記念の入賞盾
本日の話題は、フラウの思い出話です。
私がフラウと始めてフリスビー競技会に出場した頃の・・・
読んで頂いても何の参考にもなりませんが、お時間の許す方は最後まで、おつきあいくださいませ。
JFA(日本フリスビードッグ協会) の競技会に参加するようになって5年が経過しました。
その間、フラウとクワンは私に20個以上の入賞盾をプレゼントしてくれました。
当初は、飾戸棚のガラスケースに大切に並べていたのですが、戸棚が一杯になってしまったので、現在は「一部」を除いて、クローゼットに保管してあります。
現在、飾戸棚に陳列してあるのは、昨年以降のクワンの入賞盾と、一番大切な記念の盾です。
その記念の盾は 私がフラウと共に初めてフリスビーの競技会に出場 し、 「初出場で3位入賞」 をはたした時の宝物です。
フラウが1歳を過ぎたある夏の日・・・
会社から帰宅し、夕食後に(この頃は会社員でしたので)、自宅の近くにある広い公園に自転車散歩に行きました。
いつも、その公園で レトリーブ競技の練習をするのが日課でした。
その年の3月、フラウはGRT(ガンドッグ・レトリーブ・トライアル)の競技会に出場し、生後9ヶ月という若さで 「初出場で2位(初級クラス)」 というデビューを飾り、秋の競技会に向けて、それなりに真面目に練習をしていた時期でした。
一通りの練習を終え、家に戻ろうとした時、公園の隅にフリスビーが落ちているのを見つけました。
シャドーと暮らし始めるずーっと前から・・・
例えば学生時代、友人たちやカノジョと公園に行ったり海に遊びに行った時にフリスビーを投げた経験はありました。
でも、私の投げるフリスビーは、真っ直ぐに飛んだためしがなく、本当に悲惨なほど下手くそで・・・
この時も、私が試しに投げたフリスビーは大きく右に曲がりながら飛んでいきました。
その時、フラウがロングリードをつけたまま(GRT練習の時はロングリードを使っていたので)フリスビーを追いかけ、空中でキャッチしたんです。
それまでフラウとフリスビーで遊んだことはありませんでしたから、まさに ”ファーストスロー ファーストキャッチ” でした。
自分が投げたフリスビーを愛犬がキャッチした・・・
あの時の感動は忘れられません!
翌日には犬用のフリスビーを何枚か購入し、憑かれたかの様に練習を始めましたが、なかなか上達せず・・・(涙)
そして やっと、少しは真っ直ぐに飛ぶようになった、その年の9月、フラウと初めてフリスビーの競技会に出場しました。
初心者クラスのビギナー大会(現在は、レトリーブ大会と改名)に出場したのですが、フラウと一緒にフリスビーの競技会に出場できたことが本当に嬉しかったです。
勝ち負けとかポイントとかは全く関係なく、愛犬と一緒に出場できただけで嬉しい ・・・
そんな気持ちでした。
私はその日、いつも以上に下手でした。
同じビギナー大会に出場した方々が、フリスビーを投げるのが上手く 「え~ 初心者のクラスなのに、こんなに上手いの???」 と萎縮してしまい、練習以上に へっぽこなスローになってしまいました。
その、へっぽこな私が投げる右に左に真上に飛んでいくフリスビーをフラウが必死にキャッチしてくれました。
結果、3位/12頭・・・
入賞なんて全く考えていなかったので、入賞のアナウンスを聞いて呆然としたのを覚えています。
霧の中のフラウとフリスビー (ラブラドールMちゃんのママ撮影)
あの日、公園にフリスビーが落ちていなかったら・・・
投げたフリスビーをフラウがキャッチしていなかったら・・・
初参加した競技会でフラウが入賞しなかったら・・・
私は今、クワンともフリスビーをやっていないかもしれません。
フリスビー競技へ導いてくれたフラウに感謝です。
そして、感謝するだけではなく 来年7歳になるフラウは 「シニア大会」 への参加可能年齢に達しますので、再びフラウとコートに立つ日を待ち望んでいます。
そんなに頻繁に出場するつもりはないのですが、やはりクワンだけでなくフラウとも、競技会の雰囲気を味わいたいです。
「愛犬と共に競技会に出る楽しさ、幸せな気持ち」 を教えてくれたフラウと再び・・・
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by gundogclub
| 2011-06-09 19:31
| フラウ (GSP)