ガンドッグ(鳥猟犬種)への思いを綴ります
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犬

don’t か can’t か?

2010年12月1日 夕方の4時現在・・・
シャドーは、まだ意識も はっきりとしており時折、四肢を僅かに動かしてします。
もう、水や栄養剤入りの水溶液以外は口にしなくなって6日が経過しました。
立ち上がることもできなくなり、広げた人間用のマットレス(ドッグベッドからマットレスに変えました)に寝かせ、腹部周辺にペットシーツを敷いて(尿が出続けているため)対処しています。
お腹の辺りは、2時間おきに、暖かい蒸しタオルで拭いてあげるのですが、「シャドー!」と声をかけると、尻尾をパタパタと振る時もあり、その様子を見ると目頭が熱くなってしまいます。

先ほど、千葉県の動物愛護推進員であり、千葉県富津市で保護活動をなさっている通称 ”ぶんたさん” がシャドーのお見舞いにいらしてくださいました。


公園でシャドーと。。。 (シャドー3歳の頃)
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先日、インターネットのニュースを見ていましたら ペットフードの団体(記憶が曖昧なのですが) のアンケート調査によると、「飼い主の食べ残し」を犬に与えている人は、回答の15%以下だったとのことです。
この記事を書いた人は、ご自分では犬とは暮らしていない方なのか 「昔は飼い主の残飯を与えるのが普通だったのに、犬用のフードを食べさせてもらっている犬の割合が8割を超えていることは、まさしく今日がペットブームの証といえる」  と結論付けていました。



残飯を与えず犬用のフードを愛犬に与えることがペットブームの証と言えるのか否かは、人それぞれ見解の分かれる処だと思いますが、それにもまして 「犬用フードをあげている」 と答えた8割を超える飼い主さんが愛犬の与えているフードの金額も、また様々なのだと思います。

7kgで1200円のフードを犬に与え、「俺は犬のために、ちゃんと考えている!」 と思う方もいれば、1kg2000円のドライフードを食べさせている方もいれば、「ドライフードなんかではダメだ。ちゃんと手作りのフードでなくては・・・」 と一家言のある方も、いらっしゃるでしょう。
私のお友達にも月に2回、カナダから鹿肉を空輸してもらって食べさせている方も、いらっしゃいます。

鹿肉の飼い主さんとは対照的に、DLC(ドッグライフカウンセラー)の先輩の自宅の近所にお住まいの方は、アメリカから150万で犬を輸入し、犬連れの人と会う度に 「この犬は150万で輸入した」 と自慢するのだそうですが、与えているフードはペットシッョプでは取り扱いがなくホームセンターなどでのみ販売されている安価なフードなのだとか・・・


単純に 「高いフードを食べさせいる飼い主は犬のことを良く考えている飼い主で、安価なフードを与えている飼い主は自覚の無い飼い主だ!」 と言う事は簡単なのですが、実際の処 どうなのでしょうかね?





確かに犬と暮らすには、お金がかかります。
食費はもとより、ペットシーツ、予防関係の医療費、不慮の疾病の際の医療費・・・

「では、月々 どれくらいの金額を犬にかけることが出来たら、犬を飼ってもよいと思いますか・・・?」
この問いを現在、犬と暮らしている方にしたら、その答えには 大きな差異が出るのだはないかと思います。


まあ、犬の大きさにもよりますが 「1頭当り、月5000円」 と答える人もいるかもしれませんし、「月に 30000円は必要!」 と答える人も居るかもしれませんし、「1頭10万円はかける余裕がなきゃ!」 という リッチな方も居るかもしれませんね。

犬のことに限らず、月々必要な教育費とか食費とか車の維持費とか、全て各々の経済状況(収入)によって必要金額は異なる訳です。
各々が異なる中で 「最低金額のライン」 を引くことは難しいですし、意味が無い様に思えます。



例えば、我が家の息子が難病に罹患したとします。
「日本では研究が遅れていて、米国の専門研究機関で治療すれば完治する可能性があります。しかし日本では対処療法しか出来ません。その場合、余命は1年ほどでしょう!」  
もし、そう日本の医師に告げられたとしても、我が家では息子を米国の病院へ空輸して専門治療を受けさせる経済的な余裕は全くありません。

では、その様な経済的な余裕のない家では、子供を作ってはいけないのか・・・?
如何なる不測の事態にも磐石な経済的余裕を持った夫婦しか、子供を作ってはいけないのか・・・?



キャンプ場でお芋掘り (長男、次男とシャドー シャドー4歳)
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何故、この様なことを書いているのか・・・
私は今、瀕死の病床に横たわるシャドーを見つつ、自問自答していることがあるのです。

そもそもシャドーは我が家に来て2ヶ月ほど経過した時点で獣医師から、左後肢の膝蓋骨形成不全であると告げられました。
1歳を過ぎた時に再度、検査を行い 手術を勧められたのですが、手術費用の見積りは100万円を超えていました。
結局、私は手術は断念しました。
シャドーは約6年は、殆ど障害が見受けられず、走ったり泳いだりすることが出来ましたが、6歳半を過ぎた頃から症状が出始め8歳を過ぎた頃(昨年)からは、悪化が顕著になりました。

また、血液検査は一年に一度は行っておりましたが、ガン検査は付帯して貰わなかったことが、腸内の発癌の発見を遅らせる結果になってしまったのではないかと思っています。


医療費を潤沢に使うことが出来れば、関節の手術を施し もっとシャドーに不自由を感じさせずに生活させることが出来たのではないか・・・?
血液検査を半年に一度、行えば もっと癌の発生を早く検知できたのではないか・・・?
癌が発見された後も、もっと高度医療を施す余裕があれば延命が可能になったり、あるいは治癒した可能性もあるのではないか・・・?






そしてそれらの自問自答の中で、導き出された答えは 省みるにシャドーとの暮らしにおいて can't はあってもdon’t はなかった  ということでした。
例えば、経済的に裕福ななかで、それでも愛犬に安価劣悪なフードしか与えない(don’t) のと、限られた生活費の中では、プレミアムフードを食べさせることができない(can’t) のとでは意味が異なるのではないかと・・・

まあ、確かに 「can’t のハードル」 があまりに低い場合は、子供を作ったりあるいは犬と暮らしたりは、しない方が良いのかもしれませんが・・・



秋田 男鹿半島 (シャドー6歳)
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そしてシャドーの場合は、おそらく私が譲り受けなければ9年前に、天国に召されていた可能性が大であったこと (シャドーはブリーダーが売り物にならないから。。。とタダで譲ってくれた子なので) を考えるに、「私が譲り受けなければ、もっと裕福な人に貰われて、より幸せに暮らしているかもしれない!・・・」 とは思えませんし、我が家にとっての可能な限りのことは行ってきた自負はあるのですが。。。


それでも、心のどこかから、自責の声は聞こえてくるのです。


 【追記】

2010年12月1日 午後6時35分
シャドーは天国へ旅立ちました。

生前は多くの方から、励ましのメールを頂戴し、ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。


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by gundogclub | 2010-12-01 16:15 | MY TALK