ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

呼び戻し練習の意味

昨日を含め、DogSchool I’ll では2011年になってから、呼び戻しの練習会を2回開催しました。
広い野原で呼び戻しの練習をする意義と目的について、例え話を交えながら、ご説明したいと思います。


その例え話ですが 新しいゲームソフトを何個か息子の机の上に置いたまま、夫婦で一泊旅行に行ったとします。
机の上に新しいゲームソフトがあることを発見した息子は、大喜びでおそらく食事も忘れてゲームに没頭するでしょう。
宿題があったとしても、宿題をやらずに 「翌日当校したら担任の先生から叱られることを十分に承知のうえで」、それでも宿題をする時間も惜しんでゲームに没頭するかもしれません。
もしかすると、翌日の朝まで一睡もせずに、ゲームをしているかも・・・
まあ、おそらく学校には、渋々 行くこととは思いますが。


ゲームに没頭するあまり、宿題さえ怠る様な息子にしない為には、様々な方法があります。

一つには、 ゲームを一切、買い与えず ゲームの楽しさを知らない様に育てる ことです。
ゲームの楽しさを友人から教えられないように、友人と遊ぶことも制限をした方が良いかもしれません。

これを犬に置き換えますと、野原で走ったり、魅力的な匂いを追いかけたりしない様に、リードをつけた散歩しかしない、あるいは本能的な部分を弱める訓練をする(鳥の匂いに対する執着を弱める等) 、また野原で他のワンと遊ぶ楽しさを経験させない ・・・ ということです。


もう一つの方法は、息子を置いて旅行などには行かず、監視を怠らない方法です。
ゲームが机の上に置いてあろうが、「宿題をやりなさい!」 と怖い顔で叱り 宿題をやらざるを得ない状態にすることです。
どんなにゲームをやりたくても、親が怖い顔で睨め続けていたら、渋々でも宿題を、やらざるを得ません。
でも、その場合 親が少しの間 目を離したり、出かけたりしたら、宿題をせずにゲームソフトのパッケージを嬉しそうに眺めているかもしれませんね。
親が戻ってきたら、慌てて宿題をやっているフリをしたり・・・
つまり、「叱られるから、怒られるから」 渋々、親の強制に従っている状態な訳です。

これを犬に置き換えますと、「怒られるから○○○○をする」 とか 「叩かれるから××××をしない」 ということですね。
呼び戻しに関して言うならば、「呼ばれているのに戻らないと叱られるから!」という状態です。

私のスクールでは、「呼ばれているのに戻らないから。。。」 ということで、叱ることは決してしません。
「呼ばれて戻ったら誉められた!」 という経験を重ねていきます
犬が失敗の経験を積まないように、また飼い主が不必要に叱らない様に、当初はロングリードを用いて、「呼ばれて戻ると誉められる」 という ”成功の経験” (練習)を積み重ねていきます。
加えて、飼い主さんの声の調子が負の関連付けに繋がらない様に (イライラして怒気を含んだ声で呼んだりしない様に)、呼び戻しは声ではなくドッグホイッスル を使用します。
広い野原では、声での呼び戻しには距離的な限界がありますから、当初から笛を用いた呼び戻しに馴致させていきます。


しかし、私は 「呼ばれたら、飼い主さんの足元まで戻れる」 というレベルでは、不十分だと考えています。
言うなれば、このレベルは 「指示に従っているだけ」 ということです。
勿論、呼ばれて足元まで戻ることは必要ですし、「飼い主さんに誉められるのが嬉しいから戻る」 という気持ちは大切です。
でも、結果として このレベルで終わってしまうのは 「親に宿題やりなさいよ!」 と言われたから素直に従っているのと同じです。

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新しいゲームが机の上にある。
ゲームもやりたいけれど、宿題があったな・・・
まず、宿題を済ませてしまおう!  
明日学校もあるし、そろそろゲームを止めて寝ようかな・・・

「親に叱られるから」 ではなく、自らの意思で きちんと考え 宿題を済ませ、その後でゲームに興じるものの、明日のことも考えて、適当な時間でゲームを止めて就寝できる自主性(考える力)・・・




広い野原には、様々な誘惑があります。
鳥の匂い、鳥の巣、ウサギなどの小動物の匂いや排泄物の匂い、大型哺乳類の匂いや排泄物の匂い・・・
犬たちの表情は、ドッグランなど囲まれた空間を走るときとは全く違う輝きに満ちています。
最新のゲームソフトが山積みになった部屋に子供を放り込んだようなものです。

そんな誘惑に満ちたゲーム部屋(笑)の中にあっても、 第一段階としては 「呼ばれたら足元まで戻れる」ということ、 そして次の段階として ゲームに夢中になりつつ、自らの意思でゲームを中断して宿題をやったり、親から言われなくても決められた時間に就寝ができること・・・つまり、犬が自らの意思で 飼い主さんの歩いている場所を確認し、足元まで戻ったり、飼い主さんと一緒に歩けることが理想 だと思っています。



「飼い主に呼ばれたから」 ではなく、自らの意思で、飼い主さんの足元まで戻ることができる犬であること、 共に野原を歩くことを楽しいと感じることできる犬であること、誘惑物の探索もしつつ常に飼い主さんのことを意識している犬であること・・・

自らの意思で、嬉々として飼い主さんと共に野原を歩める犬への成長を目指して・・・



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by gundogclub | 2011-05-23 18:41 | MY TALK