車運動の訓練。
ボールのレトリーブ訓練。
フリスビー訓練。
ドッグホイッスルによる呼び戻し訓練。

まあ、私の感覚では「訓練」ではなく、「練習&遊び」 なのですが・・・
この1年間 エステルには様々な訓練(笑)を施してきた訳ですが、その訓練により エステルは日常生活においても、また様々な練習に関しても、出来なかった事が出来る様になり それにより 共に暮らすことも容易になり、且つ運動や遊びのバリエーションも増えました。

訓練をすることは、決して可哀想ではありません!!


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by gundogclub | 2011-07-22 10:17 | MY TALK