次世代の愛犬家
私のスクールには、小さなお子さん (未就学児~小学生) のいるご家庭が、何組かいらっしゃいます。
新たにパピーを迎え、お子さんと共にレッスンに通っている方、迎え入れたワンちゃんがお子さんを噛む とか お子さんに唸って威嚇する などの問題が生じてレッスンに参加している方など、様々です。
お子さんが、いらっしゃるご家庭には、なるべく お子さんと共にレッスンに参加して頂くように、お願いしています。
子供たちにとっては、自分の家の犬だけではなく、様々なタイプの犬と接する良い機会になると思いますし、練習の方法なども見て覚えてもらって、将来 練習に参加した記憶の一片だけでも残って貰えれば・・・と願っています。
グループレッスンに参加している犬たちにも、子供たちがボールを投げたり、履いている靴を脱いで投げたり(笑)、奇声を発しながら走り回っていたりする環境では、普段は出来ていることが、上手くできない場合もあります。
「誰も居ない公園で、飼い主と一対一なら出来るのに」、子供たちがキャーキャー走り回っている場所では出来ないケースも・・・
特に、大人(ご夫婦など)しか居ない環境で暮らしていて、子供の声や動きに慣れていない犬に、この傾向は顕著に現れます。
大人も居て、子供も居て、犬たちが居て・・・
環境に左右されずに飼い主も愛犬も課題の練習ができてこそ、本当の意味で 「出来るようになった!」 と言えるのだと思います。
ありし日のシャドーと、我が家の長男&次男 (2年ほど前の写真)
そして、レッスンに参加しているお子さんたちを見る度に、「愛犬との素敵な思い出を沢山、胸に刻んで欲しい!」 と願っています。
「家に犬が居たけれど、あまり関わらなかった」 とか 「吠えられたり、噛まれたり 嫌な思い出しかない」 とか 「犬が居たけれど、小学校から戻ったら犬が居なくなっていた」 などという思い出ではなく、楽しい珠玉の思い出を沢山、積み上げて欲しいのです。
フリスビー競技会 小学生の部で入賞し、フラウに抱きつく長男 (今から4年ほど前) フラウは迷惑顔・・・(笑)
今から10年後・・・20年後・・・30年後・・・
今、親御さんと共にレッスンに参加しているお子さんたちが成長し、大人になった時、今度は自らの意思で犬と共に暮らすことを選択し、やがて結婚し、自分たちの子供に、犬を愛する心を伝えてくれたら、どんなに素敵なことでしょうか!
次世代の愛犬家・・・そしてその次の世代の愛犬家へ・・・
犬を愛する心、犬と共に暮らす素晴らしさを連綿として継承していってくれることを願っています。
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by gundogclub
| 2011-06-30 11:01
| MY TALK